意味不明の目眩と下痢で・・・
今日は1日安静をとっていました。
か弱い本部ラボの阿部です。(-_-;)
寝ていても・・・完全なる職業病です・・・
SRXの屋根はパノラマルーフなんですが・・・
その脇の黒樹脂が深く叩き傷が入っています。
ダブルアクションの傷ですが・・・
そして屋外駐車なので黒樹脂が焼けてきました。
屋根なんか今の車は軽ですら見えない車が多くなりました。
ですが、ここを少しでも改善したいと思います。
去年の今頃に入った黒ルーフのミニもそうですが叩き傷を消すのは至難の業・・・
見えないから手を抜いているとは思いませんが、素材や塗装を考えて施工しないと
このような事が起こるという事を考えて欲しいと思います。
ディーラーも、こういう時だけ相談きますが・・・俺にも限界がありますがな・・・
あまり深追いすると、去年のミニみたいになるので徐々に・・・(^^;;
何か、クウォーツをマスク無しで施工したような目眩がします。。
塗装は、反応硬化剤の比率が重要ですね!
柔らかい塗装に、硬い皮膜を乗せれば剥がれる危険性があります。
塗装以上の硬度を出すには、ちゃんとした知識や処理が必要です。
塗装は動き呼吸します。
それを計算に入れた作業が必要なんです!
4:1・・・2:1・・・塗装の世界でもこれを間違えると割れたり剥がれたり・・・
膜圧が薄いコート剤だから目に見えないだけで同じ状態が起こります。
足付けが深くとも駄目・・・浅くとも駄目・・・
上に施工する分子レベルを創造しながら最終調整をしていきます。
プロと呼ばれるショップに質問します。
202塗装・・・初期型のセルシオ202塗装と現在の202塗装何が違うでしょうか?(笑)
ベークと層以外に分かりますか?
1kと2kの違いだけでは無いですか?
2kになった事で、断面構造でどう変わったか?
顔料成分は?顔料を添加する樹脂の種類は?理解していますか?
私は、研磨剤やバフを選択する時ここを見ています。
ですが今は、ソリッドもクリアーの時代で塗装顔料を直に磨く事は少ないです。
ですから、年々簡単になり面白くない工程になっています。
本気で塗装を磨く事など今ではほとんどありません・・・
クリアーも一部車種を除き、まだ既存のままです。。
マツダやレクサスや三菱がいち早く本格的に最終市販に仕上げて来るでしょう。
そうなれば、膜圧は18〜25ミクロンの厚さになるでしょう。
今の半分になりますが硬度は、ドンタコスが言うほど上がりません。
塗装は、デコレーション&プロテクションが平均しないといけません。
どちらかに偏ると弊害が出るのが、塗料もコート剤も同じです。
「最近のクリアーは、水性研磨剤だと磨けないですよね?」
そう言う質問が、プロショップから出てきています・・・
GSや個人趣味でやっている連中ならまだ分かりますが・・・君らプロでしょ?!
さすがに本人達もそれは分かっているのでしょう・・・いつも濁しながら聞きます。
そこのレベルを、一切の化学知識も無い人が感覚で調整している商品も凄いです。
私もそうですが、答えから方程式を出すスタイルだからできる事だと思います。
なので、博士・・・ひろし?(^^;;や学者はある意味優れている事がデメリット?!
数字や基礎学力からの計算に入るので見向きもしないんですよね・・・(^^;;
水性塗料という事は、耐久性は昔より良くはなりましたが油性には劣ります。
なのでクリアーの性能を上げないと10年は持たないのです。
まして高速で走り、環境の一定しない自動車塗装は最も難しいのです。
建築以上に優れた塗料が、自動車塗装なのです。
建築や航空機や列車は、デコレーションは顔料色彩だけです。
7割がプロテクションを優先しているので、あまりシビアな塗装工程はありません。
10センチ範囲で塗装を見る人は居ないでしょう。
ですが車は違います。
デコレーションと言う、美色彩を問われるのです。
自動車を購入する時に、必ず基準とされるのが性能+カラーだからです。
メタリックやパール系のマイカなども自動車特有の塗装です。
さて問題です!
白い顔料と黒い顔料は、同じ添加比率でどちらが傷が付きにくいでしょう?
