2008年05月24日
施工画像はコチラ♪


変態と書いて・・・ADJ本部の阿部です(爆)

ADJ本部は・・・実は時間掛けないとできない?

イエイエ!!

1日で、低年式車だってOKです。

洗車に半日、磨きに半日です。

今回は、依頼者の都合により最短施工です。

ですが、クウォリティーはオーナーさんがわかるでしょう。

何とオーナーは・・・この人ですから(笑)


今回は、フレックスギアと1500とギアマジックBと6000のみで施工です。

バフは2枚です。

バフが最適な物があればおそらく、ギアマジックだけでいけます。


ヘッドライトもギアマジックで仕上げています。
石油系溶剤を含まないので、再劣化しません。
一度お試しあれ!!


Posted at 2008/05/24 10:04:19 | トラックバック(0) | 統括本部事務局
2008年05月23日
山口県のスクーデリア所属 妄想族3号です(汗)
加盟店の皆さん!うちだけではネタが・・・

さて 最近雨染みとかゾウリムシとか劣化したコーティングを剥ぐ依頼が続いてます。単体施工だからしょうがないといえばそれまでなんですが・・・
このSC430もレクサスコーティングですからガラス単体でしょう。まずは剥がないと磨けませんから剥ぎますけど削らない。正確にいえば膜厚はうすくなってますが 削ってはいません。
削らないで有名?なところではガラスコーティング剥ぐのに3日掛かるそうですが・・・1日です・・・剥いで磨いてベースのクォーツまで(笑)
中層にペルマガード 上層に市販ガラス系簡易コーティング?です。あまり見ない色なので発色よくと思ってやってみたですが・・・(汗)


まだまだ修行が足らんです(沈)
Posted at 2008/05/23 16:00:39 | トラックバック(0) | ADJ山口
初めまして、エレガントデザインの中村です。

此処に書くのは凄く緊張しますね〜


さて、昨日の本部の記事にも書いてありましたが、17マジェスタオールペンの
 
202無事に納車しました。

今回は先輩方とペルマガード、そしてある生地に助けられ施工する事が出来ま

した。技術と経験の無さを身を持って知りました。

このマジェスタは今秋にはまたオールペンの予定だったのです。

私達の所に入庫する殆どの車は塗装を「捨て膜」だと思っています。傷が付け

ばオールペンです。1年に1度オールペンする方もいます。私はその考え方を

変えたかった。だからあえてオールペンが決まっていたこのマジェスタを

選びました。オールペンをしなくても塗装は蘇る事を知って欲しかった。

気が変わってくれたら自分の中では成功だなぁ〜と(笑)

MF、ペルマガード2回で時間の関係上終了しましたが、近いうちにまた

入庫し完成させる予定でいます。

Posted at 2008/05/23 15:39:10 | トラックバック(0) | ADJ埼玉
2008年05月22日
ADJ本部札幌ラボの阿部です♪

オーナーさんと連絡が取れ納車完了。


入れ替わりでVWポロが入庫です。

明日くらいに、レガシーB4の新規施工♪



エレガントデザインの中村さん(女性ADJマイスター)もセルシオ202塗装を

奮闘していますね(笑)

マイクロファイバークロスでも、拭き傷ができると困っていました。(笑)

埼玉と同じ工程にて作業を進めていました。

埼玉でも実感したと思いますが・・・トヨタ202ソリ黒塗装・・・

同じ工法で拭き上げ傷が出来にくくなったでしょ?(笑)

ソリッドだけではなく、クリアーの柔らかい車両には有効です。

特にスポット的に傷を追う場合にはとても良い工法です。


その上に、ペルマガードを塗りこむと・・・あ〜ら不思議?!

拭き傷が出来にくくなります。(ある意味新車より凄いです)

これがADJ工法です。。



ディラーで・・・他店で・・・コーティングしたけど洗車傷ができやすい・・



そんな方は、全国最寄のADJマスター店へご相談下さい。

この工法は、マスター店のみご教授します。


ペルマガードだけでも、クウォーツだけでも不可能なんですね!

