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2008年08月31日

●ノケモノ

読売書法展と江戸東京博物館を日帰りで廻りたいからと、ママから例によって、乗換えのルートを調べてメールで送ってこいと言われ、昨日、送っておきました。
「江戸東京博物館ってことは・・・故宮の特別展?」
「そうだよ」
「それ、殿方に聞いてて、私も見たかったやつだよ」
そうなんです、私もとーっても見に行きたかったんだけど、時間が取れないので諦めたのです。
「殿方、見に行ったの?」
「まだだよ・・・行きたがってるけど」
「じゃあ、ヒマだったら来るように言っといて、ご飯くらいご馳走するから」
かくして、私ではなく、ママと殿方がおデートです。
読売のほうは、殿方はあまり興味がないし、ママのひとりでゆっくり見たいだろうということで、新国立美術館、サンシャインをママがひとりで周り、新国立美術を出るときに殿方にTELしてサンシャインで合流し、ご飯を食べて、江戸東京博物館を廻って、新宿末廣亭で落語を見るんだと・・・ママはハリきってるし、殿方は東京ウォーカーを買ってきて「ママ、何が食べたいかなぁ」とか言ってるし。
「なによぉ」と一人、ノケモノになっていじける私でした。
そして昼過ぎ、珍しく家のTELが鳴った。
「かれん、さっきお母さんからTELがあったの・・・」
声の主はママのお弟子さんで、私の保育園のときの担任の先生だった人。
東京に居る、今頃は殿方と一緒にいるハズのママから、なぜ先生のところへTELがあり、そして私に?
状況が飲み込めないでいたけど、TELの内容ですべてわかった。
ママってば、ケータイを忘れて行きやがったのだ。
私のケータイも、殿方のケータイも番号がわからないので、公衆電話から覚えていた私の家TELにかけたものの、私はちょうど、地域の防災訓練に駆り出され不在。
そこで、ママがTELを覚えていて、私のケータイの番号を知っている人として、先生に白羽の矢が立ったようだ。
「殿方クンって人に、2時にサンシャイン文化会館の読売展の入り口で待ってるって伝えてくれって」
時計を見ると1時半。
ちょうど、殿方からも「連絡こないけど、そろそろ家を出ておく」とかメールが来ていたので、すぐTELしたら「今、池袋に着いたとこ」と、ナイスタイミング。
殿方に状況を説明し、後は無事に合流できることを祈るのみ。
だって、サンシャイン文化会館にTELして館内放送をお願いしたら断られたんだもん・・・ママにはこっちから連絡する術がないのね。
その後、無事に合流したと連絡が入り、ママの帰りのバスの時間の少し前に、すんげぇ中華のコースを食べただとか、浮かれたTELを再び、ふたりでしてきやがった。
殿方に「ママにお土産はヴィトンのバッグって言っといて」と言ったら、後ろからママの「ふざけんなー」という声がして、殿方から「言ってはおくが・・・見果てぬ夢を見るがいいさ」とだけ言われてTELを切られた。
ママのケータイ忘れ騒ぎに巻き込まれ、でも最後までノケモノな私ってかわいそー。

2008年08月30日

●南アフリカに向けての誓い

とりあえず、宿敵・大人兄ちゃんに「オリンピック2連覇おめでとうございます」と言わせて大満足です。
大満足ですが、やっぱりW杯です。
「今度こそ、W杯の決勝リーグで対戦するのを見たいね」と、励ましあってみたり、「イングランドはちょっとヤバそうだ」と大人兄ちゃんが言えば、「いやいや、そう言いつつ、なんだかんだで本戦に強いのがイングランドじゃない」などと私が誉め、「アルゼンチンはここんとこ、世代交代で大失敗してるから心配だ」と私が言えば、「いやいやアルゼンチンはW杯の頃には今の若手がきっとすごいことになってる」などと誉め、2年後にはまたきっと、いつもの如く、罵り合うのだから、束の間の平和よね・・・と思っていたんだけどね・・・
「私、(杉本)彩ねーさんのコアリズムで彩ねーさんのボディを手に入れるの・・・それでW杯はビキニで応援するの」
「はっはっはー・・・絶対やれよ、やれるものならやってみろ」
このヒトコトでやっぱり決裂した。
ナゼだろう、大人兄ちゃんに言われると、挑発されてるとしか思えないのです。
「ぜってー、彩ねーさんのボディになってやる、そしてビキニで応援して、アルゼンチンは優勝するのよー」
・・・宣言してしまった・・・
・・・後には引けない・・・

2008年08月29日

●丸いタマゴも

一夜明け、ババァが休みだと思うとハレバレした気分で出勤。
昨日の顛末を、知ってか、知らずか、みなさんも、唯一、「何かあった」ということだけは知っている若様もいつも通りで一日が始った。
休み明けのドリカム氏は、自分が休みの間の私を気遣って、必ず、朝の挨拶は「おはよう、昨日は大丈夫だった?」。
「それが・・・昨日は・・・」
仕事をしながら、昨日起きた出来事を話した。
「そうかぁ・・・それはヤな思いをしたね・・・カワイソウに・・・で、親分には話したの?」
「いえ、まだ・・・どう話したものかと私自身、悩んでいて・・・若様に相談に乗ってもらおうと思って、お願いしてはいたんだけど、昨日は時間がなくて話せなかったので、若様だけは「何かあった」ってことだけは知ってます」
一連の出来事の報告を終え、ババァについてはドリカム氏も私も思うところはイロイロあるのですが、「同じことを言うにしても、言い方ひとつで違うのにね」という話になった。
「そういえば、ボクが・・・」
ドリカム氏が学生時代の思い出話をしてくれた。
京都の大学に通っていたドリカム氏は、当時、祇園の駐車場でアルバイトをしていた。
そこは狭い駐車場だったので、3ナンバーはお断りだったんだけど、ある日、黒塗りのでっかいおベンツに乗った、見るからにその筋の方とわかる方がやってきた。
いつものように、「うち、3ナンバー、お断りなんですよ」とドリカム氏が言うと、そのヤ・・・いや、お客様はこう言ったそうです。
「ワレ~、言葉に気ぃつけぇ・・・丸いタマゴも切り方によっちゃぁ、四角くなってカドが立つんじゃい、覚えとけボケぇ」
30年も前のことだけど、忘れられない、と笑うドリカム氏。
忘れられないのはその恐怖の体験なのか、言葉なのかは聞けませんでした。
シチュエーションや、主張の是非はともかく、深い、いい言葉だと思いませんか?
私も、丸いタマゴを四角く切らないように、この言葉は覚えておこうと思いながら、いつものように休憩に入る派遣ちゃんの業務を引き継ぐと、若様がやってきた。
「昨日、あれからババァさんに事情聴取をしたんだ。」
急展開に、目をパチクリさせる私。
「でね、あーゆーことをもう起こさないよう、厳重注意をしておいたから大丈夫だよ・・・あれじゃ、ババァさんの方が分が悪いって言ったんだよ、そういうことは親分に言えって・・・そんな感じで良かったかな?」
心配そうに顔を覗き込む若様に、話が見えない部分もあるが「ありがとうございました」とお礼を言うと、若様は「月曜からも頑張ってね」と去っていった。
ババァが私の業務内容に口を挟むことについて、注意を受けたことは間違いない。
問題は、自分の思い通りにならないとき、周りに当たったり、ムチャクチャなことを言うことについては、注意をされたのだろうか?という疑問は残った。
若様に聞きたいことも幾つかあったけど、時間がなかったので、また時間があるときにでも聞いてみようと思います。
とりあえず、私はお咎めナシ・・・非があったとは思わないが・・・なので、良しとします。

