12月16日のながさきニュース
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長崎新聞
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女児連れ去りで母親を国際手配 大村署など、オランダに協力要請
大村署と県警捜査一課は十五日、今年十月に大村市内で小学三年生の女児(9つ)を連れ去ったとして未成年者略取の疑いで、女児の祖父で大阪府高槻市安岡寺町、無職、迫田星容疑者(81)ら三人を逮捕したことを明らかにした。県警のその後の捜査で女児が、三容疑者と共犯の母親(32)と一緒にオランダにいることを確認。長崎地検は三人を所在国外移送略取の罪で起訴。県警は同容疑で母親を国際手配して追っている。
ほかに逮捕、起訴されたのは▽兵庫県伊丹市千僧六丁目、職業不詳、奥田健作被告(28)▽岡山市番町一丁目、大学生、馬場恵一被告(43)。
調べによると、四人は共謀し、十月二十四日午後三時五十分ごろ、大村市原口町の路上で、同市内の養護施設に入所する女児を近くに止めていた車の中に押し込み、連れ去った疑い。
県警は施設長の一一〇番通報を受けて捜査し翌二十五日に三人を逮捕した。三人の供述などにより、母親と女児は福岡空港から出国しオランダ国内にいるという。母親と女児は民事訴訟の判決で女児が養護施設に入り、離れ離れの暮らしになったとみられる。
迫田被告は母親の実父で、奥田被告と馬場被告は母親の知人という。県警は今後、母親と女児の身柄を確保するようオランダに協力を要請する。
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