2006年08月31日

夏が終わった日。

 次の日は祐子の愛する地元、多治見へ。
 レンタカーで名古屋から飛んでいき、祐子の案内でグルグルまわる。
 祐子の愛する地元を惜しみなく見せてくれてありがとうね。



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 祐子の手作り茶碗。
 ほっこりとしていてあたたかい。

 私の部屋のパソコンの横には、いつも祐子が以前作ってくれたお茶碗もいるよ。
 なんと器中にびっしりと「yuki」って書かれている、どこにも絶対売ってない!自分でもつくらない!そんな発想はしない!という世界で唯一つのお茶碗だ。お仲間をありがとうね。ちょっぴり大人バージョン。




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 陶芸もしました。





 大切な人に贈りたいものを作りました。(ゆきおのは真ん中。)
 私は、どうやらなんにでも顔をつけてしまう。

 でもね、この顔そっくりなのだ。あごの角度なんて絶妙!!
 横に並んだ、ほっこりお抹茶茶碗も湯飲みも、大好きな人。はさまれていて幸せそう。




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 もう乗るつもりだった新幹線の時間はとっくに過ぎていたけれど。


 真っ暗になっても、祐子の実家の前で話していたら、祐子のおじちゃまや、おばあちゃまも帰られてきて、お久しぶりにお会いできてとても包まれたよ。

 いつもお手紙をくださる祐子のおばあちゃま!
 今回もスマイルクッキーたちをお連れしたら、スマイル君よりもずっと、ずっといいスマイルで私を見つめてくださってキューン。




 祐子の惜しみない愛情を抱えきれないほど頂いた2日間でした。
 この旅は私にとってものすごく大きな目的があり、意味があったよ。
 それは「出会い」。

 私は自分自身が誰かの救いになるなんてできないのだけど、誰かにとって必要な人と人をつなげていく事ができる。
 
 この2人は出会わなくては!!人生で、絶対に出会うべき2人だ、って思ったら、そしてそういう人はきっと、私の仲介なんてなくても、いつか、必ず出会う事は知っているのだけど、お節介だからその時期を少しだけ早めてしまう。


 大好きな人を守りたい。
 私だけの力では無理な事でも、色々な方向から守ってみせるよ。
 そういう手段の一つなの。

 
 ものすごい力を持っている人が、その力ゆえにいつか孤独を感じることがあった時に、その存在を思うだけできっと救われる。あるレベルでのびのびと話し、たわいない事で笑いあっている姿を見ていたよ。

 
 私はこの旅でつながった2人を見てボロボロ泣いた。
 大きな事を成し遂げた後のような、ホッとした気持ちだった。そんな私を見て、その意味を分かってくれていた優しい人達が何度も何度も「ありがとう」って言ってくれたけれど、やっぱり私のほうが、ずっと、ずっとありがとうって思っていたよ。


 
「自分ももっと頑張らなくては!」なんて思わせないで、「ああ、自分でいいのだ。自分も素晴らしいのだ」なんて自然に思わせてくれる人。ゆきおはちょっぴり自分を好きになれたよ。私が出会う人も、みんないつか自分を好きになってくれたら、人と出会う意味があるなあって心から思う。人との出会いにそれ以上の意味はないよ。



 ありがとうね。
 これで私の今年の夏は終わりだよ。私の夏最後の日は、この夏最高の日でした。

 明日から秋。



   
Posted by yagihana at 08:36

2006年08月30日

夏の最後の2日間!

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 2006年夏、最後の2日間で大好きな、大切な親友、祐子に会いに。
 夏の終わりは自分で決められるから。
 その大切な時、私にとってはこの日に決めた。



 「祝!名古屋入り!!」の言葉を書いてくれた祐子の、その達筆な文字よりも祐子のこの笑顔が全てをあらわしていたね。 


 名古屋城にもいってみた。もう閉まっていた名古屋城を、外の格子にへばりついて、必死に覗く。メルヘンチックなパステルカラーに金のしゃちほこで「この上なく悪趣味ーー!」と幸せに思う。その時の夕暮れが素晴らしい色で泣きそうになる。



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 そしてしゃべり倒した夜。

 



 祐子が予約してくれていた、素敵な洋食屋さんでも最後にメッセージプレート。おっとこまえだなあ、祐子。恋人みたい。もうキューン、としてゆきおはおちました。


 いっぱい幸せすぎて、その夜はあまり眠れなかったのでした。


 そんな日にもう一つ大事な大事なことがあって。
 大切な人の闇が完全に消えた日。消してくれた日。

 自分が抱えているもの、誰にでもある心の奥深くにある秘密を、誰かに全てさらけ出す事がいつも正しいとは思わない。さらけ出して欲しいとも決して思わないよ。

 それでもあなたには、知っていて欲しい、全てを伝えたいと言ってくれた人が完全に全てを伝えたと教えてくれた。それはきっとものすごい内容だったのだけど、私は、がしっと受け止めた。その人の発すること全て、私はがしっと受け止めるだろう。

 器がなければ水は注がれない。
 私はこの器を深く、深く、底なしにしたいのだ。

 
   
Posted by yagihana at 10:23

2006年08月29日

直感や相性ってもの。

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 また九州が私にとって、より特別な場所になった今日。




 鹿児島のライス君、佐賀ののりえさん、福岡のいくさん、
 そして。今朝鹿児島からビューン!と朝一の飛行機でとんできてくださったヒロコさん。

 「直感で、どうしても!って会いに来ました!!」って言ってくださったヒロコさん。

 私があまりにも初めてお会いする前に質問をしないから、逆に「なんで見知らぬ人をこんなに信頼できるのか!?」をものすごく気にされていたけれどね、ふふふ。私にもあるの、直感っていう心強い味方が。


 お会いした瞬間から

 「ゆきおさん、いい!すごくいい!」なんて惜しみない言葉と心を全身笑顔で伝えてくださるので、何がいいのかの根拠は皆無のまま、なんだか嬉しくて幸せな気持ちですごしました。相性のよしあしは理屈では説明できないから素晴らしいのだなあ。



 コルドンも出られていてるヒロコさんのリクエストは基本的な焼き菓子。
 フィナンシェと、お抹茶と栗のブラウニー、黒豆の焼き菓子を作りました。
 同じ焼き菓子でも全て作り方が違うから、一つ一つ細かく質問してくださるから私もとても勉強になったよ。

 とても自由な、惜しみない心の女性でした。
 スコーン!と明るくて、はっとするような美人さん。でもその目はたくさんのものを見つめてきた深い、深い目でした。

 私の心の自由の幅もますます広がって、とてものびのびとした気持ちに。

 
 

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「私も本が大好きだから、本好きのゆきおさんに本をプレゼントしたかったんだけど、一回目はまだどんな方か分からないから」

 って地元の本当に美味しいおせんべい。この「しそいか」味、絶妙なバランスで最高に美味しかったです。あまりに美味しいので頂いた日に一人でバリバリと食べ終わりました。(だから家族にはその存在も秘密でした。が、これでばれるでせう。)


 お会いする前から、「一回目」なんて言葉を自然に使われていて、次をまた想像していてくださる事がとても嬉しかった。そして、次のお教室の約束をしてくださってまた鹿児島へ。

 いつもいつも少し遠い先の約束をする時、今の私を信頼してくださる事はおいておいて、未来の私まで信じてくださる事にびっくりしてしまうんだよ。でもだからこそ、未来の私がいいものになっていますように、まずは現在から心をきゅっと引き締めて生きていくよ。




 夜はとても大切な時間でした。
 私の前で、心を裸にしてボロボロと泣いたり、魂の叫びのような気持ちを何の誤解も恐れずにぶつけてくれる。私たちがどんな関係であれ、私はこの人を守ろうと心に誓う。  
Posted by yagihana at 10:10

2006年08月28日

エルメの講習会へ。旅人。

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 今日は舞浜のピエールエルメで講習会。楽しそうなネズミたちの世界を横目に、イクスピアリへ。

 噂には聞いていたけれどお得な内容!
 ケーキのデモに試食に、軽食、なんていってもスープにサラダにキッシュにケーキが2つつく上に、更にお土産まで。「もうどうにでもして」なんて言葉が思い浮かぶエルメ。



 ゆきおは大好きなkaedeさんとご一緒しました。

 他の方たちがものすごく、ものすごく熱心に講習を受けて、写真も一挙手一投足で撮られている中、私はシェフの動きと同じくらい、その方たちの動きに心が夢中でした。すごいなあ、この勢いは今も昔も、私にはない種類のもの。そして横には同じくゆるいkaedeさん。フフフ。浮いていた私たち。でもそんなkaedeさんとだから、そして私は完全にキャラクターを見破られているので、一人でのびのび。


 でもデモンストレーションやレシピを知る事はなんとなくもう自分もできる気持ちになるけれど、実際に手を動かすのとは大違い。


 「パリのアオキいった?」なんて聞かれたときに
 「ん?紳士服の青木のことかな?あったかな」

 なんて、思ってしまうこのだめなゆきおだ。ケーキ仲間だったら、アオキといえば当たり前の「サダハルアオキ」の事でした。



 最近、積極的に講習会やレッスンを受け続けている。

 レシピを知りたいのではなくて、それぞれの素晴らしい世界観を見たり、触れたいから。私のそれはもうあまり大きくは変らないけれど、自分のそれを特別に思いたくない。自分を知っていくこの道はやっぱり旅のようなもの。

