2008年10月29日

平日の休日のこと。

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最高のお天気の中、お菓子を焼き上げて発送してから愛するアレーズへ。
 
 お2人が預かっていらっしゃるライさんもいて更に幸せな空間になっていました。 黒い犬ってどこを見ているのか分からないのがまたラブリー。

 ひさーしぶり(半年か)に髪の色が統一されて大満足!

 私は旅行や行動に、心とお金を使いたい派だから買い物や「美」に対する興味がなかったけれど、そろそろしっかり心を向けなければ、とこっそり決意。と、いつもここで思う事をまた。

 様々なエステやネイルサロン、輝くデパートの化粧品コーナーも、私には遠いまばゆい夢の世界。

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 遅ればせながらアキと「SATC」鑑賞に。
 初めて行ったヒルズのおしゃれな映画館。宇宙っぽい。

 さすが、女性向けの映画、そしてレディースデーだったので女性だらけの映画館で、その場にいる女性みんなで「うんうんうんうん」とうなずいてしまうような完全に女性目線の素敵な映画。(男性とは見たくない)

 「この映画見ると元気でるから由紀一緒に見よう!!」

 って自分は3回目なのに誘ってくれたアキの優しさに心底救われたんだよ。

 人の数え切れないほどの嘘や裏切りに疲労しきっていたけれど、大好きな人と時間を過ごすたびに気づくこと。100の光がそばにあるのに、たった一つの闇に足をすくわれそうになっていたなあ。
 
☆☆☆

 さとなおさんが雑誌OGGIに連載中のコラムに、「君の事かいたよ。」って教えてくださっていたので、本屋さんへ。そしてふと横の雑誌を開いたら、そこにも私の大好きな女性が。隣のananにも。本当に嬉しいなあと本屋でホクホク。

 OGGIをつれて帰ったら大喜びの両親。
 いつだって私がほんの少し雑誌や新聞に載るたびに大喜びしてくれる家族を見ていると、地位や名声には何の興味もないけれど、私のやってきた事、感謝のきもちをきちんとした形でこの世に残そうって思う。

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 自由が丘のトラットリアCIBO。

 どれもこれも美味しかったけれど、大好きな「花ズッキーニのフリット」に久しぶりに出会えて大大大満足!!トイレも可愛い素敵なお店でした。  
Posted by yagihana at 11:10

2008年10月28日

花咲く日々のこと。

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 大学時代の大好きな先輩お2人がいらした日。
 修さんとさえこさん。

 微妙な距離感を保ちつつ(ニヤニヤと)あったかく見守りあう2人をゆきおも遠くから(ニヤニヤ)見つめるのでした。

 私が1年生の時の2年生と4年生。しかも部長と副部長だ。
 はるかかなた上の存在だったお二人が、10年近くたってこうしてお菓子を定期的にならいに来て下さる様になるなんて。

 長い間ショートカットで「そこの少年!」と呼ばれていたあの頃の私に今の姿を見せてあげたい。

 宝物は未来のどこかにではなくて過去の中に、私の手の中にちゃんとあるよね。
 これからは、時期がきたらそれに気づく日々と再会の日々が待ってるのだなあ。わくわく。

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 お菓子を作り終えて、「じゃあよかったら少し休んでくださいね。」

 とお伝えしたけれど、気づいたら居間でめっちゃリラックスしていた人は初めてでした。ふふふ。幸せな午後の事。

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 さえこさんが連れてきて下さった花束と、あきが連れてきてくれたお花達。
 みんな秋色で素敵だな。

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 そして大好きななみさんからもまたまたお花が・・。

「ハロウィンに向けて・・」と可愛いオレンジビタミンカラーのアレンジメント。
 嬉しいよぉぉぉ。こめられた優しいきもちに包まれる夜のこと。  
Posted by yagihana at 10:03

2008年10月26日

祐子バンザイの会。

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今夜は遅くなったけれど祐子誕生、バンザイ!!!の会。
 どこを向いても笑顔のうっとり美女たち。。の幸せな空間。
 
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 恵比寿の小さなネパール料理「ソルティモード」へ。
 不思議に心落ち着く素敵なお店でした。店主もいい人!

