2008年04月29日

目指す場所のこと。

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今日はクラシック生地の中のシューを色々仕上げました。

 やすみさんがおっしゃっていた通り、生地が美味しくてシューの皮だけ食べていても大満足!!今までの常識とは違う仕上げだったり状態だったり。ここではまっさらになった方がいいのだなあ。

★★★

 7種のカスタードに2種のバタークリーム、それぞれフォンダンも。
 こうして飾るのは少しだけど冷蔵庫にあと20個ずつ位入ってる。

 今朝、「昨日はどれくらい疲れた?私は疲れすぎて7時に寝たよ」なんてクラスメイトに聞いていたら「まあまあ疲れたよね。」なーんてみんなにいわれて体力の差を思い知る。しくしく。

 でも昨日、大げさに疲れて大げさに睡眠をたくさんとったおかげで、今日は8時から結局夜6時半までほとんど休憩なく作っていたけれど、みんなが本気で疲れている中私は「うん、まあまあ」なんてしゃあしゃあと答えてました。(10時間も寝てるし!)

 ヨレヨレだったのが、今日はヨレ、くらい。
 (明日はヨ、でとどまる予定・・たぶん。)

とにかく人間関係がいいので肉体的な疲れなんて気にならないよ。
 6人(正確に言うとアメリカの男性がビザの為に一瞬帰国したので5人)、すっかり仲良しで笑顔の絶えない幸せな現場だ。

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 試食。あまい!がいい甘さ。
 でもどんなクリームが入っていても「この生地美味しい・・」と思うのでシンプルなシュークリームを作りたいな。

 この学校唯一の女性の先生、ジェニファー。
 気分にむらもなく(こちらではあるのが当たり前)、丁寧で素晴らしい先生。

 校長先生も、創立者のベルーエさんもとにかくこの学校が好きという事で、いつも学校中を幸せそうに歩いていてすれ違うたびにハグ、有名な粉やフルーツ会社の社長など、お菓子界のトップの方たちが次々に現れては挨拶に来てくれます。

 まだ2日しかいないけれど、この小さな学校の絶大なる人気のゆえを知るよ。

 お菓子の先生仲間やコルドンを卒業された方たちからよく「ベルーエにいつか行ってみたかったのです」といわれるよ。あまりにもいった事のある人が少なくて、情報がないから、その情報にもなりたいって思うけど、どちらかというと、よく分からないけど、ゆきおでも行けるなら私も行けるだろうって思ってもらえたら嬉しい。

 私はずっとそんな場所にいたい。あの人でも出来るなら私でも大丈夫だろう。
 っておもわれるような、そんな場所。  
Posted by yagihana at 09:37

2008年04月28日

初日のヨレヨレ。

 本格的に学校が始まりました。

 朝8時集合なのに7時40分に到着。
 また日本人は早いねって言われるなあって思いながら入ったら全員集合してた。

 フランス人のプロの人たちも単発で学びに来ているから朝の全員集合はなかなか壮観です。女子は3名のみ・・。更衣室は男女共用で、先に入っているもの勝ちなので厳しい戦い。着替えていてもみんな遠慮なく扉をあけるのでスリリング。

★★★

 今週はクラシックな生地の週。
 クラシックといっても最先端の技術と配合でワクワクしました。

 基本、初心者でも受け入れるってあったけどすごい速さと仕込みの量だし、デモンストレーションはなく実践のみで、全く初心者向けじゃない。私が1番経験が無い方だったので迷惑をかけないように必死だよ。(余力残せず)

 私の耳に心地いい英語がフラ語になったら、って思うとゾッとしたので、ようやく本気でフラ語を。(おそい)でも本当は語学より技術より大事なものってある。私はそれをもっと強く持ちたいし失いたくないな。

 メンバーは皆プロとして経験が長く、技術があって、甘えがなくて自分に厳しく、でも人には穏やかで丁寧って人ばかり。

 そういう人が集まると、影響を受け合っていい方へと進み続けるって知っているから、その流れの中にいられるのが幸せだよ。

 夜帰宅して、簡単な夕飯だけ押し込んで、雑巾になった気持ちで絶える。

 日本からの「おやすみなさい」のメールに、私も「おやすみなさい」と返して、同時に寝ました。日本は2時、こちらは7時でした。へへ。時差もないね。このヨレヨレっぷりも、今だけのもので、後から懐かしいんだろうなあ。

 将来の事を考えた貯金をたくさん崩して、時間もたくさん使って、大事な人たちを残して、私が自分で選んで、買ったこのヨレヨレだもの。

 ★★★

 今日はとても素敵な女の子の誕生日。
 ずっと前からその存在は知っていたけれど、私がパリに来たことを何かのきっかけにメールをくれてきちんとつながる事ができました。それだけで、私はパリにきて良かったなあって思えるよ。ありがとう!!28歳は最高だよ。いい1年でありますように。  
Posted by yagihana at 12:38

2008年04月27日

日曜日の過ごし方

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 朝7時。日曜日の蚤の市へ。

 まだほんのり暗い空に、色々な方向へ飛行機雲が伸びてるよ。みんなどこに行くのかな。

 世界中どこにいても、時差をものともせずに私は早起き!!

 ふふふ。これはきっと遺伝子レベル。
 と思っていたけど、ただ夜寝るのが早いからかも!
 世界中どこにいても、夜遊びよりも朝遊び派。

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 ヴァンブの蚤の市へ。可愛いカードやさんで可愛いカードをウキウキ購入。

 そしてまた電車に乗って今度はラスパイユの朝市へ。
 ここは今はやりの有機野菜の市場なのでちょっと高い、が新鮮で美味しいのでパリに来ると必ず来る朝市です。

 美味しそうなアスパラとブルーベリーを買ったらそれだけで3000円した。
 帰ってすぐに蒸して塩とマスタードで一気に食べました。

 質素そうに見せかけて、贅沢!
 (その逆がいいな。)

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 行きつけのパン屋さんも出来ました。
 この街に住んだその日から毎日買いにきてる。美味しいパン屋さんの目印は地元の人が行列していること。

 ゆきおは1人なのでいつも「ドゥミバゲット・シルブプレ」と叫んで半分。
 フラ語はまだよく分からないけどこれだけは完璧にいえるようになりました。(えっへん)

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 それから、地図で大きな公園が歩いていける場所にあったのでそこへとことこ向かう。

 地元の人しかいなかったけれど素敵な穏やかな公園でした。
 私も明日からの学校のレシピを持ってきていたので芝生でゴロゴロ予習。

 上を見上げたら、イヤリングみたいに実が揺れてる。(マロニエ?)