 こういう気持ちがあれば心も体も一つだし、時間は限られているけれどいつだって、どこにだって旅できるよね。大事なものだけしっかり握って、荷物は少なめで、軽快にどこまでも、でも本当は同じ場所を守っているよ。



  
Posted by yagihana at 09:04

2006年08月27日

決めること。卵焼きの幸せ。

今日ふと目に(心に)留まった言葉。
「人は決意し、選択し、飛躍する。」

 真実だなあと思うよ。
 でも決意という言葉は一見、何かを新しく決める事だけど、同時に今は決めないという決意もあるのだ、と思い出しました。


 人が何をしてきたか、が目立つけれど、何をしてこなかったか、を見つめたいと思うこの目。決める事にばかり目がいくけれど、決めなかった事もそれは選んだ時点でそう決めたんだよね。「よく決めたね!」って言うけれど「よく決めなかったね!」もしくは「よく決めない事を決めたね!」なんていう言葉もいいたいな。


 最近ずっと決意しなくちゃいけない事で、でもできなくてすごく苦しかった。自分以外の人を巻き込む事だから、早く決めなくちゃ、早く早く!って思えば思うほど、決められなくて。

 本当に私に必要な事だったら私が悩み、決めるまでもなく、勝手に決まっていたはず。そうじゃないという事は、そういう事だよね。無理やりした決意の脆さを知ってるよ。


 そして私は今は無理に決めない事を決めたよ。
 当然だけど、決めなかった事でつながってくる色々な可能性も全部受け入れる。いっぱい失うのかな。でも自分の気持ちは守ったから大丈夫。

 私にとっては停滞でも後退でもなく、進歩。肩の力が抜けて、見えなかった事が自然に見えて、次に動く時もすごく自然の流れになるだろうなあと分かったよ。


 
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 なんて事を、迷い苦しみのたうちまわっていたわけでは全然なくて。


 普通の平和な日曜日。
 大切なお菓子の約束がいくつかあって、そしていつも以上に心に届くお菓子が必要だって分かっていたから真剣にお菓子を産み出してたよ。届けたいものが、ぶれがなく相手に届きますように。

 
 今夜は渋谷に「ゆれる」という映画を見に行く予定が、大大混雑!

 でも代わりに気になっていた恵比寿の「玉笑」というお蕎麦屋さんへ。
 上品な量に全然足りなくておかわりおかわり。でも凛としていて良かった。卵焼きを割った時に出てくる湯気がほわわわーーとメガネをくもらせてくれる瞬間がすき。(メガネかけてないけどね。イメージイメージ。)


 そして久しぶりにパークハイアットの上のピークラウンジへ。
 なんだかお菓子焼きまくっている日常とその世界のギャップにちょっとくらくらした。でもこういう場所もとても好き。うまく言えないけれどとても幸せな週末でした。

   
Posted by yagihana at 11:53

2006年08月26日

いいなあ姉妹って。ラルテミスでの夜の事。

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 今日は初めてお会いするふみこさん、ようこさんご姉妹とお菓子作り。
 リクエストで桃のタルトとフィナンシェ。

 はるばるお二人で、近くに泊まりこみで来てくださった2人のワクワクしている気持ちが伝わってきてもっともっと私のほうがワクワク。ワクワクする気持ちは人を生き生きともさせるよね。


 なんだかお二人の空気がのびのびと、あたたかくて、ゆきおは終始包まれていたよ。姉妹っていいな。

「ゆきおさんご兄弟は?」
「妹に完全無関心の兄が一人います」

 って、事実だけど寂しい!だけど、暁子さんを大事にしている姿を見ているからそれが一番大事な事だよね。うむ。


 微笑みあう姉妹を見て、心から幸せになりました。
 私は静かな人たちが穏やかに、そして本当の本当は大きな声で叫ぶ人と、同じかそれ以上大きな強い力をもちつつ、その力でゆっくりと、穏やかに、無言実行していく姿をすごく尊敬しているよ。

 この目に見えないものを見ているし、この耳には聞こえない言葉が聞こえるよ。
 それは別に才能でも霊感でもなくて、ただの想像力。(でもきっと当たってる。)

 そんなお二人でした。
 最後のお菓子撮影会がすごく長くて楽しそうで、私もウハウハ、キャピキャピと撮影に参加しました。(なぜ)



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 今夜は突然、「ラルテミス」へ。


 昨日お邪魔した神宮前の「樋口」さんの斜めにあるフレンチ。昨日も、

「ラルテミスもすごく好きなのです」なんてお話していたら、次の日にやってくるなんて!嬉しいなあ。


 前回伺ったときに、ものすごーーーく料理が出てくるのが遅かったので、今回は

「お料理を少し早めに出していただけますか?」なんて伺う。
「はい!お急ぎですか?」
「いえ!!おなかがすいてしまって!!」


 なんて、あまり説得力のない理由を伝えたら、前菜だけ猛スピードで出てきて、その後はやっぱりゆーーっくり出てきました。でも楽しかったし、やっぱりここのサーモンや野菜は本当に、本当に美味しいよ。肩肘はらないから、のびのびとする。


 デザートもすんなりとおなかへ。

 いつも、「もう入らないよー。うー。」なんていいつつ、また最後の最後に「クレームブリュレをどうぞ」なんて言われると、嬉しくてペロリだ。大体レストランにうかがって残す事は滅多にないよ。美味しくない時は(そんな時は幸せな事に滅多にないのだけど)美味しくないを楽しんでる。でもやっぱり肉の塊は私には食べ物には見えないのだ。



 心あたたかい人と「美味しいねえ、美味しいねえって」言い続けながら過ごす食事は本当に幸せだよ。ありがとうね。

 相手が自分を丸ごと受け入れてくれるってわかる関係、本当はあまりないんだよ。 いつもあまりに大きな好意を感じると


「私は何者でもないのにどうして?どうして?」ってその疑問が先にきてしまう。でも長い間かけて伝え続けてくれた大きな気持ちを感じると、あ、自分でいいんだなあって私はすごく安心して脱力してペターン、と床にはうような気持ちになるのだ。その床はとても気持ちよくて、のびのびと生きていけるから、大事な人にはそこに来て欲しいといつも思っているよ。私次第だよね。

 でも、ある程度の時間は必要だなあ最近分かったよ。あせらない事。
 長い目で見たらとても短いのに、人生でとても大きな事。ゆっくり、真剣に取り組むだけの価値はありまくりだ。

   
Posted by yagihana at 09:26

2006年08月25日

至福の食事。樋口へ。

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 半年ぶりくらいに神宮前の「樋口」へ。



 康平の紹介で伺った時から片時も忘れられなかったこのお店。イギリスにいる時から、「帰国したら樋口!」ってあつく思っていました。今日は、こんな素敵なお店とお料理を食べて欲しくって久しぶりに家族と外食の夜でした。



 一度しか伺っていないし、あまりお話できなかったからコソコソとお邪魔しようとしたら、入った瞬間「まーーー!!」ってご主人も、おかみさんも覚えていてくださって嬉しかったけれど、「実は、たまたまブログを見つけてしまい読んでいます!」と言われ、恥ずかしくて倒れそうになる。

 穴があったら入りたい。ってなんて的を得た可愛らしい言葉なんだろうなあってぼんやりおもふ、そんな時。



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 とてもこじんまりとしたお店で細部の細部の細部のすみずみまで、お店の方達の心遣いや気遣いを感じるよ。


 母は、「和食は家で作る事できるから、外食する時は、家で作れないようなものが食べたいわ」ってよく言うけれど、このお店の一品一品、シンプルなのにここでしか食べられないよ。


 尊敬しているコートドールの斉須シェフは、
「自分にも作る事ができるかもしれない、と思えて、でも実際には作れないギリギリのものを作る」とおっしゃっていたけれど、樋口さんのお料理にそんな強い意気込みは何もないけれど、自然にそう分かるんだ。


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 しめには、旬の炊き込みご飯か手打ちソバ。

 前回伺ったときに、あまりにも迷い苦しむ私たちに「両方でもいいですよ」なんて囁いてくださって、「では両方、少しずつ」なんていいつつ、両方何度もおかわりをしていた私達だったけれど、今回もご好意で両方だしてくださいました。


 鯛飯の完璧な美味しさに三人でうなりました。
 手打蕎麦もこれだけ食べにきたいね、って今でもよく話すくらい美味しいよ。



 美味しい顔をとってもらうべく、父にカメラを渡し、私と母を撮ってもらおうとしたら、

「おかしいよ。おかしい!とれないよ!」となかなかシャッターを切らないので、「どうしたの?壊れてるの?」と聞いたら


 「ママがふけて見えてしまう!!もっと本当はずっといいのに!おかしいよ!」なんておっしゃる。その瞳に私やご飯はうつっていないみたい。母は幸せだねえ、って笑う。



 いつもこんな男性が近くにいて、私の周りの友人達も本当に妻や恋人を心から愛する素晴らしい男性ばかりなのに、どうしても私は慣れなくて、いちいちびっくりするし、一生慣れたくないなあって思っているよ。

 人の優しさを当たり前に思いはじめたら、自分が一番悲しいから、私はこの先もずっと驚くだろう。人に期待をしないようにするのは、私が幸せを感じる為に大事にしている人生の工夫のようなもの。


