2008年07月31日
本部研究室の阿部です。

現在、カマロの黒ソリ車両で実験中

しかし、ソリッドの熱吸収は凄いです。

26度程度の気温で、湯気が上がります。

この時点で、60度近い車体温度です。

ワンパネルごとやらないと大変でした。


ボンネットを4分割で機材による下地変化を取ろうと思います。

ルーフは、赤外線吸収剤を入れたペルマガード?で実験です。

画像右端は、DPA+シングルです。

画像右中は、シングルのみです。

画像左端は、FLEX+ルペス仕上げです。

画像左中は、未施工でダブルアクションで仕上げます。


さすがに、ピンホールとホーロー層を切っている状態です。

DPAでも色落ちが激しい状態です。

シングルでバフ目が出ないのに・・・ギアで出ます・・・(^^;;


7部仕上げですが、この状態で塗装をいったん固めます。

その後最終レベリングを行い、塗装自体の硬度を上げます。

そうしないと、硬化系皮膜を乗せても無意味になります。

道路の舗装と同じ原理です。


今回、課題であったルペスとFLEXのコンパウンドの相性が合わないので

色々と試作してみました。

多角形を減らし、ベアリングに徹した物が共に相性が良かったです。

ギア部位は、SP→4000でいけます。

SPはシングルで最小の傷取りとして考えた物ですのでFLEXの方が相性が

良いみたいです。


でも一番反射光沢が良いのは、シングルで仕上げた部位です。

中古車屋さんの社長と3名が現場に来られて、一番良いと言った箇所です。


ルペスは、最近指3本で扱っています・・・マックス6で!(^^;;

これが一番良い塗装状態になります。

ルペスと同じギアでもこうも違うと凄いですね?


加盟店も、ついに都内にADJ施工店が出来そうです。

まだ未定ですが、地方の車の状態が悪いので、実際に地方の業者の方がレベル

が高いと思います。

その技術を都内や都心部で提供できれば更に良いと思います。

ADJは弱小の後発団体ですが、地道に違う路線で頑張ります。


Posted at 2008/07/31 14:58:33 | トラックバック(0) | ADJ本部研究室
2008年07月30日
ADJ本部ラボの阿部です。

先日から、研磨剤の改良とコーティング手順

などを調整しています。

クウォーツの旧バージョンとNEWバージョン

そこにペルマガードとポリマーガードの組み合わせで塗装にあわせて、

更に密な物にしたいと思います。

ペルマガードを更に赤外線と紫外線からガードすべく新たな改良を加えた

製品を現在作っています。

ペルマガードに手を食わせるのではなく、新たに製作しています。


クウォーツを今後どう扱うか?なぜADJはVOC規制の背景にクウォーツか?

それはADJグループの人間はお分かりだと思います。

ただ塗るだけでは意味がありません。

クウォーツは、ご存知の方もいるとは思いますが、有機危険物指定の製品です

しかし、揮発性の物質が揮発すると純粋な無機質になります。

ガラス樹脂コーティングとは別格のコーティングです。

親水性と言う事は、フッ素などの添加物が入っていないという事です。

なのでADJではバインダーとして下地研磨最終処理で使います。

コーティングではありません。


2層目のペルマガード〜コーティングと言う認識になります。

コーティングは有機ベースで、下地は無機ベースです。

無機質を表に出さないと言うのが、ADJの工法です。


有機皮膜は当然、劣化して剥離します。

その時に、デポジットや軽度のスクラッチを同時に抱えて落ちます。

ですが、塗装最表面は無機質で覆われている為、塗装はガードされています。

クウォーツは、鉄や銅などの物質に塗らない限りウェーハー(皮膜)は確認

できません。

塗装の最表面を溶剤で溶かし一体化するので塗装になります。


塗装はモノマー分子構造理論で出来ている為に、分子の大きい物と小さい物が

有機溶媒で混ざり合っています。

この有機溶媒が揮発すると、塗装は硬度が上がり皮膜形成します。

この時に、分子が大小で分離します。

スプレー缶を皆さん必ず振ってから使うと思います。

それと同じ原理です。


その構造理論を明確にした塗装が、クリアー施工車両です。

クリアーは中塗りより分子が小さく密度があるので艶発色がよく水垢などの

汚れが付きにくい構造になっています。


商用のハイエースなどの白ソリッド塗装は、黄ばみや水垢が従来付きやすく

その度に、研磨剤入りのシャンプーやワックスで落としていました。

ですが、研磨するという事は分子が小さく硬い皮膜(ホーロー層)を剥離して

しまい、更に荒い分子の塗装面となり艶が落ち、汚れが固着します。

従来のポリマーコーティングなどはこの事から生まれた製品です。

ですから今現在もその名残があって皮膜形成型のコート剤を競っています。

ですが・・・よーく考えてください・・・


現在の車両は8割がたと言って良いほど、クリアー施工車両です。

ポリマーやコーティング皮膜の変わりに既にクリアーが塗られています。

クリアーは塗装を守る為に塗られている物ではないですか??