 28歳にして、こんな風にまたフランスで1人暮らしをするなんて思ってもいなかったなあってゴロゴロしながら思う。そしてたとえずっと1人でも、言葉がうまく通じなくても、私はヨーロッパにいる時が1番幸福で、自分らしくのびのびとしているなあってロンドンにいる時もずっと感じていた事を思い知るよ。

 送り出してくれた上に、毎日心をかけ続けてくれる日本にいる家族や大事な人たちに本当にありがとうって思う。大事に守られるよりも何よりも愛を感じる。

 期間限定のこの大事な時期だ。  
Posted by yagihana at 13:21

2008年04月26日

1番のもの。

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今朝、ワーホリで来ているあおいさんのお宅へ。
 
 もともとお菓子を習いに来てくれていた葵さんだけど、全然先生と生徒、じゃなくてお互いに超マイペースで心地よい友人。

 パリに出発する前日にも会いにきてくださったけどまさか、私もパリに行くなんて思ってもいなかったからここで会えるなんて最高に嬉しい。

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「パリへようこそーー!!」

 ってケーキ登場!!働かれているピエールエルメのサントノレ。
 ありがとうぅぅぅ!!ろうそく付きにジーン・・。
 
「食べ歩きしてる?」
「いや、全然。」

 という感じがもう大好きです、葵さん。

 「日本人はみんな大量に色々なお店の袋を持ってくるからすごいですよ」

 美味しいお店は少しずつ行こうって思うけど、グルメ評論家になりたいわけじゃない。

 ベルーエの校長先生が、「写真は自由です。でもあなた達は立派なカメラマンになる為ではなくお菓子を学びに来るという事を忘れないでください」

 とおっしゃっていたのも同じ事だよね。

 クラスが英語中心で心から大満足なのも、フラ語を学びに来たわけではないから。
 結果、少し身についたらラッキーだけどその程度。

 優先順位がはっきりしているとあれもこれも欲しくならないから自分の中でとても楽。1番欲しいものを手に入れるのって、なんとなく欲しいものをいくつか持つ事よりもずっと難しいけど幸せな事。

 ★★★

 葵さんの素敵な部屋&浴槽つきのお風呂を見てしまったら「狭いながらも愛しい我が部屋」と愛していた私の部屋が急にしょぼく・・。なんでこんなに大量のTシャツがいるだろうって持ってきてしまったのだろう・・。(肝心の辞書を忘れてるくせに)

 いかんいかん。住めば都、ではなく都にするのは自分次第だって思いこむ。ベランダにもアジサイを買って来ました。

 今日のパリはいい天気。
 長電話してしまう。かかった料金考えてハッとするけどこの幸福感を考えると安すぎるもんだ。でもこれからは制限時間を設けようね。いつも本当にありがとう!!

 夜、学校の仲間と1杯だけワインを飲みに。   
Posted by yagihana at 12:22

2008年04月25日

学校のこと。

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 新しいコックコート。

今、真っ白になって何色をぬられても大丈夫!って状態。
 器もからっぽでどんなに注がれても受け止める!って時。スポンジ期だなあって思う。
 
 今日は説明会でした。
 とことこ歩く。今回はとにかく学校に集中したかったので学校のすぐ近くに家を借りたのでした。

 ベルーエコンセイユはもともと世界中のプロの人達が、短期で技術やセンスを学びに来るプロの為の学校。

 私の通うコースは定員6人に先生2名がつく、去年から新しく出来た超徹底的な長期集中コースです。毎日、朝8時からひたすら作るという素敵なプログラム。

 この少人数だとメンバー次第だって思ってドキドキしていたけれど、男女3名ずつ、しかも全員が英語を希望していて、しばらくは英語の授業になりそうで嬉しい。みんなとっても素敵な方たちで、シェフや校長先生も素晴らしかった。

 ああ、もう既に大好きだって思う。

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 夕方とことこ散歩。
 バゲットとホワイトアスパラを買ってくる。

 パリを訪れるのは日帰り含めるともう15回目。
 それでもいつも苦手な街だったけれど、今回で好きになる予感。

 好きな気持ちはいつでも、何よりも私を救ってくれるから体のコンディションを整えて心がのびのびといられますように。でも100パーセントの力を全開!というよりは常に余力を残したい。祐子は「のりしろ」って優しい表現をしていたね。

 人生は瞬発力と同じかそれ以上に、持久力だって思う。

 それは目立つ力じゃないけど、その場で全力を出し切る方が実は楽だったりするけど、私からするとよっぽどかっこいいなあっていつも思う。

 ずっと幸せにお菓子に関わって生きていきたいと思うから、今の速度がちょうどいいよ。
   
Posted by yagihana at 11:22

2008年04月24日

つきました。

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というわけでお会いしてきました。
 私と同じくコルドンを出られてからこの学校へ。

「コルドンは教科書、ここは上質な練習ドリル!」という、かなり的確な言葉でした。「シェフは皆、技術は素晴らしいです。が、大人と思ってはいけない。子供達です」というのも笑う。

 ここじゃなかったら、はるばるパリまできて学ぼうなんて思わなかった学校です。

 素晴らしい学校だという事はその世界では本当に有名だけど、情報も全然ないので、私が情報となって後から来る方の少しでも力になれたらいいな。(この気持ちはロンドンのコルドンブルーに通ってるときと同じ!)