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 全てに大満足の私たち。そしてデザート。

 3種類から選べる中、両親が、注文してから網で焼いてくださる最中のアイス、私がくずきりをお願いしたら、私の分もこっそり最中をつけてくださって本当に嬉しく、美味しく、おなかをぱんぱんに膨らませていただきました。泣いちゃいそうに美味しい。最後の煎茶も完璧に美味しい。



 はあ、幸せ・・。

 普段は「色々なお店に行きたいから一度行ったお店はしばらく行きたくないのよ」なんていう母が、「次はいつ来ましょうか!!」と言うほど、素敵なお店。2人が喜んでくれて本当に嬉しくて。


 「次は母の11月の誕生日だね!」
 「それは遠いわね!」
 「では9月の兄の誕生日にしようか!」

 って兄はここにはいないけれどね。(もはや関係なし)


 大事な、大事な人と行きたいお店。

 お店や料理と、人だったらもちろん人の方がずっと、ずっと大事だしその順位は変えないよ。それでも素敵なお店と料理の時間を、大好きな人と過ごせたらそれはもう私にとって最高なんだ。  
Posted by yagihana at 10:33

2006年08月24日

2006年の夏。いい写真の法則。

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 バタバタした一日を終えた夜。

 久しぶりに私もひまわりをプレゼントにしようって準備して渡したら、「ちょっとまってて!!」と少し戻って、「後で渡そうと思っていたけれど」って大きな大きなひまわりの花束を頂いたよ。2つ並んだひまわりの花束でした。嬉しいな。

 2006年夏は一生忘れないよ。
 ひまわりに囲まれていた夏。


今日は手作りのアルバムを頂いたよ。
 私は本当に自分の写真が苦手。
 自分の顔を客観的に見る事も好きじゃないよ。いーっぱいあるコンプレックスと向き合うのが怖いのだ。


 でもそのアルバムには私の写真も満載で、こわごわと開いたら、意外な事にすごくいい顔していてこんな顔できるんだなあとわれながら嬉しかった。その人がカメラの向こうにいたからだろうなあ。


 いつも母が「そこに美味しそうなものを想像して!!そうしたらいい顔になるわよー」なんていうから、いつも

 「美味しそうなもの、美味しいもの。えっとえっと、焼きたてのベーグルにチーズ挟んで、えっとえっと、パリのあのジェラートもいいかもな、いや、カニも捨てがたいですけれど。ああ、焼きたてのナポリピザ・・。あ、あの小樽で食べたお寿司食べたいな。でも夏だからな、讃岐うどん、それもすみたの・・」とか迷っているうちに撮られて、結果眉間にしわを寄せて考え中の写真ができていたよ。


 いい写真をとるには好きな人にとってもらうのが一番でした。
 

 昨日の夜中に久しぶりに甲斐くんとメールでしばし話していたら

「君みたいな人にも色々あるのだね!!」なんていうから、私みたいな人とは?そして最近詳しく話さないのにその言葉をよく言われるなあって思う。

 でも色々ない人なんていないよね。普段はそれを見せるか見せないかだけだ。そしてゆきおは見せる趣味はないのに、勝手に顔に、言葉に行動に、出てしまう。最近の私は全然自分らしくなくて、好きじゃない。でもそれも自分なんだと分かっているので情けないのだ。くー。
  
Posted by yagihana at 17:29

2006年08月23日

選ぶ事、食べる事。

 大きなお仕事が一つ終わったので、のびのーびとした気持ちですごす大切な一日。


 もうすぐ出産で実家にお帰りになるともみさん。
 この前のお菓子教室での一日がしばらく会えなくなってしまう最後の日かと思って切なくお別れしたのにまたお会いできました。かなり前から予定を組んでアレンジしてくださったさとさん本当にありがとう!!!

 ミニマムともみさんの、おなかがともみさんをつぶしていたら、どうしよう!と心配していたけれど、なだらかな丘のようでした。
 


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 銀座1丁目の「グルガオン」へ。
 ランチで込み合う中、ゆっくり、ゆっくり頂いた後に有楽町まで歩いて「サダハルアオキ」へ。


 仕事でここに来た事はあるし、裏情報もたくさん。
 でも今日はまっさらな気持ちでケーキを楽しもうと思ったのだけど。ピカピカの外見に、ことごとく心無い接客と内容。


 しっかりと、いかりの気持ちを店員さんに伝えられるさとさんに、私より強いイギリス人の血を垣間見ました。フフフ。素敵だったなあ。でもこういうお店があるから、本当に心あるお店がすごく好きで、大事にしようって思うんだよねって何度も話し、ひどさを楽しむ事に。



 それよりも。

 あたたかいものにも、そうではないものにも、きちんと気づいて喜び、悲しめる存在をとても心強く思っていたよ。お店も人もたくさんありすぎて、こちらが賢くなって真剣に選んで生きていかなければ嫌な思いからは免れられない東京。真剣に見る目を養い続けたいなあ。
 

 変な言い方をすれば。
 人間関係だって同じで私たちはお互いに選んでいる関係。
 選んで欲しい人に選ばれたい。そうでもない人からは空気のように思われたらいいな。


 もう高校を卒業したら人間関係も身を置く環境も、ある程度までは自分の責任で選べるのに、友達や恋人や仕事の不平ばかり言っている人は自分を悪く言っているようなものなのになあっていつも不思議に思う。
 


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 ともみさんがふと、取り出した手帳には私がイギリスから送った手紙についていた切手や、お菓子にお付けしたハートの棒がはられていて、世界にたった一つの素敵な手帳になっていて、なんだかともみさんの世界は本当に心詰まったものに満ちているなあと思う。

 お手紙もありがとう。
 甘い事を言わない表面的にはクールなともみさんの、あまりに優しいメッセージに泣きそうになって、手帳にしまいこみました。自信を失いそうな時にまた読むべく。


 さとさんもさとさんで、いつも通り、あらゆる深い気遣いの鬼!!
 でも今では「そんなに優しくしてくださらないでーー!」なんて風には思わず、ありがとうさとさん。って素直に感謝できるよ。さとさんとともみさんが、いつの間にかご近所で親しくされているのを見てとても幸せだよ。すごく自然な流れなんだもの。 



 お二人と別れて、うちに、みっちーやゆりおたちが来ていると聞いて、打ち合わせを急いで終えて家に飛んで帰ったら誰もいませんでした。くー。残念。


 そして夜は高校の同級生、すずかが行きつけのお店に連れて行ってくれる事に。


 自由が丘駅からすぐの、急な階段を上がったところにちんまりとあった「とら」。
扉をあけたすずかが「おお!」と驚いていると思ったら、すずかの素敵なお母様までいらしていて笑った。とらさんも、お料理も、常連さんの皆さんも本当に素敵でした。


 さすが康平の幼馴染!と納得の食へのあくなき追求心。一緒に食事をしていて楽しい仲間達。食事は大事だよねえって事をしみじみと語り合う夜でした。そういう時は何もかもがうまく栄養につながって、心も体もきれいにしてくれるような時間になる気がするの。すずか、ありがとうね。



   
Posted by yagihana at 09:25

2006年08月22日

お菓子の日、岩盤浴、そしてインドへ。

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 今日は大切なお菓子を焼く一日。
 といいつつ大切ではなかったお菓子を焼く日など一度もないのだけれど。


 レシピを変えずにずっと焼き続けてきたけれど、ここで焼き込み方を深くした、新生フィナンシェはこおばしいよ。まこさんに頂いたエプロンと同じ柄で作ってくれたコースターの上にちんまりたたずむ。
 


 お菓子屋さんの、バターの風味豊かな焼き菓子よりも、今はパン屋さんの焼き菓子のような粉の味が強い焼き菓子に興味しんしんまる◎




 今日は母も一日絵付け、私も一日お菓子で、趣味に生きる親子は、初めての岩盤浴へ。お金を払って汗を流してきました。気持ちよかったなあ。でもあまりこういう事に真剣に取り組む性格ではないので、次はいつになるのかな。それよりも、最近姿勢に気をつけて生きるようになったので、横たわりながらも「はっ、姿勢姿勢。骨盤注意!!」と思っていました。


 流行ものや最新の世界は素通りする事がほとんど。
 だって他にしたい事があるんだもの。本当に大切なものがあれば、大切にしなくていいものだって自然にわかるよ。



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 今朝目覚めた時に祐子から届いていた函館の空。

 私はなぜかアンコールワットで汗びっしょりで見た朝焼けを思い出していたよ。
 ずっと忘れられないアンコールワットでの日々。早くまた行きたいよ。マチュピチュも。



 祐子とは、ずっと「今だ!って時期がきたら一緒にインドにいこう」って話していたけれどそろそろだよね、って最近はなしてる。きっともうすぐだね。どこまで自分の価値観が崩壊し、また立て直してどうなるか、そういう事もわくわくするよ。  
Posted by yagihana at 09:39

2006年08月21日

日曜日。

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 日曜朝。品川にて輝くライスマーイル。鹿児島から上京し、帰る日に滑り込みセーフ!(死語?今ならいいかな。)


 この輝く顔が全てだよね。
 誰もが納得の天職に向かって爆走中のライス。輝いていて、「まぶしー!まぶしー!」って陽子と目を細めるよ。


 大学の卒業旅行にって、陽子と祐子と出かけた北海道でライス君と出会ったのも4年前!早いなあ。あいもかわらず、私の横には陽子がいてくれて、祐子はちょうど今、北海道にいるけれど、毎日のように愛情を届けてくれる距離にいる事がこれ以上ない幸せだよ。



 前回のライス上京でアキも出会ってくれて、今日はアキも急いで、品川へ。「東京は冷たい人が多いよ・・」って初めて出会った時に、言っていたライスの心を完全にかえた人たち!

