横浜放送局

2009年1月19日 18時34分更新

事故車を海に沈め中学生検挙


先月、横須賀市で乗用車が海に沈められていたのが見つかった事件で、この車を運転して事故を起こしたなどとして中学校3年の男子生徒が警察に逮捕され、一緒に乗っていた中学生5人が証拠隠滅の疑いで書類送検されました。

逮捕されたのは、横須賀市の中学校3年の15歳の男子生徒で、ほかに仲間の男子中学生5人が書類送検されました。
この事件は、先月24日、横須賀市船越町の岸壁で、乗用車が海に沈められていたのが見つかったもので「仲間といっしょに車を沈めた」などと言って男子中学生3人が警察署に出頭していました。
警察の調べによりますと、車は海で見つかる前日に男子中学生6人が乗っていて、横浜市戸塚区の国道で車と衝突事故を起こし、男女2人にけがをさせたまま逃げ、全員で海に沈めた疑いがあることがわかりました。
警察は運転していた生徒を自動車運転過失傷害とひき逃げなどの疑いで逮捕し、いっしょに乗っていた5人についても証拠隠滅の疑いで書類送検しました。
警察の調べに対し6人は「親の車を勝手に乗ってドライブしていた。事故がバレるのがこわくて車を海に捨てた」と供述しているということで、警察は詳しいいきさつを調べています。