「今から始められるなんてうらやましいなあ」って言葉、私も自分に思い続けてる。 だってきっと終わってから、今の自分を超うらやましい!って思うもの。
 
 人が人に見せている部分だけをみて簡単に、自分以外の誰かの事、うらやましいなんて思えないけれど、未来の自分から今の自分に言う「うらやましい!!」だけは思いまくりだ。1人上手なのは昔から。

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 パリに着きました。
 新緑の季節で街がキラキラ輝いてる。






 早速、近所のお花屋さんでチューリップを。

 出発の朝、「持っていく事はできないと思うけど」ってバラの花束と「今年は日本で見れないと思うから」ってあじさいを頂いた、そのありったけの優しさを思って、私も花を絶やさない日々にしたいなあと思います。

 今夜は、私がこれから通う学校に、今唯一行かれている日本人の方とお食事へ。
 今まで何も情報がなかったのでとても心強いです。

 明日から学校。朝早くから夜までお菓子を作り続ける日々がまた、はじまるよ。
 こんな贅沢な時間はもう生涯最後かもしれないって思うから本当に楽しみ。

 フランス語で授業が行われるというのに、私のフラ語は結局1から10まで以上進みませんでした。(それさえも忘れてた)これから頑張るぞう。  
Posted by yagihana at 18:50

2008年04月23日

いってきます

1bf700e2.jpg 昨日は両親とさっぱりと手を振り、朝から何かを勘づいて神妙な顔つきのハナさんに、大好きよと何度も伝え、お菓子を焼いて、タケノコご飯をおにぎりにして、ベッカライ徳多朗に寄ってベーグルとカプチーノを楽しんでから新横浜からバスに乗って成田へ。

成田から名古屋まで短いフライト、名古屋で待っていてくれたのは大好きな大好きな人たちでした。名古屋でのワンクッションは本当に大きくて幸せな夜だったよ。

普段一切口紅をしない私に、大切な時にひいてねって祐子が贈ってくれた私の名前入りのバラ色の口紅をひいて、心をひきしめる朝です。足首にも耳にも腕にも首にもお守りにしてねって繊細なジュエリーもいてくれる。

過剰なワクワクも、不安もなくて、ただただ平常心で、人からみたらあまりに淡々としているように見えるだろうけれど、心はゴーゴー燃えてるよ。(たぶん)こんな風に、落ち着いて、まるで他人事のようにはじめられる時期をずっと待っていました。心こめて、いってきます★★
  
Posted by yagihana at 09:40

2008年04月21日

最後の晩餐。

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 朝一でスーツケースを発送。
 成田ではなく、フランスの空港まで運んでくれるという素敵なシステム。

 昔は体一つでどうにでもなる!
 無駄な出費は1円も見逃さない!

 という旅人だったのに、今や、「あら、これも使うかもしれない、あれも・・あ、ポン酢もいれとこう。」となった上にこんなサービスまでお願いして、年をとったなあとしみじみ。(大人になったのか)もう外で寝袋で寝たりしないよ。

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 あきからメッセージDVDが届いて、また泣く。

 5,6年前、イギリスのコルドンに旅立ったその日もあきはメッセージビデオを作ってくれたよね。ずっと私の宝だよ。

 月日が流れてビデオからDVDへ。
 そしてなんだかハイテク加工されてる!

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 ハイテク!
 だけどなぜか横向き!母と2人で首を左にかしげて鑑賞するのでした。ふふ。

 大好きなみんなが次々に現れて、あきのご両親もメッセージをくださって本当に本当に嬉しかったです。あき、最高に心ある贈り物をありがとう。メッセージをくれたみんなも本当にありがとう。どこまでも優しいみんなに参った。うぅぅ。

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 最後の夜は家族でたけのこ祭りでした。くぅぅっと幸せ。ありがとう!!

 お菓子の材料残さないでね!という母の指令の元、中途半端な材料をかき集めてお菓子を焼いてます。   
Posted by yagihana at 21:08

2008年04月20日

母の退院とありがとうのこと。

 
 予想外の早さで母、退院。さすが!
 髪も全部抜けると聞いて、素敵なかつらをオーダーメイドして連れて行っていたのに、ふさふさのまま、かつらを持って帰ってきました。

 でもこれからしばらくはずっと安静に。

 母のいる家から出発が出来そうで、すごく嬉しいよ。こんな状況の中旅立つのはすごく心配だけど、あのお方がいるから安心。

 「はなちゃん、ほんと嬉しそう!はなさんを見て!あの嬉しそうな事!はなちゃんが淋しがっていたよ。うんうん。よかったね、はなさん。」

 と大興奮の父。
 はなさん、のところを父に置き換えて読むとそれが一番正しいよ。

 ★★★

 体中で愛をいっぱいに突然やってきてくれた、元アレーズのスタッフの堀さん。

 あの、深く愛されているアレーズの3本柱の一本だった堀さんが昨年末やめて自分の夢をめざされると聞いたときは少し淋しかったけれど、その100倍嬉しかったよ。

 その中の1人の客である私の事を覚えていてくれただけで幸せなのに、CDと最高の贈り物を抱えて突然うちまで来てくれてなんかもう胸がいっぱいになる。ありがとう!!!!歌詞も全部堀さんの手書きであたたかい。もう参ったなあ。


 ここ最近、忙しい合間をぬって10分でも!とハグをしに会いにきてくれたり、たくさんの心のある贈り物やお手紙やメールを頂いていて、心がパンクしてる。今ゆっくりお返事できないのでフランスから必ずお便りします。本当に本当にありがとう。

 今回の留学も前回の留学も、お教室も、人との向き合い方も、私は全部自分の為にやっていて、それ以上でも以下でもなくて、何も目指していないし、何かになりたいわけでもなくて、ただ作り続けたいって気持ちしかない。

 だからこんな風に多くの人に送り出していただいたり「えらい」って褒めてもらってしまうと、なんだかすごく申し訳ないよ。

「有名になるよ」って言われても、有名を目指していない私はどうしたらいいのかなってなんだか悪い気持ち。家族や支えてくれる人たちには恩を本気で返したい。それは有名にならないとできない事なのか、私にはどうにも今は分からないんだよ。

 でも作りたい、をただただ想い続けたらどうなるか、だけはいつか見せることができるかなと思っています。私はプロになりたい。それだけがなりたいものだ。

 ★★★

 今日は向こうでの作業靴にするべく、可愛いけど全く興味がなかったクロックス、初購入!!いや、正確に言うと大切な親友に頂きました。いつもいつもいつもいつも惜しみない優しさを本当にありがとう。

 夜、突発的に「オ・プレチェネッラ」へ。

 リストランテの方で「ホホホ・・」と上品なお食事をした後(その割にシャンパンをこぼしたりナイフを落とす。)、隣の「マシケラ・ロ・プレチェネッラ」に移動して、そこでナポリピザをむしゃむしゃ。へへ。全然上品じゃない。が楽しい夜。
  
Posted by yagihana at 09:02

2008年04月19日

たこ焼きの日。

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 素敵な陽子宅でお好み焼きアンドたこ焼き会★★
 「由紀は遅れてくるように!何も気づかないように!」と指令が。

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 みんなの優しい目、目、目・・・!

