秋のはじまりは大好きな友達とのお菓子教室から。
会社のお休みを取ってお菓子を作りにきてくれたヒロカとふみちゃん。
始まる直前にふみちゃんから電話。
「今、・・・起きました・・(小声)」
と泣きそうな声のふみちゃんに、ゆきおやじはぐっときて励ます。朝まで仕事していたのだからそりゃそうだよね。よく眠れて本当に嬉しいよー。寝坊でもしなければふみちゃんの睡眠絶対足りなすぎなのだもの!
こういう時のこちらの対応って、私ではなく相手次第なのだなあ。とつくづく思う。普段のふみちゃんの優しさ柔らかさ面白さ愛情深さ誠実さ、全てが全てなの。
今日のメニューは、リクエストのフィナンシェ、ロイヤルミルクティシフォンと、今夜突然決まった優子のお誕生日パーティ用のレモンとホワイチョコのデコレーションケーキ。
ヒロカの書いた「YUKO」って文字の丁寧な美しさ。
私が書くよりもよっぽど上手なので、これからは文字を頼まれた時はヒロカに書いてもらおうとこっそり決めた。
一気に作り上げて、お茶をすすりながらいつものように、いつまでも、どこまでも楽しく、のんびりと、深い話もそうではない話もしていたよ。私たちは大学時代、生協食堂や大学の庭でただただ、毎日話していた頃と何も変らない。今でも毎週末のように会っている事が嬉しいよ。みんな尊敬しているし、んもー超!大好き。(超、大好き、なんて初めて言ってしまった。)
友達は立派になんてならなくても、頑張って頑張って苦しんだりしないで、ただただ平和で幸せでいて欲しい。いつもいつも思うし、伝えてくれる。ありがとうね。
2人でセットの母とはなさんも現れる。
いつも思うのだけど、嬉しそうな母に対して、お客様がいると無表情のはなこさん。
「今日もはなさん、無表情になっていたよー」とはなしていたら
「あら!あなたもそういえば小さい頃、いつも家では笑っているのに他の人に会ったら超無表情だったわ。」
なんて言ってた。
我ながら他にもすごく似ていると自覚ある所がたくさんあるはなさん。はなさんのふり見てわがふり直そう、とこっそり思う。
名古屋に行く前にお菓子をお送りしたyoshikoさんから、素敵な素敵なロイヤルコペンハーゲンのお皿が届きました。クリスマスプレートは見た事があるけれど、母の日という本当にあたたかい、幸せなプレートに大感激。
私がコルドンに通っている時からずっと、ドイツにお住まいのyoshikoさんは心と言葉をかけ続けてくださっていたよ。ついにお菓子をお渡しできた事。本当に奇跡のように嬉しかったです。どうもありがとう。
そして、もともと秋のお菓子便をお願いしてくださっていたmakiさんが、「スマイルだけでも先に送ってください!!」っておっしゃって、私はなんだかとても大事な時だと分かって急いで、心を込めてスマイルを焼いてお送りしたよ。
それを受け取られたmakiさんから今朝いっぱいメールがきていて。
私が伝えたかった事を全部まるごと受け止めてくださった事を知りました。どんなに伝えたくてもやっぱりコミュニケーションは受け手次第なの。makiさんはとても優しい受け皿で受け取ってくださったのだなあ。何に間に合うか、なんて知らないけれど、でも、間に合ったんだなあって分かって嬉しかったの。本当にどうもありがとうね。