6000コンパウンドは、石油の臭いではなく・・・あるもののにおいです。

似てるので間違わないで下さいね!!



画像では分かりにくいですけど・・・ワントーン色彩が下がっています。

更に黒くなりました。(笑)

ペルマガードは、使いこなせばコート剤ではなくフィルムです。

使いこなせない人には、ただのポリラック並でしかありません(爆)

ペルマガード正規店は、撥水仕上げになりますが・・・

ADJペルマガード施工は、疎水(滑水)仕上げになります。

この工法も、マスター加盟店のみ6月中位には正規施工とします。

Posted at 2008/05/22 1:04:52 | トラックバック(0) | ADJ本部研究室
2008年05月21日
今回の施工は・・・

下層=クウォーツ
中層=MF(99.876%無機)
上層=ペルマガード
最上層=スイスヴァックスコンコルソ


4層仕上げです。

何故に4層になったかと言いますと・・・

グリス染みがクウォーツ&ポリマガード層まで達してしまった為に・・・

塗装をスポット的に削る事になったので、削った分盛りました。

MFやFPは、コート剤ではなく元々は塗料ですので(笑)

手塗りの無機塗料です。


1.研磨した肌荒れ面をクウォーツの溶剤で溶かし均等にしレベリングします。

2.その上に、無機クリアー塗料のMFを施工し一晩室温30度、湿度50%熟成

3.硬化したMFクリアー層をレベリング研磨し更に艶を出す。

※この間、研磨をし過ぎるとMFが白ボケを始め、ペルマガードとの相性が悪く
 なる危険がありますので要注意です。

4.ペルマガードをADJ工法で2回塗り

5.指でスイスヴァックスを膝下箇所に施工


リア・助手席席ドア下・右リアドアなどぶつけた傷?がありました。

リアとサイドのリップは、DPAの振動で塗装が剥げた部分から剥離するので

タッチペンで樹脂部のみの傷を埋めたのですが、大きく塗らないと振動で剥げ

るので大きめに塗ったら・・・目立つ(^^;;

次回、エアブラシで綺麗に補修してあげます。

多分・・・雪か何かできずがついたのでしょう。。


前回より飛び石がかなり増え・・・気休めかもしれませんがペルマ施工しました

オーナーさんの予算の都合で、余り物施工ですが(^^;;


赤や黄色は、写真は綺麗に写りませんが・・濃色系は実物より綺麗に写ります

だからどこのコーティング屋さんのHP画像は黒が多いんですかね?


今回の自己採点は・・・67点/120満点!!(T▽T)アハハ!


黒系は、あまりの簡単さに拍子抜けします。

赤の2台後に、濃色は凄く楽に感じるのは気のせいでしょうか(笑)

札幌ラボは、日中と日没を想定して照明を変えながら確認調整します。


今日は雨だったので・・・最終確認後納車です。
Posted at 2008/05/21 2:05:53 | トラックバック(0) | 統括本部事務局
2008年05月20日
ADJ札幌本部ラボの阿部です。

光源の違いなどはありますが、

天候はほぼ同じの曇りです。



画像では大きな差は見えませんが・・・二方のオーナーさんにはわかります。


二人とも、冬季にはエアロをノーマルに戻した時・・・

ノーマルとの色の違いを知っています。


2007年verでもその違いがはっきりわかりました。

左単体で見ると、市場業務用無機ガラス最高峰コート3層です。

右が、ADJ新工法の無機有機のハイブリット3層です。


ADJ工法は、地層原理と屈折原理をディティールに応用しています。

2007年まで、業務用最高峰の無機質コート剤の施工を主としました。

データーを取るためにあえて予想はついていましたが行いました。

結果・・・ご存知の通り予想以上のデメリットが出ました。


北海道ではトヨタ系ディラーさんは自社コーティングを撤退する所も増え、

相談に何社か来られています。

あいにく、ディラーとの価格や納期などの関係で保留です。

クレームが怖くて相談に来ますが、商売ベースが離れないので進みません。

何でクレームが出るか?根本的な原因を全く分かっていません。

素人に「超」と「ド」が付くほど知識もありません。

私の顧客のほうが、業界人並の知識をもっています。(笑)


