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兼任・客員教官
兼任教官リスト
客員教官リスト

 
氏 名
Email
TEL
研究・教育業績
教授 岸本 忠三 06-6879-4431
准教授 木下 茂美      
助教 木村 彰宏 akimura@fbs.osaka-u.ac.jp 06-6879-4432  

研究室郵便宛先 〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1−3
大阪大学大学院生命機能研究科免疫機能統御学講座
Tel:06-6879-4436
FAX:06-6879-4437
岸本研HP: http://www.ifrec.osaka-u.ac.jp/jpn/laboratory/immuneregulation/index.php
共同研究: 医薬基盤研究所 免疫シグナルプロジェクト
http://www.nibio.go.jp/kisoteki/meneki_signal.html



 


  研究概要

 生体にはバクテリアやウィルスなどの異物が体内に侵入した際それを排除するためのメカニズムとして免疫システムが存在している。ヒトなどの高等生物の免疫システムには、病原体侵入に際して初期にはたらく認識機構である自然免疫と抗体を産生して次の病原体侵入に備える獲得免疫の2つが存在することが知られている。サイトカインは生体の高次機能の維持に必須の分子であり、これら免疫系においても重要な役割を果たしている。われわれはIL-6の発見、シグナル伝達に関わる分子の解明、さらに疾患との関連などを明らかにしてきた(図1、2)。またこれら研究成果の上に立って我が国初の抗体医薬として抗IL-6受容体抗体が開発され臨床治験の結果、この抗体は若年性特発性関節炎、リウマチ様関節炎、キャッスルマン病などに著明な効果を発揮することが明らかになった。

 現在は「IL-6はどのようなメカニズムで免疫機構の異常を引き起こしているのか」、「IL-6の受容体からのシグナルを抗体によりブロックすることはどのようなメカニズムで異常の修復につながるのか」という問題の解明に取り組んでいる。近年IL-6が制御性T細胞(Treg)とIL-17産生性ヘルパーT細胞 (Th17)の分化バランスを調節していることでも注目を集めている(図3)。Tregは自己反応性T細胞を抑制するはたらきがあり、Th17は自己免疫やアレルギーなどで中心的な役割を果たしていることが報告されていることから、TregやTh17の分化におけるIL-6の作用機序を明らかにすることは自己免疫疾患や炎症疾患におけるより詳細なIL-6のメカニズムの解明につながると考えられる。われわれの研究室では現在TregとTh17の分化におけるIL-6の作用機構について解析を進めている。またその研究成果を基にIL-6によるTreg/Th17の分化バランス調節機構と自己免疫疾患との関連についても研究を行っている。  30年前Bリンパ球分化機構の解明からはじめたわれわれの研究はIL-6の発見からサイトカインシグナル伝達の大要を解明するという基礎的な研究を完成させ、2010年代には世界中で多くの患者に使用され「ブロックバスター」になると予測されている我が国初の抗体医薬Tocilizumabの開発につながった。本研究室では、基礎研究から臨床へとつながり、病の苦しみから患者を救うという目的を達したわれわれの研究の成果を基盤にして免疫難病発症の根底にひそむ免疫異常を解明していくことを目指している。
 
 
図1
図1
 
図2
図2
図3
図3
 





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