2007年09月29日

あだ名はシロガネーゼでした。

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 今大分に戻ってるあっこがきたので、いつものお店、いつものメンバーで大集合★

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ちょうど一ヶ月前に誕生日を迎えたあっこ、近くにいられなかったから今日はサプライズでお誕生日会をしました。びっくりしすぎて泣いていたあっこ。ふふふー!もう超嬉しいよ。

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泣くあっこを遠慮なく激写しつづける3人。
と、その3人をとる私。(あっこの写真は既にとりまくってた)

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 その場でチェキで写真をとって、カードにペタペタ。

 この為に、チェキも、音楽も、ペンも、両面テープ(懐かしいアイテム)も抜かりなくつれて来てくれた陽子ありがとう!!さすがです、陽子。

 ゆきおはというと、珍しく寝坊して、本当はケーキも作っていきたかったのに、冷蔵庫で寝かせる時間がないまま飛んできたら、やはり箱の中でドロドロ状態に・・(涙)うぅぅぅ。肝心なところでつめがあまし。うまれつきか。(またうまれのせい)

 ごめんね、あっこ。もともとはこんな子でした。

★★★

 会うと嬉しくて、でもむずむずしてついあっこをいじっちゃうけれどね、もう本当に大好きだよ。

 どうかこんな人がそばにいてあげてほしい、と私が得意の客観的に上から、親のように、神のように自分を見る時にいつも、心から願うような仲間が私の一番の仲良しである事、本当に感謝しているよ。
 
 私たちはなぜか華やかに遊んでいるイメージに見えるらしく、大学時代ゼミの仲間に「シロガネーゼ」って呼ばれてた。

 でも本当は夜クラブやおしゃれな場所で飲んだり合コンしたりするよりも(一度もしたことない)朝早く起きて、築地にいってお寿司を食べたりキャンプにいったり、焼きたてのパンを食べに行ったり、そういう事が好きで。

 ブランド物を買ったりするよりも、いつもやっすい旅行を探して、次々にじゃんじゃんマニアックな旅に出ていた。ものより思い出、派の我らだ。一生ものの大切な仲間だよ。


 夜はルソイへ。

 ずうっと気になっていたインドカレーのお店。気になりつつ、すぐ近くにあるナポリピザの隠れた名店、「イロッタ」に入ってしまっていたので、今日は真剣にカレーモードに入って向かいました。2人でサラダとカレー3種類にナンとバターナン。

 定番のバターチキンも美味しかったけどえびのカレーもじわじわうまし。
 ドライカレーは想像をはるかにこえてからかった。が、うまかった。

 上手なスパイス使いって、詳しい事はわからないのだけど、食べたその瞬間よりも後から広がって、その後もゆっくり広がり続ける感じな気がする。まさに、それ!のお店でした。辛かったけど本当に美味しくて、インド人の店員さんも、見事に怪しくフレンドリーで素敵なお店でした。

 また行こうね、来ようね、とうなずきあう夜のこと。いい日曜日。  
Posted by yagihana at 17:04

2007年09月28日

会えば会うほども、はじめましても、続くといいな。

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 お久しぶりの幸子さんとモンブランとシフォン作り。

 和栗の方は、あくまでも栗の味を生かしたほのかな、後からじわじわとうまみがくるような味。洋栗は上品だけど濃厚な、フランス風。食べ比べてこそ、どちらの良さも感じられると思うの。


 幸子さんとは、8月の頭にすごい幸せな頻度でお会いしていたので、次のレッスンが9月といっても一番末尾だったので、遠くから歩いてくる姿を見て嬉しくて体がニヤニヤしちゃう。会えば会うほど好きになってしまう。


 うちのダイニングに(堂々と)飾ってある、毎月恒例、母の手作りカレンダー。

 今月は、先日家族3人で旭山動物園に行った時にとったあやしい写真がカレンダーになってた。それを見て、親しい人はしっかりつっこみ、初めていらしてくださった方は、見なかった事にされてる。ふふふ。しかし、それを見て、幸子さん、


「この写真をカレンダーにしちゃうなんて、本当に純粋ですよね・・・」

 だって。ふふ。純粋というか。

 でも私にも見事にそういう一面は受け継がれていると思う。真面目ではないというか、そこでそれ?!やるの!?みたいな。誰がどう思おうと構わないというか。

 もう全然話し足りない!なんて気持ちのまま今日はお別れ。
 でもきっと足りる時なんて来ないだろうな、いつもこの気持ちで別れられる事は幸せだなあと思いました。いつもありがとう幸子さん。

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 午後は、はじめまして、のみなこさんが来て下さいました。


 はなさんをいっぱい可愛がってくれて本当にありがとう♪なんかはなさん、間が抜けてる感じ、足ものびています。びよよーん。

 やわらかくて、かわいらしくて、とても聡明で、私はいっぱいくだらない事を話しつつ、なんだかすごく背筋の伸びた午後でした。そして私だったら大学生の時、見知らぬ人のお宅にうかがってケーキを1人で習おう!なんて勇気はもてなかっただろうなあと、尊敬の気持ちまで。


 最初だけすごく緊張されていたけれど、もったいないからその緊張は大事なときにとっておいてください!!とあつく思う。

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 彼のお誕生日ケーキをこしらえてくれました。
 まな板に練習されていた、「しゅん」の字、いつまでもそこに残していたかったな。

 バスケット絞り、苦労されていたけれどこつをつかんで「よし!いける!」と思う頃に終わります。ふふふ。でもこつさえ一度つかめば簡単で、見栄えのいい素敵な絞りです。

 「ここに来るのがずっと夢でした」って「ユメ」って言う名前のついた紅茶を頂きました。本当に、本当にどうもありがとう。家族のお話もいっぱいありがとう。私は家族の影を感じる人に惹かれるから、なんだかとても嬉しい気持ちでした。来月も楽しみだよ。  
Posted by yagihana at 08:19