2008年08月28日

●温室育ちの

きゃはっ。
タクシーとハイヤーの区別がつかないかれんです。
総絞り&京刺繍の着物を「これって洗濯機で洗えるってやつ?」とか言っちゃうかれんです。
ごめんなさい、私、温室育ちの箱入り娘で世間知らずだから・・・今日、職場でブチキレちゃいました。
えへっ。
先輩であるパートのババァがマジでムカツクんだもん。
お盆の戦場での一件はモチロンなのですが、このババァの自己中っぷりには、ババァと一緒の業務を担当することが多い私とドリカム氏(ドリカムのリーダーに似てるので命名)はいつも振り回されていた。
自分が思ってる通りに、人や、物事が運ばないのヒステリックにわめき始める。
事前に段取りと説明してあるならともかく、すべてはババァの脳内のプランであり、その脳内プランは職場全体のためだとか、世の中のセオリーではなく、「自分にとって都合がいい」という基準のため、他人にはまったくわからない。
そしてババァはヒステリックになると、細かく他人の仕事内容をチェックしてダメ出しを始める。
作業手順が規定されていないことでも、基本は「自分のやり方が全部正しい」という法則のもと、チェックするんだけど、説明ナシでやってることも、今までずーっとやってきてたことでも、自分だって同じことをしていようが、前にババァに教えられた通りの手順でやっていようが、とにかく、ヒステリックババァと化したときには、何もかもが気に入らないらしく、ダメ出しをしまくる。
それも、イヤミったらしい、カドが立ちまくるモノの言い方しかしない・・・ただし、部署の責任者である親分や、本社の偉い人の前では絶対にやらないのね。
お盆の戦場での一件を、これからのバイトのことも考えて、親分に報告をしたんだけど、そのとき親分から、ババァは前の職場でもトラブった(詳しい内容は聞いてないけど)ため、ここに移動になったこと、そして、ババァと一緒の業務で私がツブれないようにと、ここ1ヶ月、ドリカム氏の休み木曜以外は親分の下での業務に就かせているということを聞かされたので、まぁ、ある程度は受け流してガマンしようと思ってたのですよ。
思っていたんだけどね・・・
今日はドリカム氏が休みだっただめ、業務開始からババァと一緒。
ババァはスタート時は本社の偉い人がいたためか、機嫌が良かった。
私の普段のパターンは11時半になったら休憩に入る派遣の子の業務を引き継ぐので、11時までには自分の業務を全部こなしておこうと・・・で11時10分前くらいに終わったので、ババァに「お手伝いすることありますか?」と聞くと、待ってましたとばかりにエンドレスな仕事を与えられた。
でもね、あと30分しか居られないだろうから、限界があるからメドを立てようと、「11時半になったら派遣ちゃんと交代かもしれないので、親分に確認してきます」と言った瞬間、鬼のような形相になって「そんなことしなくてもいいわよ」と。
要するに、今日1日、私を自分のアシスタントに使う気満々だったババァとしては、派遣ちゃんと交代するにしても時間ギリギリまで引っ張りたって魂胆なわけだ。
でも、そうすると休憩のローテーションだってあるし、他の人が困るじゃん。
そう言っても「私はどうするの」だの「私が困る」の一点張りで話にならないので、親分に確認に行ったら、やっぱり11時半で交代しろという指示。
それをババァに伝えたら、「勝手なことをするな」だの、「迷惑だ」だの、文句を並べられ、とりあえず聞き流して、ババァに与えられた仕事をあと30分でこなせる量だけ準備していたら「全部って言ったでしょ?」と怒鳴られた。
なんとなく言いたいことはわかるんだけど、ここらへん、脳内のプランを性格に実行しないとまたワメいてウザイので、「具体的に説明してください」と言ってみた。
ババァ語を必死に解読してみたところ、途中で終わってもいいから全部手を付けろと、そういうことだったので、言われた通りにする・・・ってゆーか、いつもなら途中でババァに引き継ぐことになると露骨にヤな顔するじゃん・・・とか思ったけどね。
その後も、デフォルメ姑チェック・・・しかも述語のみで主語がないババァ語だったり、イヤミだったりの連続。
たった15分がものすげー長い時間に感じられた。
そして後半15分が始ったとこで、ヤマ場ですよ。
そのときは心ならず、ババァと共同作業状態で、私はババァの言う通りの手順で仕事をしていたら、ババァが現在進行形の仕事を終わらせてくれないと先に進めない状況になった。
ババァの指示通り進めるには、ババァが終わるのを待つか、ババァがやってるとこだけ飛ばして先に進むかしかないが、待っているのは時間の無駄、飛ばしたらミスの原因になる。
ババァの指示した手順に添うには、ババァの作業が終わるまで、次の行程を進めるしかないので取り掛かった。
そしたら、また怒鳴られた。
「ここ(ババァの作業中の部分)から先、やらないつもり?」
イキナリこのイヤミの一言である。
「そこが終わってないのに先に進むのはミスに繋がるので」
「なんで言われた通りにしないのよ」
言ってないし、意味わかんねーし、しかも、私が手をつけた行程、本来はババァのやるとこだぜ?
その後は、生産性のない罵詈雑言を並べられ、「ちゃんとやってよね」のヒトコトで、私、キレました。
「だったら、ちゃんと事前説明してください、いつもそうなんだけど、述語だけで主語が無いので意味がわかりません」
怒鳴っちゃいました。
でも、ババァ、ガン無視決め込みやがった。
気が遠くなるような15分。
ロスタイムなしで、派遣ちゃんと交代したら、不覚にも涙が出そうになった。
「ババァとは一緒に仕事できないので、辞めたい」というのは簡単。
だけど、ババァ以外は仕事も、職場の方々もすごく好きなのね。
「ババァを切ってください」というのも簡単。
だけど、派遣をお願いしてる状況で、ババァのように土日祝日も出勤できない私がそれを言うのは、無責任だとも思う。
「ババァとは一緒の業務はしたくない」というのも簡単。
だけど、そしたら代わりにやる誰かが同じような目に遭うと思う。
自分の意思・・・ババァと今後、やっていけるか、腹をくくってからでないと、親分に相談するわけにもいかない。
社員の中では一番若手の若様に相談に乗ってもらおうを、ひっそりと若様に声をかけたら、予想以上に涙声になってしまっていたため、若様、ビックリ。
「ど・・・どうしたの?大丈夫?」と、事情は知らないものの、ただならぬ様子にすごく心配してくれた。
結局、休憩のタイミングが合わず、若様には何も話せなかったものの、「愚痴でも何でも俺たち、聞くから、頑張るんだよ」と帰り際に声をかけてくれた。
・・・ってゆーか、何も話していないのに、すでにババァに原因があることを察知していたようだ・・・
とりあえず、明日はババァが休みだから、頑張る。
・・・ババァ、死ねばいいのに・・・

