2008年05月15日
札幌ラボです♪

今日は雨天でした。

室温25度に設定で1日熟成させました。


しかし・・・最近のデジカメは良く写る(^^;;

上手くなった錯覚になります。(笑)

なんか・・・思ったと通りにならないです。

何が悪いのか?綺麗なのに見慣れてしまったのか・・・

自分の中で、赤の最高点は2003年のSEMAエンツォなんで(苦笑)

それから比べると納得行かない仕上がりです・・・。


塗装の種類が違うから仕方ないのはわかってるんですが・・・


誰が見ても、「あの車はADJ札幌の馬鹿が磨いたやつだ!!」とわかる仕上げ

それが目指す所なんですが・・・ほど遠いです。

明日、無事に予定どおりブツが届いたらいいのですけど・・・

もっと低重心に見える工夫を最後にしたいと考えています。

前回のオデッセイでは、成功したので・・・


オーナーさん・・・待ちくたびれてるだろうなぁ〜(笑)

気分乗らないとポリッシャーもたんし!!(←えばって言うな)

あの・・・仏像彫りの職人が最後の目を彫るようなかんじで(爆)

だって・・・失敗したら塗装無くなるでしょ?(言い訳)


うちは、毎回メンテが他店の新規価格みたいなもんですから・・・(苦)

今日の画像は、雨天空の日光で見えた8ちゃん♪です。

この8はもう購入から3年目位かな?

であればこの状態は最高です!!

札幌市内の同業他社さんグループの施工ステッカーを全部張り替えてやる〜笑

そんな目標でコツコツ地道にハイクウォリティーを追求します。


ADJコンパウンド、予想外に売れすぎて・・・

昨日購入された加盟店さん・・・作るのでちょっとまってね!

来週には新型のドイツ製ギアアクションが3台届くので楽しみです。

12万/台ですが・・・(冷汗)

Posted at 2008/05/15 1:14:13 | トラックバック(0) | 統括本部事務局
2008年05月14日
札幌本部です。

ブツが明日あたりに届く予定なので、

ゆっくり空調調整にて熟成中。


ペルマガードも肥大してきていい具合です。


なぜここまで磨くか?


ブツが来たら、ワントーン下がるからです。(普通になる)


この画像よりも、発色は下がります。


これが・・・コーティングなのです!!


光沢性を持たせる為に、パラフィンやシリコーンなど添加されています。


正直、この状態で十分下手なコーティング店より弾きます。


コート剤は、塗装開発の副産物です。

なので、塗装がガラスフッ素コーティングの原体みたいなものです。。

全てではないですが、保護する性質としては同じと言う事です。


実は、純正の塗装はちゃんと経年を劣化して需要を生むように作られています。

そして、自然の物理に準じて逆らわないようにできているのです。

だから・・・有機塗料なんです!!

1Kソリッドは別として、2Kや3Kなどはちゃんとクリアーと言う優れた物が、

WAXの原理と同じ、UVや赤外線や熱に対して劣化する事で塗装を守っています。

樹皮や皮膚や毛のように、朽ちて犠牲になる機能を持っています。

だから黄ばみます、傷が入ります。

磨くと元の艶光沢がよみがえります。


ですから、クリアー塗装は海外では・・・top coatingと呼ばれます。

中塗りまでを・・・paintingと呼ぶのです。


今後、建築を始め自動車分野でも無機質塗料へ移行していく中で・・・

酸化や傷には、今までのように気を使わなくても良くなります。

しかし・・・UVや赤外線や熱からの劣化はどうでしょう。。

しかも問題なのは・・・塗装ではなく鋼板素地の変更です。

アルミ質の素地が今後の主流となってきます。

ご存知の通り、アルミは熱で変形しやすい特徴があります。

これが無機系塗装との相性がどうなるのか?今後の課題でしょう。

そう考えれば、水性塗装(微有機水溶性塗料)までが限界?とも感じます。

とにもかくにも、追従性が各塗料メーカーの苦戦している部分でしょう。


建築や船舶など、美観を求めない分野には安定しそうですが、車などの美観や

メンテンスの両立重視をする分野ではどうなりますかね(笑)

多分、私の思い描いてる理論に行き着くと思います。


ガラスコーティング推進派は・・・

食いたい物食って、飲んで・・・健康管理の努力なしで長生きしたい人?