2007年09月27日

またお会いできました。

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先月初めてお会いした由紀さんがまたいらしてくださいました。

 憧れの人とご対面!!っていうのは意外に簡単で、もう一度、そしてこれからも、ってつながっていける事は、それよりずっと貴重で嬉しいこと。

 和栗のモンブランと、焼き芋シフォン作りました。
 写真は余った生地をハートのシフォン型に流して焼いて、取り出した後。

 「ハートのシフォン、かわいいけど出来上がるとが微妙です。」

 なんてお伝えしていた事、納得されていました。ふふふ。
 なんか・・あれ?って思う感じ。
 ハートをひっくり返して「お尻みたい」と喜んでくださったので(喜び?)よかったな。

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 この日のゆきさんは、夜パーティと言う事で全身ドレスアップ。
 そんな由紀さんがキラキラと「はい、由紀さん」って渡してくださったダリアの花もかわいい♪ 

 その強い信念に、私はずっと前から深い尊敬を感じていたのだけど、更に細やかなお気遣い(頂く手紙には必ずいい匂いが、プレゼントの袋の中には花びらが、カードには名前が印刷されている、などなど)と共に、本当におおらかで、優しくて楽しい素敵な女性。


 女性がきれいにしているのってまわりを幸せにするなあ・・なんてうちの普通の台所で輝きを放ちつつ、手はすごい勢いでケーキをしあげていく由紀さんにぽーっとなっていたのでした。あの外見と技術のギャップが素敵・・。


 夜、頂いたTEEJのカモミールとアッサムのブレンドの紅茶と、手作りのケイクがやさしいやさしい美味しさで心、くるくるとまるまる。

 仕事柄(なのかな)お紅茶を頂く機会がとても多くて、そして私は味を比べる、なんて高度な舌は持ち合わせていないけれど、どれも本当に美味しくて、そしてそれを連れてきて下さった方の味を感じる。感じながら今宵は「カレンダーガールズ」鑑賞。イギリス英語が聞こえるだけで条件反射で涙が出てくるゆきおだよ。これは、きっと一生かわらず。  
Posted by yagihana at 10:31

2007年09月26日

秋の幸せ。

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モンブランのケーキに、バターの変わりに裏ごし薩摩芋を使ったスイートポテトケーキ。

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 スイートポテトシフォンにスイートポテト。
 (なんか皆さん地味)


 かぼちゃも洋ナシもりんごも、使いたい素材が多すぎて幸せな秋のはじめ。ついでに食べたい素材も多すぎる。イタリアで見事に割れてムキムキになったおなかはいつの間にか元通り。ゆめをみていたよう。

 大好きな作家2人の本が同時に出ていた今日。すごく、すごく好きな人の言葉を、オンタイムで読み続けられる、この時代に生まれてよかったな。書き続けてくれますように。


その内の一冊の中の好きなくだり。

「心配しがちな人は多い。愛するものを気遣うのは当然だ。でも心配ってしてもしょうがない。・・

 本当に愛する人がいるとき、大事な人がいる時、それはなにもかもが心配だろう。考えるときりがない。でも、そんなこといちいち言っても足手まといになるだけだから、その思いをぐっと飲み込んで、自由な人生へと彼らを送り出す。それが愛するもののとるべき態度だ。覚悟をするということだ。そして、ただ、そっと、祈る。

 どうか無事でと。
 祈ることしか人は愛するものにしてはいけない。」
  
Posted by yagihana at 18:24

2007年09月25日

誰もがもっているもののこと。

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かなり前から予約して、待っていた栗が到着!

 今年は猛暑のせいで遅かったけれどその分すごい甘くて立派!!感動しつつ一気に、大きな鍋を何台もだしてきて茹でる。ワクワクワクワク。横で覗き込んでは、母も「何に使おうかしら」とワクワクワクワクしてた。モ、モンブランですけど。ドキドキ。

 モンブランのレッスンに来てくださる方どうぞお楽しみに。
 いっぱい期待してくださいね★

 
 映画「包帯クラブ」を見ました。柳楽くんのたまに見せる鋭い、色っぽい目と、石原さとみさんの分厚い唇にドキドキ。

 よく思う事。
 誰でも生きていれば深い傷や悲しみが必ずあって、それを人に見せるか見せないか、だけの違いだし、同じ出来事でも人によって傷の大きさも深さも違う。

  それは、その人の今までの歴史や性格、環境、あらゆる事で決まるから、その傷の深さ、悲しみを理解はしきれないよ。でも精一杯の想像をして尊重することはできる。

 それを想像もしない人という人、すぐにうらやましがったり、人の事断言したりするからすぐわかるの。事実だけ聞いて判断する事なんて絶対にできないのに。あなたはその人じゃないのにって思う。

 自分の悲しみや傷がこの世で一番大きいと思うよりも、自分も人も同じだって分かっている事って私にはすごく大事だった。客観的になる事は自分を知ること、救うこと。

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 今夜はずっと行ってみたかったマカロン由香さんのお料理教室の初回。

 今日はこってりんとした手打ちパスタやラザニア、魚介のマリネにデザートでした。7時に始まって10時過ぎから食べ初めて、美容には悪そうだけど心にはとても幸せな気持ち。ワインも出してくださって素敵なレストランのよう。こりゃ車ではいけないな。


 由香先生のさばさばして、パワフルでかわいらしい魅力もさることながら、ゆきおは来ている女性たちの素敵さに終始嬉しくなっていたよ。

 私は粉を扱う時だけ、

「妙に早いですねー!!」なんて言われて、へへへ、粉だけはね、なんてこっそり思う。

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 真剣な愛理。

 フラに続きお稽古仲間の愛理。愛理が美味しいもの食べてる姿って本当に幸せそうで、私も幸せになるから、そんな姿をこれからも見続けられることが私は一番ハッピー。

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 十五夜の今夜。 見事にぽっかり。



「十五夜の月は一緒に見なきゃ!」なんて待ち合わせして、一緒に上を見上げて喜べるこの関係がすごく大切だよ。たまたま電話をくれたりメールをくれた友達とも「月を見て!!」って伝えられて、見たー!なんて返事があって、すごい幸福だった。  
Posted by yagihana at 17:55

