宮崎放送局

2009年1月18日 17時54分更新

知事のマニフェスト検証会


東国原知事が今月23日で就任から2年となるのにあわせて、日本青年会議所が選挙の際に知事が掲げたマニフェストに対する達成度を検証する会を開き、大学の研究所が、総合評価を100点満点で「84点」と報告しました。

この検証会は日本青年会議所が開いたもので、検証は、ほかの県で実績がある早稲田大学マニフェスト研究所があたりました。
この中で、研究所の林紀行事務局長は、「東国原知事は就任から4か月でマニフェストを県の総合計画に反映させ、目標を達成する仕組みを作った」として、実行過程を評価しました。
そのうえで、達成度については、「85項目のうち65項目が、達成できたか、順調に進んでいる一方、1万人の雇用の創出などかなり遅れているものが8項目ある」と話し、この結果、進ちょく度や取り組みの姿勢などを合わせた総合評価は、100点満点で84点としました。
また、日本青年会議所が、県内の1000人を対象に先月行った意識調査の結果、知事の支持率は92%と報告されました。
会に招かれた東国原知事は、「期待を含んだ重たい数字だと思うが、支持率よりも、県がこれからどういう方向に進むのか、県民の暮らしはどうなのかということに軸足を置いて、今後も県政のかじ取りをしていきたい」と話しました。