首都圏放送センター

2009年1月19日 8時36分更新

東京都 改めて立ち入り調査へ


東京・町田市の病院で、高齢の入院患者3人が死亡したインフルエンザの集団感染で、感染が確認された入院患者が増え続けています。東京都は改めて病院に立ち入り調査をし、感染の拡大を防ぐため、その後、十分な対策がとられているか調べることにしています。

今月に入ってインフルエンザの感染が広がった東京・町田市の「鶴川サナトリウム病院」では77歳と85歳、それに100歳のいずれも女性の入院患者3人が死亡しました。
東京都は今月14日、感染者が職員もふくめて70人近くになった段階で病院に立ち入り、感染の拡大を防ぐ対策などを指導したということです。
しかし入院患者への感染が、18日も新たに5人確認されるなど、感染者は増え続けています。
東京都は改めて病院に立ち入り調査をし、感染の拡大を防ぐため、その後、十分な対策がとられているか調べることにしています。
この調査で対策に不十分な点があれば、改善を再度指導するとともに、カルテの点検やウイルスの詳しい検査を通じて、感染ルートの特定もすすめることにしています。