2007年09月24日

トミの結婚式へ。

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今日はお昼から横浜で大事なトミの結婚式。

 なんか似てるよねっていつも言われる私とトミ。へへ。私にとってものすごいほめ言葉だよ。とみに一番近い席をありがとうね。


 トミという、ずばぬけて聡明で、謙虚で、のびのびとした優しさをもつ素晴らしい女性と一緒にいっぱい旅行したり、泣いたり笑ったりしてきた事、すごく誇りに思ってるよ。ミス東大になるような美しさもトミの人柄の前ではおまけみたいなもの。

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 とみ、旦那様のよしひとさんについて、スピーチや手紙や事前情報で「ものすごい変な人なの。」「こんな変な人ですが」なんて連発していたけれど、一生楽しそう。

 そして優しさも誠実さもびしばし伝わってくるけれど、何よりトミがのびのびとしている姿が全てだよね。  

 あたたかくて、楽しくて、美味しくて、みんなが2人を大好きで、素晴らしい結婚式だったよ。本当にどうもありがとうね。

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 麻布や筑駒のみんなも、年に一度でも会うとホッとする大事な友達。
 次は誰の結婚式で会えるかな。

 思い出すと恥ずかしくて一生穴の中で体育座りしていたいような、高校時代の超あおくさい恥ずかしい姿も、エピソードも知られてしまっているから楽ちん。

 それぞれの道で第一線で活躍している人たち。だけど集まると、毎回ただの悪がきみたいにうるさくて、知的に(今思うとそうでもないかも)下品なのも懐かしいかんじ。みんな独身なので唯一の既婚者あっちゃんに質問攻め。その答え、とても平和で、満足している感じがすごくいいなあと思う。


 私は友達の前でかっこつけて恋人や奥さんのことを悪く言ったり必要以上に卑下する人をみると冷める。その1人以外の人にやたら優しい人も。何が大事なの?って思う。


 昼から始まったから2次会で大騒ぎでよっぱらってもまだ7時でした。
 その後赤レンガの方へ。月の見える席で夜遅くまでのんびり。  
Posted by yagihana at 21:24

2007年09月22日

ごくごく、のむ。お酒も優しさも。

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 これは式後に新郎新婦が手渡しするプチギフトたち。


 引き出物も無事に終わって今朝発送。
 今回は100セットだったからあっという間の出来事だった。でも、いきなりがらん、とする家と心にしんみり。幸せだったなあ。


 本当に偶然に、私は彼女が私について語っている文章を最近読んだ。そしてその文章を、その時の気持ちを、私は一生忘れないと思う。本当に嬉しかったのは、私に関してではなく、私たちの関係についての文章がメインだったからだ。私は私自身、相手自身よりも、そこにうまれた関係が大事。どんな関係でも。

 見ちゃったよ、なんて言わないけれど、私は今回はこのお菓子に気持ちをこめるし、これからは、また別の、あらゆる手段で。

 偶然知る事には、ほんとは悲しい事のほうがちょっと多い気がする。でもやっぱりたまにやってくるこんな大きな喜びに出会うなら、どちらも天の恵みのように受け止めたいな。

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 そんなさなかでも珍しく毎晩飲む日々。
 家でも、お菓子の緊張で神経が高ぶっていたから、毎晩泡盛を少々。へへ。
 
 土曜日は夜 赤坂の「焼き鳥やなかいち」へ。

 自分で焼く自分焼き鳥。でも焼き鳥は串に刺さっていた方が美味しいという偉大な発見がありました。写真は、割れないだけで、味は普通の卵黄だったぷりぷりの卵黄。しめのうどんはとても美味。


 滅多に人に相談をしない方。
 頼りにしないわけにあらず、その答えに答えたくなっちゃうから。だから基本は事後報告なのだけど、さすがに事後にはできない事を相談しました。

 いつも爽やかに答えをバンバン出しているのに、「由紀だからこそ適当には答えられないよ」ってずっと考え続けて、結局答えはでなかったけれど。それが、最高の答えだと思って嬉しかった。

 ありがとう。理由も理屈も根拠もなく、一生大切な存在です。

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 そして目黒通りの中華、「大鴻運天天酒楼」へ。絶品という小籠包をいただきに。

 一口目で熱汁に口内を焼かれて、その後は恐ろしさに身を震わせつつ冷めてから食べるという、敗北感。

 でも何もかも美味しくっておなかいっぱいになるまで食べて、嬉しくていい夜だった。一緒にご飯を食べてると優しさを食べてるなあって感じる人。それは料理の問題じゃないみたいだよ。毎回そう思うもの。

★★★

 さて。陽子夫妻の結婚記念日の今日。アレーズでデート。

 今までは、「今日記念日でーす!!」なんて自ら発表してくれる粋な電話を頂いてしまっていたので今日は先手を!!と会った瞬間に

「明日、おめでとう!!」なんて言ったのに、後から今日だったことを知った。つめの甘さは生まれつきか。(と親をじっと見つめる)

 そしえ今日は兄の誕生日でした。おめでとう。そして何よりも奥様あきこさんにも盛大な、ありがとうを。(兄と一緒にいてくれて)ロンドンで頑張りすぎて体こわさないでね。  
Posted by yagihana at 17:53