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 わざわざ通販ではじめさんが取り寄せてくれたたこ焼きのかぶりもの。
 アイドルひろかの堂々としたかぶりっぷりと、本気で恥ずかしがる陽子の可愛らしさよ。

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 1番似合っていました、ふみちゃん。
 顔は優雅だけど頭からタコがでてるよ。

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 もう全員がかぶらなきゃいけない空気に。
 あきも舞も可愛い。たこ焼き、買っちゃうよ。

 ポイントは前髪を全部1本残らずしまうこと。

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 そしてノリノリのはじめさん。
 誰よりも楽しんでる。
 今日も素敵な演出、本当にたくさんありがとうぅぅ!




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 途中、ヒデが帰ってきても、はじめさんは普通にたこ焼きでした。

 そしてそんなはじめさんと、普通に会話がはじまる臨機応変な優しいヒデ。

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 デザートに舞のつれて来てくれたホットケーキミックスでイチゴチョコ焼きを作り、一同大満足★居心地の良すぎるこのお宅でみんなが好きな「ホリデー」鑑賞。

 ジュード・ロウにうっとりする婦女たちと、爆睡のはじめさん。
 うっとりしていると、はじめさんのいびきが聞こえて現実に連れ戻されるのでした。

 先週に続き、最後の最後までみんな本当にありがとう。
 大好きなみんなとしばらく会えなくなるんだって思ったら淋しくて泣けた。が、どうせ会えないなら本気で過ごしたいなと改めて。  
Posted by yagihana at 06:49

2008年04月18日

最近のこと。

3日経った。

 今、昼間は母の病院通いがあって、家事も、パリの準備も、毎晩の約束もあって気はまぎれつづけてくれるけど、それはまぎれているだけだなあって思う。どんな人にも同じように死にたいくらいの孤独はあるって知っていてくれること、色々な形で伝えてくれる人達がいて、なんだか本当に救われたよ。

「免許、今頃とったよ!」って初めてのドライブに参加させてもらう夜。
 いきなり巨大なポルシェ、しかもナンバーが私の誕生日だったので、

 「なんで私?」なんて自意識を過剰にしてみる。へへ。(偶然でした)

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 翌日は鎌倉へ。

 大切なお友達とお寿司を食べに「以ず美」へ。久しぶりの由比ガ浜。

 「こんな寿司職人は東京ではいないよね」とつぶやくので見たら真っ黒でした。

 20近くの年の差があり、男女で、仕事の分野も全く違って、でも何の壁も感じさせられないし、とにかく対等でいてくださる。

「君は知り合いじゃなくて友達だ」って言い続けてくださるから、私は尊敬しすぎて卑屈になる事も緊張する事もなくてのびのび大全開!

 出会った時に、それまでの自分全てを肯定できるような、そんな出会いは本気で大切にしたいんだよ。人が人にできる、1番大きな事。さとなおさんと友達になってから私は少しだけど確かに変わりました。

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 そして人生のお姉ちゃん、デコ先生
 大事な時には必ず登場!視野も懐もワイドであたたかい。

 20年前から私を知るから、

「いつも木に登って、一輪車で走り回っていたよね!」
 そして
「由紀ちゃんは20年間何も変わっていないからこれから先も絶対に変わらないから大丈夫だよ。」の言葉に何だか安心して泣きそうに。デコ先生がそう言うならそうだもの。でも最近は木にも登ってないし一輪車も乗り回していないよ。

 そして慌しくお別れして大尊敬してる人生のお兄ちゃんにも会う夜だった。
 姉と兄、本物以外では私にはこの2人だけ。

 本当に久しぶりに大事な人にも会いました。
 私には悲しいけれどそれができなかったから、ただ幸せにとただ、元気でとひたすら想う。色々な段階を超えていくと人は祈るしかできないのかなと想う。

 母は毎日変わらず明るいし、父は今日も「行ってくれてありがとう!」と言う。
 1番肝心な日も、無事に乗り越えました。
   
Posted by yagihana at 23:31

2008年04月15日

沈まぬ太陽。

病院へ。

 母の入院している病院には、幼なじみもいとこも働いていて、大学の友達が皆、研修医を終えて医者になってそこかしこを歩いているし、母の担当医にお会いしたら私の高校時代の塾の友達だった。

 歩くと知り合いだらけで、みんなが真剣に心配をしてくれて「何でも言ってね!」って心をかけてくれて、なんだかすごく幸せな落ち着く場所。

 大変な状況でも、もちろん不安そうでも、母は本当に明るい。
 恐ろしい説明を延々と受けても、すぐに右から左へ。

「なんか怖い事たくさんいうのよ。忘れたけど。」との事。

「何か変化は出てきた?副作用とか。」
「いつも眠いのよ」だそう。でもそれはいつも・・。

 大好きなまきさんが伝えてくれた「どんな時も沈まぬ太陽だね!」の言葉を何度もおもうよ。この太陽は決して沈まないんだね。

 6時ごろ帰ろうとしたら会社帰りの父に会う。
 「やあ!きてくれてたんだね、ありがとう!」

 と言っていたけど、母は父の妻でもあるが、私の母でもあるのですよー。
 (その辺いつもお忘れだ)

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 夜、優しいたごちんとスペアリブの美味しいお店へ。

 パリや大阪でご飯食べたりしてきたけど普通に東京でご飯を一緒に食べるのは初めでだったね。次は陽子としんちゃんの結婚式かな。

 私の愛する親友カップルは、たごちんの愛する親友カップルでもあって、そういうのって嬉しいよね。頂いた植物もゆきおもいつか花を咲かせるね!

