県内ニュース医学生192人に認定証 山形大「スチューデントドクター」
2009年01月19日 19:12
嘉山医学部長(左)からスチューデントドクターの認定証を受け取る医学生=山形市・山形大医学部
より質の高い医師を育成するため、医学部では、学生が実際に患者に接する参加型の臨床実習を行っている。スチューデントドクターは、知識と実技の総合判定に合格した学生に与える“称号”。責任と心構えを再認識させるとともに、学生の質を大学が保証することで、患者の抵抗感をなくすため新たに導入した。 初の認定証を受けたのは、5年生100人、4年生92人。認定証授与式では、嘉山孝正医学部長が「市民が一緒に良い医療人を育てるという風土を山形からつくっていきたい」とあいさつ。代表の2人に、病院で着けるネームプレートなどを手渡した。 5年の山田佳奈さん(22)は「これまで以上に自覚を持って実習に臨みたい」と話していた。学生はこの日から早速、実習を開始した。
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