2007年09月21日

生きとし生けるものたち。


 朝、えりさんに最後の挨拶をしに。

 亡くなっても上品で優しい顔をしたえりさん。でもこんなにも愛されるだけではなく、頼られて、信頼されて、常に自然に尊重してくれる一家に生きて本当に幸せな犬生だったろう。冷たく冷えた部屋で、妙にあたたかいものに包まれて、だーだー泣いた。

 いくら形をかえてここにいてくれるだろうって思ってもやっぱり、そこにあった音や温度がなくなる事にはゆっくり慣れるしかないもの。うちだって立ち直るまで何年もかかったし。

 今、私に聞こえる音や温度、当たり前のものと思わないで聞いたり感じ続けたい。
 永遠でも、当たり前でもないって事はいつも忘れないよ。
 
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 みっちー、大人っぽい美少女で落ち着きもあり、だけど体はミニ。のギャップが素敵だよ。私のバッグをもって出かけられた。


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 夜、あきのお誕生日をお祝いしに、四谷三丁目のあぶさんへ。



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 毎年、誰よりもはりきって、小道具もいっぱい準備して、恋人あきのお誕生日会を計画するはじめさんだ。今日もとびっきり嬉しそうで楽しそうで、一生懸命で、本当に素敵だったよ。

 私たちは大事なあきの恋人がはじめさんで、本当に嬉しいなあっていつも思うけど、この日は特にそう思う。大好きな友達が恋人に大切にされている姿をみるほど嬉しいことはないよ。そこは友人としてはもう入り込めないというか。


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 というわけで、いつもの仲間、大集合!!
(お久しぶりのこせきくん、私のブログのどこにも、「エブリバディー感謝だよ(巻き舌)」なんてどこにも書いていないってば。)

 昨日「何が何でも明日は絶対かけつけてみせる!!」と叫んでいたふみちゃんだけど、やはり忙しくて参加はできず、それでも会社のハイヤーにのって一瞬花束を渡しに。

 すごくすごく飲みたい気分だったけれど、引き出物がまだ終わらないのでウーロン茶で理性をたもちつつ、この最高の夜に参加できることに感謝!!


 本当に多くの人が集まって、心からその誕生をお祝いしていて、プレゼントの山に埋もれそうになって「もう死んでもいいくらい幸せ」って言ってたあき。全てあきの人徳だからこのパーティが大げさじゃないって思うもの。

 本当に優しいプリンセスあき。生まれてきてくれてありがとう。   
Posted by yagihana at 10:50

2007年09月20日

ふみちゃんと、えりさんを思う日。

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 働きマン、ふみちゃん。
 
 忙しい人が忙しい空気をどこにでもしっかり(少し誇らしげに)引き連れて生きているのはよく見るけれど、ふみちゃんは仕事の予定を毎回、文字通りこねくり回しまくって、めちゃくちゃ忙しい中やってきてくれるのに、会う時はいつも、どこまでも、穏やかで柔らかい。

 見事なオンとオフの切り替え、いつも尊敬しているよ。
 
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 和栗で作るモンブラン。
 と、木苺とはちみつのマドレーヌ。

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 今日、いとこのゆりお一家の大事な大事なシェットランドシープドッグのえりさんが亡くなりました。

 えりさんがやって来て、ゆりおのお母さんが突然亡くなって、ゆりおに子供が産まれて、そういう大きな流れの中でえりさんの存在はどんなに大きかったか知ってるよ。ゆりおのお母さんの生まれ変わりだよねっていつも思うほど、本当に優しくておおらかで穏やかなえりさん。また何か別の形に変わってゆりお一家を守ってくれるよね。

 はなさん、あなたは誰の生まれ変わり?なんて何度も聞いてみる。
 「私ははな!誰の生まれ変わりでもなく、はな!」という感じがします、はなさん。

 ここ最近ずっと両親がロンドンにいっていて、はなさんと二人暮らしでした。
 誰かのたてる音があるって大きいなあって思ったけどね私は確かにはなさんのたてる足音や、フガフガいう寝言に何度も心救われたよ。  
Posted by yagihana at 09:25

2007年09月19日

ミス・ポター

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 今夜はひろかと恒例「横浜レディースデイ映画の会」の日。 レディーに生まれてよかったね。


 その辺にある看板の前で、はいはい、そこに立ってーって適当な私と、嫌がるけど、まるで出演者のようになじむ素敵なヒロカだけど、鑑賞したのは「ミス・ポター」。
 

 ピーターラビットの作者であるビアトリクス・ポターの半生を描いた映画で、1時間半と短いし、大きなドラマはないものの、私の愛する湖水地方の美しさや、この耳に限りなくやさしいイギリス英語にすっかり癒されました。こんなにシンプルな映画もなかなかないよねえってすっかりあたたかい気持ち。

 毎回、仕事帰りに、映画館の中でごそごそとおにぎりを食べ、見終わったら爽やかに手をふって帰っていくこの素敵な会。このあっさりさは親しいからこそ出来るよね。


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 今日も夜まで一日お菓子作り。一気に引き出物を焼き上げてく。

 ちょうどおなかがすいた頃に届いた、香川の愛する「がもう」の生うどん!
箱をあけて10秒後にはお湯を沸かし始め、10分後には頂きました。へへ。もう腰がすごい!美味しいぃぃぃ。

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 少し遅れてなみさんからお手紙が。

「お早めにどうぞ!!」の言葉に「はい!もう頂きました!」と思う幸せよ。最高の旅の最中、そして「ゆきさんが確か一番お好きだとおっしゃっていた気がして」ってわざわざ「がもう」を送ってくださる深い優しさや愛情、記憶力に感動。そしていつもスマイルなカードを送ってくださることも。


 昔からずっと思い、願ってきた事。

 たとえすごく少なくても、狭くても、損得勘定のない、ただのまっすぐな、愛情でつながってる人間関係の中で生きていきたいという強い気持ち、私は今それに確かに恵まれているなあって、今日はしみじみと思いました。いつも本当にありがとうなみさん。

 守りたいもの、欲しいもの、自分で分かって一番よかったのは、いらない物がはっきりした事だ。すごく生きやすい。今、私にはどうしても欲しいものがあるよ。手に入れるにはあと10年はかかりそうだけど楽しみなのだ。


The Kissing Hand~キスのおまじない 日本語版


 今日、「由紀、手を貸して!!」って言われて突然の手のひらにキス。

 び、びっくりしたーーと思ったら、この本を頂いたよ。何をしても消えないお守りをありがとうね。守られているなあってほんとに思うよ。  
Posted by yagihana at 12:06

2007年09月18日

proud of you.