2008年08月27日

●あべし

先週の週末、殿方が泥酔してタクシーに乗り、そこにバッグを忘れてきるというオチャメをやらかしました。
幸い、財布と部屋の鍵はポケットに入ってたので、非常事態にはならなかったのですが、雑誌だとか、新聞だとか、給与明細だとかが入っていたそうで、警察とタクシー協会に届けを出して1週間、「バッグ、出てきました」という連絡が入った。
・・・仕事中、TELに出られないため、私のケータイが連絡先になっていたのです・・・
殿方にメールで知らせ、退社後、TELがあった。
「いやぁ・・・実はかれんにもらったペンが入ってたから、凹んでたんだよね・・・」
そう、前にも泥酔して私のあげた眼鏡を失くしやがったんだよ、この人は。
そして、私にめちゃめちゃ怒られているのだ。
でも、私、ペンなんてあげたっけ?
「ペン・・・ってなに?」
「もらったじゃん、ペンだよ、ペン」
私がトボケていると思ったのか、「ディスイズザペン、何だばかやろー」と、似ているんだか、似ていないんだかよくわかんない、荒井注のモノマネを始めた殿方。
そして余計に混乱する私だったが、ふと気づいた。
私じゃない。
私はペンなんかあげてない。
「ペンなんてあげてないよ、誰にもらったんだよ」
胸をはって、ナナメ上から見下ろすカンジ。
心は鬼の首を獲ったモモタロウ。
あとは財宝を持って、故郷に錦を飾るのみ。
金メダルを首からさげて、成田空港の動く歩道でフラッシュを浴びる北島康介だった。
「ははぁ~ん・・・お前、そういうこと言うんだな」
なぜだろう、急に不安が胸をよぎった。
チョーキモチイイ北島康介が一転、気がつけば、四方から楚の歌が聞こえてきた項羽の気持ちになった・・・これこそまさに、四面楚歌。
「お前が同じペンをプレゼントするようなことがあれば、にっこり笑って「ありがとう、2本目だね」って、ありがたく受け取ってやるよ」
その言葉は、ケンシロウの「お前はもう死んでいる」と言われたときにように・・・いや、実際に言われたことはないのだが・・・胸に突き刺さった。
・・・ケンシロウに秘孔を突かれ思い出してしまった・・・去年のクリスマスに、ウォーターマンのペンをあげたんだ・・・しかも「リンドバーグも使ったウォーターマンだ」とか偉そうに講釈たれながら・・・
「あべし」
私の心が断末魔の叫びをあげた。
オリンピックで世界新を出して金メダルを取ったのに、尿検査したら、前日に緊張しすぎて眠れなくて、競技の直前にモーレツに眠くなってしまったので、眠気覚ましにがばがばコーヒーを飲んだら、それがドーピングにひっかかっちゃってメダル剥奪された哀れなアスリートと化した私がそこに居た。

2008年08月26日

●アニメのような

「新世紀エヴァンゲリオン」でもない。
「創聖のアクエリオン」でもない。
「ガングリオン」。
こんなアニメのタイトルのようなタイトルのようなものが、私の右手にできてしまった。
関節近くにある膜や粘液嚢胞に、ゼリー状の液体がたまることによって起こるもので、異物感はあるけど、基本的には痛みはない、良性腫瘍だそうです。
この腫瘍が、神経とか圧迫して痛むことはあるそうで、そういう場合は注射器で吸い出したり、切開して除去することもあるそうですが、生活や仕事に支障がないなら、ほっとけばなくなるものだと説明を受けた。
私の場合、手のひらの中指のつけ根あたりで、圧迫されると、ちょうど青アザを押したときに似た痛み程度のものなので、このままほっとくことになりました。
帰ってから、ネットで「ガングリオン」をぐぐってみたら「若い女性の発症率が高い」という記述を発見。
「若い」のひとことに、ちょっと嬉しくなったりして。

2008年08月25日

●目指す空間

コンビニで立ち読みした「smartインテリアBOOK」というのが気に入って購入してみた。
言うまでも無く、殿方の雑誌「smart」のインテリア雑誌なのだが、けっこー好きなカンジで、参考になりそうなアイディアもあり、何より、殿方どもに部屋の間取りに合わせて棚を作らせようと目論んでいる私にとってはありがたい、棚とかの作り方の基本も載っていた。
で、殿方どもに「これ、どーよ?」と見せてみたところ、もう言いたい放題。
「こーんな部屋、嘘だって」
・・・いや、現実だから・・・
「こういう部屋の住人は、絶対に他人を部屋に入れたがらないんだぞ」
・・・他人を部屋に入れられない君らよりマシだと思うぞ・・・
「だいたいね、こういう部屋で生活できる人間は、机の上のリモコンの並びを変えただけで怒るんだぞ」
・・・えっと、それはミッキー兄のことだね・・・
とーにーかーくー。
とーにーかーくーである。
私は殿方どもの言うところの現実離れした、他人を部屋に入れたがらない空間を目指し、そしてリモコンの位置をちょこっと変えただけでも怒るミッキー兄のような人間になろうと思います。
いいか、殿方どもわかったか。
覚悟しておきたまえ。

2008年08月24日

●そうめんチャンプルー

「おせん」を読んでいたら「そうめんチャンプルー」なる料理が登場した。
そうめん茹でて、みょうが、万ねぎ、たっぷり入れて、ごま油に醤油でいただくというお手軽なメニュー。
目の前には、ママがくれた大量のそうめん。
・・・やるしかない・・・
午前中、キッチンを片付けていたらツナ缶が出てきたので、それも入れてみた。
まいうーでした。