 愛ちゃんもふみちゃんもひろかもあっこもみんなライスにいつか出会うよ。つなげていっているのは私だけど、本当の本当はもちろんライス自身の力、というか魅力なんだ。東京には私達がいつでもいるよ。


 あまりにもあたたかい空気に満ちた品川を後にする時、ちょっと泣きそうだった。こんなに優しくて聡明な人たちの中になぜ私が?なんでこんなに優しくしてくれるの?ってもう意味が分からなくなった瞬間苦しくなった。


 
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 「由紀ちゃん絶対喜ぶよ!」って早起きして田舎で一生懸命野菜を収穫してきてくれた人。会うたびに花束をくれて、「あなたという人に会って本当に幸せなんだ。」っていつもいつも「ありがとう」って言い続けてくれる人。私がハッピーでいられるよう、あらゆる工夫をし続けている事もちろん気づいているよ。


 
 佐賀からはるばるお菓子教室にきてくださったのりえさん。
 また9月にもはるばる会いにきてくださるのに、突然届いた佐賀のパンフレットの山。

「ゆきおちゃん、佐賀にきたくなっちゃいますようにーー。フフフ」ってもうその可愛らしさにキューンとしたまま飛んでいきそうになってしまうの。



 今日も、最近も、様々な人の優しさの波がどばどば私にふりかかってきて、私にはそれを受け止めるだけの器が今は、足りなくてこぼれていってしまうのを悲しく見ていたよ。人が過大評価してくれるから私は自分では過小評価するくらいがちょうどいいと思ってるけれど、今は根拠のある自信を身につける旅の、途中のような毎日だ。


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 この日はみんなと早めに別れて、愛ちゃんのお宅で久しぶりに足のネイル。 
 引越ししたけれど愛ちゃんの天蓋つきのベッドは健在!


 相変わらず本当に優しくて、愛ちゃんを心から愛している素敵なご両親にもお会いできて本当に嬉しかったけれど、愛ちゃんのプロ魂炸裂。


 そんな愛ちゃんの凝り固まった体や顎、前日にヘルニアで立てなくなってしまった愛ちゃんのお母様の腰を治しに飛んできてくれた史郎君の手!

 2人が見る見る内に体が楽になって、あごがあくようになって、すごく幸せそうな笑顔を見せてくれて、人をこんな顔にしちゃうなんて幸せな技術だなあって、勝手に誇らしく思う。


 職種こそ違えど、それぞれの手は大事な技術を宿していて、こんな風に身近な人に喜んで提供しあえる事が幸せだ。尊敬しているから、助けて欲しいときは遠慮なく助けてって言う。真剣に学び続けて得た技術は大事に、大事に箱の中にしまって守る物ではなくて、惜しみなく使ってこその財産だよね。



 お菓子を作りたいこの手。
 ネイルでつめをきれいにしたい愛ちゃんの手。
 そして人の痛みをとりのぞきたい史郎君の手だ。
 手、は心に置き換えられるよね。その手の先にはいつも人がいる。

 
 久しぶりにピッカピカの足のつめをみて本当に幸せな女の子の気持ちへ。
 ありがとうね愛ちゃん。ピカピカの爪は心も磨いてくれるよ。




  
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 夜。2人と別れて大事な人に会いに渋谷、そして六本木へ。一瞬、麻布十番祭りも通って「ちょっとだけ歩いてみますか」って、そんな一瞬のくせに、この口は、焼きそばやパスタにきゅうり、とうもろこし、マグロ焼き串も大満喫!!


 
 今夜は久しぶりに代官山の名店、猿楽珈琲へ。
 陽子に連れてきてもらったのは去年の冬の事。


 大好きなこのお店と珈琲!!
 横には尊敬している、不思議に心の底から安らぐ大切な人。
 感情がぶれない、揺れない、静かな人の強さ。


 オーナーの高田さんと今日もまたゆっくりお話していたら、結局閉店時間を過ぎ、他に誰もお客様がいなくなってもずっと居座りました。ただのいい人ではなくて、ちょっと意地悪で、甘えがなくて、ものすごく人を見る人だなあとおもふ。

 人を意地悪な目で判断しようとする人の前にたつと、人を自分の尺度で判断しようとするなんておこがましいなあって、そういう人はいいやって逃げるような気持ちでぱっと見えない所に上がっていく癖があるよ。



 大抵私を好きになってくれるか、怖がって「君がどういう人か、全然分からない!怖い!」って勝手に嫌いになっていくか、どちらかなのだけど今日はハッピーな事に。色々お話をうかがって人生勉強になりました。どうもありがとう高田さん!!


 他の人のために今朝、焼いてきたお菓子の詰め合わせが一個だけあまっていたから

「高田さんの為に焼いたものじゃないから申し訳ないけれど。」って伝えて渡して帰りました。今度は高田さんの為に焼いて連れて行くよ。結婚してから陽子が来ない、って寂しがっていたので一緒に行こうね陽子☆☆


 隣にはまた違う珈琲やさんが。
 表にはそこの看板しか出ていないから、猿楽珈琲はすごく目立たないよ。
 電話にも知っている人にしか来て欲しくないって「はい。」って名前を名乗らず。


 どうして看板を出さないのですか?って伺ったときに
「だって隣が出しているから。そこにうちも出したら競走してるみたいじゃない。別に他の珈琲やさんとなんて競争するつもりもないのに。」


 戦うって言うと、つい他人とって思われがちだけど、本当は自分しか戦うべき相手はいないのだよね。だからこそ、こんな一等地に、こっそりとでも23年間も珈琲屋さんを続けられるのだろうなあ。


 そんな夏休みの、長くてあたたかくて、ちょっとしんみり日曜日でした。(ながーい)  
Posted by yagihana at 21:44

2006年08月20日

夏の日々。(まだ途中)

 ブログを書くのは久しぶり。パソコンに文字を打ち込むのも久しぶりだよ。

 ホームページの消し方が全然分からないし、全く使っていないプロバイダにはもう何年もお金を払い続けているし、私のパソコンは「e」の文字だけ打てないので、その一文字を書けないというだけで、すごく不便だという事だけは学んでいるよ。トホホ。本当に電子機器が苦手なゆきおです。(そういう問題じゃないのかも)


 そして今週はいっぱいお菓子を作ったりお教室の日々だったのに、マイスイート・ボロボロ・キャメラがついに壊れてしまったので、写真が、おもひでが、消えて寂しくブログを書く気持ちになれませんでした。携帯にかすかに残っていた思い出の一部だけ書いてみます。

 

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 愛ちゃんとお菓子作り。

 またもや新たなるラブリーエプロンを身にまとった愛ちゃん。何かに慣れる事ができない私はまた涙を流すまで笑っていました。ごめんね。だって「コスプレみたいだよね。アハハ」なんて自分で分かっているんだもん。それでも身に着ける所が好きなのだよ。



 今週はいっぱいタルトやパイのお教室をしたからオーブンとクーラー、フル活用でした。片や熱をボーボー燃え上がらせ、片や必死に冷気を送り込み、2者の勝負の結果はゆきおの惨敗。ばっちり夏風邪をひきました。 


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 すくすく成長中みっちーにも会いに。
 泣いていたのに、端っこに座ったら落ち着いたご様子。

「あ、みっちーも端好き?私も角っこ好きだよー。落ち着くよねえ。」と仲間意識で(一人)盛り上がり。



 先週は父の誕生日という大イベント(主に父にとって)もあり、1ヶ月以上前から、その日に合せてわくわくと蟹のお取り寄せに頭を悩ましていた父でした。念願のかにと、私が買ってきた(父が何よりも喜ぶ)煮あわびでお祝い。どんな高価な贈り物よりも、心身ともに健康な状態でその場にいるという事が一番の親孝行であると思うから、それだけは毎年贈りたいなあって思っているよ。


 父の年齢で、こんなにも自分の誕生日で大盛り上がりできるって幸せだなあ。


 今年の父の抱負は「PPKだよ!」と。 
 何の略かなあと思ったら「ピンピンコロリ。」で亡くなる事の略でした。響きはかわいらしいけれどね。

 同じ日に陽子のお父様もお誕生日で、お互いにお互いのお父さんの誕生も心からお祝いしあえるのも毎年の幸せな恒例になってる。



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 夏限定のにこたまの川沿いのカフェ、ピースや、愛するシシリヤへ。




 「ピース暑いかな、でも中だったら冷房ついているかな。」ってドキドキ向かったら、迎えてくれた店員さんが、全員アニメのように汗びっしょりで聞くまでもなかったので笑った。でもこのカフェ、時間を選んでいけば本当に気持ちいい素敵なお店だ。


 ピースで汗をだーだーかいてから、小さい頃以来の久しぶりの神宮の花火大会にも行って、今年初花火。嬉しかったし楽しかったなあ。あの、みんながわくわくしている空間にいる事はとても好き。日本の夏は世界に誇れる夏だもの。



 愛するシシリヤも本当に久しぶり。

 今日は初めて、小笠原シェフのピザをやく所も見える角度に座れたので目が夢中に。最高に美味しくてピザだけ2枚食べてすぐに出てきました。たった一杯のキールで、幸せによっぱらいつつ。