 私は誰の目にも分かる花をさかせたいわけじゃないよ。
 自分が花だって思えたら十分。

 母の事でここ最近、本当にあたたかいお心遣いや気持ちや祈りを頂いて、それら全てに守られているなあと思います。本当にありがとう。そしてゆきおの事でいっぱい祈ってくれた愛ちゃんの優しさに感無量の夜だった。愛ちゃんいつもありがとう!!  
Posted by yagihana at 10:12

2008年04月14日

赤と父。

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 今日から準備!









 真っ赤なスーツケースを買ってきました。ラブリー。


 赤いトレンチは、「由紀に絶対に似合うから!!」って大事な人に頂いたもの。

 赤いバッグには「have courage」の言葉。肝心な時に発揮できる勇気を。

 そして真っ赤なペタンコの靴をよく履いてるけどその靴を履いているとどこにでも行ける気がするんだよ。

 髪の毛もなぜか赤い今。(大好きなアレーズの皆さんにパリジェンヌみたい!とおだてられて木に登ってるよ。降りる気もないのだ。)

 全部一緒に持つ事はないけれど(くどすぎ)どこかに赤がいる事は私にとってとても大事。占いでもスピリチュアルな理由でもなく、感覚。

★★★

 今日から母が入院する事に。
 ここ最近は家にいる時はずっと、母のたてる音に注意して生きていました。その人がその場所にいる時にしか出ない音や空気の流れ、多分1番恋しくなるもの。

 朝早く父と3人で病院へ。

 全て整って、「じゃあまた明日くるね」と別れの時に父は、
 「じゃあまた夕方にね!」ってすごいペース。

 母の退院日が私の出発の日になりそうなのだけど、タクシーでいいという母に、

「仕事は休むから必ず迎えにくるよ。」
「あ、君は出発の日か。うん、頑張っていってきてね」

 だそう。

 父の優先順位は私が小さな頃から気持ちのいいほどはっきりしていて、一貫していて、私はそこが一番尊敬しているところかも、強さだ。優先順位がはっきりしていない人には「何が大事なんだ!」と思ってしまうもの。
  
Posted by yagihana at 09:31

2008年04月13日

大好きなみんなとのこと。

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 普通のスマイル・・にみせかけてレーズンサンド!

 ふふふ。朝、飛び起きていそいそとコーヒーバタークリームをはさむ。
 両面スマイルはなんだかくどい感じ。

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 今日は大好きな大好きなみんなが集まって代官山のフレンチ「パッション」へ。
 レストランも華やかなら、みんな集まってなんだか超華やか!!

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 右向いても左向いても大好きな顔!!

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 横にも!

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「ここのカスレは世界一なんだよ!!」

 って祐子が教えてくれた人生初カスレ。お肉とインゲンマメをじーっくり煮込んだ体も心も柔らかく満たされる美味しさでした。私はここで、みんなと食べたこのカスレのこと、一生忘れないだろうなあ。

 そして、デザートにボンシュマン、のメッセージ、本当にありがとう。

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 お会計で、私が払おうとしたら

 「由紀はいい!!」
 「いいからいいから!!」

 ってみんなで迫ってくるのでつい写真をとりました。
 この光景、一生忘れないよ。

 私のメニューだけ値段が書いていないなんて粋な男子のような祐子のはからいよ。

 それから「みんな!5200円のメニューから好きなものを選んでね!」と叫ぶ素敵な素敵な祐子。きこえてる!

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 企画してくれた祐子と集まってくれたみんな、本当にありがとう。
 どこを向いてもピカピカの笑顔で、優しくて、泣きそうだった。

 でも実は、結構早く帰国する事になったのでまたすぐに会えるのに。
 そして来週末も集まるのに、この惜しみない優しさだ。

 朝、祐子が「今日の為に招待状作ったんだよーー!!」と教えてくれた。
 その招待状を、解散するときに「はい、みんな、今日の招待状だよ」って配っていたつくづく素敵な祐子です。

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 大きな変化も怖くないのは帰ってくる場所はちゃんとあるよ!
 って教えてくれるからだよね。

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 絶品のフルコースで満腹!!

 のはずが、お別れして1時間後にはお蕎麦屋さんへ。ずっと行きたかった「武蔵野」。誰かが超絶賛していたなあと思い返してみたら、渡辺まりなさんでした。

 夜は「僕達と駐在さんの700日戦争」を見に行きました。
 ゆるさでは似ているけれど「うた魂♪」の方が好きかな。

 悲しすぎて頭が真っ白になって涙も出ない出来事があった夜だった。
 3日、とりあえず3日。
 強い悲しみが3日以上続く事ってないって知っているのは年齢を重ねてきた強みだよね。
  
Posted by yagihana at 08:18

2008年04月12日

勝手に伝わってくるもの。

今日は朝からまきさんとデート。

 新横浜の空気がよどんだ駅のホームで、輝きを放ちながら笑顔で走ってくるまきさんを見て心の深呼吸。一緒に横浜へ。

 何を話したのかな。

 まきさんはいつも私に会ったあと「何も覚えていないの」って教えてくれるけど私もその気持ち!!なんか胸いっぱいなんだよ。

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 それからみなとみらいにうつって、ゆっこさんにお会いしました。

 お母さんになられてまっすます美しく輝くゆっこさん。
 大変だと思うけれど幸せもたくさんあるのだろうなあってガンガン伝わってくる幸せよ。

 顔がその人の全てを表しているなんて思わないけれど、顔つきや身にまとう空気は結構全てを表してるよね。履歴書みたいだなあといつも思う。

 であった5年ほど前からずーーっと変わらず素晴らしい女性。
 同じ名前に同じ誕生日なのさ!ゆきおの誇りです。

 ★★★

 夜、「美味しいグリーンカレーを食べよう!」とクルンサイアムへ。
 美味しいグリーンカレーを食べて一同大満足!!超幸せな夜でした。  
Posted by yagihana at 07:12

2008年04月11日

PEACE!!