2008年08月23日

●北京オリンピック

男子サッカーでアルゼンチンが優勝しました。
嬉しかったです。
かれん的には、北京オリンピックはこれで閉会式です。

2008年08月22日

●ファインディングユー

オフ会に行く夢を見た。
登場人物からして、クラスメイトのオフ会。
過去なのか、未来なのか、年代設定は不明。
場所は・・・東京なのか、大阪なのか・・・・それも不明。
集合時間にはまだ時間があるので、私はひとりでてきとーに街をぶらぶらしていました。
道端にゲーセンがあって、今更ながらDDRで踊を激しく踊っている人たちがいるなーと、立ち止まって見ると、凹とヤクでした。
「あんたたち、こんなとこで何やってんのよー」
「あー、ねーやん・・・あっちにドカタもいるよー」
見ると、土方さんがUFOキャッチャーを片っ端から陵辱していて、足元にはぬいぐるみが山積みでした。
「また後でね」と、ゲーセンを後にし、またてくてく歩いていると、カラオケでメチャメチャ盛り上がっている音が聞こえてきました。
でも、そこはカラオケ屋ではなく、焼肉屋。
しかも、昭和30年代にタイムスリップしたかのような佇まい、三丁目の夕日な香りがプンプンする焼肉屋。
そこから聞こえる、カラオケとそれをかき消すドンチャン騒ぎ。
恐る恐る、店の扉(手動で横引きでガラガラ音がする)を開けると、19'sの面々が・・・。
司とスクネがマイクを奪い合い、綾乃がタンバリンを振り回して、翔とタスクがその喧騒の中、シミジミと飲んでいる。
19'sはどこでも19'sだ。
「かれんさん、どーしたん?」
綾乃がマイクのコードで司の首を絞めながら言った。
「他の連中は?」
「あっちにいたよ」
そして私が「あっち」に向かうと、途中で少年Aちゃまに遭遇。
「かれん、どこに行くの?」
「あっちにみんながもう居るって聞いたから行こうと思って」
少年Aちゃまと「あっち」に着いた・・・マクドナルドの前で、淳ちゃんがとなおやんがシェイクを飲んでいて、その横で蜜と真昼が、なんか言い合っていて、その横で亜子がアタフタしていた。
「他のみんなは?」
「そこのお店にいましたよ」
時間的にはまだお昼くらいという設定なのだが、「そこ」はもう営業している焼き鳥屋さんで、中では未織さん、大人にーちゃん、占さん、しのぶちゃんが中ジョッキをあおっていた。
「速水君は?」
「勇ならもうすぐ来るよ」
そう言われて、とても安心して空いている席に座った。
私は速水君を探していたらしい。
ファインディングニモではなく、ファインディング勇。
懐かしく、楽しい夢だった。

2008年08月20日

●初めてママに言ってみた

誕生日でございまして、祖母の命日でもありまして、ゑびすビール2本持ってママんとこに行って、仏壇にお線香あげて、ゑびすビールを差し出して、正座で「産んでくれてありがとう」とお礼を言ってみました。
最近ね、幸せなんだと思います。
プライベートも仕事も、悩みとかないのね。
ムカつくことがあっても、わーって愚痴ってスッキリする程度だし、悩みもね「どうしよう」ってことにぶつかったら、「こうしてみよう」とか「あーしてみよう」とか、すぐ思いつくし、自分の頭だけじゃどうしようもないときは、友達だったり、誰かしら「どうしたらいい?」って言える人がいて、そういう人のアドバイスで突破口が見えたりするから、「どうしようもない状況」というものは皆無なのね。
アレが欲しい、コレが欲しいって、お金で買えるものも、買えないものも、目に見えるもの、見えないもの、いろんなものひっくるめて、「何も欲しくない」とは言わないけど、どうしても手に入れたいっていうものもない。
かといって、それは虚しいワケでもない。
こういうのを、「満たされてる」って言うんだと思います。
「生きてて良かった」とか思うわけでして、何年か前に、悩みまくって「どうして私は生きているんだろう」とか思ってみたり、挙句に「青年海外協力隊に行く」とか、「仏門に入る」とか真剣に考えていた時の自分に、タイムマシンに乗って会いに行って、説教(この場合、怒る説教じゃないほうの説教ね)してやりたい。
おめでたい知らせも多くて、結婚、ご懐妊のお知らせも毎月、2,3件あって、今月は結婚のお知らせだけで5件あって・・・5件とも、大好きな大学の先輩だったり、高校生の頃から知ってる子だったり、義理じゃないつきあいの人たちからのお知らせだったから、嬉しかったなぁ・・・自分も幸せで、周りの人たちも幸せだと、ホント、嬉しいよね。
私の周りのすべての人に「ありがとう」。
私の周りのすべての人が幸せでありますように。

2008年08月19日

●大津で牛

祖母の三回忌を前に京都に行きました。
ママと私の仕事の都合で、日帰りの強行スケジュール。
朝6時に家を出て、お昼くらいに知恩院に到着。
法要をして、そのまま帰路についたわけで、京都での滞在時間は30分ほど。
1週間ほど前から昼食に近江牛を食べようとママがはりきっていたのですが、書道雑誌の裏表紙に載ってたお店の広告を見て「行こう」と言い出してたらしく、詳しい場所も、一番肝心なお値段とかも不明。
何年か前にミッキー兄が、琵琶湖に遊びに行って近江牛を食べようと、目に付いたお店にフラっと立ち寄ったら、目が飛び出すくらいすんげぇお値段だったという話を聞いていたので警戒する私。
こんな時は、歩くgoogleの異名を取る土方さんにメールして・・・
「観光地だけに、お高い店しかhitしません」という返信。
ずき子とか、ヤクとか、凹にメールしてみたものの、ずき子は外出先との返信、ヤクは「普段そんな店行かんのでわからんとです」という返信、凹に至ってはだいぶ後になって、高速を運転中に着信があった。
こうなったら、開き直って、書道雑誌の裏表紙に載ってた店に行こうと、一路、大津へ。
ママの車のナビは「バカナビ」と呼ばれて、アテにならないので、裏表紙の略地図と実際の道路を見比べながら、あとは私の野生のカンを頼りに車を走らせてみた。
・・・迷わず着いた・・・
すげぇ、私の野生。
お店は大津市の唐橋町というところにある松喜屋というお店で、お値段もランチだとオテゴロ価格。
お肉はもちろん美味しかったんだけど、泡塩というメレンゲ状になった塩をゼラチンで固めたものをのせて食べるのがサイコーでした。
滞在時間より移動時間のが遥かに長い1日だったけど、美味しい牛も食べたて満足でした。
・・・そういえば、三回忌の法要に行ったんだっけ・・・ 

2008年08月18日

●ゲリラ

毎朝6時にお目めを覚まして、満員電車にユラユラ揺られて・・・ゲリラと言ったら、BOOWYの「GUERRILLA」が真っ先に浮かびます。
最近、夕方とかに突然、雷とともにスコールみたいな雨が降ります。
あれを「ゲリラ雷雨」と呼ぶんですね。
「ゲリラ雷雨」と「ゲリラライブ」って音が似てる。
まぁ、言いたいことはそれだけなんですけどね。