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 作っても余りがちなアングレーズソースはミルクと合わせると最高に贅沢なミルクシェークになるって聞いたから、その為にいそいそアングレーズを炊く早朝。

 では、バナナもいれたら最高に贅沢なバナナミルクシェークですね、って、いそいそとバナナと投入し、ワクワクと飲みました。バナナジュース好きのあの人をおもふ。へへ。美味美味。

 
 毎日、なんだかんだでスタバにはお世話に。
 そして毎回飽きずに飲む豆乳カプチーノ。イソフラボンが私の(非常に少ない気がする)女性ホルモンを刺激してくれる事を期待してる。スタバを後にする頃には心なしか女性らしさ1ポイントアップ。

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また、週末の結婚式用の引き出物つくりがはじまる。
 スマイルズも次々に笑い始めたよ。幸せだなあ。

 ナンテ生地で白クマも。

 クッキー型おたくの私も見た事なかった微妙すぎる白くま、今ではすっかり愛しています。素敵なふみちゃんからの素敵な贈り物。

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 「今日は仕事早く終わりそう!!ちょっとでも会えるかい??」との連絡を受けて急遽、陽子と、そしてその後トミともチラリズム。こういうのって本当に嬉しいよなあってしみじみ。

 1時間程度のチラリ、でも面と向かって笑い合えることの大切さ、すごさ、いつも感じているよ。話しまくったのに何を話したか覚えていない、この感じがすごく楽で好き。


 年に一度、ひでが泊り込みで研修という今夜、「家で何をしたらいいか、いつ寝ればいいか分からない・・」なんて言っていた素敵な陽子。ヒデも陽子の海外出張の間、毎晩亀と話していたし、2人はもう2人で1人なのですね。

「ほんっとにいい結婚したと思う。」
「いや、ほんっとに最高の結婚だよ。」

 なんて何を話していても行き着くよ。今宵もうなずきあう我ら。
 陽子の最大の親孝行、そして親友孝行でもあるのだよ。ありがとうね。 

 そして式直前のトミ。大好きな、誇らしいこの気持ちをお菓子に託すよ。

  
Posted by yagihana at 10:04

2007年09月17日

my heart is yours.

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 my heart is yours.

 ガレットナンテで作りました。何人かに言っていいなら言えるけど、生涯一度しか言わないとしたら、まだその時は来てないなあ。

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 今朝は大好きなひろこさんとレッスンの日。
 ベレバスクとお抹茶のアントルメとパンデピスを作りました。

 お昼の便で鹿児島に帰られるから、今朝早く、小鳥たちがチュンチュン鳴いている頃から大集合!!

  初めて鹿児島から会いに来てくださってから、もう何度お会いしているのかな。レッスンの間中、大笑いもできるし、涙を見せてくださっても焦らないのは揺ぎ無い信頼があるからこそ。

 そしてお互いだめな場所では「貝のように黙っています。」なんて同じだね。ふふふ。本当に素敵な年上の、よっぽど私よりお菓子の技術だってある女性だけど、それでも私はソウルメイトだって思ってる。そう思わせてくださって本当にありがとうひろこさん。

 
「またすぐ会いにくるからね!!」って両手をぶんぶん振って帰られる姿をいつまでも見ていたかったの。素晴らしい、あたたかい余韻。私はその後広がる気持ちでその関係を感じる派。


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 夜、元気いっぱいでフラへ。
 もはやフラは私の生活に欠かせないよ。踊る時間も、愛理と話す時間も。

 来ている女性、みんなめちゃくちゃ美しくて素敵だけど、100人以上の集合写真をとっても先生の女王様のような美しさはダントツ。すごい事だ。飲み込まれそうにもなっていない所が一番すごい。

 今回の曲は、愛する人に捧げるスローで素敵な踊り。
 いつか誰かか自分の結婚式で踊りたいなあ。

 あさってが誕生日の愛理に、前夜祭としてバラを。

 台湾でまた熱烈な歓迎を受けてきた愛理だ。世界中に、「美味しいものを食べさせたい!!」と待ち構えている人たちがいる素敵な人生を送っているのは、愛理と康平夫妻の人柄ゆえだよね。


 久しぶりに花屋さんにうかがって、選んで、贈る幸せを感じて帰宅したら、今度はお花を頂く幸せを頂いたよ。すごく、すごく幸せになる。こんなに幸せな贈り物ってやっぱり他にないよ。世界中どの街にもお花を贈るという習慣がある事は、きっとそういう事だなあって思う。本当にありがとう!  
Posted by yagihana at 12:38

2007年09月16日

ともだちのひ

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今日はともだちの日。

 朝の電話、てっきりひろかかと思って、「はいはい,ひろかー!」と出たら、ものすごいかわいい声で「祐子だよ♪」。

 その時、恋に落ちました。
 今からファックス送るね!なんて、やけに懐かしい通信手段で、お互い何度も電話の前で頑張るも、むなしく届かずー。ふふ。でももう十分気持ちは届いていたよ。祐子、朝から幸せをありがとうね。


