Q.2009年はガンダム30周年! この記念すべき年に期待することは?
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年明けから、ガンダムインフォのロゴの横に30周年のロゴが入った。記念サイトも立ち上がり、今年はガンダムファンにとって、何かと賑やかな年になりそうだ。1999年の20周年の際には「ガンダムビッグバンプロジェクト」と銘打ち、その前年にはパシフィコ横浜で「ガンダムビッグバン宣言」と題したイベントが開催された。ということで、ファンが「ガンダム30周年」に期待するものを調査してみた。 |
やはりというか、予想通り第1位は「00に続く新作ガンダム」だった。20周年の目玉が『∀ガンダム』だったこともあり、新作に期待が集まったのだろう。ただ『∀ガンダム』のときは正当な後継の話ではあったが、それまでのガンダム作品を「黒歴史」として過去に封印し、舞台を2000年後にした設定には意表を突かれた。ザクが土の中から発掘されたりするのだ。シャアやアムロは神様になっていてもおかしくないくらいの月日の流れである。ちなみに『00』は300年後なので、徳川綱吉の時代と現代の間隔である。 | ||||
続く第2位は「ガンダム作っちゃってよ!」だった。原寸大のガンダムなら既に富士急ハイランドに横たわってはいるが、さらなる立像や可動するものを期待した層だろう。最近のニュースによると、ガンダムの企画の元となったパワードスーツのようなものは実現されつつあるようだ。ただ、18メートルクラスのものが何のために必要なのかはかなり疑問だ。しかし大仏のように、必要性はともかく、そこに存在するだけで意義があるものになるかもしれない。原寸大ガンダムの全身座像や立像をぜひ見てみたい。そして可動すると最高だ。 | ▲立ち上がれ、ガンダム!? |
選択肢の中で一番難しそうなのは「ミノフスキー粒子の発見」だろう。しかし、ダークマターの研究が進んでいるので、なにか発見される可能性は捨てきれない。その次に難しそうなのは「宇宙世紀に改暦」であろう。暦というのは時の権力者によって管理される最も重要なファクターである。世が世なら、この選択肢を出すだけで不敬罪に問われるほどだ。ごぞんじの通り、いまだに日本の役所関係では「西暦」ではなく「皇紀」の年号(昭和、平成など)が使われている。つまり、世界大革命のような、よっぽどなことがない限り「西暦」から「宇宙世紀」になることはないのである。ただし、残りのものは、ちょっとがんばればできることである。今年は、なんか期待できそうな年になりそうだ。 |