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日本海岸の漂着ゴミ削減協議へ 日韓実務者、2月に初会合
(01/19 16:54)


 日本海沿岸に大量に漂着して問題となっている韓国からの海洋ゴミの削減策を話し合うため、日本と韓国の課長級による実務者協議が新設されることが19日、分かった。2月初旬、韓国で初会合を開催する予定。

 当面、議題は海洋汚染対策に限定するが、日本政府としては、将来的に大気汚染や中国からの黄砂観測など幅広い環境保全協力に発展させたい考え。環境を実利重視の「日韓新時代」のシンボルと位置付ける方針だ。

 1回目の実務者協議には日本から外務、環境両省の担当者のほか民間の有識者ら合わせて10人程度が出席。漂着ゴミに含まれていたポリ容器が韓国のノリ養殖業者らが使用した可能性が高いことから、韓国側が使用状況や海洋への投棄規制について説明する見通しだ。

 また2回目以降の協議で、実際に海洋ゴミ被害に悩む日本海沿岸の地方自治体から意見聴取する機会も設けたい考え。

 外務省によると、日本海沿岸へのポリ容器漂着は昨年、約4万3000個。このうち約1万8000個にはハングル表記があった。酸性の液体が入ったままの容器もあるといい、重大視した日本側が昨年4月の李明博大統領初来日以降、実務者協議を打診していた。

 

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