東京・品川区の斎場で知人男性の家族の告別式を妨害した42歳会社役員を逮捕
東京・品川区の斎場で、知人の男性の家族の告別式に出席し、ひつぎを突き落とすなどして葬式を妨害した疑いで、42歳の男が警視庁に逮捕された。
斎場に現れた男は、突然大声で叫びながら、台からひつぎを突き落とし、そして、中にあった遺品や花を散乱させたという。
刑法のいわゆる「葬式妨害」の疑いで逮捕された会社役員・新保修洋容疑者(42)は、2008年10月、品川区の斎場で、知人の男性の家族の告別式に出席し、大声で騒ぎながら、ひつぎを台の上から突き落とすなどした疑いが持たれている。
その際、ひつぎからは、遺品や花などが飛び出し床に散乱したが、遺体は無事だったという。
新保容疑者と男性との間には、仕事をめぐるトラブルがあったということで、警視庁の調べに対して、新保容疑者は「ひつぎが下に落ちたことは間違いないが、足元がふらついて、ひつぎに手をついたら下に落ちてしまっただけだ」などと容疑を否認している。
刑法には、188条で葬式や礼拝などを妨害する行為を罰する規定があるが、この罪が適用されて逮捕されるのは、極めて異例となる。
(01/19 13:04)