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2009/01/14

滞在を2月13日まで延長 比少女の父母が入管出頭 (共同通信)-1月14日-infoseekニュース

滞在を2月13日まで延長 比少女の父母が入管出頭 (共同通信)-1月14日-infoseekニュース


 強制退去処分を受けた日本生まれのフィリピン人少女とその両親が特別在留許可を求めている問題で、その家族の日本滞在を一時的に認めた仮放免期限の14日、両親が東京入国管理局に出頭した。
 東急入国管理局は両親に仮放免を2月13日までの1ヶ月間延長することを伝えた。

 この問題は、いくつかのメディアで取り上げられているけれど、今日もよみうりテレビ制作の『情報ライブ ミヤネ屋』でも取り上げられていた。

 同番組では仮放免の延長を報じるとともに、東京入局管理局が出頭した両親に


『家族3人一緒にフィリピンへ帰国する』
『少女には特別在留許可を発給し、両親はフィリピンへ帰国する』


という2つの選択肢を伝えたことも報じた。

 この選択肢を同番組や家族を支援する弁護士は "究極の選択" と表現した。


 ワタシは東京入国管理局が伝えた選択肢を "究極の選択" とは思わない。むしろ、寛大な選択肢だと思う。

 法律の順守だけを考えれば 「3人ともフィリピンへ帰国する」 以外にないだろう。しかし、日本で生まれ日本語しか話せない少女の実情を思って 「少女には在留特別許可を発給し、両親はフィリピンへ帰国する」 というのは最大限の人道的配慮だと思う。

 この問題で、「3人ともに在留特別許可発給」 という結果を望むこと自体に無理があると感じる。

 「3人ともフィリピンへ帰国」 という選択肢が1つしかない状況に比べればかなり恵まれた結果だと思う。

 この家族や支援者は、これからの1ヶ月も 「3人に在留特別許可を」 と署名活動でもするのだろう。

 けれど、現実を考えて今回、東京入国管理局から伝えられた2つの選択肢のどちらを取るか考えることがこの1ヶ月にするべきことではないのだろうか。

 単に "親と子を離れ離れにするのは可哀想" という発想ならば、幼い子供のいる日本人が犯罪を犯し懲役刑が確定したときも、罪を犯した親を刑務所に収監するのはおかしいと考えるのだろうか?

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