それと同じ事言ってるのと変わらないと思います。(笑)

無機の単層コーティングをする人は・・・

シミやそばかすできても、生活習慣病でもいいの!いいの!

と開き直らなければだめですよね?(笑)


腐りやすい物と腐りにくい物の特性を上手く利用しないといけません。

話は反れましたが・・・


ここまで磨きで(バフ目で)光沢感出さないと、コート剤で隠蔽されるので

トーンが下がってしまうんです。

中途半端に磨くと、コート剤で「え?」となります。

実験してみてください♪
Posted at 2008/05/14 17:15:31 | トラックバック(0) | 統括本部事務局
2008年05月13日
札幌本部ラボです♪




もう既に終わっていますが・・・

ブツ待ち状態です。。

画像は磨き直後で編集してません(爆)


今回もまた、ギア2機で仕上げました。

ADJコンパウンドを塩梅で上手く組み合わせるとこうなります。

ケヰテック製の物もブレンドしてみました。

B−カット+1500+4000+6000使用です。

バフは中目・極細・超極細で125φと150φで調整しています。


この後、クウォーツと一部ペルマガードを施しています。

オーナーの要望通り、タイヤハウス内までガラスコート施工です。

自己中間採点・・・120点満点の82点です(汗)


ビフォー&アフターがわからないので・・・気合を少し入れてやったぞ!!
Posted at 2008/05/13 23:11:00 | トラックバック(0) | ADJ本部研究室
おはようございます。

ADJ札幌本部ラボから中継です(笑)

メンテなのに・・・

新規以上の時間が掛かっています。(苦笑)


理由1・・・思った通りの研磨剤が出来上がらない。

理由2・・・形状が流線と直線が混ざっているので難しい。

理由3・・・ブツが届かない。

理由4・・・電器容量オーバーで・・・ブレーカー落ちる(汗)

理由5・・・コンプレッサーがぶっ壊れてきた・・・


以上のことから、先に進みません・・・。

次には、カービューティさん施工済み新型ミニクーパーSの手直しと・・・w

アウディ&ゴルフのメンテ・・・マジェスタ・・・M5・・w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!

そのほかに・・・絶対画像は出せない菱型金縁の黒塗り?(苦笑)やら


一人で1台しか施工できないから大変なだけで、大したことはないですが。。

ADJの事務的なこともやりながらんで、どっちかの手が止まります。

夏前には、基本的なマニュアルをみなさんに出さなければいけないので、

今月末か?来月頭には、提携契約交渉も兼ねて山口&福岡へ飛びます。

そのときに、すべて決定したいとおもいます。


年内に、アメリカへ行きたいのですが予算カツカツ(R35キャッシュで買える)

おかげで時間も無い・・またザイモールで完全オーダー製作をしてもらおうか

と思っています。(日本は需要が無いと思いますが)

スペースシャトルとステルス戦闘機に使用されているセラミックに興味があり

車に代用したら、今までのコーティング概念がぶっ飛ぶかも?と少し期待です。

加盟店も大きく差が出てきており、頻繁に質問攻めで来る所。

まったく無い所・・・同じ条件で対応しているのですが差がありますね。

この差が余り大きくなると、他団体と同じ結果になるので対応を急いでいます。

まずは個々の技術を確認してからではないと何とも動けません。

質問や意見は、何時でも受けておりますのでお気軽にどうぞ。

Posted at 2008/05/13 11:31:15 | トラックバック(0) | ADJ本部研究室
2008年05月12日
左が光沢感
右が艶感

みなさん同じに思っていませんか?