 というわけでなぜか皆そろって初ネパール料理。
 全てがスパイシーでまろやかで茶色くて。

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 小さなお店の端っこにちょうどよく埋まる私たち。

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 祐子が一人いると、その場全体が独特の祐子ワールドに。
 人をひきつけ、巻き込むパワフルな優しさよ。
 
 本人は全く勝負していないけれど、この女性に勝てる人はいないだろう。
 人と勝負しない人ほど強い気がする。

 そして朝から結婚式、2次会の幹事、そして明日は朝4時起きで出張!
 というハードスケジュールのふみちゃんも顔だけ出しに飛んできてくれました。
 嬉しいよーー!お疲れ様ふみちゃん。

 持込させていただいたバラのケーキと合唱とプレゼントでお祝いしてから今日の新幹線で地元に帰る祐子をお見送り。しみじみと優しい夜でした。

☆☆☆

 今日はその前の優しい時間にも本当に心救われたんだよ。
 本当にありがとうね。

 人を落とすより、自分が上がりたい。
 上がっていく先には私の尊敬する方たち。心をそっちに集中。
  
Posted by yagihana at 08:17

2008年10月25日

バラケーキ。

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 いつでもちんまり、そこにいてくれる幸せ。

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 祐子のお誕生日ケーキのイメージ。
 リンゴは皮と煮るとうっすらピンクに。中にはとろけるレアチーズ。

 人の心の闇を見た日。ショックも悲しいも通り越して呆然となる。
 深い闇に出会うたびに、今まで闇だと思っていた部分はまだ光だった事を知るよ。  
Posted by yagihana at 12:14

2008年10月24日

あたたかな一日。一目ぼれ。

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 朝、祐子に以前頂いた素敵な花器に庭のお花を生けて今日の準備。

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 お菓子教室・・のつもりがみかさんとご一緒すると本や漫画の交換会になります。
 芸能情報、ドラマ情報も、ここで一気に身につけて私もパワーアップ!
 さあみんななんでも聞いてね!

 底抜けのハッピーオーラが出ているみかさん。そこにいるだけで周りを照らすよ。

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 お菓子も焼きました。(当たり前)

 いちじくのタルトとレモンケイク。18センチに5人のいちじくがぎゅうぎゅうに並んでる。どうせ家で作るならけちらずに!と思うけれど、1人か2人でも豪華に見える方法もこっそり耳打ち。

 お菓子にだってオンとオフがあるよ。
 だから「ここぞという時にここで一工夫!」とか「手をすこし抜きたい時はここで一抜き!」をお伝えするようにしてる。力の入れ時抜き時はきっと、どんな事でも大事だよね。

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 午後ははるばる新幹線でやってきてくれた祐子とアキ。

 大騒ぎだったレッスン。。粉をふるうだけでも大盛り上がり。
 栗を裏ごすにも爆笑しすぎて、たびたび中断・・
 もう言葉ではあらわせぬ事態になっていました。ふふふ。。楽しかったなあ。

 私も一緒にはしゃぎたかったけれど、レッスンの時だけは心を鬼にして、「はい!次!」としきっていきます。

 友達が来てくれる時が私は1番緊張するよ。これはもう昔からずっと変わらず。
 素敵な花束もたくさんのあたたかいお土産も、何より2人の優しい気持ちを本当にありがとうね。

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 2人との時間にすっかり癒されてから、急いでタヒチアンへ。車でワープ!

 今日はキョウコ先生もいらして、そのオーラと踊りのド迫力に心わしづかみで自分が踊るのも忘れて、口もぽかんと開いてただただ見つめてしまう。一目ぼれってこういう気持ちだった。

 レッスンが終わってからも、ひろかと別れがたくまた教室の前のコンビニの前で1時間近く立ち話。この時間のためのタヒチアンだなあ。生き返っちゃうよ。

 帰宅してから電話をくれた友達に、「あれは女性でも惚れるからあなたは絶対に惚れる!間違いない!!」と力説するも、「はいはい。」と流されるのであった。キー!(なんか悔しい)  
Posted by yagihana at 09:03

2008年10月23日

ほろよいデズニー。

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 のへさんの結婚式で当たったチケットがあったので、「お酒でも飲みに行こうか」ってひさーしぶりにデズニーシーへ!

 ランドはハロウィンで盛り上がってるし、天気予報は雨だし、ガラガラシー。

 まずはミラコスタのレストランで朝食を食べ、朝からワイン。
 へへ。ほろ酔いで遊園地、は大人になってよかったなあってしみじみ思う事の一つだよ。

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 デズニーの、細部に至る工夫や妥協のなさを見るのが好きで、乗り物やキャラクターよりは、色々な建物や植物を見に行っているよ。
 
 特にシーの植物へのこだわり。
 誰も入っていかないような路地にぐんぐん入っていって、きょろきょろしています。こんな食虫植物もいる。シーの植物案内ツアーもあるという事で、ぜひ天気のいい日に参加したいな。

 散々乗って、食べて、のんびりして。
 できたばかりのデズニーランドホテルを見学に。

 今作るという事はどんなに素晴らしいのだろう!!!と期待に鼻の穴を膨らませて行ってみたら、ただの大型ホテルでした。他の、どこにでもあるような。

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 帰宅したら、祐子から「お教室再開おめでとう!!」と贈り物が。

