2006年01月31日

社会はそうやってぐるぐると回るのだね。


 上司と仕事の話をゆっくりとする。

 まだまだ会社に入って、半年も経っていないのに、私にとって一番幸せな形でこれからも関わり続けることを提案してくださって、泣きそうになった。


 私の仕事を理解したうえで、それに役立つ、そして私一人では到底叶わない仕事内容。「あなたが作ること、食べること、知ること、書く事は、あなたにとっても、そしていつかめぐりめぐって会社にとっても戻ってくると思うから。」



 立派だなあと思った。私は誰かの上にたったときに、こうやって他人を心から信頼し、予算も仕事も全部預けることができるのかなあ。でも心から信頼してくれる人を、人は絶対に裏切ることが出来ないようにできていると思う。私にあるかないかわからないような小さな力でも、必ずこの場所に、この女性に還元したいと思ったのだよ。  
Posted by yagihana at 09:39

2006年01月30日

サロンドショコラへ

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新宿伊勢丹で開催されているサロンドショコラへ。


 日々、美味しいチョコレートを仕事で食べさせてもらっているからやっとね、少しずつ私のチョコレートに対する苦手意識も減ってきてはいるけれど、やっぱりあの値段を自分のお財布からは出せないなあと思ってしまう。


 チョコレートはあまりにも奥が深い素材だから、お菓子の一部のようには扱えない。極めている人はもうほかのものを切り捨ててチョコレートだけを学び続けているけれど、そうやって一つの事に真剣に向き合ってきた人の目や言葉を聞きたかったのだなあ。


 今日は最終日だったからシェフも店頭にたってたくさんお話してくださって、ゆきおは色々試食させていただいたよ。フランスの権威あるシェフはみんななんてチャーミングでセクシーなんだろう。命を楽しんでいる人独特の空気。




 私の会社の方がルルーさんととても親しいので、終わった後、シェフの皆さんと会食へ行かれて「日本人はなんでこんなに優しく、応援してくれるんだろう」ってずっと感動されていたということ。本当に素晴らしい哲学をもったシェフだから。言葉が通じなくたってそういうものは、ちゃんと伝わるようにこの世は出来ているから。  
Posted by yagihana at 22:35

野菜料理 正と書いてゴカク。

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 せっかく新宿に来るのなら、って彼が予約してくれた表参道の裏道にある「野菜料理 正」へ。ずっと行きたかったホリエモン御用達のこのお店。チョコレートがドロドロ・・と入っている重い胃には本当に嬉しく、優しい小さなコース料理でした。


 横を見たら杉田かおるさん。最近なんだか芸能人を見かけたり会う機会が多いので、前の私のようにチラチラと見たりしない。なんだか素朴で、あたたかい空気を身にまとった、ちゃんと地に足のついている女性でした。


 素材の味しかしないような料理の数々。小さな器。輝く米粒。
 「気合いっぱつ!」という力は出ないが、しみじみと「正しい」食事をしたなあと思うよ。お肉は微妙に入っていたけれど、草食動物の気分になり、闘争心は奪われる。デザートの杏仁豆腐が絶妙な美味しさでホッコリ。ホリエモンこんなちまちまとしたもの食べていたら、戦えないだろうなあ。  
Posted by yagihana at 22:21

体の芯から大満足中。

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彼と、しみじみとしたねえ・・と平日の昼間からしみじみとできる幸せを満喫。そういえば、「しじみの味噌汁」という言葉を見ても「しみじみ・・」としてしまうんだけど、みんなはどうなのかな。(どうでもいいよね)


 この時期。去年の経験者や周り中から「誰だって鬱になる時期だよ。しっかり支えてあげて、応援してあげてね」なんて言われていて、私も「さあ!鬱、きなさい!」と、ドキドキして待ち構えていたけれど・・・。全然鬱になる気配なし。朝から晩まで勉強はしているけれど、どちらかというとちょっと楽しそう・・。


 彼の精神力の強さ、冷静さ、ぶれのなさ、もう自分のことしか考えられないような時期でさえ、私を気遣い続けてくれること。彼のこれから働く環境において、この性格は何よりの強みになると思う。強い冷静さの中に深いあたたかさを持ち続けていること。とても尊敬しているよ。


 少し歩いて、スパイラルの上の「uncle hat」で眺めを眺めながら、フレッシュジュースを飲んで別れる。

 「せっかくだから、たまには自分のお買い物とかしたらどうだい?」って、別れたのに、結局2人の予想通り、青山ブックセンターによって、ものすごく幸せな気分になって、帰る。洋服や靴も見たいし、欲しいし、大好きだよ。

 でも肌をきれいにする時間とお金をかけるよりも、本や映画をみて、肌にはちょっとしわがあるくらいの生き方でいいんだ。年取ってもつるつるなんて気持ち悪い。私はしわくちゃのしわの中に、色々なものを詰めて、色や味を出していきたいなあと思う。


  
Posted by yagihana at 22:14

わーい!

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 これだけは!って人ごみの中でつかんだフェルベールさんのジャム。ローズペタルのジャム。そしてグリーントマトとシナモン、ストロベリー。


 日本にジャムブームを作ったフェルベールさんのジャムが、未だに飽き易い日本人の心を掴み続けているのは、そこに詰まっているその味以上のものをみんなが感じ取っているからだろうね。彼女の哲学、姿勢をすごく尊敬している。こんな作り手が、少なくても、確かにいるという事がすごく嬉しいの。


   
Posted by yagihana at 22:11

2006年01月29日

時間を生み出すにはね。

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「早く会いたいね」
「うむ。早く!では今朝は?」

というわけで、朝っぱらから早速デート。いつも思うけれど、自分が本当に大切に思っていることに関してはいくらだって時間は生まれてくる。ってことは、時間が足りない!って何かに対して焦るよりも、もっとその事を愛せばいいのだよね。


 愛理の写真見せるねーー!ってカメラを開いた瞬間に電池が終わった。


 今朝もまたたくさんたくさん笑って、話して、すごーく幸せ。いつもありがとうね。惜しみないなあと思う。週末がやってくると会いたくなるよ。私がどんなにこのスマイルに救われ続けていることか、やつは知るまい!(あ、知ってる?)  
Posted by yagihana at 08:18

はなこさん、べったり

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 はな姫、久しぶりーー。この小さな頭は本当に忘れっぽいので、ハワイ旅行で忘れられたかとドキドキしていたけれどね、ちゃんと甘えてくださって光栄ですわ。パソコン作業中はずっとひざの上に。



