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「公教育に位置づけ助成を」フリースクール団体が提言

2009年1月19日5時58分

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 各地のフリースクールやフリースペースなど67団体からなるNPO法人「フリースクール全国ネットワーク」は、多様な学びの場を学校と並んで教育制度に位置づけ、公的に支援することを求める政策提言を採択した。

 提言は、11、12日に開催された初めての大会の議論をもとにまとめられた。制度改革として(1)学校教育法と並ぶ新しい法律をつくり、フリースクールなどを公教育に位置づける(2)公費助成の制度をつくり、在宅での学習(ホームエデュケーション)には教育費を交付する――などを掲げた。

 すぐにでも実現すべき政策としては(1)学割の通学定期を中学卒業後も(2)フリースクールなどの教育費を就学援助の対象にするなど保護者の負担軽減を(3)学校復帰を前提とする政策の見直しを(4)「不登校ゼロ作戦」などの数値目標をやめる――といった項目を挙げている。今後、関係省庁や自治体、国会議員に働きかけていく計画だ。

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