艶とは一般的に「惹き込まれるような濡れた質感」などと表現します。

よって魅力的な女性を指し「艶っぽい女だ」などと文芸的に表現したりします。

光沢とは、まさに光を放つような輝かしい物理を意味します。


前回の記事で、カルナバロウ(椰子)WAXを最終に用いる事の続きです。

私は、「バフ目を故意的につくる・つける」と表現します。

おかしいですね?普通はバフ目を残さずみなさん苦労しているようです。


バフ目は絶対に消える事はありません。

磨いている以上、コンパウンドでも水でもバフ目は延々消える事はないです。

目に見える高低差のバフ目がクレーム対象で少ないのが鏡面施工と言います。

9割方の業者は、ダブルアクション又はギアアクションでこの高低差を潰し

誤魔化して終わらせているだけにしかありません。

これでは、理屈と機材さえあれば一般人と専業者の区別ができません。

機材を持っているのがプロであり、無い人が素人なの??となります。


この程度の知識や技術レベルでは、ADJマイスターには到達できません。

他店や他組織との違いは、技術は知識がないと上がりません。

ある一定までは、どの業界も練習や訓練で水準まで行くでしょう。

問題はそこからです・・・

レーシングドライバーに例えましょう・・・ある域までは天性の勘で早く走る

才能が鍛えられます。

しかし、それ以上を目指すと物理が必ず避けては通れなくなります。

かの・・シューマッハ・・・プロスト・・・セナをはじめ・・・

ADJ提携のペルマガード代表者のクルム氏においても物理学専攻者です。



近代科学を発展させるには、物理学の解明は避けては通れません。

でも皆さんは、地球上に生きているのに科学にとらわれ誰も気が付きません。


重力・引力・摩擦・・・その他の自然現象・・・

重力や引力・・力学があるから全てに事故は起きます。

そこを解明し、安全に有効に共存して行こうと考えるのが科学です。


我々の業界で例えれば、オビタルサンダーでは鏡面にはならずに・・・

回転式ポリッシャーでは鏡面に磨く事ができるのでしょうか?

しかも何故に右回転なのか?

左回転のフェスト150が何でか磨けるように感じたのは錯覚か?(笑)

誰か疑問に感じた人はいませんか?

私から見れば所詮、末端の科学・化学をウンチク語っている姿にしか見えません。

こういった理論が備わってその道具達の100%を引き出せるのです。

そう考えたら・・・R35GT-Rはいったい誰が100%乗りこなせるのでしょう?

科学が人間を通り過ぎた時・・・人類の感性は退化します。

そしてそれが当たり前となり感動も無くなり、飽きてしまいます。

なのでいつの世も、時代は繰り返し、アナログは消えません・・・


科学を押さえ込む能力のある人間と、できない人間の格差が大きくなります。

それが仕事や人間関係にも大きく現れてきているのが身の回りです・・・


ADJの組織は、自然に逆らいません。

他社は、自然現象に逆らっている商売だと私は思います。

そこから起きる問題に対し、「仕方が無い」と何も考える人がいません。

誰も疑問に感じ検証する人間も少なく、商売をしているだけです。

わかっていて改善しない行動は、詐欺同等だと思います。

犯罪を見て見ぬ振りをすれば、一種の共犯と同じだと言う解釈です。


ADJは「来るもの拒まず、去るもの追わず」の自然体が基本理念です。

仕事においても自然現象に科学的に逆らうのではなく利用するスタイルです。

現在の高層ビル建築の耐震性の基本は・・・五重塔です。

この近代構想建築の時代に、古代建築が見直されているのは何故でしょう?

省エネにしても、自然を利用し生態系からヒントを得ている空調理論・・・

車も空気抵抗。摩擦抵抗を極限に減らし燃費を向上させる・・・

そこに誰もが疑問や関心を持ちません。


無機コート剤は、酸化はしないが劣化はします。

私が、無機系コート剤をバインダーに使い最後は有機物を使う意味は?

実験室ponさんの実験でヒントがあります。


コーティング劣化も塗装劣化も錆びもなぜ発生しやすいのか?