 たまった仕事のメールやまとめを、どこから手をつけていいか、しばしボーーーっとする。今週末の結婚式の引き出物の材料を買ってきて、またそれを前にボーっとする。ある大企業のお菓子の講師もすることになったのだけど、私でいいのかなあ。お菓子一つでも、本当に色々な生かし方があるなあと最近常々思っているよ。きっと、大事なのは、一つに絞る事。あらゆる経験はきっと全てに役立つけれど、「これだ!」というものだけは自分の中でこっそりと、守り続けないと、きっと真ん中から静かに、曖昧になって崩れちゃう。


   
Posted by yagihana at 08:16

女子高時代。

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 今夜は、ものすごく久しぶりに、高校時代の友達なっこが鍋パーティをすると聞いて、顔を見に飛んでいった。6年ぶり?なんだか緊張しちゃって、家の前でベルを鳴らすのもドキドキ。


 なっこの特製塩豚鍋をつついて、最高に楽しい時間で、帰り道心はポッカポカでした。

 忘れていただけで、素晴らしい人たちはまだまだ自分の身近にいるんだなあと思い出せた事が嬉しい。ついつい遠くを探してしまいそうになるけれど、どこかにいる素敵な誰かさんではなくて、いつも私の真横にいる人の中の素敵な面を見続けていようと思う。 


 小学校から高校卒業まで一貫のお嬢様だらけの女子高で、ゆきおは何度も何度も転勤で出たり入ったりしていたけれど、長くて狭い世界だったから、しばらく集まらなくていいなあと思っていたよ。そのまま大学での新しい出会いに、夢中になってしまっていたけれど、全員で幼馴染のようなこの仲間とも、これからはもっともっとつながっていたいなあと思った。なっこ、ありがとうね。みんなも本当にありがとうーーー!超嬉しかったよー。


 この日記を見て、高校仲間のスズカが康平の幼馴染であることも発覚し、大興奮で電話をくれてまたつながったことが嬉しい。4月の結婚式でまた会えるね。  
Posted by yagihana at 08:15

2006年01月28日

ただいまー

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 ハワイ。大好きな愛ちゃん、明子、今井君、あっちゃん、悠ちゃんとみんなですごく楽しかったよ。ハワイらしい事はハンバーガーを食べたくらいで、海と買い物の街だなあ、という感想。結局自分のものは何一つ買ってないけれど、その為にいった場所ではないから120パーセント大満足だ。


 旅の終わりは、いつも別れた後しばらくして、淋しさがピークに。でもまた会えるって幸せ。


 飛行機ではマダガスカルを、身を乗り出して見てしまう。行きの時よりステュワーデスさんが優しくて、ただ、ニコニコしてくれるだけで、ゆきおやじはハッピーだ。ニセモノの笑いならいらないよ、ってちょっと卑屈なのも年のせいか。  
Posted by yagihana at 15:58

男性も女性も、親と友達は共にその人を表すと思うのだ。

 

 成田を出たら、彼が内緒で迎えに来てくれていて、びっくりしたけど嬉しくてジーン。そして、ただいまを言う前に「おかえりーーーー!!」と、陽子からラブコールがかかってきて、「おかえり」メールが続いてやってきて嬉しかったよー。行く時は何日も前からフライングを繰り返し、「いってらっしゃい」コールが。たかが2泊なのに本当におおげさな私達。


 短かすぎて、帰りたくなかったなあなんて思っていたけれど、「おかえり」って待っていてくれる人がいて本当に幸せだなあと思う。私も大事な人にとって、「帰って来て良かった」と思ってもらいたい。




 彼は高校からの大親友の康平の結婚式には何があっても出席したかったと思う。でも、人生一大事の国家試験を目前に控えている今。

 行っても多分合格するけれど、万一落ちた時に、「ハワイに行かなければよかった。」なんて決して思いたくないって、行かない事を決めたからにはそれを後悔しないで欲しいなあと思っていた。


 4月には日本でも挙式するしね、クリスマスに2人の入籍の瞬間に一緒にいられたからあれで大分心が落ち着いたよ、って話す彼にとっての康平の存在の大きさを改めて思う。「男性は友達を、女性は母親をみればその人が分かるよ」ってよく言うけれど、私は康平に出会って、それだけで彼の良さを分かったよ。


 環境は与えられるものではなくて、自分で日々、一生かけて、真剣勝負で築き続けていくもの。今は、みんなが本当に忙しくて、大好きな人にしかその大事な時間はさけなくなっている。男女問わず、好きな人にはちゃんと一対一で向き合ってもらいたい。その為の小さな積み重ねを惜しまないようにしたいと思うよ。

 普段フワフワーーっと軽い感じで生きている私が一番真剣に取り組んでいる事。それさえあれば、私はもう他の事はどうでもいいほどだ。  
Posted by yagihana at 13:39

2006年01月27日

おめでとう☆

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 無事に、オアフ島郊外の本当に素敵なチャペルで康平と愛理の結婚式がとりおこなわれたよ。

 式では康平が体中で幸せ一杯の笑顔で、愛理と愛理パパは号泣していて、そのどちらの表情も幸福そのものだなあと思った。誓いの言葉の時、

「病める時も、健やかなる時も、豊かな時も、貧しい時も・・・・ゆきおも側にいるよー。」と心でこっそり参加する。


 この2人の結婚。あまりにも身近で、あまりにも大切で、嬉しい以外の感情が何もない。自分がいつかあの場所に立つ事も想像せずに、ただただ目の前の2人を見つめてしまう。  
Posted by yagihana at 07:52

もちろんこっち側はこうだよね。

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 反対側をくるっと振り返ったら。


 ハワイでの挙式なのに日本から、台湾から、アメリカからも、約60名もかけつけたよ。


 医者や広告代理店や芸能人と、トップクラスに忙しい職業の人たちばかりみんな、「親族の結婚で」と嘘をついて飛んできたといっていた。周りがそうせずにはいられない、2人の人柄だよね。


 そこにいる全員が2人のことを心から大好きで大好きで仕方がない事。楽しくて、嬉しくてみんながニコニコし続けていたよ。  
Posted by yagihana at 07:28

