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【埼玉】

『バラマキより雇用を』 民主県連、署名活動実施へ

2009年1月18日

 民主党県連(枝野幸男会長)は十七日、「バラマキより雇用を」をスローガンに連合埼玉と協力して、定額給付金に反対し、雇用対策を求める署名活動をすることを決めた。今月中に集約し、衆参両院議長に提出する。

 同県連は「政府は景気対策に名を借りて、人気取りのバラマキ定額給付金を強行しようとしている。雇用不安が高まる中、単に給付金を配るより効果的な雇用創出政策を取るべきだ」と主張。

 その上で、定額給付金に充てる予定の二兆円を、医師不足に悩む全国の自治体病院の累積赤字の補填(ほてん)▽公立小中学校の耐震補強▽農業者戸別所得補償▽介護労働者の人材支援▽環境など新しい成長分野の育成−など効果的な雇用創出対策に充てるべきだ、と訴える。 (萩原誠)

 

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