 どんな仕事でも素晴らしい仕事だなあと思ったら名前をうかがって、一人の人として向き合いたい。あらゆる世界の人に出会った時、きちんと名前と名前で向き合えるようになりたいし、私もできたら名前で呼んでもらえるようになりたいんだよ。でも、そういう人はとても自然にそうされているし、本当に自分自身の問題だよね。


 村上春樹さんが「いい文章とは?」という質問に

「他の誰のようでもなくて、誰にでも理解しやすい文章」っていうような言葉を返されていたのを見て、ああどんな事にも当てはまるなあって今日も思いました。小難しい技術や言葉でうやむやにして、なんとなくすごく見せるものや人には惹かれないから。


 筋の通った人のまっすぐなプロとしての意見を聞くと、すぐに「あ、それはここにもあてはまるなあ」ってすぐに違う分野にあてはめてみるのは私の思考回路の癖。何かを極め続けようとする人だけが入っていくある深さには、同じ景色が広がっているような気がするのだ。
  
Posted by yagihana at 11:34

2006年08月13日

好きになる人、はまること。

 今朝早くお見送りに行く前に、4時に「はっ!」と目覚め、深く考えないでオーブンの前に飛んでいき、クッキーを一気に仕込み、焼き始めた。田舎へのお土産にと。

 しなくてもいいけれど、したら喜んでもらえるという事の引きだしを一生でもう少し増やしたいなあと思った早朝でした。でも喜んでもらえて幸せだった。喜ぶ、より幸せだといつも思う。

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 またもや恋人のように毎週会っている愛ちゃんとデート。



 私と愛ちゃんの組み合わせは一見、でこぼこだし、バランス悪そうだけどすごくいい感じだ。今日は四国うどんめぐりの旅の計画を練りました。た、たのしみーー!張り切っちゃうよ。うどんルートなんて帰宅してから真剣に調べる。


「四国いくなら、あずき島もよりたい。」と言うと
「それはもしかして、しょうどしまの事では・・」ともっともな意見が!

 くーーー。恥ずかしい。が、肝に銘じる為に書いておきます。とんでもなく地理に弱いゆきおだ。でも旅行好き。


 今日は何度も愛ちゃんの冷静かつ的確な意見にハッとし続けた。全然違う気持ちになって、別れました。


 素晴らしい人もたくさん、優しくしてくれる人もたくさんいるけれど、人を好きになったり仲良くなる基準、何かにはまっていく理由ってそんな所には全然ない。その人といる自分が好きか、その事をしている自分が好きかどうかが大きいよ。



 夜は久しぶりに家ですきやき。
 久しぶりも何も真夏にすきやきって!って思うけれどうちでは普通なのだなあ。兄夫婦が父の誕生日にって送ってくれた美味しいお肉達。美味しかったよ。ありがとうね。  
Posted by yagihana at 11:25

2006年08月12日

ほっこり休日。バスケの匂いも。

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 私の大好きな美容院、アレーズ。


 あまりにも私が絶賛するので色々な人が行ってくださったけれど、ちょうどロンドンにいる頃、陽子もついに初上陸。


 そしてロンドンに、陽子大興奮のメール!
「ほんっと、最高だったよーーー!!絶対にあの場所に一緒に行きたい!!」っていう事で、かなり前から今日の日を、共にすごすべく予約してくれていたよ。家族はもちろん友達と美容院に一緒に行く、連れ美容院、なんて初めて。
 
 とにかくあの美容院の空間にいたい!が先にたっていたので、結局なんとなくパーマをかけなおしました。ここでは、パーマはついでの、ハッピーな副産物。


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 こんな大自然の横にあって、いつも大きな窓から自然しか目に入らなくて素晴らしいロケーション。細部までこだわっているお店や待っている間に登場するケーキの美味しさ。

 忙しくても愛情と技術はけちらない3人のお人柄も、何をとっても、尊敬しているよ。


 その後、大雨にずぶずぶ濡れになりながら、またもや私の大好きな「蕎麦茶房 楽」へ。あまりに大雨なので、すごく楽しくなってしまった。人ってこういう時、「大変だ」といいながらどこか嬉しそうだよね、っていつも思うことを言いながら。


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 美味しいお蕎麦と美味しいデザート。


 今日も最高に美味しかったです。いつもありがとう!!とあつく思うし、陽子も感動していて嬉しかったよ。



 大雨による停電の瞬間、陽子はお手洗いに。

 お店にいたみんなが「はっ!」と固まって、その後すぐに、「はっ!」とトイレを見た感じも楽しくてよかった。その後照れながら出てきた陽子のかわいらしさもね。



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 夜はうちの近くで試合をするという事で、私にとって大切な兄弟が作ったクラブチームのバスケの試合を見に行ったよ。見せてくれてありがとう!


 バスケといえば、去年の今頃は毎日埼玉の奥地まで友達の家に住み込んで彼の応援にいっていた。その前の年は北海道へ。

 コートに漂うムーンとした匂いや、キュッキュッって靴の音など全てが懐かしくて泣きそうになった。その時はそんな風に思っていなかったけれど、全ての試合、どこまででも見にいってきたから、何の後悔もなく引退もお祝いできたんだなあって今なら分かるよ。見ていただけなのに、なぜかやり遂げた感!


 いずれは終わる全て、いずれは形を変えていく何もかもを、今だけしかない今に真剣に大事にすれば、終わっても、変っても、何も後悔しないよね。  
Posted by yagihana at 09:18

2006年08月11日

女って楽しい。

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 今日は前から楽しみにしていたデコ先生とお友達の昌子さんとのお菓子教室の日。デコ先生の事前の打ち合わせの多さってば性格だなあって笑う。マメで丁寧な方だったのだ!と発見。A型だもん!っておっしゃるが、私もA型さ。
 

 私は、といえばデコ先生には小1から全てを見られているのでばればれの、何とかなるさ、なったらその時考えるさの道をまっすぐに見つめて、歩んでる。


 ムースと超簡単なお菓子、という事で、かぼちゃとキャラメルのムース、ズッキーニのケーキ、ピーカンナッツのクッキーと胡麻のハードビスケット。

 特にかぼちゃはプリンでもなく、とろけさせたくて試行錯誤した大切なレシピなの。いっぱいかぼちゃを買い込んで低温でゆっくり蒸して、いい所だけ使うので残りのかぼちゃに塩を振ってパクパク食べながら準備してました。う、うんまーーい!。と思いながら。



  もうキャーキャー大騒ぎしながらも、無事に一気に作ってあっという間にお茶の時間。

「こんなに簡単に気軽にできるんだね!!」って言ってくださって、そうそう、気軽に考えてくれたら最高に嬉しいなあっていつも思うんだ。「家族が喜んでくれた」って報告、私は何よりも嬉しいよ。些細な事だけど、その方が大切にしている世界がちょっとハッピーになる。遠くの華やかな世界じゃなくて、一番身近な世界をちょっと色づけてくれる事で人生は本当に何倍にも豊かになるんだなあといつも思うよ。そういう事ってお菓子以外にもまだまだあるから、私もゆっくりとその世界へ。


 
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 本好き仲間の私たち。いつも本をプレゼントしてくださるデコ先生。

 今日頂いた本は、たまたま私も買っていたけれど、そんなことはどうでもよくてその気持ちが何よりも嬉しかったよ。大事な人につなげていくね。




 まこさんに頂いた絵本があまりにも素晴らしかったので、早速自慢。喜んでくださるので、嬉しくてかなり自慢げに「ふふふー」といいながら手紙を出したり入れたりするゆきおでした。



 しょうこさんも本当に愉快で、すっきりしていて、でもふかーい優しさの漂う女性だったなあ。今日はお菓子とは関係ない事で悩む私を、年上の女性二人が、一般論とかではなく真剣かつ、優しく、親身溢れるアドバイスをたくさん、たくさんくださって、それをフムフム!って真剣にきくゆきおでした。ありがとうね。女って楽しいね。



 夜は、「一週間、本当にお疲れ様」って赤いスプレー薔薇をプレゼントしにきてくれたよ。小さい小さい薔薇なのにいっちょまえにとげがついていて。花束、前もよくいただいたけれど、今は「おめでとう」の時も「ありがとう」でも「おつかれさま」でも色々な意味の時に贈ってくれるよ。どんな意味でもすごくハッピーになるし、全然慣れないよ。どうもありがとうね。  
Posted by yagihana at 08:50

2006年08月10日

お菓子にありがとうー!の日。

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 昨日頂いたひまわり。



 この夏は大好きな美瑛のひまわり畑にはいけなかったけれど、うちには常にいてくれたなあ。ビタミンカラーってなんて素敵な言葉。ビタミンもりもりなのだよ。ありがとうね。

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 今日は名古屋から、みさおさんがいらっしゃった日。


 新幹線で勢いあまってうちの近くの駅をすっとばして品川に飛んでいき、また舞い戻ってきてくださったよ。


 もうご自宅でお菓子も教えていらしてイルプル仕込みの完璧な美しさと、みさおさんのお人柄どおりのあたたかいお菓子を作られる事を知っているから、今日もまたすごく緊張したよ。でもやっぱり私は私のお菓子しかお伝えできなくて。


 本当は初めてお会いしたのだけど。
 お菓子便は何度かお送りしていて、何度かその高くて優しい声もうかがっていて、何よりも言葉の使い方、選び方からもうすっかり信頼していました。だけど完全に私は包み込まれてしまいました。