この姿が自然だなあ

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 二人が輝く時はやっぱり。


 写真撮影も中断し、もりもり食べ続ける主役の2人。素敵・・・。


 2人と一緒にいると「生きる事はつまり食べる事なんだな。」と思う。美味しい食事を最高のパワーに変えていくこと。この大家族のような仲間達はみんな食べることに真剣だ。

 みんなで共に真剣に食べ続けて、真剣に生きていこうね。  
Posted by yagihana at 07:25

一生、大好きなひと。

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 アイリおめでとう。

 その太陽のような明るさと優しさ、その豊かな喜怒哀楽の全て、長所も短所もひっくるめて、大好き。  
Posted by yagihana at 06:51

康平の贈り物

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 フラを踊った後、康平が、アイリに内緒でウクレレをもう一曲練習していたことを発表し、それを歌ってくれたよ。


 ちょっとだけ音を外していて、終わってから「もう一度歌わせてください!」って本当にあたたかく、ほほえましかったサプライズ。その心は私達に、そして誰よりもアイリに伝わってみんなで感動していたよ。さすが康平だなあ、かっこいいなあと思った。  
Posted by yagihana at 06:46

フラ後。

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 最初に3人でフラを習った時に、

「あ、ハワイでのアイリの結婚式の時に3人で踊ろうね」が本当に実現するなんて嬉しい。


 元はといえば、彼の友達の彼女として出会った愛ちゃん。アイリもそうだけど、そんな、「選べない」出会いだったはずなのに、今ではそんな事すっとばして大事な大事な友達でこの素敵な仲間の一員になっているのが嬉しいよ。


 愛ちゃんは一見、そして中身もあらゆる全てがピンクとハートとフリフリで出来ていて、全身ブランドでしっかり決めていて、私と正反対に見えるけれどね、どこか、中身の一番太い芯のところが似ているなあと思う。3歳も年下だけど、尊敬も信頼もしているよ。


   
Posted by yagihana at 06:43

最後の晩餐。

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 式の後、またワイキキに舞い戻り、3次会へ。


 男性人全員の、行動のすばやさ、会話のたくみさ面白さが素晴らしく、愛ちゃんと

「さすが・・」と感動する。

 マイタイとチチを飲みまくって、酔っ払いまくって、外から見たら全然変わっていないらしいけれど泥酔したまま、また康平のウクレレに合わせて、アイリと2人で笑顔全開でフラを踊る。気持ちよかったなあ。




 最後に酔っ払ってしまったプリンセス愛ちゃんを囲んで。いつまでも、永遠に終わらないで欲しい夢のような夜。次の日の朝早く、3時間後にはホテルを出る私はもう真剣に起きる為にたくさんの目覚まし時計と、「明日、たつんだからね!!」と自分に何度も何度もきつく言い聞かせてドキドキしながら寝た。  
Posted by yagihana at 06:41

2006年01月26日

式の前日、ある高級ホテルで踊る歌う踊る。

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ハワイ到着後、式の前日の夜。2人の独身最後の夜(という感じでもないけれど)にお邪魔しに飛んでいく。
 
 私達の泊ったコンドミニアムがあまりにしょぼかったので、新婚さんのスイートなスイートな部屋のシャワーをドヤドヤ・・と借りる迷惑な私達でした。夢のように気持ちよかった・・。(ごめんね)



 夜遅くまで、踊り、歌い、踊りまくりました。
 康平がこの日のために練習してきたウクレレに合わせてアイリが踊る姿を見て、泣きそうになる。素晴らしい夫婦だなあと思う。  
Posted by yagihana at 07:07

2006年01月25日

いってきます。

 アイリと康平の式に行って来ます。新宿伊勢丹のサロンドショコラ開催日にばっちりとかぶってしまった事や、大事な事があるから2泊4日という一瞬の夢だけど、思いっきり楽しんで、お祝いしてくるよ。


 このブログ、ライブドアなんだけど大丈夫なのかなあ。帰国したらいなくなっているのかなあ。

 テレビや新聞を開くと、ライブドア一色だけど、別に堀江さん好きでもないけれど、こぞって「ホラ見た事か」と叩く人たちの顔の醜さがすごく不快。本人達は自分達の醜さに気づくといいなあ。


 出る杭をよってたかって打つ姿、よってないと叩けない姿、情けないと思う。

 普段から、軽い悪口ならいくらでも聞くけれど、悪意のこもった悪口からは逃げるようにしてる。言っている人の顔がすごく汚くて怖いなあと思う。

 なんでこんなに忙しい日常、たくさんの人がいる中で、わざわざ苦手な人に関わって、悪口を言うことで自分を醜くくし、不愉快になるのか私には分からない。自分はそんなにすごいのか。自分を知っていたらそんな強い事は絶対にいえないはず。

 ほとんどいないけれど、嫌いな人は徹底的に関わらないようにする努力くらいいくらでもするよ。嫌な感情で体をいっぱいにしなよう、日々自分をクリーニングしていないと、気づくとそれはすぐにたまって、顔に、言葉に、発する全てに出てくるものだと思う。  
Posted by yagihana at 08:08

2006年01月24日

やっと会えたね

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ギリギリで滑り込んでパスポートに出会ったよ。間に合って本当に良かったなあ、と開いたら相変わらず不満そうな私が怒ってうつってる。


「どうして5年にしたの?」と両親に聞かれて
「5年以内には苗字が変わるかなあと。フフフ」と答え、
「5年後も今の名前で更新しているかもね。フフフ」と言われたよ。(年頃の娘になんてことを)



 これからパスポートの更新にかかる金額もぐっと値上がりするみたい。久しぶりに路駐した時に駐禁もきられ、抵抗の気持ちいっぱいに1万5千円を支払ってきた。(生きていくって何てお金がかかるのだろう。)


 ああ、でももう超嬉しすぎでワクワク。大好きな人たちが大結集するハワイ。いつも話に聞いていた最高の男女にぞろぞろとご対面だ。ドキドキ。一足お先にハワイ入りするアイリから「パラダイスで待ってるよーー!」と言われ、帰りたくないなあと今から思ってるよ。
  
Posted by yagihana at 19:44

2006年01月23日

北国からやってきた人はケーキへ

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 親戚のおばちゃまが、「お菓子にしてね」とわざわざ北海道から取り寄せて送ってくれた美味しいカボチャ。まずは煮物で腕試し。


 久しぶりのカボチャのスフレケーキ。色々なお店に卸していたから一時は毎日焼いていた。もともとのレシピを大きく変えて、すっかり暗記をしていたのに忘れていたから昔のノートを探し回った。若いなあと思う。色鉛筆使用の細かい絵つきでレシピを書いている。今の私のノートは配合だけ。砂糖は「さ」、バターは「バ」。初心にかえらなくちゃ。



