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vol.98『ザ・ムーン』
それは奇跡の宇宙体験
人類が始めて月に第一歩を標してから40年。
いまだに地球外に立った人間は、その12人しかいない。
本作では宇宙飛行士たちの生の証言と、鮮やかに蘇った脅威のNASA蔵出しの映像で、見事に体験させてくれる。『アポロ13』でアカデミー賞を2部門受賞、『ビューティフルマインド』でアカデミー賞4部門受賞した名監督、ロン・ハワードが提供。監督は長編初となるデイヴィッド・シントン。
奇跡の宇宙体験が、いま始まる…
地球がひとつとなり、感動に打ち震えた偉業、人類の月面着陸。
命がけで旅立つ宇宙飛行士たちを、管制官が、見物人が、そして全世界の人々が固唾をのんで見つめていた。地球を旅立ち38.4万キロ離れた月に降り立つ。全人類で12人しか体験したことのないその奇跡。
そして見つめる人々の手に汗握る興奮と『我々(人類)がやり遂げたのだ』という深い感動。勇敢な宇宙飛行士たちは、地球を飛び出し、月に降り立つことにより人類の限りない可能性をもって示した。そんな彼らが遠く離れた月面から見た地球は、親指に隠れるほどに小さかった。その姿を見た彼らほどに、この星の繊細さ、尊さを実感したものはいない。
彼らにしか語れない言葉で我々に語りかける宇宙飛行士たちの奇跡のドキュメンタリー。
「ザ・ムーン」は1969年6月、人類が始めて月面着陸した時のドキュメンタリー映画です。今でこそ、宇宙飛行士じゃなくても行ける!というツアーがありますが(一般人には到底手の出ないような金額ですが・・・)、その昔、月に行くなんていうのは夢のまた夢でした。
そこで今回は、せめてちょっとでも月に近づけるよう(!?)月に関する言葉をいくつかご紹介いたします。
今夜の月は英語で?
full moon 満月
月が丸く一番よく輝いている状態を“full moon”と言います。
new moon 新月
“full moon”の逆で空が真っ暗な状態を“new moon”と言います。
blue moon ブルームーン
太陰暦(月の満ち欠けの周期を1ヵ月とする暦法)は太陽暦(地球が太陽の周りを周る周期を元につくられた現在使われている暦法)よりも短いので、2.72年に一度、13番目の満月が見られます。(満月は月に1度だから、通常は1年につき12回)要するにひと月に2回、満月を見ることができる月があるということになります。そのときの満月のことを“blue moon”と言います。“blue moon”のように、めったに起こらないということを、“once in a blue moon(めったにない)”と表現します。
crescent moon 三日月
約8分の1程度見えている状態の月を“crescent moon”と言います。
waxing 満ちていく、 waning 欠けていく
月が満ちていくことを“waxing”と言い、どんどんと小さく欠けていくことを“waning”と言います。
Lunar 月の
この言葉は、月に関するあらゆるものに使うことができます。例えば、月面着陸のことを“Lunar landing”と言います。これは、ラテン語の「月」という意味である“luna”から来ています。月が引き起こすものだと考えられていた“lunacy(狂気)”や“lunatic(心神喪失者)”もこの“luna”を使った単語です。
Lunar calendar 太陰暦
“Lunar calendar”というのは月の満ち欠けの周期を1ヵ月とする暦法。月は、地球の周囲を一周するにはおよそ29.530589日かかります。
Man in the Moon 人のように見える月面模様
日本では古くから、月に見える影はウサギが餅つきをしているんだと言われてきましたが、西洋人は月そのものが顔のように見えると言い、“Man in the Moon”という表現を使います。重い荷物を運んでいる男の人の影のように見えると言う人もいます。
many moons ago ずいぶん前に
とてもとても昔のできごと、と言う時には、“many moons ago”という表現を使います。
over the moon 大喜びして
とてもとてもうれしい出来事、と言う時には、“over the moon”という表現を使います。
動物の鳴き声が違うように、想像力も国によって違うんですね。餅つきをしているウサギに荷物を運ぶ男。あなたにはどう見えますか?
- 原題 :
- IN THE SHADOW OF THE MOON
- 監督 :
- デイヴィッド・シントン
- 出演 :
- バズ・オルドリン
マイク・コリンズ
デイヴ・スコット 他 - 配給 :
- アスミック・エース
2009年1月16日(金)より、
TOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国ロードショー
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