ADJ本部ラボの阿部です。
先日から、研磨剤の改良とコーティング手順
などを調整しています。
クウォーツの旧バージョンとNEWバージョン
そこにペルマガードとポリマーガードの組み合わせで塗装にあわせて、
更に密な物にしたいと思います。
ペルマガードを更に赤外線と紫外線からガードすべく新たな改良を加えた
製品を現在作っています。
ペルマガードに手を食わせるのではなく、新たに製作しています。
クウォーツを今後どう扱うか?なぜADJはVOC規制の背景にクウォーツか?
それはADJグループの人間はお分かりだと思います。
ただ塗るだけでは意味がありません。
クウォーツは、ご存知の方もいるとは思いますが、有機危険物指定の製品です
しかし、揮発性の物質が揮発すると純粋な無機質になります。
ガラス樹脂コーティングとは別格のコーティングです。
親水性と言う事は、フッ素などの添加物が入っていないという事です。
なのでADJではバインダーとして下地研磨最終処理で使います。
コーティングではありません。
2層目のペルマガード〜コーティングと言う認識になります。
コーティングは有機ベースで、下地は無機ベースです。
無機質を表に出さないと言うのが、ADJの工法です。
有機皮膜は当然、劣化して剥離します。
その時に、デポジットや軽度のスクラッチを同時に抱えて落ちます。
ですが、塗装最表面は無機質で覆われている為、塗装はガードされています。
クウォーツは、鉄や銅などの物質に塗らない限りウェーハー(皮膜)は確認
できません。
塗装の最表面を溶剤で溶かし一体化するので塗装になります。
塗装はモノマー分子構造理論で出来ている為に、分子の大きい物と小さい物が
有機溶媒で混ざり合っています。
この有機溶媒が揮発すると、塗装は硬度が上がり皮膜形成します。
この時に、分子が大小で分離します。
スプレー缶を皆さん必ず振ってから使うと思います。
それと同じ原理です。
その構造理論を明確にした塗装が、クリアー施工車両です。
クリアーは中塗りより分子が小さく密度があるので艶発色がよく水垢などの
汚れが付きにくい構造になっています。
商用のハイエースなどの白ソリッド塗装は、黄ばみや水垢が従来付きやすく
その度に、研磨剤入りのシャンプーやワックスで落としていました。
ですが、研磨するという事は分子が小さく硬い皮膜(ホーロー層)を剥離して
しまい、更に荒い分子の塗装面となり艶が落ち、汚れが固着します。
従来のポリマーコーティングなどはこの事から生まれた製品です。
ですから今現在もその名残があって皮膜形成型のコート剤を競っています。
ですが・・・よーく考えてください・・・
現在の車両は8割がたと言って良いほど、クリアー施工車両です。
ポリマーやコーティング皮膜の変わりに既にクリアーが塗られています。
クリアーは塗装を守る為に塗られている物ではないですか??
柔軟なガラス質の皮膜(膜厚)を取るには・・・フッ素樹脂が必要です。
クリアーにも低撥水のフッ素が混入されています。
その上に、強いフッ素であるコーティングをしたらどうなるでしょうか?
フッ素は、時間が経つと劣化して剥離する性質があります。
言わば、撥水基と呼ばれる物です。
それが剥離すると(新車屋外保管で約3年〜から撥水が浸水状態になります。
このとき初めて、フッ素を充填するのです。
ですから、フッ素系ガラスコーティングは否定していません。
中古車再生の充填剤としてはこの上ない製品です。
私が言っているのは、新車塗装にはせっかくの塗装を劣化させると言う意味です
この意味が分からない?どうしようも無いくらいの馬鹿?!が化学だのウンチク
垂れている事が、アホらしくてしらけてしまいます・・・(^^;;
新車の塗装にあるフッ素樹脂皮膜を大事に保護してあげる事・・・
劣化を遅らせる=新車状態を長く保管する事がコーティングの意味です。
新車を買って、皆さんそれを維持したくて最初の頃は洗車ばかり気にします。
ですが、洗剤を使うと塗装は溶けて減っていきます。
アルカリ反応で、塗装最表面が柔らかくなり傷も入りやすくなります。
それが嫌だから高いお金で新車時にコーティングするのではないですか?
しかし・・・その効果が感じられない事が不信感となります。
これは誰が悪いと言えば、知識の無い業者が一番悪いのです!!
本人達は、磨いて塗って、その場が綺麗でお金になれば良い考えだからです。
そんな人間ほど、「職人だ!」「プロだ!」と粋がってるだけです。
ADJは、基本は下地ベースまでしか行いません。
あとはオーナーさんが好きにオーバーコートして乗るのです。
そして、半年毎で物理的な傷などを落とし、減ったクリアーを盛ります。
この繰り返しで塗装を常に一定に維持して行くのがADJ工法です。
塗装を削る感覚ではなく、クリアー塗料として塗ってある皮膜を削るだけ!
なので無機質をベースに施工します。
ただそれだけです・・・(;・∀・)
下絵描いてあげるから、色は自分で塗って!!
そんな感じで取ってくれれば分かりやすいでしょうか?
当然、コーティングも依頼されれば下地から計算してコーティングを選定し、
その車の塗装種類〜保管・使用環境など全て考えて最適な物を施工します。
ですから、コーティングはADJには決まった物がありません。
当然、機材も設備も皆さんバラバラです。
ADJ工法は、理屈理論が統一されているだけです。(苦笑)
コーティングだの・・・機材だの・・・
そんな事を真似しても意味が無いのです・・・
ADJの加盟をお断りしてる大半の方々は・・・こんな事ばかりしてる人です。
他店や他社の悪口は言う気はありませんが・・・
とにかく偉そうな事を言ってるわりに・・・女性マイスターだの・・・(^^;;
ADJの真似をしているドンタコス社長さん?(爆笑)
あなたには、ポリシーや信念は無いのでしょうか?
面と向って、文句を言える器量もない・・・遠まわしに愚痴って??
結果は同じ事真似してるだけでしょう・・・(-"-;A ...アセアセ
メンドクサイし邪魔なんで、文句あるならお宅のインストラクター相手に勝負
してあげてもようござんすよ?_(⌒▽⌒)ノ彡☆ばんばん!
下手糞な業者相手に、粋がってもしょうがないでしょう?
最新検証機材持ち込んで、理工学部の検証チーム同行でお伺いしますよ!!
自信が無いなら、謙虚に業界の隅っこでスタンド相手に頑張りましょう♪
ドンタコスVSキーパーコーティング
このレベルで頑張ってくださいな!(爆笑)
年金じゃ生活できないだろうから・・・大目に見てあげましょう。(^^;;
話は戻って、96年カマロZ28のソリッドブラックにて研磨剤等の最終調整します
すでにbBで、FLEXとルペスとシステムフォーのギアで試験しています。
今までの研磨剤では、ルペスとFLEXが合わない状態でしたので。。
当然、最終処理はシングルで仕上げます。v( ̄Д ̄)v