2009年1月19日 8時36分更新
景気の悪化とともに、雇用や働き方への関心が高まる中、仕事の効率的な進め方や家庭生活との調和など、働き方を見直していこうという催しが都内で開かれました。
18日、足立区役所で開かれた催しには、企業の経営者や区の職員などおよそ130人が参加しました。
今回は、仕事の無駄をなくして労働時間を減らす一方、家族と過ごす時間を増やす事で、従業員が充実して仕事に取り組む環境をつくる「ワークライフバランス」が大きなテーマです。
催しでは、企業の経営者らが意見を交わし、景気が悪い中で労働時間を減らせば業績の悪化につながるのではという意見が出たのに対し、社員の役割や業務の流れをすべて見直すことで、労働時間の短縮と経営の効率化を実現できたという事例も紹介されました。
足立区は、新年度、「ワークライフバランス」を推進する企業の認定制度をつくって、従業員の子育てや介護を支援していく事にしています。