2008年08月15日

●幕末恋華

「幕末恋華 新選組DS」というゲームが、秋に発売されるらしい。
すでにPS2かなんかで出てるゲームらしいのですが、こんなゲームがあることを、最近、知りました。
だって、壬生浪士組に入るゲームなのよ?
それだけで、かれん的にはかなりツボなのですよ。
池田屋とか襲撃に行っちゃったりとか、もう、妄想するだけで鼻血を吹きそうです。
恋愛シュミレーションゲームであることは、どうでもいいのですよ。
ごめん、マジでワクワクしてきちゃってます。

2008年08月14日

●イモを掘る

実家の畑でイモ堀りをやらされました。
掘りおこされるイモ、イモ、イモ・・・この光景を大人兄ちゃんに見せたいと、心から思いました。

2008年08月13日

●一触即発

私の今の職場は、年に二度、戦場と化す日があります。
今日がまさにその日。
普段は朝8時に出勤するのですが、今日ばかりは午前3時に出勤。
上がりが午前10時なので、実働時間で考えれば普通なんですけどね。
とにかく、寝坊なんて絶対できない状況だったので、夕方から3時間ほど仮眠。
こんなときほど、いろいろブッキングするものでして、殿方が帰省する日と重なって、夜11時半くらいに諏訪SAに着くというのでお弁当を作ってデリバリー。
帰ってきて、また2時間くらい寝て、無事出勤。
いよいよ作業開始となったわけですが、戦場です。
軍人に加え、徴兵されてきた他部署の方とかもいるし、軍人とはいえ、私や夏休みの学生バイトちゃんたちは、初めての戦場なわけで、右も左もわからないのが現実。
指揮官のオバちゃんは4回出兵しているのですが、この人、コミュニケーション下手ってゆーか、経験値はあるけど、指揮官としては最悪なタイプ。
手順の説明も指導もしない、注意事項も与えないで作業に就かせ、ダメ出しをするのね。
それも、ヒステリックな金切り声で「あー、もう何やってんのよ」って。
「なんでこんなことするの」とか、「教えたこと、どうしてできないの」とか畳み掛ける・・・言われた側にしてみたら、説明されてないし、教わてないし、みたいな。
こんな指揮官だから、戦場は更に殺伐としてくる。
普段なら、部署の責任者である親分や、ムードメーカーの若頭や、誰かしら、救いの手を差し伸べてくれるところなのですが、別の業務で最前線にいるため、助けを求めるわけにもいかず、とりあえず、指揮官がダメ出ししそうなコトを見つけると、指揮官が気づいて吼える前に指示出ししたり、チェックしたりして、モチベーションを下げないよう、無事に作業が終わるよう、私なりに頑張ってたわけですよ。
だけどそんな私をアザ笑うかのように、司令官の咆哮が響く。
そのうちに、私んとこに来て吼え始めまして・・・「教えたでしょ、どうしてちゃんとやってくれないのよ」とガン怒り。
みんなに対してのあまりに理不尽な指揮官っぷりに限界も感じてた上に、普段寝てる時間に仕事してるわけで、そろそろ疲労もピークに達してきてたし、判断力が低下してたんでしょうね。
・・・キレました・・・私・・・
「教えてもらってませんが?」
指揮官の理不尽さはよーく知ってるし、普段なら、テキトーに右から左へ受け流していたんですけど、今回ばかりはもうね。
その後、吼える回数は減ったものの、代わりにマンガに出てくる、綺麗に掃除された部屋のありえないような隅っこを人差し指でなぞって「このホコリは何かしら?」ってやるディフォルメされた姑像のようなチェックを始めた。
そしたらですね、アルバイトの女子大生がキレちゃいまして・・・
「あんた、うるさいよ」
ひえー・・・そんな言いにくいことをハッキリと・・・・。
女子大生は中国人の留学生で、良くも悪くもハッキリものを言う子で、その後も「自分だって(怒ってる内容について)やってないくせに」とか、「もう、いい加減にしてよ」などと、聞こえよがしに言い始めちゃって、私もキレちゃったので、ちょっと責任感じてなだめてみたり・・・「あーゆー生き物だから、右から左へ受け流せ」とか、「触らぬババァに祟りナシ」とか、そういうのって日本的な文化だから、そういう台詞でなだめるわけにもいかず、大苦戦。
結局、女子大生の反乱と、周りの冷たい空気を感じたのか、一段落したところで指揮官は別の作業を始め(でも、サボってるように見えたんだよね)、戦線を離脱しため、作業もスムーズに進むようになり、とりあえず年2回の重大イベントのうちの1回を無事終了させることができた。
なーんか仕事よりも、指揮官の独裁っぷりと、それに対する士気の低下、及び、部下たちの反乱の鎮圧がタイヘンだった。

2008年08月12日

●シンデレラ革命

「女王様のお城」「逆襲の亮子」と続いた、松本の某ゴルフ場(といっても、松本にはゴルフ場、2っしかないらしい)物語三部作完結編でございます。
結末からお話しましょう。
フィールドマウス女王様はお城を追われ、同じとこが経営するとんかつ屋に移動・・・という名の事実上の左遷になったそうです。
マリーアントワネットが革命の後、幽閉されたタンプル塔にちなんで、このとんかつ屋はとんプル塔と呼ばれることになりました。
民衆の勝利です。
亮子たち民衆の声はもちろんのこと、経営サイドにとっては禁止である会員さんとの男女交際が、スタッフ全員モロバレしてた上に、自分の愛人にゴルフ場の悪口やら、内部事情をダダ漏れさせているという、諸悪の根源だったようです。
さて、夏のゴルフ場はカキイレドキ。
そんな時期にスタッフがひとり減ることは、残るスタッフにとって負担になるはずなのに、みんな大喜びで、「忙しくはなるけど、女王様にひっかき回されるほうが体も心もキツイもの」と、むしろ結束を固め、忙しい夏を乗り切るために気合を入れているそうです。
いやぁ、良かったねぇ~。
女王様がお城を追われたのは1週間ほど前のことのようで、女王様不在になったゴルフ場にやってきた愛人の空調関係の社長は、しきりにスタッフの様子を覗っていたといいます。
「どうせとんプル塔の女王様に、うちらの様子を報告するんじゃない?」と居合わせたスタッフたちで話していたところ、その後、ホントにはとんプル塔に現れたというから大爆笑。
ってゆーか、亮子よ、一体、どこからそんな情報を仕入れてくるのだ、お前はどこの諜報組織の人間だよ。
亮子からは、ここしばらくTELもメールもありませんが、絶好調なときほど連絡をしてこない子なので、革命も成功し、仕事も順調に、楽しく、元気にやっているんだろうと思います。
めでたし、めでたし。