 カメラをレストランに忘れ、携帯で写真をとったものの機種変をした為に、携帯の画像を戻ってきたカメラでとると言うミラクルな方法での撮影な為、とっても変な写真です。

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 加藤さんとバナナとラムレーズンのミルリントン、そしてロールケイクを作りました。

 加藤さんの日は必ず晴れ!の法則は今日もまた。
 いつも太陽の光を見上げて、庭に咲く花をポンポンと優しく触ってくれる姿、話す言葉も行動も、一貫していた素敵な女性。

 大切な話をうかがって台所で立ち泣きのゆきおでした。

 悲しい時に真剣に悲しむ事の出来る人を私は本当に美しいなあって思う。気持ちの切り替えが出来てしまってそれがなかなか出来ない私にはうらやましいほどなんだよ。

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 午後は奈良からまきさん登場!

 真っ赤なタートルにジーンズで遠くから手をふりながら、めっちゃ笑顔で、走ってくるまきさんの姿を見てジーン・・。

 「あけてみてあけてみて!!」

 って連れてきて下さった箱の中にはおっきなピース!!パン。

「初めて作ってみたからなー、どうやったらええかわかんなくてなー」ってのほほん奈良弁に心底癒されました。

 大事な時に必ず登場してくれるまきさん。
 一生懸命になると必ず何かを忘れる可愛いまきさん。
 この笑顔がどんなに人を幸せにしてくれるかきっと気づいていないまきさんだ。

 滅多に人に話せない恋愛話もしみじみと。ふふ。
「わかるわかるーー!!」ってキャーキャー言い合う、これ以上ないほど平和で幸せな女子の午後のひと時でした。

 今日は泊まりできてくれたまきさんと
「また明日!」と手を振ってお別れしました。  
Posted by yagihana at 11:13

2008年04月10日

ラムネ祭り。

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みきさんスマイル、ハッとカメラを構えちゃう。
 でも焦らなくてもみきさん、終始この笑顔。

 私はチョコホリックでもガムホリックでもなく、知る人ぞ知るラムネホリック。
 先日たまたま、その話をしたところ、ラムネを抱えてきてくださいました。

 これをスーパーで買いしめる時のみきさんの気持ちを想像すると恥ずかしいし、、泣ける!!が、笑える。何よりも、私に喜んでもらおう、笑ってもらおうっていう気持ちが詰まってて幸せな贈り物だなあと思う。

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 カスタードレアチーズとレモンジュレ、かぼちゃとキャラメルのムース、ホワイトチョコのクッキーも焼きました。

 レッスンの頭に、衝撃的な話をうかがって床に座り込み、その後もずっと動揺していた情けないゆきおです。

 でもここまで感情が出ちゃうのも、いい人間関係があるからだなあって我ながら嬉しい。どうでもいいと思っていたらこうはならないもの。

 1歳のお子さんを預けて、埼玉からはるばるとすごいペースで会いにきつづけてくださったみきさん。今日の日に向かって「淋しいです」って毎回涙ぐんでくださっていたのに、意外に今日はすんなりと、「ではまた帰国したら!!」とすっきりとお別れ。早くまた会いたいな。

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 午後はみゆきさん。
 かぼちゃのスフレと焼くタイプのレモンタルトを作りました。

 初めて来てくださった日が、お菓子を焼くのももちろん台所に立つのも初めてという日でした。私の教室はこのブログ以外どこにも宣伝をしていないし、このブログをたまたま見つけてくださったというだけで、もともとお菓子に興味のある方が多いと思っていたから、完全に初めての方がいらしたのは初めてでした。

 毎回、
「どうして私はお菓子なんて作りたいと思ったのだろう。」
「どうしてたくさんのお教室があるなか由紀さんに習いにきてしまうんだろう。」

 って聞きつづけるみゆきさんとの時間は、他の誰との時間ともまた違う、特別な時間でした。

 何かをする理由も人に惹かれる理由も深く考えた事のない私にとって、聞かれて、はっと立ち止まって答え続ける日々は私にも本当に大きなものをもたらしてくれたよ。 

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 夜、家族で駒沢のフレンチ「ラ・ターブル・ド・コンマ」へ。

 「ママと由紀ちゃん、頑張って!!」
 と父が乾杯の時に言ってくれたけど、一番頑張ってくれているのは父だなあって痛烈に思ってじんわり・・。これから家族にとって大事な時期がはじまる。父は間違いなく我が家の柱であり木の幹だ。

 表舞台で、何かに挑戦して一見目立つ人、そういう人を見ても私はその人自身よりもその人を支えている人を想像してすごいなあって思う。

 自分の事で頑張るのは簡単な事だもの。
 それを側で心から応援し、支え続けてくれる人のすごさにいつも本当に感謝しているよ。

 お菓子に出会わなかったら芽生えなかったこの気持ちは、いつも私の体の中心に。
 
 このお店も野菜たっぷり!
 と言う割には私には野菜控えめだなあなんて思いながら、でもとても美味しかったです。大満足で、カメラを忘れて帰宅!  
Posted by yagihana at 23:02

2008年04月09日

水曜日。

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 イチゴを見るたびに「今イチゴ食べなくていつ食べるんだ!」と叫んでくれた果物屋のおじさんと、その言葉とイチゴを抱えて会いに来てくれた祐子を思い出すよ。

 だからレッスンの合間には飽きずにイチゴのお菓子作り。

 他の食の趣味はしぶいおじさんのくせに、苺は大大大大好き。
 アイドルみたいだからあまり言わないんだけど!(そう?)