柔軟なガラス質の皮膜(膜厚)を取るには・・・フッ素樹脂が必要です。

クリアーにも低撥水のフッ素が混入されています。

その上に、強いフッ素であるコーティングをしたらどうなるでしょうか?


フッ素は、時間が経つと劣化して剥離する性質があります。

言わば、撥水基と呼ばれる物です。

それが剥離すると(新車屋外保管で約3年〜から撥水が浸水状態になります。

このとき初めて、フッ素を充填するのです。

ですから、フッ素系ガラスコーティングは否定していません。

中古車再生の充填剤としてはこの上ない製品です。


私が言っているのは、新車塗装にはせっかくの塗装を劣化させると言う意味です

この意味が分からない?どうしようも無いくらいの馬鹿?!が化学だのウンチク

垂れている事が、アホらしくてしらけてしまいます・・・(^^;;


新車の塗装にあるフッ素樹脂皮膜を大事に保護してあげる事・・・

劣化を遅らせる=新車状態を長く保管する事がコーティングの意味です。


新車を買って、皆さんそれを維持したくて最初の頃は洗車ばかり気にします。

ですが、洗剤を使うと塗装は溶けて減っていきます。

アルカリ反応で、塗装最表面が柔らかくなり傷も入りやすくなります。

それが嫌だから高いお金で新車時にコーティングするのではないですか?


しかし・・・その効果が感じられない事が不信感となります。

これは誰が悪いと言えば、知識の無い業者が一番悪いのです!!

本人達は、磨いて塗って、その場が綺麗でお金になれば良い考えだからです。

そんな人間ほど、「職人だ!」「プロだ!」と粋がってるだけです。


ADJは、基本は下地ベースまでしか行いません。

あとはオーナーさんが好きにオーバーコートして乗るのです。

そして、半年毎で物理的な傷などを落とし、減ったクリアーを盛ります。

この繰り返しで塗装を常に一定に維持して行くのがADJ工法です。


塗装を削る感覚ではなく、クリアー塗料として塗ってある皮膜を削るだけ!

なので無機質をベースに施工します。

ただそれだけです・・・(;・∀・)


下絵描いてあげるから、色は自分で塗って!!



そんな感じで取ってくれれば分かりやすいでしょうか?


当然、コーティングも依頼されれば下地から計算してコーティングを選定し、

その車の塗装種類〜保管・使用環境など全て考えて最適な物を施工します。

ですから、コーティングはADJには決まった物がありません。

当然、機材も設備も皆さんバラバラです。

ADJ工法は、理屈理論が統一されているだけです。(苦笑)


コーティングだの・・・機材だの・・・


そんな事を真似しても意味が無いのです・・・

ADJの加盟をお断りしてる大半の方々は・・・こんな事ばかりしてる人です。


他店や他社の悪口は言う気はありませんが・・・

とにかく偉そうな事を言ってるわりに・・・女性マイスターだの・・・(^^;;

ADJの真似をしているドンタコス社長さん?(爆笑)

あなたには、ポリシーや信念は無いのでしょうか?

面と向って、文句を言える器量もない・・・遠まわしに愚痴って??

結果は同じ事真似してるだけでしょう・・・(-"-;A ...アセアセ

メンドクサイし邪魔なんで、文句あるならお宅のインストラクター相手に勝負

してあげてもようござんすよ?_(⌒▽⌒)ノ彡☆ばんばん!

下手糞な業者相手に、粋がってもしょうがないでしょう?


最新検証機材持ち込んで、理工学部の検証チーム同行でお伺いしますよ!!

