2008年05月02日
ADJ札幌本部ラボです。


ペルマーガードADJ工法完成


これは、ADJのマスター加盟店のみ


マニュアルとして設定していきます。


この工法を行えば、主剤1本で4台は


確実に施工できると思います。


そして、そう考えるとコストパフォーマンスも上がり


ペルマガード施工を行いやすくなるでしょう。


更に、ペルマガード正規加盟店よりも確実に光度&硬度は上げられます。


凄く車体がシェイプされた目の錯覚となりメリハリが利いて良好です。


そして、スイスヴァックスの併用により他を圧巻するクウォリティーとなり


本当の装が可能となり従来の硬化系コート剤寄りの固定観念を変えます。


今後の塗装変化で、WAXやペルマガードが有効な証明ができます。

ただ傷を取り、塗って拭き取り終わりの詐欺のような業界とは別格となります。


newクウォーツは、今後のコーティングとしてのポテンシャルの高さに期待です
Posted at 2008/05/02 23:41:51 | トラックバック(0) | ADJ本部研究室
A.D.J札幌本部ラボからです。

SWXVの施工検証

結果・・・

(○口○*) ポーカン〜


こんなもん?・・・

期待が大きいだけに・・・ドン引き状態・・・

洗車してそのまま拭きつけて吸水クロスで伸ばし拭き・・・

若干の粘土抵抗が感じるが・・・タダの水なんですが(苦笑)


ヌメリ感もサラサラ感もいたってイオン水みたい・・・

あくまで有機デメリットの防汚性向上としての物だから使用結果かな。。

撥水性能は?撥水よりの疎水ってかんじでしょうか?

new クウォーツ+ペルマガード(改)+SWXV

満足度67%かな・・・(-"-;A ...アセアセ


ただ今回の1週間以上のスパンで硬度や光沢や物性変化など様々実車で検証

塗装にもよるが、newクウォーツとペルマガード(改)の相性が予想より良く

互いの欠点を打ち消す相乗効果が期待できるのではないかと思う。


ペルマガードにいたっては、人工セーム(スウェード)と10mm〜ダブル

150φのギアアクション低速が極めて膜厚の具合が良好だと感じた。

極めて高価な組み合わせだが、今後3〜6ヶ月スパンでペルマガードのみをメン

テナンスする事で塗装本来の色彩を純粋に表現できるかもしれない。

ただ、スクラッチ傷に関しては付きやすいと時間が経つと感じるでしょう。


これは、膨張したフィルムコート剤がMAXから徐々に萎む?事で摩擦係数が

増え、傷を受け入れやすくなるからだと予想します。

この段階から、SWXTよりUの物性の方が自己メンテンスには適していると

感じます。(高いけどね・・・)

金に糸目を付けなければ、それなりの一般的な満足は得られると思います。


都内の洗車専門店○ーシャンとかでも、手洗いWAX1万くらい掛かるので

それから考えれば、ADJ施工で1万も出せばこの状態は維持できる。

下手なGSのキーパーや業務用WAXよりもはるかに塗装には良い。

特に1千万前後の高級車のメンテンスにはコストバリューが高く、

新車状態を維持するにはこの工法が極めて良好ではないかと思います。

これは、自社アピールではなく私が一個人としていままで経験した事から考え

客層からの目線で見てもこれは自信を持って薦められる思います。


走行・屋外保管の実耐候性がまだわからないので断言は出来ませんが、

今までの経験上の直感で、塗装がすごく喜んでいるような気がします・・・

夏までには、札幌本部とスクーデリア(山口県)とエレガントデザイン(埼玉)

と合同検証を取り全国各施工店にマニュアル化にしたいと思います。




お知らせ:

今回のロッド分SWXTの施工で、濃度が市販より若干濃くしています。
施工の際は、炎天下又は車体の冷却を十分に行って施工してください。
水質が悪いと(硬水等)斑やシミの原因になります。
加水施工時は、自然乾燥させないように拭き上げを念入りに行いましょう。
できれば、軟水加水にて行うとよいです。
Posted at 2008/05/02 4:05:30 | トラックバック(0) | ADJ本部研究室
2008年05月01日
またまた・・・本部ラボからです。

サンプルが時期に届きます。


更なる排油性を目指す事で、酸化有機物質の対策

これは、防傷効果は一切無くとても高価な原体です。


従来テフロンは、高温度の焼付けでしか施工できないものでした。

常温で似たような物を作ろうとFPができたわけですが・・・

耐熱性が弱いのがFPなどの無機質樹脂(硬化樹脂)でした。


以前から言っておりますが、デポジットなどのも原因は熱によって変化する

訳ですし、塗面温度より鋼板温度の方が高くなると言う事からも熱対策が

不可欠となります。

ADJ施工が、クウォーツをベースに行う工程を推奨するにはこう言った物理

的な背景があり行っているのです。(自論ですが・・・)

クウォーツは1200度まで物性変化が起きない耐熱性があります。

しかし、ケイ素やクウォーツコート剤などは塗装に浸透して結合する。

塗装の表層内部で結合する為に、皮膜としては形成されません。

皮膜が確認されるのは、鉄や銅などの素地に直接施工した場合です。

よって、硬度9Hと謳っていますがそれはガラス面に吹き付け工学的検査を

行った場合の数値であり、ガラスの硬さでしかありません。

よって水垢やスケールができてしまうと、犠牲膜的な効果は無い為、

塗装を研磨しないといけないので純粋な無機(シリカ)を採用し親水や疎水性

として対処しています。



ふ菓子で例えると・・・(ソリッド車)

外側が黒砂糖(塗装)でコーティングされていますから、巣穴は見えません。

舐めたり、かじったり(洗車や研磨)によって中の巣穴(スナック)が出ます

これが、水垢やデポジットが固着しやすい原因でもあり、斑に見える部分です

想像できましたか?