ディーラークレーム請求の仕事が多い私ですが・・・

毎回、引継ぎの際によき聞く事は・・・「お客さんが神経質な方で・・・」

あたかも、お客さんが過剰だと言いたいかの言い訳が毎回です。。


中古車屋も新車屋も・・・私には世界が違うので売れればいいんでしょうけど

オークション会場行く度に・・・格好が笑えますね(笑)

え?!それってコピーのバック?みたいな貧乏な成金?そんな業界ですよね。


そんな自動車業界ですが・・・そこに気が付いてる業者さんも増えています。

ADJに加盟してきている人たちも同じだといえます。

加盟はしてないですが、興味を持って作業風景を見学に来る方も多々います。


みなさんは、ビフォーとアフターしか見ていないのでイマイチ実感が無いのかも

私のところは、オーナーの目の前・・・たまにやらせてみたり(笑)

目の前で変化がわかる施工や、見た目より難しい作業工程などを知ってもらう

毎回こんな感じで、毎年少しづつですが口コミで集まってきます。


ガラスコート単体の無意味・・・??

お客さんの主観に合わせた工法・・・説明・・・


ADJのメンテンスは、ただの塗り替えではないのです。

ある意味、リメイクでもあります。

3ヶ月・・・6ヶ月・・・1年とまた戻ってくるまでのスパンに合わせた防汚機能

メンテスパンの間は、極力洗車などの費用は出させない事でメンテで払う。

これが、オーナーさんにも車にも環境にも優しい施工だと考えます。


私のメンテは、常に新規施工と変わりません。

本当にお客さんが求めている物とは何か?

毎年テーマを掲げ、施工しているわけですが・・・いつまで続くか・・・(^^;;

ネタが無くなったらこの業界をキッパリ去ろうと思います。

常に趣味の感覚を持ち続ける事は、現実的に商売としては厳しいです。

ですが、商売よりに寝返ってしまう事もまた現実的に商売に影響する仕事です。


それが「美」の世界であり「主観・感性」の業界だと思います。

本当に何が良いのか?ではなく、良くする為に何をするのか?だと思います。


ADJは、無機と有機を巧みに使い分ける組織です。(どちらも否定しません)

それに合わせた下地処理と知識を追い求めるマイスター集団です。

コート剤や研磨剤の性能なんてどうでも良い事・・・

究極は水道水が研磨剤であり、クリアー塗装がコーティング剤です!!


防汚や保護なら、2007年ver

美装=メイクアップ保護(紫外線と熱)なら、2008年verとなります。


去年までの無機施工の研究があって、改めて実証から生まれた施工方法です。


今度は、数値的な部分で有機と無機のデメリットとメリットを出します。

熱対策と紫外線対策・・・

Posted at 2008/05/20 14:23:28 | トラックバック(0) | ADJ本部研究室
ついに新型ギアアクション披露♪

先日行われたインポートカーショー

in幕張メッセに披露された同型種です。


定価¥115.000



ADJは早くも3機購入で、山口スクーデリアと富山クラスワンの2店へも納品です。

画像公開が禁止されており発表できませんでしたが、既に実践投入済み。

磨きの特化した馬鹿集団?(爆)ですので・・・(^^;;

旧型フェスト150と同じく左回転の8mmと扱いは至難の業です。(苦笑)


トルクパワーは、ルペス100Vの2倍?

仕上がり感はほぼシングルアクションと同じと言っても良いです。

ただ・・・このポリッシャーの性能を発揮するバフが・・・

パッド形は・・・135φ?