 配達に行って「これはね、一番の低温でゆーーーっくり火を入れて、濃厚なんだけど、口に含むとシュワッと、そしてしっとりととろけて、さっぱり。」みたいな事をまくしたてて説明していたら、「すごいねえ。その表現力。そういうのを書きたいよね」としげさんに変に感心された。愛着のあるお菓子は説明しはじめると止まらないのだよ。でも愛着のないものに関しては、一言で終わるので、分かりやすいよね。


 毎日、表現方法を学んでいるけれど、やっぱり自分が苦手なものを言葉にしても言葉が死んでいるのが分かるよ。生きた言葉を発するためにはやっぱり自分が生き生きとしていないと。  
Posted by yagihana at 21:43

アールグレイ。キラキラ

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 母がうちでお客様をおもてなしする時は母が料理を、デザートは私が作る。毎回皆さんがデザートも本当に楽しみにしてきてくださるから嬉しくって腕まくり。


 ものすごい量の料理をこしらえる母。家中をピカピカに輝かせ、お花をいたるところに生けている。それは頑張れば出来ないことではないけれど、すごいなあと思うのは全然「頑張ってます!」という感じがないところ。脱力しすぎだと思う。でもいつの間にか全て完璧。


 小さい頃から、ずっとそういう母を見てきて自然に私もおもてなしが好きになり、料理もたくさん作ってしまう。でも大きく違うのは、ゆきおは「とっても頑張りました!!えらい?すごい?」と全身が語ってしまうところ。未熟だなあ。  
Posted by yagihana at 21:41

2006年01月22日

2人がニヤリ。

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ちょっと疲れていたのかな、この週末、いつもなら嬉しくて飛んで行くようなお誘いも全部断って、家でゆっくり試作やお菓子を焼いていた。


 今日は、陽子がヒデのお父さんと友達のお誕生日祝いに由紀のお菓子を、って言ってくれたからそれを連れて、また寒い田園調布でデート。この時期のサンドイッチアイランズは寒くて死んでしまうので、横のVIANにて。ここもアイランドの系列で、安くて、美味しくて、栄養がたっぷり取れるご飯。


 大好きな2人を前にどんどん嬉しくなり、楽しくなり、すごく幸せだった。ありがとうよー。って思っていたら、

 別れた後、お互い送っている事を知らずに、それぞれから「ありがとよー」ってメールが来ていて、

「ヒデパパがお菓子をすごく喜んでくれて、その横で陽子のパパがすごくうらやましそうでした」って全く同じ報告が来て、「うん。知ってる。」って幸せなつっこみを心で入れました。


 今日はなんだか妙に目の前でいちゃついていたなあ。フフフ。ゆきおはニヤリ。ヒデもニヤリ。そして陽子だけ恥ずかしがっていました。


 いいのだよいいのだよ、ゆきおの前でならいくらでも、いちゃついていいのだよー。カップル大好き。どんどん仲良くしてもらいたいと思う。ゆきおが嫌いなのは、どちらかが、人目を気にするあまり、行き過ぎた相手の謙遜をする事。自分の大事な人なら堂々と大事にしなさい、と思う。そういう意味で、私の周りのカップル達は何よりも自分のパートナー最優先で本当にかっこいいと思うんだ。  
Posted by yagihana at 21:39

ミルク出ずー

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 一体どの位の時間を冷蔵庫で過ごしていたのだろう・・。ミルク、完全に固まっていました。


 帰宅して、母に「あの2人は素晴らしいよ、本当に一緒にいて幸せになる」

と熱く語る。「陽子ちゃんも本当にいい人見つけたわねえ。でも、陽子ちゃんも特別な性格の良さよね」と言うので、本当だ、本当だ、とうなずきあう親子の夕方でした。

 ひでの中身のかっこよさを感じるたびに、「陽子だからだなあ」とセットで思う。  
Posted by yagihana at 21:38

2006年01月21日

この目と耳の力を信じてるよ。


 ここ最近、お菓子の注文が集中して、会社も休めなくて、楽しくて嬉しかったけれど、きっと心に余裕がなかった。うー、時間が欲しいなあ。


 メールもまた変な英語のメールを開いたらなんだかおかしな事になって18日以降に頂いたメールが読めないので何か緊急なことがありましたら掲示板の方にお願いします。頂いたメールのお返事もいつも本当に遅くなってしまっていてごめんなさい。ゆっくり、必ずお返事いたします。


 今は約束を延期してもらったり、(おいしい約束も伸びてしまって淋しい。くぅぅ。)突然お通夜に飛んでいったりしている中でも、私の目の前にいてくれる人たちの、心からのまっすぐな優しい言葉に何度も何度も「はっ」とし、救われたよ。なんでみんなあんなに優しく、まっすぐに向き合ってくれるのだろう。


 今は少し、余裕が欠けているけれど、人の言葉を心で聞いて力にかえるパワーがちゃんとある事を幸せに思う。目には見えないものを見続けて、言葉は心で聞く。それは私が生きてきて身につけた一番の財産であり才能なの。だから私は「一見冷たいけれど。」とか「一見優しいけれど」とかすっとばして、「本当はね。」の中味にすぐに辿り着くよ。


 ああ、そんなこと言ってる場合ではなくて、ゆきおはフラダンスを特訓しなきゃなのだ。しなきゃしなきゃ、と言い続けてどのくらいの月日が無慈悲に流れていったでせうか。うー。頑張るね。大好きなアイリの式だもの!とまた「しなきゃ!」の意識を一層強めて、明日の特訓教室に参加できるように、今夜はとりあえず寝るとしまする。オヤスミミガー。



 。
  
Posted by yagihana at 23:41

2006年01月17日

シャルロット。

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Posted by yagihana at 23:40

小さな人たちを焼きまくる日々

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 最近はずっと小さな子供たちを焼き続けている。毎日毎日同じ種類でも同じ顔は一つもなくて、楽しくて嬉しい。


 冬は、ゆきおの中で完全に冬眠モードなので早起きが本当にしんどい。アラームは3時半に設定して、10分ごとに鳴らしては、バンバン叩き、やっと5時半頃、フラフラとベッドから落ちて自分を起こす。でもコンタクトを入れたらもう大丈夫。