2008年08月11日

●アナガアッタラハイリタイ

アンツキャピタルという、ゼリーみたいなやつの中をアリが巣を掘っていくのを観察できる、アリ飼育観察セットでアリを飼い始めた。
同じ巣穴のアリじゃないと巣を掘らないそうなので、アリキャッチャーなるアリ捕獲器まで購入し、ちっこいアリを15匹くらい捕まえてみました。
1週間ほど経ちました。
まったく巣を掘りません。
「それって・・・こういう(大きさ、色などのの特徴)アリじゃない?」
「うん、まさにそういうアリ」
「アミメアリだ、バカめ」
・・・なぜ・・・なぜ・・・バカと言われなければならないの・・・
アミメアリは、巣穴を作らずに石の下などに生息するアリで、アンツキャピタルのようなものでは「飼育してはいけないアリ」でした。
穴があったら入りたい気分ですが、アリさん、巣穴を掘ってくれなかったので、淋しくアリを逃がしました。

2008年08月10日

●残酷な天使のテーゼ

エヴァンゲリオンとは全く無関係な内容であることを、最初に記しておきます。
知人の息子さんが、事故で亡くなりました。
溺れている人を助けようとして、起きた事故だったそうです。
とても仲の良い一家で、お会いするといつもみんな笑顔・・・そんな印象のお家なので、今はただ、いつか、あの笑顔で笑っている姿に会えるよう、祈るばかりです。
この前、ご近所さんと立ち話をしていたときのこと・・・その彼女はブチ切れていた。
小学校の行事かなんかで、近所の子供たちを引率していて、前出の知人の家の前を通りかったときのこと。
小学3年生のボクちゃんが、イキナリ「ここん家の子、死んだんだよー、みんな知ってるー」と大声で言ったそうな。
ちょうど、母親である知人が外へ出てきたところだったそうです。
ボクちゃんは更に「溺れて死んだんだよ、お友達助けようとして、自分が溺れちゃったんだよ」と続けた。
近所の彼女は流石に黙ってられず「人を助けるって、立派なことじゃない」と、つい大声を出してしまったという。
それもそうだ・・・彼女は去年、まだ幼稚園に通っていた娘を病気で亡くしている。
子供を亡くす親の心は、痛いほどわかるんだもの。
しかし、人生経験10年にも満たないボクちゃんに、それを伝えるのは無理だったのか、ボクちゃんは「でもさー、人助けて死んだら意味ないじゃん」と笑っていたという。
彼女がブチ切れるのも無理はない。
ぶっちゃけ小学校3年生くらいの子がこういうニュースについて、どう思うかなんて、親が家庭で話してることの受け売りがほとんどじゃない?
人の価値観はイロイロあるからね、人を助けて命を失ったことについて、どう受け止めるかは勝手だけど、お子様は素直に、無邪気に、良くも悪くも、思ったことを口にする生き物なんだから、自分の子供の行動半径に悲しんでいる人が居ることがわかってるんだから、そこらへん、慎重になってほしいものだ。
まぁ、近所でも、なんてゆーんですかね・・・人の陰口、噂話ばっかりしてる陰険な家として有名なんだけどね、お子さんの同級生の家のことをこういう風に子供の前で言ってるのかと思うと呆れました。

2008年08月09日

●世代別ホタテの貝殻

「ホタテの貝殻ってゴミですよね」と、20歳大学生男子が発言。
「ホタテの貝殻はゴミじゃないぞ、水着だ、水着」と40代が猛反発。
「お前ら、ホタテの貝殻って言ったら、刺身盛り付けたり、醤油の皿にもなるんだよ」と50代包丁一筋30年のベテラン板前さんが愚かな言い合いに一喝。
「砕けば鶏のエサにもなりますよ」と30代がボソリ。
「僕、ホタテの貝殻の水着とかって世代じゃないですもん」と笑った20代代表。
「・・・世代じゃないって・・・知ってるんじゃん、どの世代にヒットする話なのか・・・」
見事に墓穴を掘ってくれた。
「世代によってホタテの貝殻の扱いがこんなに違うとは」という50代代表の板前さんの言葉に、みんな妙に納得した昼下がりでした。

2008年08月08日

●毒入り

第二次世界大戦終戦から50年以上が経って、戦争を実際に経験した人も少なくなり、戦争も教科書の中の出来事になっていると言われている。
それでも、戦時中のことで中国とかから「日本が嫌い」と言われてしまうことについては、当事者から2代、3代の世代だとしても仕方がないよね。
単純な話、傷つけられた側からしたら、許せないものは許せないってことだもの。
だけど、オリンピックの入場行進で日本選手団にブーイングだとか、日本選手団だけ中国の国旗を持たせるとかって、「一体、何がしたいんですか?」と聞いてみたい。
オリンピックのホスト国として、どうあるべきか・・・それは中国のオリンピック委員会の人間だけでなく、国民全体に求められるものだと思う。
参加国の選手にブーイングすることや、特定の国に自国の国旗を持たせることで、中国側の気分はいいかもしれないけど、戦争を知らない私たちの世代が、学校の授業で戦争のことを学んだり、戦時中の出来事が語り継がれたりするのは、先人の恨みを後世に遺すためじゃない。
「二度と同じことをしないように」
高校の修学旅行で、ひめゆり部隊の記念館に行ったとき、ひめゆり部隊の生き残りの方が、ご自身の体験を語ってくださったのですが、自分たちと同じくらいのとき、目の前で自分の友達が殺されるという体験を語るって、辛いと思うのね。
それでも、体験を語るのは「二度と、世界が同じ過ちを繰り返してほしくないから、私はこうやって、ここを訪れたみなさんに語るんです」と言っていました。
日本にブーイングをすることで、選手たちの意思に関係なく、中国の国旗を持たせることで世界が平和になるなら、折りしもオリンピック開会式の日にドンパチ始めたロシアとグルジアが話し合いでコトを収められるなら、いくらでもやってもらってかまわないし、本当に世界中が平和になるのなら選手団に毒入り餃子を投げつければいいじゃない。
だけど、実際、そんなもんで解決しないじゃん。
中国人の自己満足でしかないじゃん。
恨むのは勝手だけど、TPOをわきまえろよ。
オリンピックの開催、そしてその運営で、これからの国際社会における中国の真価が問われるってときに、頭、悪すぎなんじゃない?

