大阪のあっこの誕生日。
ロンドンに行く直前、一人じゃ抱えきれないどうしようもない悲しい時に泣きながら電話した私に、「由紀、大丈夫だよ。大好きだよ。大好きだよ。えらいね。」ってずっと言い続けてくれたあっこ。
今回ロンドンに来る日も、本当はものすごく仕事がしんどい時に会社を休んで、関西空港まで突然見送りに来てくれて、めっちゃ笑顔でいってらっしゃいって、ハグをしてくれてから、見えなくなるまでずっと手をふってくれていたあっこだよ。
言葉で、心で、あらゆる手段でハグをする人。人を丸ごと抱きしめる人。あっこの人の受け入れ方は丸ごと、なのだ。そんな人見たことないんだよ。
そんなあっこをずっと尊敬してるし誇りに思ってる。
産まれてよかった、って自分でも心から思えるような一日を過ごしてね。
そして、大好きなゆっこさんにとって本当に大事な日。それはつまり私にとっても本当に大事な日。ずっとお祈りしています。
フランスから舞い戻り、イギリスで最後の日。
私がずっと好きで追い求めていたのは、ロンドンというよりは、ロンドンでのびのびと生きている自分だったなあとわかったよ。前は日本にいる自分とロンドンにいる自分は全然違う人だった。違う質、というか。
日本ではいつも、好きな事を仕事にしているという、罪悪感。友達が必死に働いている中すごく申し訳なくて。そして、ちょっと遠い関係の人から、「いいなあ、いいなあ。」って私が表面に見せているものしか見ないで、言われる時のなんだか空しい気持ち。
でも、今、ロンドンに来て、心からのびのびとしているけれど、もうあまり日本にいるときと変わらないなあってわかったよ。
私はもう日本でも、少し自信を持つことができるようになったんだなあとわかったよ。だからそんなにロンドンにはこだわらなくなった。一刻も早く帰りたい場所から、心の真ん中にあれば安心していられる場所になったよ。
それはすごくすごく大きな変化で発見で。
きてよかったな。すごく大切な事に気づかせてくれた人がいたよ。本当にありがとうね。人に順番をつけた事今までないけれど、世界で一番尊敬しているんだ。