低反発は暴れるし、テーパーだと面圧分散が多すぎてダメ。


コンパウンドは、ギアマジックの性能がフルに発揮されます。

コンパウンド8種類を試しましたが、設定はソナックス?


明日は、ソナックス(改)でレベリング入ります。

ソナックスの弱シリコン分が無くなるほどの摩擦力です。

ですので、従来のシリコン粉砕型のほうが良いと判断しました。




ちなみに・・・このA4は黒ではなく、コンメタです(笑)

RX−8の技法を使って、黒に見えるような工夫をしています。

立体駐車場のグリス染みがサイド面も酷く何とか全除去です。


あすは200mmの降水予報で天候が悪いので、明後日納車になりそうです。


Posted at 2008/05/20 1:16:46 | トラックバック(0) | ADJ本部研究室
2008年05月19日
ADJ札幌ラボです。

ポリマガード+クウォーツ+FP施工のアウディです。

ご覧の通り・・・FPが白濁艶引けしているのが確認できますでしょうか?

冬前に、無機無溶剤のFPを施工しました。

中途半端な下地処理をしているから気が付かないだけです。

この車のように、MAXの下地処理をした濃色車はこのようにわかります。

前回のRX-8も同じ状態でした。




やはり・・・樹脂は所詮樹脂って感じです。。

商材単価や施工性などは極めて良いコート剤ですが・・・

捨て膜としては十分なコストパフォーマンスだと思いますが、1年持たない。。

関東や降雪地域外の環境ではおそらく良いのでしょう。

ですが、北海道では所詮何のコート剤も半年持ちません。

夏季の半年は逆に北海道の方が良いと思いますが、冬季の半年はダメです。


特にこの車は、立体駐車保管で上のゴンドラのグリスなどの垂れによる被害

がルーフ・ボンネットなど酷い状態です。

初期状態に戻すだけでも、新規施工並みです。(苦笑)

かろうじて、クウォーツで塗装への被害はありませんが塗り替えです。


とにかく、FPのデポジットが施工した全車クウォーツより酷い状態です。

元々、デポジットはできる=捨て膜として開発してきましたが・・・

私たち開発や施工側には当たり前のことなのですが・・・

お客様は分かっていても気分があまり良くないとの事でした。


去年のRX-8の施工から、有機捨て膜をFPの上に採用してきました。

WAXを批判されている元関係者がいるようですが(笑)

ちゃんと無機もつかってますからぁ〜と言っておきますね!!(爆笑)


無機3層コート


これをやり出したのは、自分です。

どこかの個人業者さんは人の工法堂々とやってるようです。

無機3層・・・全く意味がありませんと実証にて言っておきます。(笑)


商用車的な考えのユーザー用に考えた工法であって、ディティール的なユーザー

には絶対にお勧めはできません。

あくまで無機3層コート工法は、サーキットや商用的な使用を目的としています。

デポジットよりも、鉄粉やミスト被害などを優先した工法だと思って下さい。

よって、ADJのお客様のような美観を重視したディティール優先の車両は不向き

ADJ工法は、無機樹脂コート剤を否定しているのではありません。

コート剤が無いわけでもありません。(笑)


あくまで無機ベースコート剤のデメリット改善と美観調整です。

なので有機樹脂やWAXを最上層に用いた工法を行っているだけです。

基本は、下地研磨技術で限界まで対応するのがADJ工法だと言うことです。

勘違いされぬようお願いします。



なんだかね・・・キリスト教とイスラム教どっちが良いか?みたいな考えを

持っている開発や販社・・・そしてそれに洗脳された?ユーザー・・・

無機も有機もどっちが良いかは、求める方向性で変わります。

私たちの仕事は、美観か?防汚か?で使い分けるだけです。

美観重視のオーナーに無機施工したらどうなりますか?

防汚重視のオーナーに有機施工したらどうなりますか?

それだけの違いではないでしょうか?