 「お会いするの初めてなんて思えません!!」っておっしゃっていたけれど、そしてまたなぜかとっても緊張されて手が震えたりしていたかわいらしすぎるみさおさんにまたゆきおやじは一人、きゅーん。


 すごく芯のある方。私のお菓子も心から受け入れてくださる器の大きい方。

 またお菓子作りを通して、きっとお菓子を通さなくても人として惹かれる女性に出会ってしまったなあって思う。それでも出会う時期を、少しでも早くしてくれたお菓子というものに、やっぱりすごく感謝しているよ。最後の最後まで、なんだか誠心誠意あふれる女性でした。みさおさんにお菓子を学んでいる方はなんて幸せなんだろうなあ。

 またすぐにお会いできると分かったのでさらり。とお別れしました。

 今週もあと一日。毎日緊張しすぎて本当は毎日逃げ出しそうになっていたよ。
 もっと人数をまとめてすればいいのに、ってよく言われる事も、それは何のため?って私には意味が分からない。今の私にとって1対1がもう精一杯だって自分で分かってる。それでも毎日必死だ。まだまだだって分かってるけどできることの中では全力なんだよ。

 身の丈を知り続ける事。ともみさんがいつもおっしゃっている事を私も忘れないよ。なかなか会えなくても、いつも媚びの無い、強い優しさ溢れる言葉を送り続けてくれてありがとうね。全部まっすぐに私に届いているよ。  
Posted by yagihana at 16:45

2006年08月09日

優しさは強さだよね。徹子さん。

 
 じゃーん!今日は私が長年敬愛し続けている黒柳徹子さんのお誕生日。ロンドンにいる間、久しぶりに「トットのマイフレンズ」を読んでいて、彼女の深い深い優しい才能にしびれました。

 私が何よりも好きなのは、彼女は常識とかに関係なく常に自分の頭で考えて行動し続けている上で、他人への敬意を失わないで示し続けている事。そうやって生きてきて、人々に本気で愛し愛されて、73年間。そしてそれはもう生涯貫くだろう所。彼女のトーク番組にはあまり興味ないけれど、本を読めはもう一目瞭然なんだ。

 常識を飛び越えて、自分自身の頭で考えている人は少なからずいるけれど、大抵優しさ、柔らかさを失っているなあと感じるよ。そうではない人を批判したり、常識をばかにしたり、自分を誇示したり。私はそういう自分らしさならいらないよ。本当に自分らしく生きるなら他の人の「自分」も心から尊重できるようになりたいの。そしてそれが徹子さんなのだけど、徹子さんに関しては語ると長いし暑苦しいので割愛します。(全然割愛していないのかも。いや、これでも必死に抑えました。)



 ごくたまに、出会った瞬間に、ずっと前から一番近くにいてくれたような、もう何も言葉はいらないのだけど、一応補充のような形で言葉を使う感じ、相手もそうだって、聞かなくても分かる関係になる出会いがあるよ。


 私にとって去年、衝撃的だったなあって思うまこさんとの出会い。

 パソコンの中にいる私を見つけてくれて、最初にメールを下さった時からもう分かっていたよ。そしてはるばる新幹線に乗って会いに来てくれて、お菓子も一緒に作って、その予感を確信に変えたんだ。


 もうコルドンの料理もお菓子も卒業されて、ずっと作られていて技術はあるのに「学校でも習わない、本にも書いていない事を知りたいから。」って、また京都からはるばるお菓子を一緒に作りにきてくださったよ。


 大好きなワイルドストロベリーの柄の布を使った世界で一枚の素敵な手作りのエプロンをはじめ、たくさんの心のつまった贈り物を抱えてきてくれた。贈り物もとても嬉しかったけれど、何よりもそこにこめられた気持ち。ありがとうね。


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 「こんにちわお手紙です」という絵本と、その中でもスペシャル可愛いだるまくんの手紙。

 私が小さい頃たくさん読んだ絵本のキャラクター達からの手紙が絵本にくっついた封筒に入っている最高に可愛くて、愛と夢のある絵本だよ。ありがとうね。



 話は尽きないけれど、とりあえずお菓子を作ろう!って作りながらも話に夢中になっちゃうから一生懸命「集中!集中!」ってつぶやく。お菓子作りをする私から集中力を奪うのはまこさんだけかなあ。そのくらい普段はへらへらしても、作業中は内心はお菓子に夢中なのだけど、今日は自分を保つのに必死だった私。

 でもお菓子も無事にできて、こんな美味しいシフォン食べたこと無いよ!!って喜んでくれて、スマイル君もたくさん生まれました。スマイル君、本当に作る人によって顔が全然違う不思議。だからこそいいんだよね。
 

 
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 犬も愛するまこさん。
 今日なんて一瞬でおなか全開のはなさんでした。人見知りはなさんなのに、すごいなあ。

 
 まこさん。
 私の尊敬してやまない祐子と同じ優しさがあるよ。
 ほとんどの人、私自身も、優しいというよりは「優しくできる」人だなあっておもってる。でも2人は真に優しい人。どちらがいいとかはなくて、でも違うんだよね。

 まこさんが今日渡してくれた手紙に

「この前会った後に、まこさんの優しさは強さだよねって言ってくれた言葉をずっと支えにして、生きてきたよ。」ってあったけれど、今日も改めておもったんだ。どんなに強かったり、魅力的な人だったり、才能に溢れる人よりも、人の心に残り続ける力のある人。少なくとも私にはそうなのだなあ。


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 夜は、田園調布のいつものお店で、いつもの人と、とっても短い時間だけどゆっくりした気持ちですごしました。いつもだけど、毎回わくわくして、毎回「時間と気持ちを分けてくれてありがとう!!」って思えるのはきっと相手もそうだから。

 今夜も、由紀ちゃんが来るなら!ってまたひまわりの花束を抱えて飛んできてくれたり、お仕事帰りでお疲れで、夫が待っている中、「ゆきー、ヘローヘロー。」ってスマイル全開での登場、本当にありがとうね。あの「ヘローヘロー」って声を聞くといい感じに私の体は脱力して、ゆっくり次の力を入れる時に備えられるんだよ。
  
Posted by yagihana at 10:21

2006年08月08日

さちこさんとさとさん。揺れる夜。

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 今日はお料理とお菓子もプロとしてご活躍中のさちこさんがまたいらしてくださったよ。リクエストの桃のタルトとごまのサブレ。





 桃はかるく火をいれてコンポートにし、カスタードはブラウンシュガーで作り、パイ生地は甘くないさっくさくのお気に入りの生地。全体的にやわらかい味わいで、シンプルだけど、ウロウロした後たどり着いたシンプルなの。一口召し上がって、その事に気づいてくださった事、さすがだなあってびっくりしたし嬉しかったの。


 この前いらした時は、本当に緊張なさっていて私は、「私なのに!なぜ!」って本当に不思議だったけれど、今日は最初からのびのびとされていて嬉しかったなあ。人生の先輩としてもたくさんのお話をうかがって、それでも年はずっと下の私を見下ろす事なく、対等に尊重してくださってとても幸せでした。お忙しいさちこさんとのお教室、次回は10月。そんなに先でも次につなげてくださる気持ちがとても幸せだ。


 おみやげにって持ってきてくださった山口のかまぼこ。

 なんと目を離した隙に両親が完食!!

「まさかね、まさか私が頂いたのに一切れも残っていないなんて、ふふ。そんなことあるわけないよね。うんうん、どこかにあるんだよね。うんうん。かまぼこ私も大好きだもんね。」って父にプレッシャーをかけながら冷蔵庫をくまなく探してみた。横で

 「ええ!!分からないよ。ママはちゃんと君の分残しているかな、いや、でも分からないよ。でもとっても美味しかったよ。」って心配そうに横でウロウロしていた父でした。(なかった)


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 夕方からはさとさん。いつもはるか遠くの地から全身が笑顔で会いに来て下さるよ。

 
 今日はさとさんが、妙に静かだなあって思っていたら、緊張されていた事にびっくり。また「なんで!!私ですよ、ただのゆきおだよ。」って思うし言ってしまったよ。そういえば、何度もお菓子は一緒に作ってきたけれど、1対1は初めてだったもんね。



 さとさんの好みは気持ちいいくらいはっきりしてる。だから今日はコーヒーフェッジバーとコーンミールのケーキ。どちらもどっしり。

 私はふわふわも、どっしりも好きだし、知っている人が作ってくださったものならどんなものでも心から美味しい!って感動してしまう曖昧な舌を持っているけれど、さとさんは容赦ない。だからこそ、本当に緊張するし、その正直な感想を心から信頼しているの。

 人に関しても好き嫌いはっきり。のさとさんだから、本当は私自身も緊張する。
それでも好きな人に対する惜しみない優しさ、気遣い、懐の深さは計り知れないんだよ。さとさんと向き合ったときに恥ずかしくない自分になりたいなあって思うんだ。


 また次の約束を交わして別れました。楽しかったなあ。いつも本当にありがとうさとさん。



 今日は朝からずっとめまいがとまらず、作業中も本当はゆらゆら揺れていたよ。疲れるとすぐ鼻血、そしてめまいの一家。夜、めまいがちょっと出てるから早く休むよ、って言ったら突然家までお見舞いに来てくれてびっくりした。

