1月15日14:30頃 県内6名の知的障害を持つ受験者の親や本人
など15名が県教委高校教育課を訪ね、教育長宛の要望書を手渡しました。
下に要望書を載せます。
要 望 書
愛媛県教育委員会 平成21(2009)年1月15日
教育長殿
愛媛・知的障害児の家族と理解者の連絡会
平成21年度愛媛県立高校入学試験には6名の知的障害児が普通高校を受験します。そこで以下のことを要望します。
(1)知的な障害を持つ子どもたちであっても、県立普通高校で学びたい希望を持つ者については、受け入れて教育をするつもりで県立普通高校の門戸を開けてください。
(2)知的障害児に対する特別措置については、障害による不利益を補う形で検討、実施してください。
以上、よろしくお願いいたします。
|
その後マスコミ各社の取材を受けました。中でも一番ひどかったのが、ある新聞社の質問でした。
「特別措置の中身は、県立高校の合格点を下げて入学させてくれということなのですか。」と。
こういう質問には参加者が戸惑い、うまく応えられませんでした。逆差別と
か合理的配慮とかというものは、このようにとらえられるのかと思うと、少しだ
け疲れるものがありました。そこでやはりこのような質問をしてくる方には、
『いやそうではなく、0点でも高校へ入れてください。』と言うべきだと思いました。