私はどちらの方でも、1層目までは無機工法をとります。

2層〜3層の工程が変わってくるだけです。

あとは、住んでいる地場環境でも異なります。


なんで?どっちが良い?と否定や批判をしあうのか?わかりません(苦笑)

どちらにせよ、無機は私の中で有機着床防止のバインダーでしかありません。


SWXもスイスヴァックスも、美観とデポジット被害を調整する捨て膜。。

難しい事言ってないんですけどねぇ〜・・・(^^;;

全国的に自動車業界は頭の良い人が少ないのは気のせいでしょうか?


MFとFPの開発側の担当者を切らせて頂いた理由がこれです。

物が良いとか悪いとかではなく、長・中期検証なしで売ってしまう考えです。

こうやって、一部地域かもしれませんが・・・被害は出ます。

こういった検証を行ってから市場に出さないと問題が出ます。

そのときに責任を取るのは、開発や販社ではなく施工店です。

そうやって、ユーザーから施工後のクレームを現場は抱えています。


いくら、こうなるとわかって説明していても・・・現実なると・・・

お金を払っているユーザーは、嬉しくはない光景です。

知識や興味の乏しいユーザー層に合わせる開発ではなく、売る側に合わせた開発

私はこれに対し、以前から指摘しています。


一般的なユーザーは、結局は綺麗か?汚いか?傷があるか?無いか?

そこになります。

だから色々と頭を使い、検証し、一つに固着した考えは持ちません。

ADJは基本的に自由施工というのは、今の業界の考えが間違っているから。

私たちは、アドバイザーであり、下地処理の専門職人です。


上物を何を指定されても、100%の性能を引き出し改善するのが本文です。


メンテンスとは、劣化した施工済み車両を復元することです。
Posted at 2008/05/19 0:54:46 | トラックバック(0) | ADJ本部研究室
2008年05月17日
オーナーさん夫妻来店♪


大蔵省の奥様もOK!!(o^-')b グッ!


続きはコチラ♪


今回時間が掛かったのはブツまち・・・


作業自体が長かったわけではありません。


いろんな構想を考え、オーナーさんが「ソリッド赤がいいなぁ〜」

その言葉を聞き逃しませんでした。

本来、メタリックレッドであればソリ赤みたいな発色を出すには・・・

柚子肌(新車の塗り肌)をカットして屈折量を少なくし・・・

クリアー層を中塗り近く(薄く)しないといけません。

よって、大半の業者さんや塗装屋さんはかなり塗装を削ります。

削る事によってのデメリットを知っていて故意的に行うのがショーカーです。


ですが、殆んどの施工店は意味も分からず目に見える主観だけで行います。

ですから、目に見えてそうなった時にはかなりの量の研磨をしています。

素人のお客さんと同じ目線のレベルで2人で喜んでいては終わっています。


塗り肌も膜厚も変えずに・・・しかも磨きで・・・鏡面に見せる。

一見・・・「誰でもできんじゃん」と言われると思いますが・・・

そう言うあなたは、「家って空中に建てれるじゃん」と同じ意味を指します。


そのくらいできそうでできない=物理理論なのです。


まともな技術や知識のある同業者さんならこの難しさがわかりますね?


お客さんは単純に「ショカーみたいにツルツル肌で」と言いますが・・・

柚子肌を取るということは、ティンプル効果を失う事になります。

この柚子肌は、ゴルフボールや軟式ボールのボコボコと同じです。

無くすると車体に風がまとわり付き、静電気を発生します。

汚れやすくなるという事や、塗装が極端に削られていますので耐久も下がり、

塗装劣化が進行しやすくなります。


水性(水系)塗装は、この塗り肌が水ベースなので殆んどできません。

よって、汚れやすいのが水性塗装車両です。

新型三菱車・欧州車を所有している方はいかがでしょうか?(笑)


なのでこれからの塗装は、シングルの出番は最終局面となるわけです。

従来と正反対になってくる理論になります。

既存油性塗装は、最終ダブル&ギア仕上げが一般的です。

シングルで最初に、柚子肌を大きく壊し鏡面にします。

そこに、塗装が柔らかく膜厚があるので、最後に偏芯運動ですと凹凸の塗装面

になりせっかく艶感を上げても最後に表面を荒らして艶引けさせていいます。

この時点で理屈的に何がしたいのか?私にはわからないのです。


私は、従来も新型塗料も工程は全く同じです。

次世代塗装の車になればよりいっそうシングルは最終になります。

この理論は、セミナーに参加した人や直接見た人が分かると思います。



でわでわ・・・ブログや加盟店には「シングル」を練習させています。

話しが食い違っているではないか?

