2009年1月17日

翼を広げて……

入園料が必要な動物園や庭園へ行かなくてもよし!!という気分な一日でした。館林市の多々良沼へと行ってみました。超望遠レンズを使えば、富士山を背景に飛翔するハクチョウの姿を撮影できるところなのですが、今日は富士山が見えずに方角違いなところに、そっくりな山が見えていました。榛名山のようです。
ここは午前7時から給餌開始なので、10分ほど遅れて到着したときにはもう餌撒きが、お終いのほうでした。撒かれる餌の大半は、ハクチョウではなくカモが食べてしまうようです。コハクチョウが40羽ほどいましたが、昨年よりも少ないような感じでした。少しは寒さが和らいだのかもしれませんが、夜明け直後に水の上を吹いてくる風は、かなりの冷たさでした。水面もだいぶ凍っていました。
多々良沼に隣接する「ガバ沼」と数キロ離れた「城沼」がハクチョウの飛来地になっているのですが、このあと城沼に移動してみたら、定住しているコブハクチョウしかおりませんでした。歩くには面倒なくらい距離があるのに多々良沼にいるハクチョウの鳴き声だけはよく聞こえていました。

2009年1月16日

手袋を逆さまに読めば、6回叩かれる

美術館・博物館などの通行手形のように使って、もう3冊目になる「ぐるっとパス2008」なのですが、発売期限が今月末までなので忘れないうちにと4冊目を購入してしまいました。でも1冊目、2冊目、3冊目と、なんだか期限内に使わないチケットが増えてしまっているようです。
今日は、下町風俗資料館→国立科学博物館→書道博物館と見て回りましたが、どれも大きく展示物が替わっているわけでもないので、ど~もチケットを消化しているだけのような感じになってます(^^;)
上野の不忍池は部分的に凍っていました。都心部でもずいぶんと冷え込んだようです。今日は最後に西日暮里駅近くの富士見坂へと行ってみましたが、午後になってしまったせいか富士山は確認できませんでした。
もうひとつの通行手形は、都営9庭園の年間パスポート(4000円)なのですが、あと一ヶ月足らずで1年経過してしまいます。もともと1回の入園料150円程度のものなので、あまり得した気分にはなれませんでした。

2009年1月15日

野を越え山越え、バンドは続くよどこまでも

キャパシティの大きな会場でのロックコンサートは、音速の都合で音が二重、三重に聞こえてることがあって、いまひとつ楽しめない気がしてしまいます。ベンチャーズのように毎年毎年、日本全国をまわってしまうのと、初来日から35年らしいエリック・クラプトンとでは、どちらの動員数が多いのでしょう???
コンサートでの「前座」なんて風習(?)は、ほとんどなくなったのかもしれませんが、大昔にクラプトンの前座を勤めたスターダスト・レビューは、解散も活動休止もせずに続いていることはとっても凄いと思います。
手のひらの小ささは、ギタリストとして有利なのか不利なのか、よくわかりませんが、ずいぶん昔にラジオ番組で応募して頂戴したスタ☆レビ・根本要「手形」をふと思い出して、捜したのですが、、、みつかるまでにずいぶんと時間がかかってしまいました。本当に記憶力のキャパシティをなんとかせねば、、、。

2009年1月14日

シクラ麺、いっちょうあがりぃ~!!

鉢植えで売られているシクラメンの花を翌年以降も同じように咲かせられる人は、どのくらいいるのだろう?と思ったりします。最近は、百均で売っている造花ですらよくできていて、すぐ近くで見ないと本物と区別がつかないほどです。
造花ではなく本物の花なのに、まるで蝋細工のようにもみえるのが「ロウバイ」ですね、、、去年までそんな花があるなんてまるで知らないでいました。近くにあっても気付かないもの見えないものは、まだまだいっぱいあるのかもしれません。そして仮に何か興味あるものが見えてくると忘れ去ってしまうものもでてきて、、、つまりおばかな頭には、充分なキャパがないってことでしょうね、、、。

2009年1月13日

ナルシストの氷割り

もうすでにゴミ収集に出してしまったので確認できないのですが、葛餅の包み紙には別の漢字で書かれていたような気がします。たぶん「久寿餅」
原料のほうも必ずしも「葛」ではなくて小麦粉だったりするということを初めて知りました。書く前に調べろ!!と言われそうですが(^^;)
三島は、自分が生まれたときの光景を本当に覚えているかのように『仮面の告白』に書いてますが、、、1925年の明日が誕生日です。
今日たまたま買った100円均一の古本「366日誕生花の本」では、1月13日が水仙で、伝説の美少年ナルキソスからつけられたという説が書かれていました。その本では14日は、シクラメンになっているので、三島には1日手前の方が似合っていたかもしれません、、、。

2009年1月12日

ろここのこころはこころのろここ

昨日、お台場の海浜公園へ寄ってみましたが、鴨はいてもカモメの数がとっても少なくて、なんか理由があるのか心配になってしまいました。
今日は、今までにまだ一度も乗り降りしたことのない駅に行ってみようということで、JR京浜東北線・大森駅にしました。ここから貝塚でも見て、しながわ水族館へでもと思っていたのですが、祝日なのでへたすると魚ではなく人を見に行くことになりかねないので、水族館とは反対の方角、南馬込4丁目としか分かっていない三島由紀夫邸を捜してみることにしました。
坂が多くて、けっこう複雑に入り組んだ住宅街でした。地図は持ってないので、気の向くまま足の向くままなのですが、、、この作家の性格から推定して、土地の低いところに住むはずがありません。ならば、てっぺん高台をめざして歩いてゆけば、たどり着くのではないかと考えたら、その通りでした。永すぎた豊饒の修飾語を取り除けば、案外分かりやすく単純で、ひょっとこのような面がでてくる作家なのかもしれません。
池上本門寺では、なぜか案内板につられて力道山の墓を見ました。このような場所には、必ずと言っていいくらいに講釈のたれ爺が墓守をしてますね。
葛餅を買いました(^^)賞味期限は明日までとなっていました。

2009年1月11日

なが~い間違いを抜けると

実はきのうまで「隧道」を「ついどう」と読んでいました。なんで「ついどう」で変換できないのだろうと思っていたら、間違っていたというわけです。川端康成の『雪国』の冒頭にでてくる「国境」は、「こっきょう」と読むのか「くにざかい」と読むのか、どちらも誤りではないようですが意見が分かれそうです。川端は「トンネル」と書いて「隧道」とはしませんでした。そのことについては、ひとつも議論はありません(^^;)
若山牧水の「白鳥はかなしからずや空の青 海のあをにも染まずただよふ」という歌がありますが、これは「はくちょう」でしょうか、「しらとり」でしょうか? そして「白鳥」とは「カモメ」のことのようです。わらべ歌の「かごめかごめ」でかごの中の鳥は、たぶんカモメではありませんよね(笑)