☆ね年…天上に月なきの象。ただ暗雲に閉ざされて心気沈滞、しばらく時を待て
☆うし年…自分の内にある獣性は肉体のある限りなくならない
☆とら年…愛語は愛心より出づる。他人の悪を言うべからず
☆う年…飲食は健康にもなれば、過ぎると病にもなる。用心すべし
☆たつ年…言葉は信用を持ち、身のなりふりは人が観る。本日自重して行動すべし
☆み年…寡黙を養っている。多弁の無駄を知る。黙して安泰日
☆うま年…舟に舵がなければ川も渡れない。主人も女房に感謝して吉運来る
☆ひつじ年…人の口に戸は立てられぬ。よく用心して無茶をせぬように
☆さる年…志を専一にして気を動かせば、恐るるものなし、吉日
☆とり年…門を開くと高樹に月蒼々たり。思い切ってことをなせ
☆いぬ年…骨折って働いて、誇らなければ長く地位を保つ
☆い年…自分より小さきものの助けを必要とする時あるべし
(松雲庵主)