 先日何気なく言ってた「マリメッコの赤が元気でて好き」って言葉を覚えていてくれたんだなあって優しい記憶力を本当にありがとう。

 何年前に、私が言った言葉も、した事も、

「由紀があの時こういってくれたからね」
「由紀があの時こうしてくれたからね」

 っていつまでも細やかに覚えて感謝に変えて伝え続けてくれる祐子だけど、自分がその何倍も相手にしてあげている事はきっと覚えていないんだろうな。でも私たちはみんな、ずっと覚えているから大丈夫。  
Posted by yagihana at 07:38

2008年10月21日

ゆきお目線。

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 お久しぶりにお会いした幸子さん。

 再会が嬉しくて嬉しくて、お会いした瞬間から話し続けて、お菓子も気づいたら焼きあがっていました。

 いい人顔のパンプキンパイとゴマのロミアス。

 美味しいものが好きで、旅が好きで、(でも特にこだわりはなくて)、それだけでいつまででもお話できるのだけど、心が自由だからどんな事でも一緒にできたら楽しいだろうなあってわかるよ。

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 たまきさんともお久しぶりにご一緒できて嬉しかったです。
 相変わらず爽やかで、髪も短く、茶色くなられていたので、ますます頭が小さく丸く見えて、お会いした瞬間に、

「栗みたいですね!」

 と言ってしまったゆきおだ。(失礼だなあ)栗の事ばかり考えている今日この頃。

 ガトーバスク・オ・マロンとかぼちゃのマドレーヌ。
 お互いに地味な焼き菓子が大好きなので、

「どの角度から見ても地味ですね!!」と喜び合うのでした。大満足!
 
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「きっと誰よりも早いお誕生日プレゼントです!おめでとうございます!」

 と、本当に誰よりも早く祝ってくださったたまきさんからの贈り物はCDでした。

 音楽や本はその時の状況によって響くものが違うから贈るのが難しいよね。
 だからこそ、すごく嬉しくて、今まで頂いた音楽は全部大事に覚えているよ。

 初めて聞いた、ばばとしひでさんの「スタートライン」。その中で

「くじけそうな時こそ遠くを見るんだよ」

 って歌詞があって、ああ、ずっと私が考えている事だって思う。お菓子も人間関係も、できたら長く続けたいから私は遠くを見るようにしてる。
 
 車の運転と同じ。
 近くの障害物を見ていたら前には進みにくいけれど遠くを見つめていればすーーって走っていける、そんな目線を身につけてからの方がずっと生きやすくなった。

 目先の損得や、その瞬間の感情に身を任せて大事な何かを失わないでいられますように。

 最近ものすごく落ち込んでいた時に聞いていた、アンジェラアキさんの「手紙」と並んで、大事な曲が増えました。  
Posted by yagihana at 21:29

2008年10月19日

やさしいことば。

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 愛理と康平夫婦のバザーへ。
 夫婦2人でバザー、この2人ならできるし人もいっぱい集まる。

 その辺に置いてある椅子やプリンタや、使い古して錆びてるグッチのアクセサリーまで売りものとして出してる・・。

 なかには今日来た人の結婚式の引き出物やクリスマスプレゼントも堂々と並んでいて、色々な場所で「ああ!これは俺があげた・・」の悲しいため息も。ふふ。そんなところも大好きさ。

 ゆきおはおーつの彼女のふみちゃんと共に参戦!!

 が、どう目を凝らしても欲しいものがなく(ごめんよ)、なぜか並んでいた3枚のパンツ(新品)をふみちゃんと愛理と私でおそろいにと頂くのでした。

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 というわけで、何も買わないくせに2人が朝から握ってくれた超絶品おにぎりを食べ、美味しいお味噌汁を飲み、おせんべいをバリバリ食べながら、次々にやってくる2人の友達を家の主のようにお迎えするのでした。

 やけにくつろいでる私達を

「あの人たちは家族なので」って他の友達に紹介している愛理の言葉を聞いて、本当に家族だなあって思う。

 なかなか集まれなくなったけれど、長い時間かけて家族と思えるほどの信頼と思い出をいっぱい抱えているこの存在が私には本当に大切で。みんな本当にありがとう。

 あったかいきもちとパンツ一枚抱えて、夕方の東京タワーを見ながら解散。

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 目黒通りにあるインドネシア料理、「チャベ」。
 今度バリに行くから、心の矛先がいつもインドネシアへ。

 料理もやさしいやさしい味だったのだけど。
 水をこぼしてしまった私に、恐縮する私に、

「僕もよくやるんですよ」

 って本当にさりげなく言いながら片付けてくださった店員さんの言葉。
 あの言葉は本当に優しいよねって、話す。

 自分に明らかに落ち度がある時に、やさしくされた時の言葉や対応って、ずっと忘れられないよ。このささやかな、でも確かな気持ちはずっと忘れないでいようと心にメモ。  
Posted by yagihana at 08:12