 合間合間で両親がお菓子の端っこをつまんでは「美味しい!」と飽きもせずに伝え続けてくれる事が、ものすごい力になっているんだよ。ありがとうね。(端っこばかりでごめん。)  
Posted by yagihana at 23:35

わたせせいぞうさん

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 やっと、ずっととりかかっていたお菓子のピークの山をちょっと終えて、たくさんのお菓子を発送し、うちのお客様のデザートを仕上げた。その後、仕事で遠出したから、帰って休もうかと思ったけれど、どうしても行きたかったのが、東京駅の大丸で24日まで開催中のわたせせいぞう展。


 いつも「ぴあ」とかの表紙で目には入っていたけれど、その存在を特に意識する事はなかったけれど、祐子が大好きなの、と教えてくれてからすごく気になっていたよ。

 色使いの鮮やかさ、花々の美しさ、何よりも、それを描いているわたせさんご本人がものすごくおしゃれで、出てくるキャラクターにそっくりだった。お菓子や、美術品だけではなく、マンガにもそれを生み出す人が現れるのだなあと改めて思う。彼が薄汚れていたら、きっとあの清潔感あるキャラクターも、汚れていってしまっただろう。が、長い間、今も色褪せず、ますます輝いていて本当に素晴らしかった。



 祐子ありがとう。私は祐子と出会ってから、本当にたくさんの、知らなかった素晴らしい世界をたくさん、たくさん教えてもらった。祐子の豊かで、長く、柔軟なアンテナにひっかかったもの全てを、「由紀にも紹介したいの。」といつもいつも教えてもらってきたよ。



 それは今もとどまる事を知らず、毎日のように「由紀と行きたい素晴らしい宿があるよ。由紀とプラネタリウムに行きたいよ。由紀に読んで欲しい本があるよ。」って語りかけ続けてくれる。そして私はその全てを知りたいといつも思う。


 私は祐子に何か伝えられるようなものがあるのかなあ。私から誰かに伝わるものはね、全部祐子から私に伝えられたものなんだ。具体的なものではなくて、愛情深さとかね、愛情深さとかね、愛情深さ。(くどい。が、こういう言葉しか思いつかないのだ。)でもいつも話していると祐子のあたたかさには一生叶わないなあと思うんだよ。ありがとうね。


   
Posted by yagihana at 10:49

ダバダバダーインディア

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 東京駅といえば!

 と私は心のグルメリストをペラペラとめくり、ずっと行きたかった「ダバ・インディア」へ。日本では珍しい南インド料理。その前には勿論、大丸6階のブックスアンドカフェで、本を読み漁って待ち人が来るのを待機していたよ。


 ここでしか食べられないミール。何種類ものカレー、ヨーグルト、小料理や揚げパン、ライスもついている。2000円なり。
 
 すごくセンスのいい青い店内と、のびのびと、マニュアルのない店員さんの接客とか、もう食べる前から大好きになった。食べてもっと、もっと、大好きになった。多分インド人の黒い人たちも、多分アメリカ人の白い人も、黄色い日本人もみんなが幸せそうな空間でした。


 大好きな人と並んで、「美味しいねえ。美味しいねえ。」「幸せだねえ。」と食べられる幸せったらないよ。食べつつ、「うむ。うむ。」とうなずきあうベタな二人だ。  
Posted by yagihana at 10:48

うみゃいうみゃいと言いながら。

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 ごちそうさま。おなかいっぱいだけど、早速次にきた時の為にメニューを真剣に見つめる。カリフラワーのがすごく気になった。うちでも簡単に作れそうだ。


 ああ、いいお店だったなあ。と幸せ。店員さんがのびのびと働いている所もすごく好き。どんなお店でも私はそこで働く人をじっと見る。それが一番のバロメーターな気がするから。


 好きな人に会って、元気になったつもりだったけど、泊まってフラの練習もしようかと思ったけれど、ここ最近の寝不足と疲れは静かに、確かに、体にたまっているので帰る事に。大奮発して(ってほどの金額ではなかった)、新幹線で帰る。

 「夜遅い時は、痴漢にあうから絶対に新幹線で帰ってね」という彼の言葉を思い出していたら、早速新幹線で痴漢にあったのだった。人のいるところにはどこにでもいるなあ。ゆきおはもう焦りも、びっくりもせず、わたしのとっておきの冷たい目で、やんわりときつく断る。この辺りに年を感じて欲しいものだ。(外見に騙されるなよ。)  
Posted by yagihana at 10:46

2006年01月16日

パスポート危機一髪

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昨日、久しぶりにパスポートを引っ張り出たら、有効期限が切れていて、びっくりして椅子からずり落ちた。しかも去年の2月。くー。どうりで「去年は旅行しなかったなあ」なんてのんびりと思っていたわけだなあ。


 もう来週からハワイの式に出発だから、冷や汗ダラダラかきながら、泣きそうな気持ちで調べたら今日の申請で出発前日に受け取れると判明。会社の前に、区役所に飛んで行き、会社を早退して、横浜のパスポートセンターへ飛んでいく。何とかなるもんだなあ。とまた人生を甘く見つめる。


 パスポートを申請するのに、200人の列。

 くー。苦しかった。珍しく可愛らしくとれていた、昔の証明写真をひっぱりだしてきて、堂々と貼っていたのに、「顔の大きさが1ミリ足りません」なんていわれて泣く泣くそこでとったら、また不満そうな顔の写真ができてきた。ああ、悲しいなあ。



 今年は、1月にハワイ、2月にカンボジア、3月にプーケットで、4月に台湾へ。その間に大事な、大事な結婚式が毎月入っているよ。


 ヒロカに会った時に、「今年はやっと旅にでるよー」と言ったらすぐに「由紀がたくさん旅に出られるの嬉しい。すごく素晴らしいと思う。」と言ってくれた言葉がすごく嬉しかったの。ああ心からの言葉だなあと思った。大学生の頃、ちょっとした時間ですぐにフラフラと旅に出ていた私を見ていたヒロカだから。ヒロカ自身も今でも会社の休みをうまく利用しまくって、旅行し続けているよね。

 社学の仲間はみんな世界の、日本の、あらゆる場所にフラフラと自由な心で行っているから話していてすごく楽しい。ブランドや宝石にも興味はないし、派手な遊び方は決してしなく、普段は地味地味だけれど、視野や価値観が本当に広く、大らかだ。