 夜、「うた魂!」を見に行きました。
 最後には一緒に立ち上がって拍手したいような大好きな大好きな映画でした。映画らしい映画だねえって大満足!!オススメです。  
Posted by yagihana at 22:06

2008年04月08日

カラフル。

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ふふふ。お会いした瞬間、「ひまわり!」と思ったのです。
 みかさんとひまわり、同じ部屋の中にいるだけでパワー頂きました。

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 ご希望のガトーバスクとシューを。
 ガトーバスクは確かコルドン初級の最初のメニュー。

 あの頃とほんの少しも(素材の力を借りて、私もそこに参加させてもらってるという)気持ちが変わっていないのは、そこだけは失うまいって決めてやってきたからだ。

 私はもともと弱いから、守るものは最初に自分で決めてる。
 大切なものを守る力くらいは身につけたいんだよ。

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 スイスのまりこさん。
 初めてメールを頂いてからもう何年たったのかな。やっと、やっとお会いできた今日。あまりに美しい目にドキドキしました。

 よく、メールだけのやり取りから実際に会ってみたらがっかり!
 なんて話を聞くけど今までがっかりしたこと、一度もないよ。

 文章は人を的確に表してくれるけど、人を超えないもの。
 そしてお会いした後の文章のやり取りは、色がついて、音がついて、更に幸せに。  
Posted by yagihana at 21:54

2008年04月07日

運命のこと。

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月曜の午前は大好きななっちゃん。





 いつも淡々と、おーーっとりとしているなっちゃんが「会えなくなるの淋しいです。」ってまっすぐ目をみて放った言葉を聞いて泣きそうに。

 真実しか言わない人の言葉は胸にゴーゴー一直線の超特急だ。
 染み入って、広がって、泣きそうに。

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 午後は小野さんと。

 「向こうでこれを炊いて大事なお友達が応援しているって思い出してくださいね」って何度も言って贈って下さった素敵なキャンドル

 私は匂いが大好きで、それにこだわりはなくて、どんな匂いでもだ。
 それぞれ思い出す情景や人の姿があって、私は喜んでその匂いの囚われの身に。へへ。

 だからこの匂いで思い出すのは小野さんだけ。

 今年に入ってからいきなりの猛ペースで会いに来て下さる様になった小野さんの柔らかい空気を、私この先何度も思い出しては守られるだろうなあ。

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 宮崎に住むまこさんから、宮崎の贈り物が届きました。

 日々余裕がなさすぎて何も出来なくて何も伝えられない私に、「運命を感じたんだよ」ってずっと惜しみない愛情を贈り続けて下さるまこさん。実は2回しか会った事のない私達だけど、関係は勝手に深まり続けるばかりだ。

 「一番好きなCDです。」って入れてくださった吉田美和さんのソロアルバムは、私がずっと、ずっと1番好きなCDでした。(しかも失くしてたんだよ。)ありがとうぅぅぅ!!!深いつながりを信じるよ。

 運命だなあなんて思える相手に出会えた事が嬉しすぎるから、私はたとえ一生会えなくても大満足!!(でも会いたいな。)  
Posted by yagihana at 09:23

2008年04月06日

最近のこと。


「今、一分一秒が大事でしょ、忙しいでしょ」

 ってよく言われるけれど別に忙しくはなくて、毎日「最後です!」って向き合ってくださる方に全力で向き合うと午前、午後、と終わる頃にはヘロヘロになってしまってそこでその日の体力が尽きてしまう日々でした。

 でも毎日、本当にあたたかい気持ちを頂いてすごく幸せです。
 ありがとうって何回繰り返しても足りないよ。

 出発は22に横浜を出て23日に名古屋から。
 名古屋には私の大好きな人がいるから本当に嬉しい。

 レッスンは2週目まで、3週目はお菓子便に取り組む予定でしたが、母の入院がちょうど3週目にあたることになり、本当に申し訳ないのですがお菓子便は帰国して最初に取り組む事にさせていただきました。(それぞれお知らせしたつもりですがもしも連絡きてません、という方がいらっしゃいましたらお手数ですがメールをいただけたらと思います)

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 母が「ブロッコリー飾っておいたわよ」

 なんて言うから「ほう、どんな風に?」なんて思っていたらただ横たわっていました。これは邪魔かも・・(小声)

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 長年のお付き合いだった幸子さん。

 でもこれから先もつながっているだろうなあと思えるのは、お互いに普通に接し合えるからかな。ある場所で私の事を「いつ会ってもまともで普通。」って書かれていた。私はそれを拝見してすごくハッピーになったんだよ。

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 ずっとレッスンや試作続きだったから、落ち着いて、自分の食べたいものを想像してみたらメイプルバナナケイクができてた。ほっこり。

 自分が食べたいもの、好きな人に食べてもらいたいもの、と作りたいものが同じであり続けたいな。

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 心落ち着く場所・・だったはずの田園調布駅前のサンドイッチアイランズ。

 ボロボロで、風が吹くと倒れそうだし、冬は凍死しかけるし、目をこらすとネズミが走ってた。だけど思い出も想いいれもたっぷりだったこのお店が、いきなりお洒落になってしまいました・・。

 大好きな友達の恋人の話を聞きに。
 世界中、どこに行ってもアイドルと化す素敵な女の子の恋人は、唯一彼女をアイドル扱いしない平和なマイペース人。(それが嬉しい)
 
 ゆきおは友達カップルが大好きだから、2人の為なら!ってフルパワーが湧き上がるし、昔からよくカップル2人に混じって旅をしたりしてた。いや、その相手が変わっても私は喜んで仲良くするからただ友達が好きなだけかも。

 大事な人の大事な人まで大事に想えないなら、私は気楽に大切だなんて言えない。
 人一人の後ろには、目には見えないたくさんの人。

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 週末、ゆりおの家で親戚大集合のバーベキュー。
 のはずが皆がそれぞれ色々持ち寄りすぎてバーベキューが前菜のように。
 
 ゆりおの旦那様ロバートのバーベキュー、年中焼いていて心の底からバーベキューを愛してるってこういう事かと思う美味しさ。

 いとこの信くん(ゆりお兄)と濃厚なキスを交わすみっちー。

「みっちー!」と呼ぶと
「はい!!」

 と返せるようになったみっちーに、誰よりも喜んで、帰宅するまで永遠にそれを繰り返していたのは我が家の父でした。2人の声が響く夜。

 うちに帰ると、母が必死にはなさんに特訓中の、

「はなこさーん!!」
「ハイ!」(と母が言ってはなさんが自発的に手をあげる芸)