2008年10月18日

今日この頃。

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 うちの姫が、糠漬けを必死になめている間。(紅白だ)

しばらくブログから遠ざかっていたけれど、毎日レッスンや打ち合わせをしつつ、大好きな人たちと時間を過ごしていました。

 本当に悲しい出来事があって、日記を書こうとしてもついそれを書いてすっきりしたくなって。ようやくそこから目を離して書けるようになるまでの時間でした。

 ここに書いてある事は確かに事実だけど私が選んで切り取った事実だから、書いていない事の方に大事な事が、書かないと決めた事に私の意志があるよ。たまにブログに書いてあることで「こういう人だから」って判断されているのを聞くと、すこし悲しいから。

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 癒しのふみちゃんスマイル。
 かぼちゃのスフレとかぼちゃのロミアスを。

 そして以前一緒に作ったレシピをたくさん連れてきたので補習授業。
 受験生のように真剣!

 そして素敵な小野さん・みきさんコンビも来て下さいました。
 限られた時間ギリギリにケーキ3台焼き上げて、こんな写真しか残っていませんでした。
 
 2人でつぶやきあう言葉が最高に面白くていつもこっそり耳をすましてる。へへ。

 この日、出産前最後だったはずのみきさん、あまりにゆっくりお話しする時間がなくて淋しいなあって背中を見つめていたら、

「産む前にもう一度だけ!」と直後にご連絡があって泣きそうになる。

 たくさんの人に出会い続ける事よりも、出会えた人が運命なのだから人間らしく付き合いたいなあと願うから、そういう関係を結べたら最高に嬉しい。

 私の商売道具はお菓子というよりも私自身だと思うから、プロになりたいってひたすらにおもう。自分の目と口と足と心で、視野を広げて、偏見を減らして、そして何よりも体調と心調を整える事。私はそれを一生続けたい。

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 モンブランレッスンも続いています。

 お久しぶりの加藤さん、片手モンブラン絞りは生まれて初めて見ました。ふふふ。
 人の数だけやり方(生き方)があっていいなあって思うんだよ。

 この日、何気なく加藤さんが伝えてくれた私のお菓子への気持ちに私はものすごく救われて、作っていていいんだなあって心底思えた。本当にどうもありがとうございました。

 そしてプリザーブドフラワーのお教室をされている智子さん。
 お花の先生をされている方って、本人もお花の様な方が多いなあってずっと思っていたけれど、智子さんの美しさ、可憐さには毎度ドキドキのゆきおやじだ。

 お迎えに伺った時に、この素敵なプリザーブドフラワーをちんまりと両手で抱えて立っていらした姿が忘れられないよ。

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 大学の大好きな友人たちも絞りにやってきた。
 陽子・ひろこ、ありがとうー!!本当に素敵な女子ズ。

 私の生きる環境にしみじみ感謝しているよ。

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 前から見てると普通。
 裏舞台では、相当踏ん張ってます。
 そしてなぜか反るヒロコ。

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 お菓子界の大御所から譲り受けたお気に入りのマドレーヌ型。
 かぼちゃのマドレーヌにのみ使用してます。

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 母の快気祝いで親戚が集まりました。




 
 「むくの実亭」。うっそうとした竹林の中にあるレストラン。 
 「治ったら親戚の快気祝いにむくの実亭行きましょうね」なんて、言っていた頃を思い出すよ。

 時はちゃんと流れてる。
 そして父の、母に対する無限の優しさに内心感動し続けてる今日この頃だ。

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 小さき者たちも再会。

 すれ違い気味の2人だけど、みっちーがはなさんに大きなリンゴを渡したことで2人の仲は急接近したのでした。

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 フラ仲間のなおちゃんとも念願のデート。
 
 愛理と通っていたフラダンスの教室は人数が多かったので新しく友達を作るような雰囲気ではなかったのだけど、

「あの子可愛い!そしてあの色気は私たちには全く見当たらないね・・」

 と毎回2人で興奮していたなおちゃん。だから、

「愛理ちゃんとゆきおちゃんには最初から注目していたのよ。」と言われて、仲良くなって、なんと嬉しかったことか。

 可愛くて率直で冷静な意見に、とても励まされた日。
 冷静な人の公平な考え方が1番響くよ。想う気持ちは熱くても、私もそうありたいな。

☆☆☆

 そして毎週タヒチアンダンスの後にはヒロカとのんびり、この時間が至福だよ。
 じゃらんを広げて楽しい計画を練る。ふふふ。大学時代と同じだね。

「独身女、三十路を前にして、その生き方。選び方。」をテーマに語り合ってます。

 私たちはかなり似た部類の人種なので突飛な意見は飛び出ず、うむうむと頷きあうのでした。

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 青葉台にある大好きなイタリアンのナポリピザ。
 この日は直後に「イキガミ」を見に行くためにファーストフードのごとく食べて飛び出す。