 昔は「この目で色々なものや価値観を見なくては。それまでは自分の意見なんて言えない。」なんてちょっと焦った気持ちで旅をしていたけれど、今はね、ちょっと違うんだ。うまく言えないけれどもっとのんびりとしたキモチ。昔は「旅行に行く」というとおじいちゃまがおこづかいをくれた。その封筒の裏には必ず「百聞は一見にしかず」と書いてあったよ。その教えを、考えを私にも実感させれくれた事、今でもずっとおじいちゃまに感謝している。


   
Posted by yagihana at 10:02

2006年01月15日

中華街でおかゆ。

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今夜は久しぶりに中華街へ。今日は、かなり意気込んで「謝天記」のおかゆを食べたい、と思って行ったのだ。でないと、絶対違うお店に吸い込まれてしまうもの。


 決意を胸に、他のお店に目をくれずに、行列に参加して、飛び込んだ。き・・きたない・・。でもめげないのだ。

 そして「お粥ー。」「お粥ー。」と思いつつ、色々炒め物や揚げパンなど頼みまくってちょっとしたパーティになっていた私たち。おかゆが来る頃にはおなかが油でいっぱいになっていた私たち。でも油まみれのおなかに、優しい優しいお粥でした。美味しかったなあ。


 その後、みなとみらいに行って、カフェトスカの横のバーでいっぱいだけお酒を飲んで帰宅。ちょっと忙しくなってきた日常の大事な一時。



 ライスの、ある書きこみを読んで、心から「いい人だなあ」と思った。思わない人、思っていても行動しない人、「しようと思っていたよ。」という人。は、たくさんたくさんいる。私だってそうだもの。でも、思って、同時にすぐ行動できる人に私はすごく敏感な方だと思う。いつも気づきたいと思ってる。


 言い訳ばかりの人も、必ず時間に遅れてくる人も、別に非難する気持ちにはならないけれど、「そういう人」と無意識に思っている。ライスに対する信頼は、やっぱり彼の今までの行動の積み重ねで生まれているものなのだなあと思った。その優しさは、いざ!という時に本当に頼りたくなる類の強い優しさだ。  
Posted by yagihana at 23:38

2006年01月14日

シフォンはぐぐっと引っ張り出す

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 バニラビーンズをたくさん入れたバニラシフォンにたくさんのピーカンナッツとヴァローナのチョコをほんの少し。(ナッツを入れるとシフォンってすごく美味しい)


 シフォンを型から出すときは、息を吸って、吐いて、あとはぐっと手で下に押し込んで、ぐぐっと持ち出す。毎回毎回、「2度と上がってこなかったらどうしよう・・」とスリリングな一瞬だけど、大丈夫。きれいにはずした後はしばらく見つめています。


 可愛くて大好きなガレットさんが、一緒にベーグルを食べていた時に

「ベーグルを食べていると、この間に挟まれて寝てしまいたいと思うの」

と素敵な事をおっしゃっていたけれど、シフォンならちょっと分かるよ。ああ、でもそんな可愛らしいこと恥ずかしくて外ではいえない。(言ってみたけどね)




  
Posted by yagihana at 09:32

待ってたよー!あっこ

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あっこ待ってたよ★★


 あっこが東京に来ると、私たちはビシっとそろう。集まると嬉しくて嬉しくてみんながニコニコしている。社学仲間は全員、優しくて、素朴で、口は悪いが心はあたたかく、私の宝だとつくづく思う。  
Posted by yagihana at 09:30

あっこはいつも動画なんだよね。

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 ホラホラ、あっこ写真とるから止まりなさい!って言ってもどの写真も全部あっこだけ動画だ。ぶれぶれだよー。


 陽子もいい顔しているね。

 打ち合わせで、一足お先に帰らなくてはいけなかった私に、後で「あの後、こうこうこういう話をしてね、んで、こうなったよー。また会おうね由紀ー」とハートいっぱいで報告してくれる陽子の優しさにいつもジーンとする。ありがとう。

 誰にでもできることだけど、あまりしないよね。それをできるという事が本当にすごいと思うんだよ。  
Posted by yagihana at 09:29

ひろかと、一つ毛布のした

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 冬のアイランドは寒くて寒くて、2階の和室が一番あたたかかった。ひろかと毛布に包まってホクホク。帰宅した後、


 陽子から
「ひろかが、結婚式のブーケを作ってくれることになって幸せだよ」と、


 ひろかからは
「陽子の式でブーケを作らせてもらえることになって感激だよ」とメールがきていたよ。

 ゆきおはその両方の感激を見ていてニンマリしていたのだった。





  
Posted by yagihana at 09:26

2006年01月13日

父はまるで孫のように

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 はなこさんを抱く。

 毎週毎週出張続きの父。今日も父はハナコさんと感激の再会をしていたよ。感激しているのは父で、はなこさんの冷めた目がおかしい。


 チワワは5歳を過ぎると大人しくなるよ、って聞いていたけれどハナコさん、最近大人の女になってちょっと物静かだ。「淑女になったんだねえ」とみんなで感慨深く見つめる。


 淑女となった今も、トイレに用を足せるだけで、両親に絶賛され、おやつをねだっているよ。うまくおやつをもらえるように、食事と一緒にされてしまわないように、ちゃんと食後まで我慢して、用を足すはなこさん。わざわざ、小分けにして2階で用を足しては2階でおやつをもらい、一階で用を足しては1階でもおやつをくれと叫んでる。あの小さなおでこで必死に知恵をしぼる姿に親ばか一家はキューン。  
Posted by yagihana at 06:24

2006年01月12日

大切だということの責任。


 私の大事な友達が悲しみの真っ只中の今。私も悲しい。

 周り中の人に愛されて、幸せをたくさん感じて、感謝して生きている人だから、悲しい事もやっぱり多いだろう。

 大切にするということはそういうことだよね。嬉しいことだけではなく、悲しいことも増えるという覚悟を決めること。でも悲しい時にそのキモチをごまかしていると幸せなこともぼんやりとしか感じられなくなるから、やっぱり敏感でいたいよね。


 私は「あなたが大切だ。」と言葉にする事の重さを分かってるつもりだよ。いざという時は絶対に見捨てないし受け止めてみせる覚悟。だから私はほとんどの大好きな人には「大好きな人。」としか言えない。ゆきおのこの体は一つしかないから。でも他には何もないが、体はあるよ。と大切な人には言える。できる事はなんだってするよ。


 お母さんの深い愛情に感動していたけれど、それはもっと形をかえて、深く強く遺伝している事をしってるよ。あき。  
Posted by yagihana at 20:56