これは陶器食器も洗面台にも同じ現象が出ます。

なので食器や流し洗剤は中性洗剤なのです。

これを例えて、最硬質皮膜=ホーロー層と呼びます。


洗車洗剤は、汚れと一緒に塗装も溶かして洗浄しています。

なので、洗車回数や摩擦抵抗の強い洗い方をすると塗装も早く無くなります。

この穴が大きくなっていくにつれ、艶が引け光沢も無くなります。

そして内部に酸素や水が入り込み・・・剥離を起こします。

WAXやポリラックなどが何故必要とされるか?

その物理的な答えにもなります。

巣穴を隠蔽(埋める)しないと塗装が内部劣化を起こし酸化するからです。

ポリッシングは、この劣化した塗装を削る事で酸化反応を防ぐのですが・・・

反面的に塗装を軟化させ、美観は改善できますが塗装は劣化が進みます。


塗装は、高温で焼き付けられていますが原理は、グラタン調理と同じです。

外はカリカリに硬く焼けますが、中身は柔らかいのです。

ですから、遠赤外線調理と赤外線焼付けは少しでも内部を焼く為です。

このカリカリした部分を取ってしまうから劣化が進みます。

メーカーは新車保証として、塗装の5年保証は普通に洗車して経年で劣化する

耐久を5年と決め保証を発行しています。


ですが・・・新車で意味の分からない業者に委託し・・・

この部分を薄くされているのが実情なんです。

最近、ディーラーの内製化が進んできている背景にはこの問題があるのです。


ADJは、基本的に磨かない方向性で下地処理を進めております。

ですが磨かなければ傷などは消えないのも事実です。

磨くという観点から充填させる事で削る量を極力減らす工程を研究しています

それは、機材の選択や性能だけでは不可能だと言うデーターが出ました。

機械が作業するのなら、機材の性能に比例するでしょう。

しかし・・・人間が作業するに当たってはそれが比例しないのが個性です。

大雑把な性格は、クウォリティーが悪いのは当たり前です。

神経質な人は、その性格故に傷を追い過ぎ壊すケースが多々あります。

それを一定に近づける為には、座学(教養)的な知識と経験が必要です。

知識も経験も求めない人間は、どの業界にも必要ではありません。

高学歴だろうが無かろうが、そんなのは一切関係ありません。


教養も学歴的偏差値も無い人はもっと悪いですが・・・

教養は、社会の中で学ぶ物ですから常に自ら高めていかなければいけません。

過去や今日の常識は、来年には非常識になるのが人間社会です。


ADJと言う組織は、直ぐに簡略化や固定観念を持ちたがる日本社会において

破壊していく理論と技術を追い求めて行く団体です。

お百姓さんが精魂汗水流して作った物(開発メーカー)をどうして最高の味で

表現(物性の最高)し食して消費してもらうか?を研究していく団体であり

料理研究化でもあり栄養士的な部分も兼ね備えた団体がADJです。


だからこそ、石油系WAXではなく、硬化でもカルナバ系WAXを使います。

業務用アルカリ洗剤よりも、植物系コロイド洗剤を使っています。

機械の塊の自動車にそんな高級な物が必要としないと考える方はGSへ!!


私達が相手にするユーザーは、好きな車のために食費を削るくらいの方です。

だからこそ、共に最善の維持をするお手伝いをします。

自分のペットより・・・安い洋服着て・・・食事してる方と同じです。(笑)

そしてどんな車も、資産価値として認められて転売する事もできます。

貴金属や宝石や絵画や骨董品と何も変わらない、資産価値です。

私はそう言う人の車だけに全精力を注ぎたいと思います。

その為に高める技術や開発であって、儲ける為ではありません。


この液剤は、わずか・・・10mlで2万円もしますが・・・

150万のザイモールWAXに比べれば安いものです。

こうした高価な製品が検証できるのも、全国で汗水流して働く加盟店がいる

からこそできます。

そして、研究開発助成支援として組合費をいただけるからできる事です。

当然、組合費を頂いている代わりに技術や情報提供は全て行います。


ADJは、プロとか素人を区分けした組織ではなくマニアの混合組織です。

興味のある方は、助成会員から正規マスター施工店まで募集しております。

新しいスタイルの団体が、今後加速していくでしょう・・・

よろしくお願いします。
Posted at 2008/05/01 2:30:22 | トラックバック(0) | ADJ本部研究室
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