 「おくりびと」「イキガミ」「容疑者Xの献身」と立て続けに見にいったけれど、「イキガミ」がダントツでよかったなあ。主題歌も含め。

 そして自由が丘の「海山」の鉄板焼きも。

 「由紀にえびを!!」キャンペーンが続いているらしい友達がいつもエビの美味しいお店を考えてくれたり、私のお皿にエビが山積みになったりしているのを見て、

「ああ私はエビが好きなのかな」と気づきました。

 こういう事ってよくあるけれど、だとしたら私もちゃんと気づいて、伝えていられているのかな。自分が好きな事を自分だけが気づいていない事、それを近くの人に教えてもらえる事は相当幸せな事の一つだもの。

☆☆☆

 ものすごく嫌な事があったけれどあまりに嫌だったからジャンプ台となって次に進めた1週間。

 ピンチはチャンス、はいつも後から実感する確かな事実だと、今まで生きてきた経験で思えるから、ピンチはチャンスに変えようってますます思える。

 だからこそふみきれたことが。胸いっぱい。
 いつでも連絡をとるのは簡単なこの時代に、会う事はとても簡単でも、私は時期を見極めたいなあって思ってる。それだけ大切に想ってる。

 目の前にいる誰かも、誰かがずっと会いたいと想い続けている人かもしれないなあって想うと、人にもっと優しくなれる気がするよ。  
Posted by yagihana at 13:39

2008年10月08日

秋の休日。

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秋、色々な美味しさが旬だけどハロウィンまでは私の気持ちはかぼちゃ。
 
 かぼちゃのケイクはいいとして、かぼちゃの形でゴマのロミアスを焼いてみたら、つい顔もつけたくなって。少し(少し?)くどい感じ。

 クッキーを伸ばすときはいつもクッキーの気もちを考えてる。
 自分がクッキーならどんな風に伸ばされたいのか想像してる。
 ずっと前からしている大事なこと。

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 母のチャイナペイントのお稽古用のデザート用和栗モンブラン。

「もっと大きく!もっとたくさんがいいわ!」

 のいつものセリフを聞きながらウネウネ絞る。
 (それでも「足りるかしら・・たくさん食べたいのよ・・」と必ず不安な母。)

 家の前にずらーーっと立派な車が並び、母の仲間が9人も集って、母も久しぶりに皆さんに再会して、本当に楽しそうであたたかい空気が1階から伝わってきて、嬉しいよ。2階の私も感無量。

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 今夜はいざ、秋の「樋口」へ。
 季節ごとに訪れている大事な大事なお店。
  
 今日も樋口さんの丁寧なお仕事を頂いて、自分自身にも丁寧な気もちになって。
 〆の栗ご飯と絶品のお蕎麦まで、大大大満足!

 少し高くなったけれど、というかやっぱりまだまだ私には贅沢なお店だけどそんなお店が1軒くらいあってもいいんじゃないかな、という存在。また1月末に予約をして、その日を楽しみに、お土産に頂いた栗ご飯のおにぎりをプラプラ揺らしながら帰るのでした。   
Posted by yagihana at 20:25

2008年10月07日

みきさんとはなさん。

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 フランスに行く直前、お会いしたみきさんから伺った衝撃の告白、

「子供ができました。」

 に驚きと喜びで動揺しまくってオロオロと挙動不審でレッスンをしてしまったその日から。あっという間に月日が流れて、今日。

 大きくなったおなかを抱えてまたはるばる会いにきてくださったみきさんの姿を台所から見つめてじーん・・。

 今やフランスでの日々はいい夢をみていたような気もち。

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 今日はりんごのタタン風ケイクと、新ショウガのケイク、ゴマのビスケ。

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 はなさんも途中から登場。ちんまり。
 人見知りはなさんだけど、みきさんには最初から心全開だよ。
 わかるなあ、はなさんの気もち。顔も性格も私とはなさんは似てる。

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 久しぶりのみきさんスマイル。本当に嬉しかったです。
 産まれたらしばらく来れないから、と大きなおなかを抱えて「また来週!!」と言ってはるばるまた帰っていかれるパワフルなみきさん。

 私から見て、ものすごく大変な事を全く大変ぶる事無くいつも教えてくださるよ。

 どんな事でもその人の見せ方次第だと思うけれど、私はこんな風に自分を大きく見せない方の、言葉の後ろに広がっているものを想像してすごいなあって思うのが好き。

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 久しぶりに家でゆっくり食事。
 母と頂き物のヒラメを焼いて、旬の野菜を大量に蒸して頂く。