 そしてプリティひろかが、似つかわしくない男らしい車で登場。
 旅行をはさんで久々だったから、嬉しくて嬉しくて全身が笑っちゃう。

 よく家族が一瞬テレビにうつっただけでも大騒ぎする光景があるけれどそれに似たような事がありました。両親の騒ぎっぷりはもちろん、ひろかはじめ婦女の会のメンバーが喜んでくれたのをみて、もはや家族だなあ、なんて思ったの。この大好きさは友人の域をこえてるもの。

 ヒロカ希望でロイヤルミルクティのケーキとフィナンシェ。
 大切な人に、大切な日に、ケーキをつくろうって言う発想を当たり前に持ってるところもいつも素敵だなあって思ってる。
 
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 そうそう、この2人は兄弟なのさ。自由が丘のCIBONEにたたずんでいます。
 キャラクターもの興味ないけれど、頂いたこの子達はすごく好き。
  
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 午後は、小・中・高の同級生ゆうちゃんとむか。
 もう10年近くたったのに、変わらぬ文字や顔や動き方の癖。ふふふ。

 むかは、つっこみは鋭いけど相変わらず小動物のようだし、ゆうちゃんはちゃきちゃきしてるけど、ばっちりぬけてる。ふふふ。もはや幼馴染みたいな気持ちだから、そこにいてくれるだけですごくホッとしたよ。変わらないままでいてくれて本当にありがとう。


 今日はモンブランとフィナンシェとピーカンナッツのクッキーを。
 今年は取り寄せる栗が猛暑のせいで遅れていて、アンベールのマロンに試作中の和栗のペーストを少し混ぜて使いました。絞りがウネウネしてる。


 2人がここにいてくれる景色が不思議だし嬉しいし暖かいしで、なんか照れっぱなしでした。

★★★

 友達の日。(たまたまだけど)

 大学時代は普通にみんながお菓子を作りに来てくれていて、途中から材料代を頂くようになって、今はこれが私の仕事だからレッスン代を頂いているよ。友達からお金を頂くって、ものすごいことだと思ってる。「いいよ、いらないよ」という方がよっぽど簡単。でも私の意識を一番プロに変えてくれる瞬間だった。

 よく「好きな事を仕事にしている人」なんて最近聞くけど、私はその人自身よりよっぽどその人の周りにいるだろう、その人を支えたり応援している素敵な人の存在を思うよ。私は一生ありがとうって思い続けてると思う。  
Posted by yagihana at 15:12

2007年09月15日

いつが最後でも。

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 大好きなあきとランチ。

 中目黒のナポリピザの名店「SAVOY」が生まれ変わって「聖林館」。名前はかなり微妙だし、2階にあがるのにらせん階段ぐるぐる、も女性には厳しいけれど、ピザは相変わらず美味!生地も!

 でもこのサイズ・・。
 「小さいね!」「小さいよね・・」「小さい・・」と何度も言ってた卑しいゆきおだ。

 その後ゆっくりお茶。
 いつまでも、いつまでも飲んで、笑って、話し続けたいような平和な気持ち。あきに会うと本当に柔らかくて幸せな気持ちになるよ。美味しいお水をごくごく飲むような、清らかさでいっぱい満たすような。


 健康があって、独身で、東京にいて、日々悩みは尽きないけれど基本的にとても幸福であること。全部そろっている今は本当に奇跡のような時間だから、会いたい時に会えるってお互いにいつも分かってる。

 「だからこそ今、会える時間やこの関係を、大事にできるうちに思い切り大事にしようねえ」

 なんて言ってたけど「私たち、かなり大事にしまくってるよね・・・」
 た、たしかにね。でもこれからも。いつが最後でもいいように。

 失った時の悲しみを癒すのは「出来る時にやれるだけやった」という記憶。
 まだまだそれが出来ていないけれど、確かに、私は何人かの大事な人をいつ失っても後悔しないくらいもう思い続けている自信ありだよ。そして思われてるのももちろん分かってるよ。

 お互い午後の仕事を前に、ほんの2時間くらいのランチデートだけど一日が大きく違うよ。ありがとう♪

 ★★★

 夜中、電話を通して耳にした突然の「あなたはほんとに素晴らしい人だと思う。」
 嘘も媚も絶対にない人の言葉が本当に嬉しかった。誰だってコインの表裏みたいにどうとでもとれるから、多くの人から悪人と思われても構わないのだけど。

 彼にだけは認められたいって、苦しいほど強く思い続けていた、はるか前の自分に「いつかまた話せるようになって、そんな言葉をもらえるよ。だから大丈夫だよ。」って言いにいきたい。きっと、今の私に未来の私は大丈夫だよって言いたくなる日が来るだろう。

 それを思うと、何だって乗り越えられる気がするよ。  
Posted by yagihana at 09:32

2007年09月14日

僕はみてるよちゃんとみてるよ

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 かわいい大切な妹のようなあおいさん。

 今日はロイヤルミルクティのアントルメと先日フランスで習ってきたパンデピスをアレンジしたものをお伝え。アントルメの方は巨峰のブランデー漬けを加えました。紅茶と巨峰っていうのもまた合うのです。

 12月からフランスに渡るあおいさん。
 続けること、時がきたら潔く行動すること、学んでるの。

 立派な事、口にだしまくる人っているし、目につきやすいけれど私がいつも惹かれ続けるのは、静かに実行していく人。目に見えにくいからこそ、私はいつも目をこらしているよ。

 ちゃんと見ているよって、だから成果がでるのは当然だと思うよっていつもこっそり思ってる。いつもあたたかいお手紙も贈り物も本当にありがとう。

  ★★★

 両親いなくて自分が家で食事、っていう珍しいケースの今夜なのでご飯を炊いて、お味噌汁を作って、とろろを摩り下ろして、肉を焼いて、アスパラの天ぷらをつくる。気合をいれてお化粧する時より、エステにいく時より、丁寧に料理することは、自分を大事にしているなあって思う時。