2008年08月07日

●独立自主

今日は桐生第一高校のニュースがふたつも。
ひとつは、甲子園一回戦敗退。
賛否両論、渦巻く中、よくもまぁ、出場したものです。
そしてもうひとつは、生徒が3人、書類送検。
ただね、書類送検って言っても殺人でよ?
学校って、勉強だけ教えればいいって場所じゃないと思うのね。
私自身、松商に通って、勉強以外のこと・・・学校だったり、部活だったり、そういう団体に所属することで生じる個としての責任とかを教わったと思う。
高校も、部活も、自主的にそこに所属していたんだもの、そこのルール、不文律、そういうものに同意できないのなら、そこから去ってもいいわけじゃない?
所属している以上は、守らなくちゃいけないルールがあるし、そのルールを守るのは、決まりごとだからではなく、自分自身だったり、所属団体を守るために守るものだっていうことを、肌で感じました。
桐生第一という学校は、そういうことを教えてないんでしょうか?
個はあくまで個であって、自分の責任において行動するという、自主独立の心は必要なこと。
だけど、「責任とは」、「自分の(責任を負える)力量は」、それを正しく判断できなければ、独立自主はただの自分勝手に成り下がる。
コトに伴う責任、自分の力量、そういうのも学校で教えていかなきゃイケナイと思うし、そういうことができていない学校は、強かろうが、野球だけでなく、インターハイも、総文祭も出て来ないほうがいいんじゃない?

2008年08月06日

●予定外

「かれん、あと5分くらいで今日も終わるんだが・・・地震、まだこないぞ、フフン」
・・・笑ってやがる・・・殿方、明らかに鼻で笑ってやがる・・・
「でも、あと5分もあるじゃん。」
「あーそーだねー、5分もあるねー、フフン」
「あとね、あとね9月には東海地方で大きな地震があるんだって」
「あっそー、それはタイヘンだぁ、フフン」
なんだよ、なんだよ、私が悪いっていうの?
私が予言したわけじゃないのに、なぜ笑われなくちゃいけないのだ。
あと30秒ほどで日付が変わる。
私の予定では、関東地方で直下型の大きな地震が起き、首都は壊滅。
路頭に迷った殿方が、泣きながら過去の非礼を詫びて、助けを求めてくることになっていた。
「うぇーん、かれんさん、ごめんなさい、助けてください」
「私の偉大さがわかったでしょ?よしよし、泣かないで、今すぐ迎えに行ってあげるから、どこにいるの?」
こんな展開になるハズだったのに。
「あのな・・・実際にそうなったら、たぶん、かれんが泣きながら「うぇーん、今どこにいるのー、怪我してたらどうしようかと思ったー」とかゆって、すごい剣幕でTELしてくるんだと思うけど?」
終始、鼻で笑われた気がする・・・納得いかねー。

2008年08月05日

●終了のお知らせ

甲子園、終わっちゃった。
負けちゃった。
残念。
野球部のみなさん、お疲れ様でした。

2008年08月04日

●日本の夜明け

最近、ハマっているDSのソフトは「歴史群像 presents ものしり幕末王」
幕末の志士となって、日本をまとめるというゲームなんだけど、プレイヤーはまず「徹底佐幕派」、「武力討伐派」、「平和改革派」から、自分の思想をチョイスして、全国を渡り歩き、歴史に名を遺した幕末のあの人、この人を説得という名のクイズ対決に勝つことで、仲間にしていく。
メジャーな人だと、もう学校の歴史の授業なんか足元にも及ばないマニアックな問題が出てきたりするし、メジャーな人や、大勢の説得に成功したりすると、自分の知名度も上がってくるんだけど、そうすると暗殺者が現れたりもするし、もうね、幕末のあたりの歴史が好きな人間にはたまらないと思う。
徹底佐幕派の女志士・綾小路かれんとして、会津藩、水戸藩を仲間にし、松平容保と共に京の新撰組へ赴き、現在、芹沢鴨を説得したところです。
実は、殿方がフィクサーとしてTEL越しに、協力してくれていました。
「松平容保と同じ年の人物は次のうちどれ?」
「五代友厚」
な・・・なぜ・・・即答できるの、この人は?
そんな殿方でも、たまに間違えることもあり、そうすると自分の無知を棚に上げ、責める私。
そんな日々に耐えかねたのか、ここんとこ、TELの向こうで聞き覚えのあるBGMが聞こえるようになってきた。
「ちょっと、フィクサーのくせに、何やってるのよ?」
「くそぉ・・・中村半次郎め・・・シャネルのくせしやがって・・・」
「誰それ?」
「知らないのぉ?中村半次郎はシャネルの香水を愛用してて・・・(以下略)」
「何?そのマニアックな知識は?ってゆーか、何で幕末やってんのよ?」
「あ、俺、ちなみに平和改革派だから、かれんとは分かり合えないよ」
「ちっ・・・薩摩のイモ侍め・・・」
こうして、フィクサーを失った私はこれからどうやって、動乱の日本をまとめていけばいいのだろう・・・路頭に迷う私の耳に殿方の叫びが・・・
「あ・・・暗殺された・・・」
さまぁみろ。
西郷隆盛だの、勝海舟だの、坂本竜馬だの、岩倉具視だの、近藤勇だの、大久保利通だのと、その知識にモノを言わせて片っ端からメジャーどころを説得し、気がつけば私よりも後から始めたくせして、私よりも先に進んでるからバチが当たったんだ、ばーか。
「君は、目立ちすぎたのだよ・・・オトナシク、薩摩でイモでも育てていれば良かったものを」
私たちの日本の夜明けはまだ遠い。