 闘病していた母が明日からついに我が家でのおけいこを再開するので私まで緊張の夜。

 「はなこさーん!」とよびかけたら「はい!」

 とはなさんが手を上げるように、必死にはなさんに教え続けている母。
 私がフランスに行く前からずっと続いているけれど、全く進歩なく。

 今夜も夜遅くまで「はなこさーん!」と叫ぶ母の声が続くのでした。  
Posted by yagihana at 18:38

2008年10月06日

心を大きく放つひと。

 出会えただけで、そして友人としてずっとつながっていてくれるという事実だけで、今までの自分でよかったんだなあって過去の自分さえも肯定できちゃうような、今の私が心強くて仕方ないような、そんな存在がいます。

 その中でも尊敬してやまない先輩2人とお会いした贅沢な月曜日。

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大好きな由紀さんと。今日はスイートポテトのアントルメとカボチャのマドレーヌ。

 レッスンというよりも、由紀さんのきれいでやさしい、無駄のないケーキ作りを見せて頂いてる。

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「超ハイテンションでごめんなさい!!」とやってきてくださった朝からずっと笑い続ける朝。初めてメールをくださった日、

「お笑い担当の由紀です。」

 って書かれていたけれど、由紀さんの笑いはどこまでも優しくておおらかで大好き。

 もう十分すぎるほどお菓子の勉強をされ続けてきて、たくさんの生徒さんに愛されて、ケーキ屋さんも大人気で、それでもこうしてはるばる学びにきてくださって惜しみないきもちをくださる。

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 賞状?
 と思った筒にはあふれんばかりの愛あふれまくりのお手紙が。
 額にいれて心のど真ん中に飾っておこうと思う。

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 お洒落で素敵なのに、ちゃんと笑えるポイントが練りこまれている由紀さん・・。
 普通とか私にはよく分からないのだけど、母がしみじみと、

「普通、自分がお菓子の仕事や教室をしていたら、自分より経験も少ない若造の事を大絶賛したり、自分のところに通ってきてくれている方達にもオススメしたりできないわよ。」

 って言っていて、だからこそ由紀さんのすごさが染み入るよ。

 自分の持っているものを守ろう、とぎゅっと手をとざすのではなくて、広く開いた手で由紀さんは本当は何も失っていなくてたくさんの大事なものをつかんでる。

 そういう人に出会うたびに、私も開いていようって改めて思うのだ。

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 夜は、私の1番年上の友達、さとなおさんと、夢というイタリアのワインと。

 人から見たら不思議な組み合わせかもしれないけれど、私は本当にあつく友情を想っているし、想ってくださっているのも知ってる。そしてそれは20年の差を保ちつつ、この先の人生でも続くと確信できる幸せよ。

 常に対等にいさせてくださるのがすごいなあと思いつつ(それって上の人次第だ)、人生経験が少ない私にアドバイスをくれつつ、「君は大丈夫だよ」って毎度毎度励まされ、でも時に「かわいいな・・」と思っちゃう。(秘密)

 偏見を持たず、新しいものや違う意見にも心を傾けて。
 ああここにも、たくさん宝を持っているはずなのにいつも両手を大きく広げている豊かな人が、と思う。

  同世代の人に比べて新しい出会いはものすごく少なくて、友達も少ない私だけど数でもなければ出会いの多さでもないなあと最近実感。今持っている世界を、そこから少しずつ広がる景色をとことん大切にできたらいいな。
  
Posted by yagihana at 07:34

2008年10月05日

相談記念日。

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 本当の気もちほど、うまく言葉にできない。
 言葉にしたらもっと本当になっちゃいそうで怖かったの。

 今日、初めて言葉にしてみたらいきなり楽になりました。
 話す=離す、だもんね。開放された気もち。

 晴れた日曜日の昼、久しぶりに会う大事な友達と目黒川沿いのお蕎麦屋さん、「東京土山人」へ。素敵なつくりのお蕎麦屋さん。

 たっぷりのダシに入った薄味の出し巻き卵とか、関西の巻き寿司とか、お蕎麦がきても、たわいのない話をしていて、ようやく本題に。

 そんな今日は相談記念日。
 いい事ばかり聞いたわけじゃないけれどすがすがしいよー。それもこれも「ゆきおの友達として本気で考えて答えるよ」って向き合ってくれた人のおかげです。ありがとうね。

 
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 大好きなみのさんのお誕生日ケーキを作ってお届けしに。
 ほっこり和栗のモンブラン。柔らかいみのさんのイメージ。