 張り切って「てんぷら こつ」「てんぷら 絶品」とかで検索して勉強。何一人でやっているんだって我にかえるのは1時間くらいたってから。その甲斐あってさっくさくでした。幸福だなあ。さくさくさく。


「僕はみてるよちゃんとみてるよ、頑張っているきみのこと」
って歌。「由紀が歌ってくれてると想像して聞いてるから頑張れる」って教えてくれた。もちろん見ているよ。尊敬しているよ。  
Posted by yagihana at 19:22

2007年09月10日

ただいま!の長い一日。


 今朝早く成田へ。
 フィレンツェ4泊、シエナ1泊、パリ2泊の旅でした。

 毎度、成田にぶらさがってる感情のこもっていない「おかえりなさい」の文字を見て、日本を思う。どんな短い旅でも盛大な「いってらっしゃい」「おかえり!!」を必ず「いってきます」「ただいま」の前に伝え続けてくれる人たちの愛を感じるよ。そのたった一言で、帰ってきてよかったなあって思える幸福よ。私も伝え続けたい。


 バスにて近くの駅まで戻り、母と久々のお蕎麦を食べて、早速我慢できずに、お菓子を焼きはじめました。私がいないと台所がすっきり。ごめんよー、と思いながら、ガタガタとお菓子道具を広げる。うん、すっきりはしないけど愛がある風景。


 これから2日間真剣にリハビリをして、レッスンの日々がはじまるよ。

 そしてちょっと寝てフラへ。、という口実で愛理に会いに。
 さすがにフラフラで、夢の中で踊っているようでした。

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 トスカーナの美しい田園風景も、美味しい食事も、すばらしい結婚式も、全ての、言葉にしきれない溢れちゃう感情を共有している愛理だよ。会えば会うほど会いたくなるよ、はいつも幸福な真実だね。本当にありがとう。

 この旅で私たちが一番たくさん発したイタリア語は「ブォーノ!!」。


 何キロ太ってもいいから美味しい物を食べまくろう!!と毎晩、タクシーを飛ばしてイタリア人しかいないような現地の素敵なお店に伺っては、真剣にワインも肉もパスタも食べ続けた日々だったのに、途中から突然、腹筋がわれまくって、どんどん痩せてきたよ、なんて話していたら愛理も同じでした。そのミラクルのつけは後から?ドキドキ。

 
 なぜかイタリアの写真がのせられないので、結婚式の写真は追ってのせます。


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 フィレンツェから、パリにうつって最後の朝。

 快晴の空の下、遠く遠くに凱旋門。この写真は大事な人に再会してとってもらったたった1枚の写真だからすごく大事。髪がペタンコ頭にはりついていても。


 私はあと何度この街にくるのかな。

 何度訪れても、学校に通う間だけ住んでも、好きになれなかったパリは、私にとってただ、お菓子の勉強や道具の調達にちょっとお邪魔する場所だったんだけどね、今回のパリでとても大事な決断をしました。その結果はあと10年くらいかかって、静かに、私だけに分かればいいかなと思ってる。

 パリが後押ししてくれたんだ!と思うことに決めたからパリに感謝、なのです。

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 世界一好きなオランジュリー美術館。

 朝7時から市場をめぐって、いくらなんでも早すぎだろう!って時間に到着したらやっぱりお昼からだった。2度もこれるなんてラッキー、なんて思いながら、くるりとまわってセーヌ川沿いを散歩。

 手にはラデュレのクロワッサン。ラデュレといえばマカロン!だけじゃ勿体ないのです。パンも、オムレツも美味しい。そう気づいてから私の目はマカロンの間をぬってぐるぐるめぐる。


 私がとても尊敬する女性も世界一好きっておっしゃっていたからますます大切な場所になりました、オランジュリー。私はその時3人分の目でベンチに座ってじーっとこの場所に。


 今回の旅行前、とても辛いことがいくつか重なって、その現実から逃げ出すようなタイミングでイタリアへ向かいました。空港でも行きの飛行機でも考えては泣いていたのに、帰りはもうニコニコしてた。旅先で出会う圧倒的な風景やたくさんの人々は、いつも私をとても小さく戻してくれるよ。もらった大事なエネルギーは私がまだまだ持っている宝物を大切にする為に使いたい。


 簡単だな、私は。根本はもちろんこれからだけど、今の自分なら大丈夫。
 そう信じられるこの気持ちが一番欲しかったんだもの。

 そして何があっても私は文章で誰か特定の人を攻撃したりしないようにしようと改めて思う。実名を挙げての一方的な批判、否定、というすごく簡単な方法で、私の大事な友人を傷つける人がいて本当に悔しかったけど、私が最後まで信じるのは肯定の力の方、そして品性ってもの。  
Posted by yagihana at 22:37

2007年09月09日

イタリアの結婚式と日々のこと。

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 悠ちゃんとさやこの結婚式。

フィレンツェから車でシエナに向かい、そこからまた少し離れた 「Residenza d Epoka」。ローマ法王が夏の居城にされていたという素晴らしい邸宅が今は貴族の邸宅となって、ユネスコにも文化財として登録されている素晴らしい場所でした。


 この日は朝から雷と大雨ですごく心配しつつ、フィレンツエ組の我らは豪華なディナーを想像しつつ、お昼にもやっぱり美味しいイタリアンを求めて出かけていったら、そこからむくむくと晴れて、式の頃には晴天の青空!!最高だね。

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 まるで現地の人のような彫りの濃ゆーい、美男美女カップル。
 のびのびとしていて、幸せそうで、本当に素敵だったよ。

 庭にはレモンの木がいっぱい植わっていました。

 こう見えて超優秀な精神科医の悠ちゃん。その面白さは式の直前も最中も直後でも全開でした。ふふふ。

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 式の後には豪華な晩餐会。
 両家の親族と、友人計8名でこじんまりと18人で囲む祝いの席。