答えは、帯電と熱だと予てから考えています。

私達の仕事は、車を守るのではなく・・・塗装を守るのが仕事です。

でも、磨くという事は塗装を弱め、劣化を促進させる行為です。

しかし、車は走行します。

例えると・・・走行するという事は・・・

車に向って、サンドブラストを行っていると言ってもよいでしょう。

鉄粉は何故塗装に刺さるのでしょう?


目には見えない階段状の段差が塗装面にはできているのです。


貴方は磨く方向にこだわった事はありますか?

高圧洗車ガンで流す方向にこだわった事はありますか?

洗車スポンジを動かす方向・クロスを動かす方向まで考えていますか?


私はお客さんに目で見える違いを見せる時・・・

他社の他店の腕を見極めるとき・・・

ボンネットを開き立てた状態で水を流します・・・


コーティング施工された車は、進行方向と逆に水が滑水するのが普通です。

ですが、進行方向(フロントガラス方向)への滑水と比べてみてください。

自動車の一般的なボンネットの傾斜よりも角度をつけても流れが悪い場合が

あることを知っていますか?

些細なこれがどう影響するか?そこまで考えて施工してる人はいないでしょう。

ガラスコーティングを施しても、傷や汚れが付着しやすい車・・・

走行中の排水性の悪い車・・・そう感じた事ないでしょうか?


私は磨き(研磨術)でこの究極を基本としています。

窓も車体もSWXTを施工しています。

現在、塗装面及びコーティング改造入庫中のRX-8です。




ADJ本部研究所(リペアラボ)は年々メンテナンスの度に進化します。

去年と同じはありえません・・・。

ただ塗り足して終わり・・・それがメンテではありません。

メンテナンスとは、前回の問題点を改善する事です。

だからこそ重要な工程であり、金稼ぎの一環ではありません。

勿論、メンテの基本料金は無料です。

何をどうやっても、洗車代の1万だと思ってください。

後はお客様の要望や持込で新規コート剤金額を負担いただくシステムです。

だから、本気で傷つかない・・・汚れない車をつくらないと、私が死にます。

死活問題に関わります(笑)

反対に成功すれば、楽して儲けられます。

そしてお客さんも同時に喜び・・・だから頑張るのです。


この車のトップコートには、部位ごとにカルナバロウを数種類使い分けます。

WAXは、酸化はしますが、塗装劣化を緩和させる理論があります。

ベースは、クウォーツにてバインダー施工、一部パーツにペルマガードです。

何でこうなるか意味が分かりますか?


美観と耐候性と対傷性を上げる為の施工です。

傷も汚れも必ずできます。

問題なのは、夏に向けての紫外線と赤外線・・・最大の耐熱対策です。


このRX-8は、無機3層で最上層にFPを施工しました。

一冬数回しか乗らず、屋内保管にあったにも関わらず・・・

光度が10%低下しています。

水磨ぎポリッシュした部分と、未施工箇所の比較です。

オーナーさんいわく「艶引けした感があるのですが・・・」

オーナーの目は間違いではありません。(笑)

ガラスコーティングの最高峰は酸化しませんが劣化します。


究極に磨きあげられた塗装面をパッキングした場合・・・

赤や黄色などははっきりと上物の劣化が目視できます。

これが、赤・黄の色彩の難しいと言う部分です。

しかも、この半年間水洗いのみしかしていないのです。

画像には写せない微妙な誤差を、オーナーは感じていたのです。

太陽光下では、誰も気が付かないでしょう・・・


そこは本部の光源では見逃しません・・・

ただのメタハラ・HIDではないからです。

おそらく、この業界で使っているところは聞いた事がないものです。

これもまた、美容業界(エステ)で一般的にカウンセリングに使われるもの。

すなわち、紫外線を照射させます。


400Wなどの高出力な水銀やHID光源では逆に飛び、空間が広く明るいと

紫外線が乱反射します。

どうなるか?それは私の頭の中での事なのでやってみないとわかりません。


ですが、ADJの個人客は毎回パワーアップしています(笑)