 待ち合わせ場所に伺ったら、何度もお話を伺ったり、結婚式のお菓子も一緒に作らせていただいた旦那様もいらしてすごーーく嬉しい。

 穏やかで柔らかいその空気に触れて、ああみのさん安心した気もちで毎日過ごされているんだろうなあって分かって、しみじみ幸せだ。

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 母からの頼まれ物。

 こんなにシンプルでいいのかな、と思いつつ並んだらなんだかいい感じ。  
Posted by yagihana at 09:46

2008年10月04日

ウキウキ土曜日。

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 今日はラブリー愛ちゃんとお友達の尚子ちゃん。
 (私の知る限り愛ちゃんという女性はみんな本当にラブリーで賢くて優しい。)

 2人が可愛くって仕方ないウキウキゆきおやじの1日でした。
 モンブランとカボチャのケイクを作る。

 素敵な女性の周りにはやっぱり素敵な女性。
 魅力的な人の周りには、いいものも悪いものも集まりがちだけど、やっぱりそういう人はちゃんと人を、環境を選んでいける強さがあってこその素敵さだなあとしみじみ。

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 夜、久しぶりに中目黒のバランチェッタへ。

 私をとってくれているのかと思いきや影をとってくれていました。
「なんかこれデコが妙に膨らんでいるけど、由紀は大丈夫だから。」

 と言われて、突然不安に。誰か住んでる?マイデコ。
 優しい気もちをいっぱいいただいた夜。おなかもいっぱい。ありがとう。

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 なみさんから届いた、今年きっと最後のひまわり達。
 こぶりでプリプリで超可愛い。
 今年もたくさんのひまわりに出会えたなあ。

 なみさん、本当にありがとう。幸せです。  
Posted by yagihana at 07:42

2008年10月03日

ミーハーフライデー。

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今日はミーハー魂炸裂の楽しい一日。

 午前中はみかさんの愛する嵐トーク。
 午後はまりもさんの愛する台湾ドラマトーク。

 ゆきおはミーハーな話もくだらない話も大好き。
 人が、誰かや何かを強烈に好きな話を聞くのが好き。そこに興味しんしんまる。

 好きなものを語る人の楽しそうなパワーを全身に浴びて、元気いっぱいいただきました。みかさんのスコーンと突き抜けた明るさが大好きです。

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 モンブランは和栗のモンブランと洋栗のモンブランを作って味比べ。
 全然違って、どちらもいいなあって思ってる。

 絞る時、

「遅すぎずー早すぎずー足を止めることなく山の頂上へ!」

 と囁いています。
 これって人生にもいえるかもしれない。(し、言えないかもしれない)

 
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 午後、はじめましての章子さん。

「同じ大学の後輩です。」とおっしゃっていたので、サークルをお聞きしたらなんとふみちゃんと同じと判明。

「ふみこさんはサークルのマドンナでした。」と伺って嬉しく納得。
 私のマドンナでもあるのよ。(対抗心)

 初めてお会いしたとは思えないほどリラックスしきって笑って笑って過ごせたのは章子さんのお人柄だからだなあ。はるばる、本当にどうもありがとう。

☆☆☆

 夜、そごうの富沢商店に寄ってからタヒチアンへ。
 セクシーダンサーへの道はまだまだ遠い。

 1時間の間にひろかと近況報告をしあって、励ましあったり笑い合う。
 それだけで私はなんだか本当に楽になって、満たされて帰るフライデーナイトだ。
 体力的にギリギリだけどタヒチアンはじめて本当によかったな。


 疲れてバタンキューと寝ていたら、深夜の電話。
 この夜に話してくれた話を、私は一生忘れないだろう。

 その誠実さを、私達の関係の深さを、ただただ有難くてやっぱり素晴らしい人だなあって思う。

 タイミングをはずす事に関してはプロのゆきおだけど、こうして外しまくっているタイミングの全てが、いつかぴったり合う為のタイミングの良さだったなって後から思えると信じているよ。この時のための今までだったんだって思いたい。
   
Posted by yagihana at 17:54

2008年10月02日

祐子誕生!

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 最高の祐子日和の今日は祐子の誕生日!!

 10月2日、どんな形でもお祝いできるように心を身構えて、祐子の地元に伺おう!と鼻息荒く計画していたら東京に会いに来てくれました。

 朝一の新幹線にのってやってきたバースデーガールを新横浜でお出迎えして海へ。
 青い空が似合う笑顔だ。

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 散歩してから船で横浜駅へ。

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 かなり空いていたシーバス、最高に気持ちよくて短い船の旅に大満足!
 世界中がキラキラしてた。みんな嬉しそうで、でも嬉しい気もちなら今は負けないよー。

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 そこから代官山へ。
 あきも合流して、素敵なフレンチのお店へ。