 悠ちゃんの親友2人による斉藤和義の「Wedding song」の熱唱は本当に心がこもっていて、優しくて、まっすぐで、私はその場にいられて本当に幸せでした。自分の大切な人が、他の誰かかからもすごく大切に思われているって、どんなに嬉しい事だろうな。みんな感動してみんなちょっぴり泣いてたよ。

 終始ゆうちゃんを見つめてるさやこも本当に美しくて惚れ惚れだよ。
 悠ちゃんがのびのびと豪快でいられるのも、芯が太いのに超おおらかなさやこの支えがあるからだろうな。


 式の翌日は2人が案内してくれてフィレンツェの丘の上にあるレストランへ。
 世界一の夜景だよって聞いたけどね、フィレンツェで夜景なんて聞いたことないよー!と思ったら本当に世界一の美しさ。世界一、といっても私の心の中でだけど。

 大好きな仲間が久しぶりにイタリアで再会して、美味しい食事とワインを囲んで笑えるってそれだけで奇跡のような夜。


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 式の翌日からいきなりアウトレット巡りに行く新郎を筆頭にして、みんながぞろぞろ行ってしまったので買い物にあまり興味のない私は一人残ってゆっくりシエナを。

 バス停を探していた時に出会ったソウさん。10年前にシエナに留学にきていて、ちょうど10年の区切りでまた訪れたというソウさんが、突然シエナの街を案内してくれることに。


 すごく柔らかい、まるで祐子のような男性でした。
 そしてそんな人が横でゆっくり歩いてくれたので、シエナの街の美しさが余計に感じられたよ。

 最後に「出会いに」ってシャンパンで乾杯。我ながらラッキーだなあ、って思うけどね、天使のようなソウさんが、

「あなたには引き寄せる力があるのかもしれない」なんて言うから、本当にそうかもって思えました。一杯のシャンパンで酔っ払い、その後みる全ての景色がスローに揺れていたのもまた良きおもひでよ。

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 そして私のフィレンツェ滞在を間違いなく安らかにしてくれたかおりさん。

 今回のホテル探しでたまたま見つけた日本人女性とイタリア人男性カップルのやっているB&B。街から少し離れていたけどね、もう大正解!!でした。

 イタリア語が話せない私たちの変わりに何度もレストランを予約してくださったり、いつでも自宅に招きいれてくださったり、何をうかがっても「いいですよー!」「大丈夫ですよー!」とイタリア人らしい豪快さをのぞかせていたのに、最後にじゃあ一緒に写真を・・なんて手を伸ばしたら、5歩くらい下がって顔を小さく!と必死だったのが可愛くってきゅーん。 

 毎朝美味しいパンを焼いてくださって本当にありがとう。
 この美味しすぎる旅の中でも私にはダントツでした。

  
Posted by yagihana at 10:08

2007年09月02日

イタリアへ


 今日からイタリアはフィレンツェへ。
 シエナの教会での結婚式に参列してきます。

 イタリアに行くとどうしても周遊しちゃってきたけれど、こんな機会もないから腰をすえてフィレンツェだけ。気分を盛り上げるべく、「トスカーナの休日」(いい映画だった)と「冷静と情熱の間に」をもう一度。ふふ。盛り上がったような気分。


 そして今まで一人旅の宿はユースホステルか激安ぼろぼろ宿を選んできたけれど、宿くらい普通の宿を、なんて考えが変わってしまい、安心と安らぎをお金で買うようになった、27歳の夏の終わり。年をとったなあ・・。(その代わり誰かと一緒の旅はホテルにも超こだわる)


 友人の結婚式はできる限り参加したい。
 そんな風に強く思うようになったのも、兄の奥様あきこさんの言葉が大きいよ。

 自分の結婚式に、どんな遠くからでもかけつけてくれて本当に嬉しかったからこれからはなるべく出たいのって話していたので、私はそう思う頃にはまわりはほとんど終えてしまっている予感がしたので先回り。ふふ。

 そんな風に思っているけど、自分の結婚式はすごーーーーくこじんまりと、遠くの地でこっそり、いつの間にかしたいと思ってる。恥ずかしいから。


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 願をかけてユニクロの真っ白タンクトップに油性ペンでスマイル君を。
 これですっかり、大丈夫。

 短い、忙しい旅だろうけれど、鞄にぎっしり本をつめていってきます。お、おもい。お菓子作れないのが淋しいな。と思ってぎりぎりまでお菓子を焼きつつ旅仕度。  
Posted by yagihana at 17:27

2007年09月01日

ペアきたる。

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 陽子とひでペアがケーキを作りにきてくれました。
 いちいち「はいっ!では愛の共同作業を!」と言う、うるさいゆきおだった。


 朝まで仕事のお付き合いだったというひでは終始ぼーっとしていたけれど、初めて我が家にきてくれて嬉しかっただよー。ケーキは名目で両親に会いに来てくれたというのに父は旅行へ。お互いに残念がっていたけれど、いつか必ず会えるよね。
 

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 桃と巨峰のショートケーキ、スマイル君も。
 ひで、人生初のお菓子作り、いい腕してました。陽子もデコ上手だったよ。

 「いいねいいねーー!!」「そ、そうかい?」「ひで最高!」「ふふふ。」
 とほめまくる我ら。
 
 
 親しければ親しいほど、深い気遣いと、いいバランスの甘えを、出し合える私達の関係を誇りに思っているよ。帰ってから陽子のお手紙にほんのり涙ぐむ。いつもありがとう。

 大学時代にうちにお菓子を作りに来てくれた頃のレシピノートまで持参してくれた陽子。なつかしやー。あの頃から陽子はおっきなひまわりを抱えて会いにきてくれていたなあ。

 
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 おみやげもありがとうね。
 はっ!まめまめしくいきます!でもそれってどんな?まめとは違うよね。
  
Posted by yagihana at 17:36