岡山放送局

2009年1月17日 20時6分更新

子どものための茶道教室


日本の伝統文化、茶の湯を子どもたちに学んでもらおうという教室が17日、岡山県新見市で開かれました。

この教室は、新しい年を迎えたこの時期に子どもたちに茶の湯の作法を知ってもらおうと開かれたもので新見市の正田公民館には地元の小学生6人が集まりました。
子どもたちは茶道の講師から正月に行われる初釜について教わり、はじめに「つくばい」と呼ばれる作法で手や口を清めて茶室に入りました。

茶室には、今年のえとの「うし」の香合や生け花のつばきなどが置かれ、子どもたちは炭火で沸かしたお湯を茶碗に取り、茶せんでかき混ぜて順番にお茶をたてていました。

子どもたちのほとんどはこれまでに茶の湯の教室で座り方や立ち方、それにお茶のたて方などを学んでいて、落ち着いた様子で取り組んでいました。
参加した子どもの1人は「自信はありませんが、おいしく飲んでもらってよかったです。」と話していました。