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ビックカメラ:連結決算を訂正--08年8月期

 家電量販店大手のビックカメラは16日、08年8月期連結決算を訂正したと発表した。池袋本店ビルなどの売買を巡り、証券取引等監視委員会から不適切な会計処理があったとの指摘を受け訂正した。その結果、最終(当期)利益は41億円の黒字から21億円の赤字に転落する。東京証券取引所は同日、決算訂正を受けてビックカメラ株を監理銘柄に指定した。

 ビックカメラは02年8月、本店などを特別目的会社(SPC)にいったん売却し、07年10月に買い戻した取引などで08年8月期に62億円の利益を計上した。しかし、監視委からSPC側に出資していた豊島企画(東京都渋谷区)が、ビックカメラの関連会社に該当し、グループ内取引にあたるとの指摘を受け、利益計上を取り消した。04年8月期までさかのぼって決算訂正することも併せて発表した。【小倉祥徳、森禎行】

毎日新聞 2009年1月17日 東京朝刊

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