2006年01月11日

美。

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 真理子は地元仲間なので、仕事の合間にペタペタと歩いてタリーズでお茶をすすって、結婚式の打ち合わせ。


 仕事をやめたのに、来月の結婚式で大忙しらしく、

「私のスローライフがだいなし。」と嘆いていて笑った。


 いつもするように、お菓子のサンプルを作って持っていく。ここ最近、一気にみんなから頼まれて、私はその度に心から幸せなキモチですぐにお受けしていたけれど、決して安請け合いしているわけじゃない。どんなに大変か分かってるし覚悟を決めた上でのことだよ。

 毎回1週間前からはほとんど予定を入れずに、朝から晩までオーブンはフル稼働、終わると必ずホッとして体をこわして寝込む。友達ではなかったら私は引き受けられないけれど、友達だから、本当に、本当に嬉しいんだよ。


 今日は何度も何度も「由紀がお姉さんらしくなった。」とか言ってくれるので、そんな事めったに言われない私はその度に、「ニヤリ。」としてしまい、「ああ、喜ばせちゃった?ごめんごめん、忘れて。」といわれてしまう。多分髪が伸びただけだよね。


 真理子は「超美人」として本当に有名だったけれど、私が大好きなのはその中身。こびのない姿勢、思っていないことは絶対に言わないけれど、言ったことは必ず守るところ、正直でまっすぐで実はものすごく涙もろいところ。人当たりがいいわけではないから、誤解されそうになったり、なぜか真理子が自信を失っている時も、私は真理子が好きなのだ、みんなも相当好きなのだ、と言う事をずっと伝えようとしている気がする。  
Posted by yagihana at 21:22

いつもこうしてスタンバイ。

e478a576.jpg  だってね、昨日彼が

「由紀。明日突然だけど夕飯だけ一緒に食べないかい?横浜の方か、サボイか。」

なーんて言うからものすごくサボイにいきたいんだなあと分かるのだ。


 というわけでサボイへ。

「じゃあ予約しておくね。」といったら
「うん。一応もうしておいた。」

 は、早い・・。  
Posted by yagihana at 21:20

びよよーん。の幸せ。

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 至福の時だよね。

 彼が何度も何度も「うまい。」と言うので私もすごく嬉しい。


 彼は「今日はちょっと綺麗なんじゃないかい?」とか「おお!今日はいい匂いがするよ。」とか、いちいち言葉にして毎回毎回伝えてくれる人。「ありがとう」に関しても本当に惜しみない。最近、なんだか慣れちゃって、「ありがとよー。」とか流していたけれど、今日はしみじみと

 「そういう所、本当にすごいと思う」

と伝えた。ありがとうね。だから、私はもう長年一緒にいるのに、今でも、きっとこの先も、誰といる時よりも綺麗でいたいと思うのだと思う。  
Posted by yagihana at 21:18

きたっ!

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来た瞬間、急いで半分にカットして、あつあつを急いで食べるよ。もちろん無言。


 本日はマルゲリータ2枚、ルッコラのサラダ。

 隣の人がピザをゆっくり、ナイフとフォークで丁寧に召し上がっていたり、後ろの人が、冷めていくピザをほったらかして話しているのを、悲しく見ていたら

「由紀、みすぎだよ。」

と注意された。


   
Posted by yagihana at 21:17

卓球ラウンジで輝く人

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 それから、前回は貸切で悲しくマンションの部屋の入り口の前で撤退した「中目黒卓球ラウンジ」へ。今日は異様な盛り上がりを見せていたよ。卓球のプロ同士が出会ってすごい世界になっていて、彼と並んで見ていて目が疲れてしまった。卓球なんてしなくてもものすごく落ち着く素敵な空間。


 私たちはほんのちょっと打ち合って大満足。誰でもできて、性格もよくわかって、いいスポーツだなあと思う。ピザの直後なのに「まつたけご飯」を大で食べていた彼だ。


 もうはだしになって打ち合うプロたち。確かに、うまい。早い。なめらか。

「卓球だと、うまいなあ・・とは思ってもかっこいいなあとは思わないよね。」と言って

「由紀声が大きいよ。」

と注意された。  
Posted by yagihana at 21:14

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 久しぶりに屋根裏から引っ張り出した、真っ白くて長いダッフルコートを着た。童顔の私が着るとまるで田舎の小学生のよう。でも本当は思い出がたくさんつまったコートだから、着るとたくさんの思い出や人を思い出すコートなんだ。そういう思いに包まれて、普段のコートより少しだけ、あたたかい。


 そして、そんな真っ白な時、彼からもらった花束も真っ白だったよ。ありがとう!って言うのはわたしのはずなのに、彼が「いつもありがとう!」って言って渡してくれるから、つい受け取りながら「どういたしましてーー。」と言いそうになるよ。違う違う。すっごく嬉しかったのよ。ありがとうね。  
Posted by yagihana at 02:51

2006年01月10日

ゆっくり。ゆっくり。

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 3連休の間に作り上げたお菓子を今日は会社の後クルクルと配達。「今年もどうぞよろしくお願いいたします」の言葉に気持ちをこめてペコペコとしあう。




 アーモンドパウダーやココナッツパウダーは必ず炒ってから使う。一番の弱火じゃないとすぐに変なにおいになるから、ゆっくり、ゆっくり。粉は3回ずつふるう。生クリームは一番ゆっくりの速度で時間をかけてあわ立てると夢のようにクリーミーに。

 そんな小さな小さなこだわり。それはもう私の中では当たり前で、伝えるのも忘れるけれど、お教室でお話しすると「そういうことが聞きたかったのです」と言われるよ。だから今は意識して、自分の行動を見つめているよ。

 習慣にしてしまえば、自分がこだわっている事も忘れてしまうのだから、今自分にとってしんどい事も、あとちょっと。もう少しだけ続けてみれば、解放されるのかな。たまに「自分がそれをする理由。自分がこれを選んだ理由」を思い出す。


  
Posted by yagihana at 15:59

2006年01月09日

巨大・・。

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 最近のちょっと悲しかった事。相手はとても誠実極まりない対応をしてくれるし、過ぎた事に関してあれこれ言うのはすごく嫌いだから、もう大丈夫だよ。と思ったし伝えた。