そう思う人もいるでしょう(笑)


私は、現在・・・シングルは講習会のみしか使用していません(爆笑)

ギアアクションとダブルアクションでしか仕上げていません。

去年まで試験していた技法を、今年から実践しています。

頭で考えていた理論を、結果として試験しているのです。

だからコンパウンドに苦戦しています。

次世代塗装の物理的なデメリットを改善します。


それが、この車に(既存塗装)使われて一応成功しました。

はっきり言えば、この車がマツダディーラーから来た時・・・

リア周りは、かなり磨かれて柚子肌が無くバフ目のオンパレード♪

スムージングしたトランクパネルだけが浮いていました。


そこに偽似の柚子肌(屈折層)を戻しました。(笑)


そして全体に柚子肌を落とさず鏡面に見える工法を考えました。

柚子肌がある以上・・・光が屈折しメタリックに反射するので色が飛びます。

「朱赤」のような、オレンジの金属調の色彩が強くなります。

普通の人は、この段階で言っている意味がわからないと思います(笑)


山脈地帯と盆地では、同じ角度の太陽光が当たれば同じでは無いと言うこと。

山脈の高低差が不規則にあれば、陰陽の差がはっきり出ます。

盆地は、光が屈折させれる事無く中塗りに光がまんべんなく届きます。

その違いです。


この違いが、メタリック粒子の反射に影響します。

板金塗装屋さんが、メタリック塗装のボカシに苦労するのも同じ意味です。

メタリック粒子に当たる光の屈折で色が変わってしまいます。

なので、柚子肌(塗り肌凹凸)を削り盆地にすると真っ直ぐ光が入ります。

よって、一方向のメタリックにしか反射しないので色彩トーンが落ちます。

これが一般的なやり方ですが、塗装も相当なダメージを負います。


私は、この理屈理論を上手く使います。

だからWAXを3種類使い分けたトップコートを行いました。

パネルごとに全て違う施工をしています。

ですが、WAXだけだとただデラデラ反射してメリハリがありません。

そして、熱劣化を計算しながら、蓄熱・放熱などをかんがえました。

ですから、ルーフとフロント・サイド・テールのバンパーリップとは施工が

全く違います。

共通しているのは、ベースのクウォーツだけです。

ペルマガードは、曲線・MF&FPは直線部に使用しました。

これは、流線部位と直線部位を故意的に物性理論で差をつけ立体感をだす為。

膜厚と艶光沢の使い分けです。

WAXもカルナバロウの含有率によって使い分けています。

これらは、熱による耐久性と美観を調整する為です。


言葉ではイメージがしにくいでしょうが、近所の爺さん、婆さんでも違いが

分かります。

そのくらい、コート剤の変則的な使い方と膜圧の取り方で差が出ます。

これはコート剤が凄いわけではなく・・・あくまで物理特性の応用です。


予てから言っている無機の悪い部分を逆転利用しました。

無機ガラスコートは、光(紫外線)の屈折をさせません=艶が増す

そこを今回利用しました。

そこにペルマガードの膜厚を加え張り出しを強調。

カルナバの含有率による反射屈折を利用しただけです。


そして、塗装面を縦深度の磨き傷を故意的に作り荒らしました。


ガラス面に、切れ目をいれたら光は斜めから入っても層ができて遮断されます

切れ目に当たり真下に光が落ちる仕組みです。


頭がパニックになったかなぁ〜(^^;;



透明な下敷き(樹脂)に、カッターで沢山傷を入れればどうなるか?