202は塗装が弱い?柔らかい?・・・
そう言う回答が圧倒的に多いですが・・・
勝手に自分の感覚で決め付けている所が、人間の最大の欠陥です。
そこを物理科学でいつも皆さんは驚きます。
でんじろう先生や益川教授はそれで有名になった人たちです。
人間は、日常生活でも固定概念や既成概念を払拭できない生き物です。
知恵が高い人ほど、この錯覚が強く頑固としています。
枯れ木も数本束になれば強靭な・・・・何本束ねても空洞の枝は簡単に折れます。
_( ̄▽ ̄)ノ彡☆ばんばん!
それよりも、活きたススキのほうが物体レベルの破損は少ないのです。
それが、今の塗装技術に採用されているのです。
界面活性剤を必要としない第3の溶媒・・・
建築を含めて、その根拠が明確になってきました。
その物質は、熱に強いが寒さに弱い・・・熱触媒の一種ですからあたりまえですが
薄くなる皮膜を、硬度で防ぐメルセデス・・・
薄くなる皮膜を、摩擦係数を減らし柔軟性を皮膜にもたせるBMW・・・
それを共に「硬い」と言い切ってる目利きの無いプロショップ・・・(;^_^A アセアセ・・・
この両極性の塗装の間を走るレクサス・・・日本人の十八番芸です。(^^;;
世界自動車メーカーは、この3メーカーのどれかを選択して追従する事でしょう。
分子レベルの塗装技術は、日本がダントツトップです。
それはノーベル賞など見てもお分かりだと思います。
石屋さんが石を研ぐ時・・・木工職人が木を研ぐ時・・・
共に同じ事をして、表面処理をしています。
切断時の破片(粉)で磨きをかけます。
同じ硬度性質をすり合わせれば、限りなく最小の整った肌が出来上がります。
私は、千差万別のこれらを研磨剤の添加を1台ごとに小分けしてつくり仕上げます。
似たものはあっても、全く同じ物はありません。
そうやっていくと、その時代ごとに見えてくるものがあります。
そうして万人が扱える商品へと変わってきます。
そのデータがノウハウなのです。
この仕事は、デザインやファッションセンスなどその人のセンスに左右されます。
うちの森田さんがアシスタントやっていられのも、頭の構想を形として出せるからです。
正直まだまだ人のパクリとは言いませんが完全オリジナルではないだけです。
人の物へ自分流をアレンジしているだけなので、オリジナルが出ればよいです。
ファッションもデザインも、雑誌や流行を着飾っているようでは駄目なのです。
どの世界でも新たなものを創り出す為には、独創性がなければいけません。
周りから見れば変わり者と呼ばれるのはこうだから仕方がありません・・・。
まして年中同じ作業着・・・鼻毛出して・・・無精ひげ・・・口臭ぷんぷん・・・
お話にならないでしょう・・・ひげはファッションで許されますが・・・
鼻毛はファッションなんですかね?(-_-;)
下請け身分の仕事ならもっとそこの部分が問われると思います。
私はポリッシャー裁きなんて見なくとも、こうした性格の癖である程度予想できます
その予想は、今まで比べてもそのままなので絶対的な自信を持っています。
性格=仕事の質
気の弱い性格は、ポリッシャー持たせても気が弱く・・・
強い性格は、大雑把・・・
神経質なのは、追いすぎて塗装を逆に痛める・・・(>_<)
無頓着なのは、客から指摘クレームが出る・・・
金欲が強い人は、作業中に天秤にかけたときにクウォリティーより利益を取る。
薄い人は、利益犠牲にしてもクレームを防ぐ為にクウォリティーを重視する・・・
そのままでしょう・・・仕事では区別していると言う方もいるでしょう・・・
自分の性格が自分が一番分からない・・・背中は自分で見れないでしょう・・・
鏡に映って初めてわかります・・・我々人間の鏡は自分以外です。
バス停で隣の人のズボンのチャック開いていたら・・・自分のをまず確認するのでは?
他人は自分の鏡だと言う根拠であり、謙虚の意味はこう言う事です。
大人しく無言が・・・謙虚の意味ではありません。
「ごめんなさい」「ありがとう」これが心から言える人が謙虚なのです。
自分を直ぐに改善できる人が謙虚な人なのです。
信念=頑固
これが殆どの人のパターンです。
本当の信念は、時代変化や環境変化で変わり行くものです。
信念は、最終目標であり、進むプロセス過程ではありません。
最終目標へ行く為に、
飴も
ムチも使い分けるのが本当の指導者です。
今日、寝ながら自分の過去と現在を思い出しながら色々考えました。
皆が笑って過ごせる日が当たり前になるように・・・
God is in the details
〜神は細部に宿る〜