自信が無いなら、謙虚に業界の隅っこでスタンド相手に頑張りましょう♪


ドンタコスVSキーパーコーティング


このレベルで頑張ってくださいな!(爆笑)

年金じゃ生活できないだろうから・・・大目に見てあげましょう。(^^;;


話は戻って、96年カマロZ28のソリッドブラックにて研磨剤等の最終調整します

すでにbBで、FLEXとルペスとシステムフォーのギアで試験しています。

今までの研磨剤では、ルペスとFLEXが合わない状態でしたので。。


当然、最終処理はシングルで仕上げます。v( ̄Д ̄)v




Posted at 2008/07/30 14:00:49 | トラックバック(0) | ADJ本部研究室
2008年07月26日
こんにちは。

札幌本部ラボの阿部です。

まだ少し・・・

お腹の調子が良くなく・・・

機嫌が悪いです・・・(^^;;


ついに・・・事故の連絡がありました。

FLEXギアアクションで・・・

あれだけ注意したのに・・・人の話を聞いていないからです・・・

まだADJ加盟店は大丈夫ですが。。(^^;;


ハッキリ言わしてもらえば・・・基本のシングル&ダブルの円回転もろくに使

いこなせないのに、ハイスペックギアなんて使うからそうなる・・・


ハイ!6万円の仕事が180万円の損害です!!(T▽T)アハハ!

犠牲になったのは、マラネロくんイタリアから来た伊達男です。

ADJ加盟店は、なんであのバフを推奨したか分かるはずです。

他にもまだあるんですが、国産の安物バフは必ず事故が起きます。

起きなかったら幸いだと思ってください。(苦笑)

バフの寿命は短くなりますが、早期で交換しないと。。


だまってルペスにでも格下げした方が無難だと思うが・・・


ちなみに・・・私はルペスしか使ってませんよ・・・(^^;;

バフの改良が資金難で・・・(T▽T)アハハ!

とりあえず、パッドをインチ変えようとしてます。

パッドも少し改良してあげれば、安価品でもそこそこ吸い付きます。


自信の無い方は、ロテックス・コンパクト・システムフォーで我慢していた

方が良いと思います。

こんなブログの文字から見よう見まね・・・ADJ加盟店で研修を終えた方々

は十分ご存知だとおもいますが・・・

この文章真似て施工すると、全く意味が無かったり・・・この様な事故が起き

たりと保証はありません。

ブログで真似てできるレベルなら、ADJなんて作らないでしょう?(爆笑)


お願いですから、無許可でADJ工法と言うのは止めて下さい!!

ADJ工法は、すご〜くシンプルですから・・・

機材や液剤には頼りません!!

まずはそこの時点から間違いに気が付きましょう・・・(^^;;

ADJ加盟をお断りした方々にご報告いたします。
Posted at 2008/07/26 11:36:32 | トラックバック(0) | ADJ本部研究室
2008年07月25日
体調を崩しておりました。

おかげさまで快気に向かってます♪

皆様、季節の変わり目ご注意を!!

そんな本部ラボの阿部です。(^^;;


しかし・・・異常気象が身体で感じるようになるくらい変化が起きています。

全国で北海道が一番暑かったり・・・温暖地域でしか栽培できないものが、

北海道でも栽培が出来る気候になったり・・・不思議です(^^;;

山形でも「佐藤錦の高級さくらんぼ」が温暖化の被害を受けたそうです。

それで、北海道の富良野で先の温暖化を見据えて実験が行われています。

そのうち、異常気象で農作物が北上してくるのではないでしょうか?


生態が異常反応を起こしていると言うことは、塗装も今までの検証が当てに

ならない事態が起きると思っていても良いのかもしれません。


以前お話しした、塗装の種類で作業工程を変えるという記事を覚えていますか?

メタリック・パール・ソリッド

塗装はそれなりの役目と言うか、塗装の理論があり美観を演出しています。

美観を活かすのか?耐候性を活かすのか?で工程は2パターンあります。

どちらかで真逆になるのでどちらが良いかはオーナーの希望です。


車高を下げれば乗り心地が悪くなる・・・それと同じです。

私達の仕事は、一種の最終カスタムだと思ってください。

カスタムは、ノーマルとの差が明確になるから行うのです。

ただし、前記の通り何かが犠牲になる事は覚悟が必要なのは同じです。

なるべく、化け学などのフッ素や酸化チタンなどの化合物性能に頼らず純正を

活かす工法が本当の技術だと私は思います。

塗装は黙っていても3年目で撥水性能は無くなっていきます。

フッ素皮膜が劣化して剥離するからです。

そこからフッ素を充填すればよいだけで、態々お金と時間を掛けて壊す必要性

は無いのでは無いかと思います・・・。

ADJが推奨する新車時のコーティングは、このフッ素皮膜を長く維持すること。

納車時の塗装を減らさない、壊さないで何年劣化を遅らせるか?