斜めから透かしてみたら透明感はありますか?

白く遮断層が入って透けないはずです。(笑)


これは、ダイヤモンド粒子をナノ変化させたものを入れました。

塗装面に、規則正しい切り傷を入れていくイメージです。


これによって、柚子肌で屈折した光が遮断層にぶつかり真下に規則正しく落ち

光が同じ角度で塗装に入る為、メタリックが目立たなくなります。


ペルマガードとWAXによって、その傷が隠蔽されるため鏡面に見えます。

光源が当たっても、傷の存在はわかりません。

WAXを最上層に施工してあるので、WAX面で光を反射します。

これもまた当たり前の理論を使う事で、成功しました。

軽い光源はWAXで反射、重い光源のみを塗装に通過させます。

重い光源とは、原色濃色質の光源ですので反射も重みを増します。


あくまでこの例えは空想理論なので表現が正しいかはわかりません。


私が言いたい事は、ユーザーの求める質によっては無機も有機もどちらが良い

とは言えないと言う事を言いたいだけです。

磨くコンパウンドも機材も全て同じではないという事です。

そして互いのデメリットを計算すればメリットにも変えられるということ。。


ただ無闇にポリッシャー回しても、コート剤を塗りこんでも無意味です。

ADJマスターたちは、常に想像・・・妄想?・・・しながら施工する事。

それが、美装とディティーリングの違いです。


明日からは、アウディーのメンテナンスが始まります。

赤の2台連ちゃんは目が痛い(>_<)です。
Posted at 2008/05/17 1:03:22 | トラックバック(0) | 統括本部事務局
2008年05月15日
札幌研究室です♪


本日、88%終了です。

オーナーさんから1発KO・・・?

ではなくOKが出ましたぁ〜♪

後は、ルーフ&ボンネットをどうするか?

しかし、画像では普通に見えすぎてダメだね(^^;;


8ちゃん♪のルーフは流線美があるので(見た事ある人ならわかるかな?)

この車の最大の見せ場は、3パネルが交わる接点部分です。


ドアパネル+フェンダーパネル+ボンネットなど・・・

後は、前後フェンダーた張り出し部分の曲線パネルです。

当初ペルマガードは使用しないつもりでした。。

ですが、流線と直線をどうしても区分けしたいという事で使いました。


画像は・・・普通のベロ赤に写ってますね・・・

実車は、社長とオーナーが唖然としてたと言えば想像がつくでしょう・・・

光の当たり方で、パープル?ピンク?パールみたいです。

スイスヴァックスは、同パネルでも2種類を使い分けました。









実はボンネットとバンパーエアロはコート剤が異なります。

ボンネットは、クウォーツ+ペルマガード+FP4

バンパーエアロは、クウォーツ+スイスヴァックスシールド

滑水・・・同じですね(苦笑)

正直・・・撥水角はシールドが上です。


オーナーさんいわく・・・従来のWAXのイメージではありません。


画像では分かりませんが、オデッセイ同様に下に向けて色が変わっています。

下に向けて、ソリッドレッドのようにメタリックが目立たなくなってます。

イメージわきますか?(笑)

なので、下側の方が思い色合いになり重厚感が増します。


そして何より、タイヤハウス内・ダクトの樹脂部をMF施工しました。

黒い部分を更に黒く見せる事で一層重みを増します。

タイヤコートは、ADJオリジナルタイヤポリマー使用です。

全国加盟店さんも徐々に動き出しました。

これからが私達の進化の時です。


美装・コーティング屋と、ディティーリング屋は意味が違います。

英語も日本語も単語の意味が違います。

ディティーリングは芸術&美術性を差します。


どちらにせよ・・・下地研磨技術なくしてこの弾きはできません。
Posted at 2008/05/15 20:55:51 | トラックバック(0) | ADJ本部研究室
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