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インフル集団感染の病院、都が立ち入り調査

2009年1月19日11時58分

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写真インフルエンザの集団感染が発生した鶴川サナトリウム病院に立ち入り調査に入る東京都の職員ら=19日午前11時37分、東京都町田市、越田省吾撮影

 東京都町田市の鶴川サナトリウム病院でインフルエンザの集団感染が発生した問題で、都は19日、医療法や感染症法に基づく同病院への立ち入り調査を始めた。病院がとった感染拡大の防止策や感染が広がった経路を調べる。

 都は感染患者が増え続けた原因を調べるため、都職員約10人が立ち入り、職員の病棟間の移動や面会者の受け入れなどと発症状況の関連を調べる疫学調査を実施する。都は13、14の両日に実地調査をした際、院内の加湿が不十分だったことや、発症者がいない病棟でマスク不着用の職員がいたことを確認した。

 都によると、同病院では3〜18日に7病棟の入院患者82人、職員24人の計106人がインフルエンザを発症。肺炎を伴った100歳、85歳、77歳の女性入院患者3人が死亡し、患者1人が一時重症となった。

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