堀場製作所は１６日までに、派遣社員の一部を来年３月から直接雇用に切り替える方針を決めた。再雇用を希望する派遣社員を選考の上、契約社員か、パートタイム社員として新たに契約する。

　同社の本社工場（京都市南区）の生産現場で働く派遣社員は計約６０人で、来年２月末に大半が契約期間の満了を迎える。経験や技術を生かすため、直接雇用することにした。

　主力の自動車計測機器の需要が落ち込んでおり、直接雇用に切り替えるのは２０人。契約社員は１年更新とする。派遣社員のうち再雇用を希望しているのは約４０人で、面接などを行い年内に決定する。