前回と同じ数値で出しても納得をしない極めて手ごわい人たちです。

彼らがお客さんとしているからこそ、今の私がいるのです。

業者仕事と個人客仕事のレベルを同じにするからいつまで経っても下手糞で

クレームばかり呼び込みます。


ちょっと尖った文章になりましたが(苦笑)

異常気象で、紫外線照射率が高くなり生態系への異常もでてきています。

だからこそ、塗装劣化が今後深刻になると言う事でADJマスターは準備を

してお客様へ教えてあげてください。
Posted at 2008/05/12 16:55:02 | トラックバック(0) | ADJ本部研究室
ADJオリジナル作業服製作。

このタイプの半袖夏用バージョンです。


夏用は、プリントデザインが変わります。

背中に汗をかくので、文字だけにします。


恐竜くんは、星型バージョンで胸にちっこく♪入ります。

半袖は、特注ですので今回を逃すと終わりです。

長袖は、いつでも大丈夫です。


デッキーズよりも洗濯で縮みが無く、レーシングスーツのような感じです。

座ったり立ったりの繰り返す時に窮屈ではありません。

市販品は、ダボダボとしていて車の塗装面にこすれてしまいます。

このタイプは、そう言った箇所を考えて作られています。

お問い合わせは、本部又はADJ専用WEBショップまで!!
Posted at 2008/05/12 10:08:42 | トラックバック(0) | お知らせ
2008年05月11日
山口のスクーデリアです。加盟店増えてるのになぁ・・・

さて アルファ145 なかなか楽しそうな車ですが 色が・・・黄色?ゴールド?○○○色?(汗)見方(光の入り方)で変わるから・・・どうしよう・・・

よし あの男に連絡だ!

 もしもし 本部ですか?
 あの〜アルファで・・・
 (中略)
 判りましたぁ やってみます!


ベース ガン吹きしたかったけど 機材が・・・周りに他の車が・・・溶剤が・・・?ん〜トップ旧型(現行?)サイド新型(?)クォーツ施工。
中間にペルマガード トップ面2度塗り トップコートにザイモール です。

まだまだ勉強です!
Posted at 2008/05/11 11:19:12 | トラックバック(0) | ADJ山口
2008年05月10日
ADJ札幌本部ラボです。

何か最近・・・

本部しか更新してないような・・・(汗)



画像が、ADJの基本コーティングの主剤となります。

この他にもシロキサン樹脂塗料など数十種類の主剤を使い分けております。

右から順に、無機→ハイブリット→有機となりますか・・・


自動車コート剤の最高峰(金額的に・・・)の3種の画像がたまたま揃いました。

どれが一番高いでしょう?

クウォーツ?・・・・


答えは・・・左のWAXです(苦笑)

ちなみに、定価58.000円です。


WAXなのに58.000円です!!(爆笑)

すぐ落ちちゃうのに58.000円です!!(しつこい?)


でもまだ安い方なんですよ!!

最高は150万円です。



まだまだ大半の方は、これ塗って何年持つの?

私はこの時点で、もう仕事は請けません・・・。

何年も持つコーティングを自力で見つけてください。

多分、関ペさんや日ペさんでも行けば教えてくれますよ・・・それは・・・

塗装です!!


塗装以外は3年も5年も持ちません。

洗車をすれば洗剤によって塗装は劣化し少なからず剥離していきます。

洗車回数が多くなれば、当然塗装も薄くなっていき、表面も荒れます。

まして、水垢スクラブ入りシャンプーなんて使えばさらに劣化は進みます。


ガラスの皮膜で車を覆えば良い?

傷ができない?

酸化しない?

5年持つ?


窓ガラスでも時間が経てば劣化します。

透明感が無くなって白濁します。

主な原因は、熱です!!