 事前に「お見舞い行ってもいい?」って聞かれたら「ううん、気持ちだけもらうよ」って間違いなく言う私の性格を知っているから、突然来てくれたんだよね。フレッシュジュースを買い込んで、それだけ渡して去っていきました。私なんかよりもずっとずっと忙しいのにね。本当にありがとうね。  
Posted by yagihana at 21:06

2006年08月07日

ラブリー

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 突然頂いたラブリーな洗い物用の手袋。

 「姉が由紀に、ってレースを縫っていたよ。」って、その気持ちだけで私は手あれなんてすっかり治ってしまうんだよ。嬉しいよぉぉぉ。後日、まこさんが

「由紀さんのキャラクターと違うねーー!!」って大笑いしていたけれど、いいの。こんなときはいくらだって私はキャラ設定を変更いたすよ。今日からラブリー路線です。後ろには亡霊のようにはなさんがうつっていました。やるなはなさん。




 今日は大好きな人のお母様からも、台所で使う用のかわいらしすぎるブラシを北欧のおみやげに頂いたよ。可愛すぎて使えないけれど、いつも台所でニコニコ見守っていてくれる。

 大切な人だけではなくて、その人達の家族からも、大きな優しい気持ちをいつも頂いていてそれって私にとって何よりの幸せなんだ。誰かと向き合う時、相手はいつも一人だけど、本当はその周りには見えない人達がいるから、そこまでいつも想像し続けようって改めて思う。

 1対1の大事な関係で、相手は本当は1じゃない。大事な人が、大事にしているものを同じように尊重したいから、私はそんな簡単に真剣に大事にしようって思わないよ。この腕で守れる限界を知る事に、真剣なのだ。




 今夜は久しぶりにラブリー愛ちゃんとデート。はー、やっと会えたねーーって2人で大喜び。

 仕事が遅くなり、しかも電車は間違えて反対方面によく乗る愛ちゃん。今日も約束の時間よりは遅れていただけなのに

「私をしばいていいよ!まじで!」

 とか言ってて、愛ちゃんをしばくなんて想像するだけでちょっと笑った。ラブリーなおみやげを渡したら、愛ちゃんのラブリーなバッグから、超重そうなうどん一式が登場して「おやじくさくてほんとごめん!」とくれました。


 愛ちゃんは本当に自分自身をよく知ってる。
 外見からは想像もつかないような冷静さ、優しさ、聡明さがあるけれどそれを出さないので誤解も受けやすいよね。

 「周りはどんな風に私を見やすいか知ってるし、そうとしか見ない人にいちいち自分を説明したりしないよ。分かってくれる人もいるから」

 って、最近身近にそういう人がいるなあって改めて思った。
 みんなに好かれようとしていないから、いつも自分自身でいられる人。そういえば、私はそういう人、自分から自分を語らない人にとても惹かれるから、みんなの中心にいる人よりも、端っこで静かにしている人に夢中になるよ。小さい頃から、嫌われ者、とか人気者、とかそういう目線で人を見ない。私は今までも、きっとこれからも基本的に一人で、誰も干渉せず、誰にも干渉されずにいるのが好きだから、それでも一緒にいる人はものすごく好きで仕方ない人なんだよ。



 私は周りがどう見るかってあまり考えたことがないから、

 「あなたはぶっとんでるよ。ものすごい変ってる。」って最近言われて本気でびっくりしたんだよ。変っているのかなあ。こんなに普通なのに。

 と思い迷いながら帰宅したら、あっこのブログにファインディングニモを見ていて、ゆきを思い出しました。って書かれていて、ああ、それ本当によく言われる言われる。って思った夜。でもそれって人じゃないなあ。顔が似てるみたい。でも人じゃないしなあ。反応に困る夜なのだよあっこ。

 でも今度会いに来てくれる事になり、お菓子も一緒に作る事になって幸せすぎるよ。にんまり。あっこいつもいつもどうもありがとうね。  
Posted by yagihana at 08:10

2006年08月06日

また海の日。そしてひろかのお誕生日会の巻。

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 昨日に続き、今日も海を見に行きました。今日は葉山マリーナ。


 来週はずっとお菓子教室なのでエネルギーをためてきたよ。こんがりとさらに黒くなりました。が、そんな事はどうでもいいのだなあ。どうせ冬になったら、突然白くなるカメレオンゆきおなの。


 前回ここに来たときは寒さに負けたけれど、今日は暑さに勝ちました。大事な話もして、なんだか忘れられない場所になったよ。




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 夜は、みなとみらいのイタリアンで、ひろかのお誕生日会。
 カナダからの出張帰りの陽子(ちょっとヨレヨレバージョン)の顔もちょっと見れて嬉しかったよ。



 ケーキは持ち込めなかったので、その後夜景が見渡せる芝生で、あきとふみちゃんが走り回って用意してくれた、即席のお皿(マックの袋)で食べるケーキの美味しさと楽しさ、忘れないよー。


 風が強くてろうそくに火がつかないで、「ついたらすぐ消して!!」とついた瞬間、ヒロカが、そしてなぜかふみちゃんも必死に吹き消していて(かわゆい)、何の情緒もなかったけれど、みんなで「楽しいね、嬉しいね、忘れられないね」って何度も何度も言い合うこの夜はずっと記憶に残り続けるよ。


 大学でも、その笑顔でどんなに遠くにいてもヒロカがいる場所は光っていたよ。派手ではないのにとても目立つ人。最初は憧れのような気持ちで側にいたけれど、今はこんなに近くにいてくれて贅沢だって思っているんだ。いるだけで、場の空気をハッピーにあたたかく、変えてしまう。だから、ひろかが向かう場所はいつもあたたかい場所だと思うから安心しているんだ。  
Posted by yagihana at 22:21

2006年08月05日

バーベキューの日。自分の大切な場所のこと。


 今日は猛暑の中、八景島で大学時代のサークルでバーベキュー大会。


 大集合。色々な人に、「ゆきさんに似た人がいる!」とか「参加してる!!」とびっくりされた。ご、ごめんなさい。サークル嫌いなのではなくて、大人数行動が苦手なだけなんだけど、大好きな人はその中にもちょこちょこいて、そういう人とちょこちょこ話して幸せになる。こんな私を最後の最後までずっとあたたかく迎え入れてくれる懐の深いサークルでした。
 
 一人だけ後輩の子のたかし君が参加していて、そのたった一人の子供の存在が全体の雰囲気をやわらかく、あたたかく、楽しくしていた。

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 何かをもつだけで、その製品のコマーシャルになるプリンセスあきと、アイドルのひろか。1ヶ月ぶりに会えて、もう本当に嬉しかったよ。実は明日も会うんだよね。フフ。贅沢だなあ。




 そして幹事のタケと圭三。どうもありがとう。
 改めて、2人の動きをぼーーっと遠くから見ていたら、なんていう気遣いの鬼!とびっくりしていたよ。素晴らしい人たち。とちょっと感動した。

 こまめに食材を準備したり、オレンジのおつまみを作ってきたり、「きのこはあらわねえんだよ!」と叫んでいたタケ。その後、あまりにみんなに信じてもらえず、「ゆきおさん、きのこは洗わないよねえ!!」と意見を求めてくれてちょっと嬉しかったのだなあ。フフ。いい夫になるだろうなあ。ずっと前から計画中のお菓子教室もいつかきてね。



 その後先に失礼して、山下公園の前のホテルニューグランドの1階のカフェに行きました。

 「シーフードドリア」発祥だというカフェ。
 ドリアもとても美味しかったけれど、それよりもとても大切な、家族との思い出と思い入れのあるというお店。本当に大切な場所に、あなたと一緒に来ることができて本当に嬉しいんだよ、って何度も何度も言ってくれる人の優しさに、私にとってもまた大切な場所が増えた今日。ありがとうね。私にとってその場所はどこかなあってゆっくり考えてみる。  
Posted by yagihana at 21:59

2006年08月04日

手を抜くほうが疲れるよ

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桃のあっさりコンポートを作ったのでそれをたっぷり入れたフロマージュブランのムースとコンポートの汁を使ったジュレ。大好きな味なのでアントルメにするべくゼラチンの量を調整したくて試作の日々。



 試作として作ったものは、家族以外には絶対に出さないんだー!って思っているのに油断すると母がこっそり「由紀ちゃんには内緒よ。」なんて母の友達に出したりするので、油断ならぬのだ。こっそりした、何かは必ず分かるのだなあ。


 お菓子作りの腕はゆっくりにしかうまくいかないけれど、でも、好きな気持ちは世界一!ってなりたいなあって思うこの気持ちはあきらめ?前進?