 あきと、しみじみと

「祐子の誕生日当日に会えるなんて本当に贅沢だね」って何度も喜び合えるほど私達は祐子が大好きで、嬉しくて。

 他にもそんな人がいーーーーっぱいいる事知ってるよ。
 祐子と出会って人生が大きく変わったのは私だけじゃないよね。

 毎週末のように結婚式に参列している祐子が、ふと

「今まで結婚式でスピーチをさせて頂かなかった事がなくてね、」

 って言っていて、祐子だからこそ納得!
 みんな自分の事を1番分かってくれていて、それをうまく言葉にかえて伝えてくれる祐子にいっぱい自信を頂いているもの。会うたびに私の中に小さな希望の光をともしてくれる祐子のおかげで私は今生きていられるんだと断言できる。

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 美味しくて美しくて大満足のランチでした。
 こっそりお渡ししたスマイル君もバースデープレートに参加。ちんまり。

 出会って10年。
 いつだって1番近くで、毎日心をかけ続けてくれた祐子、どこまでも愛情深くて、優しいけれど私に何かあったらとんでいって暴れそうな勢い。私の為に泣いたり怒ったりしている姿を見ていて私はどんなに救われ続けてきたかな。
 
 そしていつも人の為に一生懸命!
 な祐子だけど、祐子自身の道をしっかり邁進し、つかみに行き続けているからこそこんなに魅力的で人を惹きつけるのだろう。

 惹きつけると言えば、このお店のサービスの男性の声も不思議でした。
 閉店まで長居していた私達を最後に見送ってくださった時に、つい、

「不思議な声でいいですね」と言ってしまった私に慌てて
「素敵な不思議さですね!」とかぶせてくれていた優しいあきだ。ありがとうぅぅ!

 がちょっと遅かったかもしれない。
 いい意味で、なんてぶつぶつ言う。

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 その後、久しぶりに「猿楽珈琲」へ。
 前回うかがったのはもう3年前だし、薄暗いし、覚えていらっしゃらないだろうなあと思っていたら、

 「お久しぶりです」と囁かれてびっくり。見事だなあ。

 3人で祐子の地元を旅したのはちょうど1年前のこと。
 旅もお茶も、一緒にできるならなんだって幸せだよ。

 こんなに素敵な女性達とそれぞれの道を歩みつつ、同じ年齢で、同じ時代を進んでいける心強さよ。

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 夜、みんなとお別れして美礼とデート。
 あまいものがよく似合うなあ。

 少しずつゆっくり仲良くなって、いつの間にか欠かせなくなってた美礼との時間だよ。そういうのって何よりも確かで、嬉しいんだよ。いつも本当にありがとう。
 
 そして毎度毎度思う。美礼の下ネタは芸術的で美しく本当に爽やかだと。ふふふ。
 それが美礼の人格なのだろう。

 「今夜の予定は?」と聞かれて「栗だよ」と答える今。
 栗栗栗・・と思いながらダッシュで帰宅。神戸の三田からも栗が届いていて嬉しい悲鳴。  
Posted by yagihana at 09:59

2008年10月01日

栗とわたし。

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 熊本の利平栗。
 ここ数年お世話になっている農家から取り寄せているのが今日到着!

 つやつやの大きな栗に感動している間もなく急いで茹でる。
 我が家で1番大きな鍋たち3人がぎゅうぎゅうづめに。

 栗たちが我が家に来る日は、ひたすら栗と向き合う「栗とわたし」の1日に。

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 ひたすら剥き続け、ペーストにして、これでようやく半分。。
 でもかなり幸せ。。。美味しい。

 もうあさってからモンブランのレッスンがはじまるよ。
 11月はまだ未定、という事でお伝えしていたけれど11月いっぱいまでモンブランのレッスン、大丈夫そうです。

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 気分転換に力のいらないものを作ってみたりしつつ。

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 間で、帰国後すぐうかがった「アロマフレスカ」で予約をしていた「カーサ・ヴィニタリア」へ。今日の東京タワーはピンクでした。

 「10月1日なんて先だけどきっとあっという間だろうね。」

 ってあの日に話していた今日は本当にあっという間にやってきて、その間に本当に色々なことがあったけれども、こうして生き延びて、元気に美味しく食事を楽しめる幸せよ。

 食前の生野菜のバーニャカウダは、野菜大好きな私でさえもウサギの気分になっていったので、みんなはどうなのだろう・・。心配になる。

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 ニモに似てる!って言われ続けてようやく自覚が出てきた最近。




 今、私の絵を描く為に私の顔を見続けている方に、

「由紀はニモに似てると思うんだけどどうだい?」と聞いたら
「ニモです!!」と断言していたよ、と聞いて嬉しくもなく悲しくもなく、ただニモとして生きていこうと決める今夜だ。

 食後すぐ帰宅、また無言で栗と向き合う夜でした。  
Posted by yagihana at 09:36