 を今夜も練習していました。なんだか騒がしい2人。
 この2人に育てられた私は一体。
 
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 心落ち着く場所。
 
 うちの横の竹林。
 そして幼い頃ずっと住んでいた青山。
 いつも一輪車やローラースケートで走り回っていました。

 お洒落なお店とか目に入らないくらい大切な場所。(青山ブックセンター以外)
 そこにいるだけで幸せすぎて満たされるのは、私にとって青山とロンドンだけだ。

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 夜、目黒通り近くの蕎麦の名店を結果的に巡ってしまいました。
 碑文谷の「朝日屋」。お蕎麦売り切れていて細打ちのうどんにしたら絶品でした。

 祐子と話していて、自然な流れに身を任せてみようってやっと思えたんだよ。
 私は理性が強いからその場の感情に負けることはないって思っていたんだけど、勝ち負けじゃないのかもしれないよね。

 4月6日、私には一生特別な日だよ。  
Posted by yagihana at 08:40

2008年04月02日

遺伝子と陽子と天皇と。

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母が買い物から幸せそうに帰宅。
「すっごく大きなブロッコリーがあったからあなたにみせてあげなきゃと思って買ってきたわ!!」
 
 近くの農家でとれる野菜を買いに行くことが多いからスーパーには出回っていないような不思議な野菜を発見するといつも大喜びで連れて帰ってきてくれる母。

 ううむ、こういう性格の人、もう1人知っている気がする・・

 と思って考えてみたら、ロンドンで2人暮らししていた時の兄でした。
 週末、一緒にスーパーに行くと、変わった野菜をとりあえず買ってみるところも、その幸せそうな様子もそっくり。長い間離れて暮らしているのに遺伝子ってすごいですね。

 まな板から落ちそうサイズ。
 どこから切っていいか分からないサイズ。

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 花束風に持ってみました。


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 今夜は陽子とデート。

 またまた「宇奈根 山中」へ。 
 サービスで出してくださった桜のお蕎麦の香り高かったこと。真っ白なのに、口に入れると膨らむ桜の香り、素晴らしかったです。

 陽子ならきっと「いい!」って喜んでくれるだろうなあって思ったんだよ。私が好きなお店や場所は陽子もそうだって確信あり。逆もまたしかり。似ている、というよりは大事に想うポイントが同じなのだなあ。(それ以外はかなりこだわらないところも)

 笑いの神様にとらわれる夜。
 2人して箸が転げても嬉しすぎるほど、お蕎麦もてんぷらも手につかないほど笑いのどつぼへ。

 どうせ笑うなら、どうせ咳をするなら、腹筋を意識するの!と教えてくれたまいちゃんの言葉を思い出して、こっそり腹筋をトレーニングさ。へへ。
 
 お互いにちょっと忙しい時期で、夕方頃、共に「うぅぅ、今夜は無理かも。。」なんて思いながらも、会ったら絶対に嬉しくて元気いっぱいになれるって分かりきっていて、実際にその想像をはるかに超えて幸せではしゃげる。いつもありがとうぅぅ!

 帰り道、緑ヶ丘の方に寄ったら妙に人が多くてざわざわしてる。
 誰が来るのか・・とドキドキしていたら、天皇でした。

 あまり興味なかったけれど、実際に目の前を通られたら、つい手をふってしまう、あの不思議な神聖な気持ち。「なんだかすっごく嬉しかったね」って大好きな人とうなずきあう幸せな夜でした。  
Posted by yagihana at 07:08

2008年04月01日

4月になってしまいました。

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 青森からはるばる会いに来て下さった日から2年。

 


 それからすぐ、ちえさんは夢を叶える為に東京に出てこられてからスタート、一歩一歩歩まれて今、とても大きな責任のあるお仕事をされているよ。その間、毎月会いにきてくださって、お話を伺う事ができた私はすごく幸せだと思う。

 夢をかなえるなんて言葉の響きはあまくて繊細だけど、実際にはすごく地味なことの積み重ねだ。そこをすっとばしてお洒落に、傷つかず、戦わず、涙も流さないで到達した夢のもろさも知っているよ。

 ちえさんが一歩一歩踏み固めて進んできた今の強さを私は心から尊敬します。
 たとえ他の道に進んだとしてもその過程で身につけた芯の強さはどんな事にも発揮されるだろうなあ。

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 今日はメープルシロップとピーカンナッツのシフォン。
 そしてラムレーズンのブッセを作りました。
 
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 午後は爽やかたまきさんとお菓子作り。
 鬼門だったレッスンでのマカロン。解禁!(そして封印!)

 やっとほぼ100パー成功するようになったかと思って油断すれば失敗する困り者、マカロン。コルドンやリッツのレシピでも市販の本のレシピでもうまくいかず、ようやくうちのオーブンに合った焼き方が分かりました。

 今日は黒糖のバタークリームをはさんだ抹茶マカロン。

 2人でオーブンの前でしゃがんで彼らを全力で応援。
「さあ!足を出しなさい!」
「さあ!油染みを出さないでいきなさい!」

 と超うるさい。(私が) 
 全て無事に完成して一安心。

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 そしてたまきさんにとっての鬼門というロールケイクと私の大好物(をなぜ)抹茶と桜のフィナンシェを焼きました。

 たまきさん、いつも風にさらさらと吹かれているようなすがすがしさよ。
 よどまないのだなあ。

 いつもお別れした後に私に広がる気持ちで感じるよ。
 今日もすっきり健やかサラサラ!な私。(それはたまきさんマジック)

 長年、丁寧な気持ちでお付き合いし続けてくださったお2人と最後ということで朝からしんみりしていた今日。でもそんな大切なお2人からそれぞれ心あるお手紙を頂いて泣けました。うぅぅ、本当にがんばろう。

 3月の間はフランスの事考えてバタバタするのはやめよう!
 と思っていたのに4月に突入してしまいました。苦手なフランス語、今日は1から10までを覚えました。(そんなレベル)飛行機の中でフランス語を勉強し始める予定です。  
Posted by yagihana at 09:25