ガラスは熱に弱いです。(製造工程が熱処理ですから)

ガラスコーティングは、熱にもアルカリにも弱いです。

溶剤の入っていないガラスコート剤はもっとアルカリに弱いです。

無機コート剤は、酸には強いがアルカリと熱には弱い。


有機コート剤(WAX)も熱にも弱い、アルカリにも弱い・・・

酸にも弱い?!

酸化する・・・一応しますね。

酸化癒着し塗装まで劣化する?・・・果たしてそれは本当か?


では、答えます。

石油と植物油は混ざるでしょうか?

動物と植物油は混ざるでしょうか?

答えはそれです。


シュアラスターなどの安価WAXは、灯油(石油)です。

ADJの施工するWAXは50%以上のブラジル産カルナバロウ(椰子)です。

無機と有機は定着しません・・・と言うか定着が悪いが正しいです。

もし人間の基礎化粧品に、人と同じ油脂の動物系の油脂を使わないのでしょう?

石油系や植物系はりますね?

難しい言葉を使うと分かりにくいので、一般的に分かりやすく言うと。

同じ油でも、性質が異なれば結合しない=酸化伝達(癒着)はしにくい?

皆さんの中でのWAXは石油系をイメージされた理論なのです。


私達が使用するWAX(カルナバロウ)は、耐UV性と耐赤外線効果が高いのです。

ガラスは、赤外線もUVも透過します(一部工業ガラスは除く)

無機コート剤は、酸化はしませんが・・・劣化はするということです。

劣化するので、軟化や剥離や白濁と言った現象が起きます。


カルナバロウは、カルナバ椰子が乾燥から樹皮や葉の水分を保持する為にその

葉からに染み出る成分です。

植物や動物は、紫外線や赤外線と言った自然光源を浴び細胞を活性化させる為

一定の紫外線や赤外線から細胞を守る抵抗力が備わっています。

その為、あえて劣化・酸化し朽ちる事で真皮細胞を保護して劣化を防ぎます。

なので、落ち葉も人間の酸化角質(垢)も原理は同じなのです。

歳を取ると、このサイクルが遅れるのでシミや肌荒れが増加します。

車で言う、ガラスコート剤のデポジット付着と似ています。


ADJのコーティング理論とは、人の肌と似た構造の塗装を人や植物などの自然

メカニズムを車にも転用していく事で、劣化を遅らせる考えです。

植物や人間は、自動でこれらの機能が備わっていますが、製品にはありません。

ですから、擬似新陳代謝機能を故意的に作り出すのです。

あえて故意的に非硬化型酸化質の犠牲膜を作り、酸化皮膜に油膜や鉄粉や水染み

を抱えさせ膜厚の中間コーティング(ペルマガード)でスクラッチ傷を受けて

極力塗装への面圧を吸収分散させる事で互いのデメリットを中和します。

そして最下層の無機コート剤は、有機物同士の癒着結合を防ぐバインダー要素

として塗装を保護します。

その際、樹脂か?石英質か?で変わります。

この選択は、塗装の種類や色彩で変えます。

車は、外気温より2〜3倍の温度を吸収しますので外気温から内気温から熱を

遮断する機能を持たせる意味、研磨した塗面を平滑変化させるのであれば

クウォーツ○○%〜がベストです。

上層の有機層の耐久性を少しでも上げる意味でも有効です。



ザイモールWAXのカルナバロウ含有量比較です。

Creame 33% Yellow Carnauba
Carbon 37% Yellow Carnauba
Japon 37% Yellow Carnauba
Concours 47% Yellow & White Carnauba
Ital 35% Yellow & White Carnauba
Destiny 51% White Carnauba
Atlantique 60% White Carnauba
Vintage 61% White Carnauba
Royale 68%-70% White Carnauba

*純度100%のカルナバロウの固さはコンクリートに匹敵します。
  配合比率が高ければ高いほど、塗布が重くなりますのでご注意!!