2008年08月03日

●逆襲の亮子

西宮の甲子園球場では、高校球児が熱い戦いを繰り広げている。
そして、亮子の働く松本の某ゴルフ場・・・別名女王様のお城では、甲子園に端を発した熱い戦いの火蓋が切って落とされたようだ。
遡ること2ヶ月ほど前のこと、女王様のいじめに耐えるおばちゃんシンデレラは、念願のマイホームの完成に伴った引越しのために、8/5に休みを欲しいと、フィールドマウス女王様に申し出て、女王様もこれを承諾した。
きっと、おばちゃんシンデレラは引越しの日を楽しみにしているのだろう。
だって、女王様のいじめに耐えてでも稼いだお金で手に入れたお家だもん。
女王様以外の誰もが、シンデレラのお城の完成と引越しを、自分のことのように喜んでいるそうだ。
ところが、女王様はやっぱりどこまでも女王様だった。
「私、5日はお休みが欲しいから、シンデレラ、お休みを代わって頂戴ね」
「え・・・でも・・・その日は、引越しで・・・」
周りに居た誰もが、「この女、何言ってんの?」と頭の中にハテナマークが浮かんだ。
「私は、5日は松商の試合を観に甲子園に行きたいのよ」
見かねた亮子が口を挟んだ。
「でも女王様、シンデレラは2ヶ月も前から、引越しのために休みを申請していたし、それを受理したのは女王様ですよ」
「だったら、今すぐ、業者にTELして引越しの日程を変えてもらいなさいよ」
これを亮子から聞かされたとき、思わず「その女、誰か殺っちまえ」と私が叫んでしまった。
「シンデレラ、何してるのよ、早く業者にTELしないよ」
「この料理をお客様運ばなくちゃいけないので、それから・・・」
手にしたトレーに料理を乗せたまま、シンデレラが答えた。
「そんなもの、後回しでいいのよ、今すぐTELしなさいよ」
私も飲食業界の経験があるわけですが、この女、飲食で仕事する資格ナシだわ。
料理を食べてもらって、その代金を糧としてる立場の人間が、料理のこと「こんなもの」呼ばわりってどうよ?
さて、女王様のご乱心の原因は松商の試合・・・女王様は松商のOBだと、亮子に言っていたけど、実は中退だということがバレている。
OBじゃない方が松商を応援してくださることは、野球部じゃなかった者からしてもありがたいと思うし、応援においてOBじゃない人はOBより下だとは思わない。
だけど、OBじゃない人がOBを名乗って、松商の応援を理由にこういう横暴をしてほしくないし、それは松商の看板に泥を塗られてるようで、マジ、ムカツク。
しかもね、甲子園行きというのは、女王様の愛人で、ゴルフ場の会員である空調関係の会社の社長(妻子アリ)が観に行くからそれについていく為なのだ・・・ちなみに、女王様は独身。
ってゆーか、それって松商の応援じゃなく、交尾のためじゃん。
それでも、おばちゃんシンデレラに業者へTELさせた女王様。
当然のことながらこの期に及んでの日程変更は無理ということで、女王様はシフト通りの出勤することとなった。
しかし、女王様は「被害者は私だ」と、他部署にまでおばちゃんシンデレラのせいで休みがもらえなかったと吹聴して回ったそうだ。
もちろん、おばちゃんシンデレラへの風当たりも、いつになくヒドかった。
だけどね、繁忙期のゴルフ場において、正社員が堂々と「甲子園に行きたいから休みくれ」よ?
身内が出場しているならともかく、甲子園は口実で、愛人とヌルヌルするためで、その愛人の顔と名前までスタッフ全員が知っている状況で、いくら被害者ヅラしたところで、誰も賛同も、同情しない。
おまけに、おばちゃんシンデレラに「TELしろ」って捲くし立ててるのを、その場にいたお客様はみんな見ていたそうです。
この出来事で、亮子をはじめとした、その場に居合わせたスタッフ全員、我慢の限界。
堪忍袋の緒が切れたみんなで、支配人にコトの顛末を含め、これまでの女王様の所業を訴えたそうだ。
キメ台詞は「女王様にこれ以上、ひどい仕打ちを受けたらシンデレラは辞めるでしょうし、そしたら、私たちも辞めます・・・女王様ひとりを切るか、私たち全員を切るか決めてください」。
支配人には、どうやら、お客様からも何か情報が入ってるようで、「会長とも相談してみる、君たちの悪いようにはしない」と答えたそうだ。
民衆は立ち上がった。
どうなる、女王様のお城?
女王様の未来は如何に?

2008年08月02日

●個性と野生

夏の甲子園が始りました。
今回は90回目の大会になるそうです。
「出ると負け」で有名なわが母校は5日に慶応と初戦。
県大会優勝のとき、主将君が少しでも長い夏にしたいと言っていましたが、とてもリアルなひとことに、OBとして目頭が熱くなりました。
「松商野球部のみなさん、応援してるから、頑張ってくださいね。」
在学中、野球部の甲子園出場が決まった翌日、各クラス、担任の先生からホームルームで「くれぐれも、野球部の甲子園出場に泥を塗るようなことをしないように」って御達しが出た。
不祥事を起こすことはもちろん、不祥事に巻き込まれないように、「他校の生徒にカラまれても、一切手を出さずに逃げなさい」って。
先生に言われたから、イイ子にするんじゃなく、「野球部の連中に胸張って、入場行進してほしいよね」っていう空気が、学校全体に漂っていたものです。
野球に限らず部員以外の不祥事で、大会への出場停止みたいな連帯責任はやり過ぎだと思うけど、全国規模のニュースになるような不祥事を起こせば、「あの事件を起こしたとこ」という目で見られるのは、表舞台に立った生徒だというのも事実。
「学校の看板を背負って」という言葉は決して大げさではない。
強制わいせつで部員が逮捕されたけど、甲子園は辞退しないという桐生第一のニュースを知って、強制わいせつって言っても、合意の上のつもりが、相手はそうじゃなかったという、若気の至り的なものだったと思ってたのですが、後ろから近づき、口を手でふさいで近くの雑木林に連れ込み、体を触るなどのわいせつ行為っつったら、紛うことなき強制わいせつ・・・でも出るんだ、甲子園。
甲子園って、「強い」だけで出ていい場所じゃないって思ってたんだけどなぁ・・・高野連もヌルくなったものだ。
連帯責任というのはナンセンスかもしれないけど、人は個であると同時に、個がどこかの集団に属したら、個の言動がその集団に与えるものがあるんだってことを学ばなくちゃいけないと思う。
「勝てば官軍」とは言うけど、「甲子園、出させてよ」とか言う前に、ポリスのご厄介になるようなことをしないっていうアタリマエのことを、学校として、部活として教えていかなくちゃいけないんじゃないの?とか思います。
なんかの雑誌に載っていた、どこかのお寺のご住職のお話なんだけど、個性を大切にすることは大事だけど、身勝手な言動を「個性」という言葉包んでしまうのは、個性を大事にすることではない。
そういうのは個性ではなく野生だという内容だった。
強制わいせつで逮捕っていうのは、個性ではないし、野生を通り越して、もはや野獣だろう。
野獣を野放しにしていても、勝てればOKなんてダメなんじゃないかと、出ると負けの最多出場校のOBは思います。

2008年08月01日

●花より男子

「花男のゲームが欲しいの」というすけちゃん。
DSで「花より男子」のゲームがあることを初めて知った。
TELを切ったあと、私は考えた。
これは一体、どんなゲームなのだろう?
「F4の一員になって、ボンビーをいじめ倒すゲームじゃん?」
「いや、いや、もともと少女マンガなんだから、女の子向けのゲームでしょ。」
「つまり、プレイヤーは牧野つくしになるんだよ」
「ってことは・・・」
「牧野つくしになってF4のいじめにどれだけ耐えられるかってゲーム」
「これはどMにはたまらんゲームだな」
「かれんにはたまらんだろうな」
「僕としては、道明寺母とお近づきになるシュミレーションゲームがいいな」
「F4をはじめとしたセレブの世界で上手いこと立ち回るゲームとか」
誰ひとりとして、恋愛ゲームという発想をしなかったのはナゼだろう?


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