インフルエンザ流行注意報を発令―東京都
東京都は1月15日、インフルエンザの流行注意報を発令した。都では、「さらなる感染拡大も懸念されるため、十分な感染予防をしてほしい」と注意を呼び掛けている。
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都では、定点医療機関当たりのインフルエンザ患者報告数が10人を超えた保健所の管内人口の合計が、東京都全体の30%を超えた場合に「流行注意報」を発令することにしている。今年第2週(1月5−11日)では、都内に31か所ある保健所のうち、定点当たり患者報告数が10人を超えた保健所は11か所。この11か所の管内人口の合計は東京都全体の40.3%で、基準の30%を大幅に上回った。
都によると、都内における今年第2週の患者報告数は2855人。定点医療機関当たりの患者報告数は10.02人で、過去10シーズンの同時期の中では最も多いという=グラフ参照=。
都の健康安全研究センターによると、今年第2週における全国の患者報告数は5万6592人で、定点当たり11.94人。沖縄県の27.86人をはじめ、岡山県20.68人、福島県15.91人など、35都道府県で定点当たりの患者報告数が10人を超えているという。
更新:2009/01/16 21:14 キャリアブレイン
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