カルナバロウは、一般的なWAXと同じに見られますが・・・

実は、酸性雨残留物、排ガス中の酸化物、虫・タール、水垢、塩および鳥糞等

に極めて強く、定着・劣化耐久・メンテンス性の面だけ除けば無機コーティン

グ以上の保護性能があります。

紫外線に関しては、屈折反射させるのでオリジナル塗装までの透過率が低く

紫外線劣化には有効なコート剤だといえます。

ソリッドカラーの車にはカルナバに勝てるコート剤は無いと言っても過言では

ありません。

そして何より、塗料との癒着反応が起きない疎水性のコート剤です。


但し、メタリックやパール塗装などは塗装の物理原理があります。

よって、オリジナルペイントまで光が浸透しないとその効力は発揮できません

ここでWAXを用いると、せっかくの塗装が意味を半減します。


私から言わせると、国産車の塗装がメタリックやパールが多いのは?

塗装を劣化させるように仕向けた相対性理論の塗装だと思っています。

内装もそうですが、壊れるように計算されて創られているように感じます。

壊れれば、新車の需要が増す・・・

この仕事を通して研究していくと、どうしてもそこに疑問がわきます。。



ポリマーコーティングも、ただのディーラーの単価稼ぎとして作られた?

塗装自体が壊れやすいように作られ・・・それを保護するコート剤??

抜け毛の起きやすいシャンプーをつくって、育毛剤をつくる・・・

肌を悪化させるメイク化粧品をつくり、同じ会社が守る基礎化粧品をつくる。

需要促進の回転率を計算された製品ではないか?と思っています。

一昔前まで、トイレタリー製品ですらこのような状態でした。


アメリカからニュースキンが参入し、マツモトキヨシ・ドンキホーテがディス

カウント販売を行った事がきっかけで化粧品業界の裏が暴かれ今に至ります。

自動車業界もまさにそれと同じだと私は思います。


よって、私やコーティング実験室など、公に検証告知をする人間に圧力を掛け

る人間が居るという事は、それが故意的な事実だと言ってるようなものです。


メタリック・・・パール・・・

塗装を高級に見せる為に作られたのか?塗装を劣化させる為なのか?・・・

難しいですが、相対性理論が商売の世界でも沢山あるのだと感じます。

美観を優先すれば、耐候性や防汚性が落ちる・・・

逆だと美観が犠牲になる・・・どうでしょうか・・・
Posted at 2008/05/10 20:43:37 | トラックバック(0) | ADJ本部研究室
2008年05月08日
昨年重症で入庫した、オデッセイです。

半年おきのメンテンスの今回施工後2回目のメンテンスです。

今回は、シングルを封印してDPA&ギアのみで施工しました。

結果から・・・120点満点の64点です。(汗)


今回、HIDとハロゲンを増設しました。

1個¥47.000円×8です・・・。(冷汗)

見えすぎちゃって困るの〜♪て事で・・・仕事が終わりません・・・。

作業面積にもよりますが、復元として考えれば私のような狭い方が良いです。

壁が車体から離れていないので、映り込みが少ないからです。

そこに100W以下の光源を入れる事で、目も安定しますし反射も少ないので

効率よく作業ができます。

ブラックボックスで施工面積大きければ意味がありません。

本部があえて店舗を無くし、車庫型の狭い作業場を選んだかはその意味です。

光が拡散してしまうと結局あまり効果がないのです。

そして艶ありよりも、艶なしの黒の方が適しています。


今回2度目のメンテンス入庫のオデッセイです。

1年前は、郵便局の車?とおもうほど塗装がやられていました。

ですが、ソリッドの赤(ミラノレッド)の発色は只者ではりません。

太陽光に当たると、あまりの発色に傷や汚れや痛みが隠蔽されます。

最初は、ダブルアクションでも色が落ちてしまいクロスも真っ赤でした。

他の業者が深追いしすぎてホーロー層を無くしてしまったのです。


札幌本部ラボに来た時は、余命1年?という状態で全塗装状態でした。

しかし、あらゆる工法(入れ歯?)を使い半月かけて復活しました。

今回も、バフやクロスに色が転写される状態でしたがマシです。

ダブルアクションやギアアクションの磨き傷が消えません・・・

時間と予算の関係上、シングル工程はできないので余力を残す意味で終了。

クウォーツ単体だと環境的に無理と判断し、ペルマガード&スイスWAXへ

後はSWX(濃縮版)にて維持して頂きます。


オーナーさん終始、真後ろで監視?(笑)

