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【小沢一郎代表会見詳報】「単独過半数を目指して戦うのは、当たり前のこと」18日夕(2) (1/3ページ)
【世論調査】
−−日本テレビの世論調査によると、麻生首相と小沢代表との比較で、リーダーシップや信頼性で小沢代表のポイントが倍以上となった。これについてどう受け止めるか。
「世論調査というのはね、そのときどきの国民の心理、あるいは流れですから、それが絶対のものであるというようなとらえ方はしておりません。ただ、私どもは、なかんずく、私自身は1人でも多くの国民の皆さんに語りかけ、その悩みやいろんな問題を、くみ取ってそれを政策に反映しなきゃいけないという姿勢を貫き通していくべきであり、私たち自身もそれを心がけております。そして、さっきのあいさつで端的に申しあげましたように、私たちは必ず言ったことは、約束したことは実行します。『実行できなかったら、次の選挙で政権をまた代えてください』という話をいたしました。政権になんとなく、ただしがみついているというイメージを、今の内閣、政府・与党全体に、国民生活に目を向けるよりも、政権維持、権力維持に必死になっているという認識が、国民の中に強くなっているのではないでしょうか。そういうようなことは結果として、たまたま、そういう数字になったのかもしれません」
【政権構想】
−−党大会の前の地方代議員会議では、地方の代表者から、「政権構想と政権移行スケジュールを示してほしい」という意見があった。代表はかねがね、100人以上政府に投入する考えを表明しているが、どういう政権構想を考えているのか。政権移行スケジュールをどういう形で打ち出していくのか。
「いずれ解散・総選挙が見通せる時期になったら、そういうことも必要になるだろうと思っております。ただ、現時点では、とにかく候補者全員、それぞれ小選挙区で勝利する、国民の支持を得るということに意を用いて、日常を送るべきだと思っております」