 でも、自分でもう大丈夫!と思っていたけれど、ふとした事でまたぐぐっと悲しくなってしまった朝でした。時間しか解決しない問題を、いくら頭でごまかしても、心はそんなに早く納得はしないんだなあと思った。時間はあらゆる事をうまく解決してくれるけれど、その為にはやっぱり焦ってもだめなのだ。ゆっくりゆっくり、乗り越えようと思うよ。


 そんな朝もおなかはすくので、みんなで六本木の「つるとんたん」へ。夏木マリプロデュースのおうどんやさん。巨大な器にのびのびと泳ぎ回る大量のうどんたちよ。「3玉までは無料で増やします。」って、ちょっと多すぎないかい?自分もうどんだったら、ここでのびのびと泳ぎたい。うどんに生まれ変わらなくても、ゆきおのままでも入りそうでした。



   
Posted by yagihana at 11:45

あきこ。

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 それから今度のハワイでの結婚式のホテル決めで明子と渋谷でデート。ワクワクしているだけで、なーんにも決めていなかったのでした。

 実はハワイ初体験のゆきおは、オアフといわれてもワイキキといわれても、意味がピーマンなので、周りがみんな分かっているだけに、無力。愛ちゃんが、愛ちゃんらしいラブリーな食べ物(パンケーキ系)を色々推薦してくれるので、それを楽しみにしつつ、明子が「いや、超美味しいチゲ鍋が。。」というので、私達らしいおじさん路線でも攻めようとワクワク。フフフ。



 短いながらも濃い会話を。今日は、ちょっと深いような、人に話すことじゃないような、そういう話を打ち明けていたら、明子が「由紀がそういう話をしてくれるのがすごく嬉しい。本当に嬉しいよ。」って何度も何度も言ってくれて、びっくりしたんだよー。


 私が「こんなこと話したら迷惑だろうなあ」なんて思って言わないでいた事が、かえって寂しい思いをさせてしまっていたんだなあとやっと気づいたのだ。ああ、明子との友達歴は誰よりも長く、高校時代からなのに、肝心なことを伝えていなかったなあ。ごめんね。そしてありがとうね。


 結婚式に向けて体も、心も大忙しの明子。それでも彼女の周りにはゆっくりとした空気がふわふわと漂っているよ。すごい!あの空気がぴりぴりとした冷たいものになったところを見たことがないのだよ。ちょっとしたバトルを繰り広げている戦士明子だ。ゆきおやあいりはいつでも味方だよ。


 結婚式のお菓子もお願いしてくれて本当に嬉しかったの。昨日はアイリたちから改めて式の引きで菓子も。そして突然結婚を決めたトミコたちからも電話で頼まれた。もうね、みんな本当にありがとう。私のお菓子を思い出してくれたことも嬉しいが、何よりも嬉しいのはその信頼だよ。信じてくれてありがとうね。  
Posted by yagihana at 11:32

2006年01月08日

いつもの三合庵へ★

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あいりと康平と彼と4人で集るときは白金の三合庵へ。


 ここ最近、嫌な事があって、普通にしていると涙がダーッと出てしまうような時だったから、最初は「アイリや康平にはちゃんと話して、謝って今日は家に帰ろう。2人に罪はないのに迷惑をかけちゃいかん。」とか思っていたのに、ジワジワと「うん、でもあの美味しいおそばやテンプラにも罪はないよね。うん。」


 と思い、やっぱり行ってしまったよー。(いやしい。)最初こそ、笑えなくてどうしようかと思ったけれど、幸せそうな2人を前に、肉感のあるホタテのテンプラを食べていたらグングンと元気になって、気持ちも晴れた。好きな人と美味しいお料理をやめて、一人で家で悩んでいても何も解決しなかっただろうなあ。



 ばななさんが、「本当に苦しい時や悲しい時こそ、楽しい予定をキャンセルしてはいけない。身近な人が苦しんでいる時、自分まで楽しむ事をやめてはいけない」というような事を言っていたのを思い出すよ。  
Posted by yagihana at 21:32

そばがき絶品。

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くぅぅぅ。蕎麦としてもいつもグルメ界でトップに君臨している三合庵だけど、ここのそばがきはもう超有名。冬しか登場しないから、私は初対面でした。くぅぅぅ。もっちり。

「ここのそばがきを最初に食べたら、もう他では食べられないよー」

と2人。私はそういう体験をあいりと康平と何度もして来たなあ。いつも美味しい初体験を、ありがとうね。そして、そういいつつ、結構どこで食べても「うん、これも美味しい!」と思ってきたゆきおだ。


 2人が入籍を終えて、今までずっと一緒にいたけれどそのどの時よりも生き生きとして、楽しそうで、幸せそうで、すごーく幸せになった。


「結婚する前にしたい事全部しておいた方がいいよ!!」

ってあまりに多くの人に言われたから、別に結婚の予定があるわけでもないのに「今しかできない事をしなきゃ!」と最近ちょっと焦っていたの。でも、ここにいた全員が、

「結婚してできないことなんて何もないよ。何かある?」
「いや、何でもできるよ。」


 と力強く言っていて、ああ意識の問題だなあと思った。


 それぞれ本当に久しぶりに、「こんなにゆっくりと、まったりとするの久しぶり・・」と心から幸せにまったりとすごしたよ。アイリたちのハワイでの挙式ももうすぐ!

 てことは。やばい!式で私は一緒にフラダンスを踊るのだ!というわけで本日から特訓開始なのでした。ヒー。花嫁さんを引き立てる役という意味では最高!でももう少し頑張るね。  
Posted by yagihana at 21:31

2006年01月07日

猿楽珈琲へ

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 今日はいっぱいお菓子を焼こう!の日。そんな腕まくりの時に陽子からデートのお誘いがあって、祐子も東京に来るとお知らせがあり、「ああ、もうこういう時の為の体と、時間と、お金だなあ。」と思った。


 大好きな人に会いにいけるだけの体力と、一緒に過ごす事のできる時間、そしてそこに飛んで行ってちょっとだけ美味しい物を食べられるお金。当たり前のようだけど、そのどれか一つでも欠けたら叶わないのだ。感謝感謝。



 ますます腕まくりをして、2人を描きつつお菓子をやきあげ、代官山へ。


 陽子が「由紀を連れて行きたいお店なの。」って連れて行ってくれた猿楽珈琲は、私も前からよく名前だけ聞いていたけれどはじめてでした。駅からすぐの郵便局の隣の地下。階段の下に「ボーっ」と光るこのランプ。ワクワク。  
Posted by yagihana at 21:28