それが、塗装全体の劣化を遅らせる事だと思います。

その為には、物理に逆らわず施工する事だとおもいます。

傷などのいたしかた無い場合を除き、今の工法を推奨します。

高品位系フッ素は極力使わない・・・紫外線と赤外線を塗装の種類で利用する

塗装本来の理屈に逆らわないと言うことです。

メタリックで例えれば、メタリックを強調したい場合と殺したい場合は工法が

真逆になります。

パールは基本工法が、メタリックの真逆になりますが理論は同じです。


カスタムと言う観点から考えればそこが重要です。

これを見てコーティングを考えているユーザーさんもそこが大事です!!

ある傷を取り綺麗にしたい=美装なのか?

純正塗装を守りたいのか?カスタムの一種として輝かせたいのか?

同じ10万だと例えても、内容が全く違います。


パールであれば、より一層パール感を協調させる為には紫外線を取り入れます

メタリックであれば、複屈折原理を使って光をコントロールします。

今までの謳い文句とは全く違います。

私の意見がオカルト的な間違いであれば、クリアーソリッドで十分では?

何の為に、メタリックやパールが存在するのか?です。

それはクリアーと言う肉厚を持たせた際に起こる減色が大きな理由でしょう。

色の世界で仕事をしている人はお分かりになると思います。

全ては発色を殺さないようにする為の工夫です。


それすらわからないで、看板上げて大きな事を言ってるようであれば・・・

この業界から恥なので去ってもらいたいと正直思います。。

間違ってもディティールとは言わないで欲しいと心底思います。

明日から、傷取りコーティング屋とでも言ってください。


エステティシャンが肌構造わからないで施術するのと同じ事です。


他店やディーラーからの手直しだけでやっていけるこの状況が笑えます・・・

お客さんも馬鹿では無いです・・・オカルトだけでは見抜かれます。(苦笑)

目に見えた差があるから今でも顧客になっています。

ディーラーで同型同色車種の隣に並べれば違いが分かると思います。

ここまでやってディティーリングです。


まずは技術がウンタラ抜かす前に・・・

「何をしたらどう壊れるか?」「直す(復元)ためにどう壊すか?」

その理論を逆側から構築した理論を勉強する事です。


これだけ燃料が高騰して、全ての物価が上昇しているなかで真っ先に節約され

る業界が私たちです・・・

車は汚れても、傷が付いても走行には影響はありません・・・(苦笑)

目に見えにくい物に投資するほど馬鹿なお客さんはいません・・・

そろそろ生き残りを本格的に考える時です。

お互いに嘘を隠して叩き合ってる暇はありません!!

自分達を守る為にも、虚偽を捨てて協力しなければなりません。

ADJは今後、業界初?!の新たな組織改革を行います。

非常に難しいですが、志が統率されたADJ加盟店であれば可能だと思います。

今はとにかく全てのデメリットを探る事です。
Posted at 2008/07/25 5:47:56 | トラックバック(0) | ADJ本部研究室
2008年07月22日
昨日まで2台のご予約をいただきました。

グランドポイジャーとコルト・ラリーアートverRです。

グランドポイジャーはホワイトで結構くすみが多い気がしました。
どのくらいまで復元できるか?

もう1台のコルトは久々の赤。
腕の見せ所ですね。
ただオーバーフェンダーが・・・
無塗装。
どうやって保護したらいいか?

加盟店の皆様!
知恵を貸してください!


この2台をお盆明けまで仕上げる予定です。


一応ご報告まで(^^)v
Posted at 2008/07/22 13:34:54 | トラックバック(0) | ADJ秋田
2008年07月18日
本部研修時に見て使用して気に入ったので買っちゃいました!

ちなみに新品でオークションで6000円くらいで落札できました!


Posted at 2008/07/18 16:38:32 | トラックバック(0) | ADJ富山
2008年07月17日
納車時に必ず雨が降るADJ富山です・・・・(^^;)

本日、無事に赤エリシオンを納車できました!

今回は細かいところまで手を加えています!

今回の施工内容もβ+ペルマガード+SWXです。

ペルマガードに関しては部分的に2層にしています!

 入庫時に比べると目にわかるくらいトーンが落ち艶と光沢があがっています!

オーナーさんも実感していました!


 またフロントガラスは脱脂後にSWXを施工!

