ニュース金融危機と就職難でSNS人気が上昇中米MySpaceやLinkedInには職を求める人が集まり、トラフィックが急増している。(ロイター)2009年01月19日 08時45分 更新
世界の金融危機は膨大な数の敗者を生みだした。米MySpaceなどのソーシャルネットワーキングサイト(SNS)はこの機に乗じたい考えだ。 MySpace(ルパート・マードック氏率いる国際メディア企業News Corp.の傘下企業)がReutersに語ったところでは、過去1年、特に金融危機が始まって以降、MySpaceの転職サイトはトラフィックが急増したという。 MySpaceのマーケティング・エンターテインメント・コンテンツ担当上級副社長アンジェラ・コーティン氏によると、過去1年でトラフィックは3倍になった。 MySpaceが16日にReutersに提供した統計によると、転職サイトを訪れる21〜34歳のユニークユーザー数は2008年11月に16万人を突破、前年同月の8万3500人から急増した。これほど急増したことはこれまでなかったとコーティン氏は言う。 ユーザー当たりの平均利用時間は前年の1分から11月には7分に増えた。 その魅力は、同病相哀れむということわざに尽きるようだ。職探しは求人情報をくまなく見ることと同時に、人間関係が頼りになることも多い。そしてMySpaceやLinkedInのようなサイトはその両方を提供してくれる。 MySpaceだけではない。ビジネスネットワーキングサイトのLinkedInも昨年、見つけにくくなる一方の仕事のコネをユーザーが求める中、会員数が2008年初頭の1800万人から3100万人へと増加した。 未公開企業のLinkedInは、昨秋の登録者数は予想を25%上回ったと述べている。 関連記事
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