パナソニックが約1000億円を投資して大阪市に建設するリチウムイオン電池の新工場が19日着工された。工場が建設される大阪市住之江区の発電所跡地でけさ、起工式が行われ、関係者が工事の無事を祈願した。リチウムイオン電池はノートパソコンや携帯電話に使われているほか、ハイブリッド車などへの導入が進んでいて世界的な需要の伸びが期待されている。パナソニックがこの春、子会社化する予定の三洋電機が現在、世界シェアトップを占めていて、両社を合わせると世界シェアは約4割になる見通し。新工場は最大で年間6億個を生産する見込みでことし10月から稼働予定。 (01/19 12:12)