タイヤにはADJタイヤポリマーを施工!

 タイヤポリマーに関しては最高です!!!

研修時に始めて使用しましたが・・・

ADJ加盟店は是非試してみてください!

 嫌らしい艶や、いかにもWAX塗りました!みたいな感じはありません!

丁度いい艶があり持続もかなりのものだと聞いています!

 
 いつも納車時には去って行く車の後ろ姿を見ながら自己満足に浸っています!(笑)


 来月あたりにはクウォーツの導入とSWISSVAXの導入を考えています!

 

 
Posted at 2008/07/17 20:06:36 | トラックバック(0) | ADJ富山
2008年07月16日
こんばんは。愛知の岡戸自動車です。







筆不精で自分の方のブログすらまったく一つ

も上げていない状態で申し訳ありません・・・

マスターにあまり電話をすることがない(できない?)僕なので

、少しでも現状の施工レベルや知識を伝える意味とかも

含めて、ディティーリングももちろんそうですが、

こういったブログを書くことにもこれからはコツコツ取り組ん

でいこうと思っていますので、どうかよろしくお願いいたします。



写真の車両はオークションで仕入れてきたH16年のパサートワゴンです。

見てのとおりシングルの磨き傷が見事に入っています。しかもご丁寧に車全

体にまんべんなく入っています・・・

お恥ずかしい話ですが、オークション会場ではわかりませんでした・・・

言い訳になってしまうかもしれませんが、車が置いてあった場所がデパート

の立体駐車場みたいな所で、昼間でも真っ暗。外に置いてある車両でも、天

気が悪い日などは塗装の状態がなかなかわかりにくいです・・・

ウチは店舗が小規模で、在庫車をほとんどもたずに、お客さんに注文されて

からオークションで仕入れてくる形態が多いのですが、オークションに出品

されている車は少しでも高く売りたい出品者側が、この車のようにシングル

で時間をかけずにパッと見きれいにしたつもり的な物がかなり多くあります。

これは高級車になればなるほど、こういった磨きがされている確率が高くな

るように感じます。売れる金額大きくなればなるほど、少しの程度の違いで

ウン万、ウン十万と変わってくるので気持ちはわからなくもないですが、

けっこうかわいそうなことになっている車が多いです。会場によっては今回

のところのように、塗装の状態が確認しにくいところもあるので、確信犯で

やっている所もあるかもしれませんけど・・・

今回の車両は、幸い微粒子コンパウンドでサッと磨いてあるくらいの感じ

でそんなに深い磨き傷は入っていたわけではなかったので良かったのですが、

例え磨き傷がなくて綺麗な状態に見えても、最悪塗膜がものすごく薄くなっ

ている可能性とかもあるわけですし、マスターのようなゴッドアイとゴッド指

を装備しているわけではない僕もなにかしら見分ける手段を見つけないとい

けませんね・・・

お客さんには「オークション会場の車がおいてあった場所が悪かった」なん

て言い訳できませんから・・・



ADJに加入してから現在は、販売車にはギアのみで施工してます。理由

は、自分のシングルの技量に大きな不安があるから・・・ 削りすぎたも

のは元に戻せないので、シングルは解体車やボロイ代車で練習し、販売車両

にはルペスとADJコンパウンドで行っています。正直こっちはこっちでま

た使いこなせていませんけど・・・ なかなか思ったように仕上がりませ

ん・・・ 加圧?動かし方?バフ・コンパウンドの選定? そういえば研修

受けたADJ富山さんがブログで加水のタイミングがなんとかとも・・・

四苦八苦している現状ですが、なにがわからないのかもわからないレベル

ではマスターに教えてもらうこともできないので、今現在はもがき中で・・・



と、前置きが長くなりましたが、バフ目があること以外は大きな傷や凹み

や板金修理・再塗装の形跡もなく、内装も含めてとても綺麗な車です。

実はもう施工は終わって昨日納車したのですが、施工に関しては後日自分

のブログのほうで第一回目の記事としてアップさせていただきます。なん

か他の話で長くなってしまったのでwものすごーーく暇が出来たときにで

もまた読んでやってください。

施工終わっての感想は・・・ 写真撮るのって難しいっす!