一部始終を見ていたので・・・小ざかしいテクを入れ見ましたが・・・

全く気が付いていなかったようです(爆笑)


次は、RX−8のメンテンス入庫です。


札幌ラボは、メンテ車両と言っても・・・下手な店の新規仕上げです。

メンテの車両の合間に、新規が入る珍しい店です。(笑)

マニアックな車ばかりで、掲載すると所有者がバレるくらいなので、

載せても大丈夫な画像しか載せられません。

ADJのお客さんもマニアックと言うかマニア♪ばかりです。

多分・・・うちのお客さん達は他では間違いなくクレーマー?と呼ばれます。

そのくらい神経質で何より車を大事にしている本当のマニアの方ばかりです。

ADJ施工店は、こんなお客様を相手にする一流技術者を目指す団体です。


復元から美装まで、クレーマー同等と呼ばれる方々を無言にさせる団体です。

「綺麗ですね」「凄いですね」「さすがですね」とお客様から言われるようで

は甘いのです!!(言葉に出るという事は、所詮素人レベルだと言う事)


人間は、想像(予想)を超越すると言葉が出てこない無言になります。

私達は、それを目指しています。


そして、その工法やスタイルに共感し賛同した職人が続々加盟しています。

私の体が一つしかないもので、急な動きに予定が合わない状態です。

皆さんには本当に申し訳ないと思っています。

メンテンスが落ち着きましたら、全国行脚の旅に各新規加盟店をまわります。

しばし、お待ちくださいませ。

202塗装だろうが、シングル1本だけ持参で仕上げて見せます。

嘘か本当か?生で見た人だけが知っています。


全国の加盟店が、下地復元処理のプロフェッショナルにさせる事が目的です。


札幌ラボではモニター施工車両を募集しています。

DIY施工と他店施工と何が違うか?それは画像ではわかりません。




Posted at 2008/05/08 2:42:56 | トラックバック(0) | 統括本部事務局
2008年05月05日
ADJ札幌本部です。

ADJ加盟店ショップ

アドレスやパスワードはメールで送っていますのでご確認を!!



基本的に他団体のようにグループオリジナルだけを使用する必要はありません。

ADJショップは、何百〜何千台の復元美装をしてきた本部が検証し、

取り揃えた物であり、これもまた技術者の個性や感性や技術幅で変わります。

一応、ADJブランドとして市販品に手を加えてみたり、新規製作だったり

OEMで他社へ卸している物も中にはありますが、手に入る物ではなく

オリジナル製を強調しています。


加盟店が徐々に増え、組合費が落ち着いたら更に新しい製品を出します。

研究開発で先行投資している形なので、ゆっくりですが徐々に(苦笑)


ラベルなども、業者に頼まず経費削減?

業者はありきたりでダサいので、自分で創って、切って、張って♪

一人でコツコツ寝ないでやってます。

経費を削減した労力分を、今まで通りに「孤児・身障NPOへ寄付」します。


そのうち、小物製品も創っていくと思います。

眠いですが・・・頭がいっぱいですが・・・物を創る事でだれかの為になる

と思うと自然に眠気もさえます。(笑)

ADJも私も、偽善者ボランティア団体ではないので利益を儲けます。

儲けたお金で、自分の好きな事をしているだけです。


7年前からコツコツ寄付して、320万にもなっていたそうです。(笑)

これからも、すこしづだけど一生続けようと思います。

そう言う思いで、物を直して・・・きれいにして・・・創っています。


Posted at 2008/05/05 5:41:13 | トラックバック(0) | お知らせ
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