 手を抜くほうがよっぽど疲れるよ。
 それは、きっと人生もだ。ってはっとした今日。

 今日も頂いたさとさんの優しい優しい言葉。
 私はお菓子作りを通して出会った方が、もっと深い場所でつながってくださる事が多くて、そういう方達や、もともとの友達にお菓子をお教えする時に、代金を頂く事がすごく心苦しい。いつもいつも迷って、でも材料代があるなあって結局頂く事が多いのだけど。

 だから今回も「ごめんね」って最後につけたら「ごめんじゃないんだよ!!」って嵐のような言葉達。ううう、本当にありがとう。私がすべきことは申し訳なくなる事じゃなくて、プロとしての仕事だ。



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 今日はロンドン中あえなかったおじいちゃまの所へ。
 
 もうあまり物覚えがよくないから、何度も「イギリスに行ってきたんだよ」って伝えては「えらい!!若いうちは絶対に色々な所にいくんだよ。百聞は一見にしかずだ。」ってほめてくれて、また3分後に「えらい!」って同じ話を何度もしました。

 昔から、おじいちゃまは何をしていても必ずほめてくれる。ぼけてしまって、本来の人格が残っていると思う今でも、おじいちゃまは「えらいね!」か「本当にありがとう」が主な言葉だ。


 周りの方達に「いいわねえ。」って声をかけていただくたびに「娘なんだ!」って言い切るおじいちゃまでした。孫です。


 目の前の駐車場に車をとめたよって言ったら、帰る時建物の上のほうからずっと見つめていてくれた姿を見て、ちょっと泣いた。


 老人ホーム。本当に悲しい場所だって思っていた。
 今もその気持ちはあまり変らないけれど、それでも母が妥協せずに何ヶ月もかけて探して見つけたこの場所は、緑が多い町で、スタッフの方達も本当に皆さん優しくて心がある。

 ほかの方がおじいちゃまに優しくしてくれるのを見て、本当に嬉しかったから私も誰かのおじいちゃんも大事にしようってすごく思う。みんな誰かの愛しい女。だけではなく、みんな誰かの愛しい家族なのだなあ。



 今日はお菓子の合間に久しぶりにプールでもいっぱい泳いできた。
 「泳いでくるね」って声をかけた時の母の第一声が

「帰ったら髪を洗うのよ!」でした。26歳なのに。


 今日は、尚子さんにお会いする予定が突然の事でキャンセルになってしまったけれど、一瞬だけでも!って飛んでいきました。その一瞬がどんなに大事な事かって分かってはいたけれど、顔を見て、お話したらすごく分かったよ。本当に心のある対応、心に残りました。どうもありがとうございました☆☆
 
  
Posted by yagihana at 22:27

2006年08月03日

ほっこり休日。

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 ロンドンにいる間、一番恋しかったのは、実はうちのはなさんとゆりおの赤さん。小さきもののそばにいたい本能か。というわけで、会いに飛んでいきました。


 美人だねーーって話しかけるとちょっと笑ってくれるのがおばさんは嬉しくて、美人だね、美人だね、って言いまくる。目をちょっと合せてくれるだけで、キューンとして、「今、目が合いましたよね!こちら、見ましたよね!」というような人達の気持ち。(それは誰だ)今のところ、ハーフっぽさはカーリーまつ毛。ゆりおもいい顔していてよかったな。

 仕事の休みを合せたゆりおの兄のしんくん達が広々とした庭でバーベキューしたり、サッカーしたりバスケしていて、なんだかいい一日でした。ほっこり。


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 すっかり長居をして、帰りに久しぶりに家の近くの「蕎麦茶房 楽」にお邪魔しました。久しぶりになってしまったのに、入ったら「んまーーー!!帰国されたんですね!」ってお出迎えしてくださって、本当に嬉しかった。素敵なお蕎麦屋さん一家と、人と人との関係を作ることができてゆきおは幸せだよ。


 おそばも今日も美味しかったが、デザートの美味しさはもう涙が出ちゃう。
「くーー、ほんっと美味しいよ。もうほんっと美味しい。丁寧!立派!」ってずーーっとうるさい私をニコニコ見守っていてくれて有難うね。


 何をお願いしても絶対に美味しいって確信をもって言えるお店はとても少ないよ。そしていつものように、いつもにはしたくないのに、やっぱり帰り道に「ほっんとうに美味しかったです。」って伝えて帰る。尊敬していますって言いたかったけれど、飲み込みました。伝わっていると思うから。




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 今日もひまわりを頂いたよ。この夏はひまわりがいなかった時がないよ。
 本当にどうもありがとうね。ゆりおには大きなユリの花束を贈ってくれたね。

 いつもは花を頂くと居間で、みんなで幸せになるけれど、今日はこの小さくて愛あるひまわり一人、なんだか独占したくなって部屋につれて来たよ。

 私の部屋は、入った人びっくり!のシンプル何もなし!こだわりなし!お菓子の本しかなし!の狭い部屋。私の部屋は台所のようなものだからいいのだ。でもばーーーんと大きな窓があるところはすごく気に入ってるんだ。  
Posted by yagihana at 21:15

2006年08月02日

時差ぼけの日。ずれない関係。

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うーん。時差がきつくて、夜中にぱっちり目は開き、元気まんまん。そんな時に登場する枕もとのキャンドルたち。


 初めて鼻を寄せた時から、この鼻がぴったり。とくっついてしまったDIPTYQUEと、ラルチザンのキャンドル。そんな私の姿を見て贈ってくれた大事なキャンドル。その後も、少しずつ大事な時に頂いた。

 イギリスでもフランスでも、宝石のように売られていた姿を見たけれど、数多くはいらないよ。本当に必要な時にだけゆっくりつけてる。光を灯している時よりも、消した後の方がずっと香りがいい所も好きなんだ。心満たされて朝になってから静かに眠る。


 今一番興味があって、学んでいるのはスパイス。
 本当はお菓子に使いたくて学び始めたけれどその奥の深さ、体への影響力を知って、私は何も知らないっていう事をまた知った。毎日その事だけは知り続けてる。

 私の身近には医療のお仕事をしている人がとても多くて。
 西洋や東洋の医学、古武術や整体、そういう知識はいつももらっているから、私はせっかく女性にうまれ、そして興味が尽きないのだから、日常生活における食事や香りの効用を私なりに知識を深めて周囲の人と共有できたらいいなあと思っているんだ。

 いつ死んでもおかしくないし、後悔のないようにって生きていたから自分の生死には興味が無かった。でもよりよく生きて生きたいって思うようになったよ。


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 じゃーん。真紀子さん。



 真紀子さんとパリのマニアックな問屋さんでお会いした時、本当なら「なんでここに!ウキャー!」となるはずなのに、私も「あ、真紀子さん、こんにちわ」なんて日本のスーパーでお会いしたようにお話出来た事がすごく嬉しかったの。



 力強いオーラ、はっとするほどの美しさ、地に足の着いた印象、どれをとっても今の真紀子さんがここまでスターになる要素を感じさせ、同時に今はお菓子作りの大切な友人であるkaedeさんを思い出していました。



 今日はゆっくりお菓子の材料の買出しに行きながら、久しぶりにドリカムの「proud of you」でジーンとしていたよ。陽子が私にいつも「由紀、proud of youよ!whereever you areよ!フフフ。ドリカムの影響受けすぎ!私!」って言ってくれる言葉。

 ゆっくり聞くと、そのままそっくり陽子に返したくなるような言葉たち。


 日本に帰国したら、歌に、絵に、詩に、絵本に、色々なものに託して「由紀にぴったりだから」って気持ちが届いていたよ。でもそのふたをあけると、それぞれ全部私がその人に感じているものだった。誕生日にあっこに届けた手紙も、そういえばあっこは「全部そのまま由紀に伝えたい」って言ってくれていたよね。

 そういうものなんだろうなあと分かったよ。
 そしてそういうものであって欲しいの。

 尊敬しているって言ってくれる人の事、本当は私の方がずっと尊敬しているよ。大好きだって言ってくれる人の事も私のほうが好きなんだ。

 逆に言えば。
 尊敬できない人からは尊敬されない。好きではない人からは好きですって言われないよう。人の本当に大事な気持ちだから、ずれがないように生きたいよ。



 今日は久しぶりに家でゆっくりと家族と食事。
 父が出張先からうきうきと桃を購入し再会。

 「どうだい?楽しかったかい?行ってよかったかい?兄夫婦は仲良しだったかい?お菓子はもう焼いてるかい?」って聞くから「楽しかった。行って本当によかった。2人は本当に仲良しでいい夫婦で、家だったよ。お菓子も焼いてるよー。」って心から伝えられる事は幸せだなあと思った。思っていなかったら私は何も言えないし、伝わらないもの。
 
  
Posted by yagihana at 08:03

2006年08月01日

ただいま☆


 ただいま☆日本に舞い戻りました。

 あっという間すぎた3週間。色々あったけれど大きなものを抱えて帰ってきました。大好きな人がひまわりを抱えてすぐに会いに来てくれて、もうこれ以上ないなあと思いながら幸せに日本に心が切り替わりました。



 あー、もう今私は早くお菓子を作りたい!というそれだけの塊でござる。向こうでも色々作る機会はあったけれど、本気の本気で動いてはいなかった。毎日していた事が3週間あいたことの穴はとても大きくて、いつもの台所なのに動きに無駄が多くて自分で笑った。借りてきたゆきおのようにウロウロしてる。

 大事なお教室までまる2日間あるのでその間に取り戻せるよう、そんな簡単なものじゃないからこそすごく楽しいけれど頑張ります。リハビリ、リハビリ、ってつぶやきながら。



 ホームページの事、メールのお返事の事、そんな中でゆっくり致しますね。そしてメールでいつも気になってしまうこと。

 「ご都合のいい時にレッスンをお願いします」という言葉、私はいつでも嬉しくお受けしたいと思っているのですが、それが社交辞令なのか、本気であるのか分からなくて、そういう時に自分から「いつにしますか??」なんて話を進めてしまう事は絶対にしません。本当にいらっしゃる気持ちの時は、私がそうと分かるような言葉で教えていただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願い致します。  
Posted by yagihana at 12:58