Posted at 2008/07/16 1:21:39 | トラックバック(0) | ADJ愛知
2008年07月15日
思うような色彩を出し切れていないADJ富山です・・・(^^;)

やはり赤色は難しい・・・・・(^^;)

濃色のほうが作業はしやすいですね・・・・

 なんだかんだ言いながら・・・・

あれよあれよと時間が・・・・(^^;)

 それとも休憩しすぎなのか????(笑)

本部研修で息抜きも作業の一つと考え施工をしていますが・・・

 
 赤がこれほど難しいとは・・・・・

反射が強すぎて目が眩みます・・・・(笑)


 でもあきらかに質感と色彩は変化しています!!!

夕暮れ時に見るのがお気に入りです!

 さぁ!明日も頑張ろう!!!
Posted at 2008/07/15 20:38:46 | トラックバック(0) | ADJ富山
詳しくはコチラ♪


今日は娘が一人で立ってハイテンションな

札幌本部ラボの阿部でごじゃいます♪(爆)


今日は天気が良く、夕刻まで洗車を待っていました。

面倒だったから?とかではありません・・・(^^;;

夕日に当てて、イメージを確認するためです。

その結果、今回予定していた順番と工法を少し変更します。


※注意:音が出ます






最近の塗装は、フッ素や酸化チタン合成樹脂が大半となり新車でも疎水状態です。

↑動画は、脱脂洗浄直後ですが低撥水&疎水しています。

日中水を掛けた時、今までの新車の塗装とは何かが違うと直感したので確認

メーカーさんの事情があるので、塗料メーカーや諸々は出せませんが・・・

ある時・・・撥水が微妙に変わると言う感じでしょうか・・・いえないけど

担当者いわく・・・「塗装課の人間ですら気が付かないよ〜(^^;;」と一言

人との交流を避け・・・何処へ行っても・・・塗装ばかり見てる変態野郎には

少しの変化も見逃さないのです。。<(`^´)>エッヘン


町を歩いても車の塗装・・・信号待ちしても塗装・・・変態です♪

綺麗なお姉ちゃんより走ってる、停まってる車の塗装を見ています。(苦笑)


しかし凄いです・・・日本の塗装技術は・・・(>▽<;; アセアセ

腕のいい板前やコックが、漁師や市場関係者と繋がりを持ってるのと・・・

仲買人を通して買ってるのとの大きな違いでしょう。(笑)

動画見ても分かるように・・・わざわざ不必要に研磨して・・・

意味の分からないコーティングして塗装の撥水基を壊しています。

お金出して、塗装を壊されている事実をいい加減に知ってください。。

新車から3年で撥水基は無くなり5〜6年で光沢が落ち塗装が劣化します。

これがディーラーの販売戦略です・・・わかりました?

フッ素コーティングを新車に勧めてる方?

やってる事がどう言う事か?お分かりになりませんか?(^^;;

塗装を守るから!!とお客さんからお金とって・・・塗装を壊しています。

これって詐欺同然では?!知識と理論がわからないと詐欺になり・・・

分かっていると復元理論になります。(苦笑)



とにかく、この価格帯の車種はライン工程を短縮量産しなければ採算が合わな

いので高級車(セルシオ・クラウン等)のパール工法とはまた違います。

それでもここまでクウォリティーの進化は凄いです。

見えない所には金を使わない・・・世界のトヨタ・・・さすがです(^^;;

マツダとホンダは見えない所にお金使いすぎ!!(爆)

ファミリーカー層とマニアックカー層の区別ができない?

そう言う意味で、トヨタの販売戦略の上手さを感じます。



↑画像は、パール塗装のイメージです。



↑画像は、メタリック塗装のイメージです。


比べてみて何が違うか?分かる人だけ分かってください(爆笑)



パール塗装は、高品位になればなるほどこの層が多くなります。

注目は、最下層に青・紫系の層があります・・・。

光源波長で考えると・・・紫外線〜可視光波長ですね?

と・・・言う事は???コーティング種類を間違えると大変です(^^;;

紫外線を屈折させないコーティングが必要です。


みなさん気が付いていないかもしれませんが・・・

塗装の性能によって、コーティングの耐久が変わる事・・・

コーティング性能に準じた工法か?無視した工法か?

本当に塗装知識がある施工店は工法選択でわかります。(苦笑)


例えれば・・黒人・白人・黄色人でファンデーションが違うのと同じ!!


今回は、塗装の中のある物が強いので施工内容を若干変えます。

理由は・・・やっても無駄だから!!その分補強として回します。

施工しながら修正していきますので、現段階では様子を見て変更します。
Posted at 2008/07/15 1:45:58 | トラックバック(0) | ADJ本部研究室
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