2009年 1月 16日 |
|
|
瀬戸大橋の通行料 1000円に
|
△▼ |
国の第2次補正予算案に盛り込まれた高速道路通行料金の値下げで、瀬戸大橋などの本州四国連絡橋も他の高速道路と同じ上限を1000円とすることが決まりました。通行料金の値下げは高速道路各社が16日、発表したものです。ETC自動料金収受システムを付けた普通車以下が対象で東京と大阪を除き、土日と祝日にはどこまで走っても料金の上限が1000円になります。瀬戸大橋など本州四国連絡橋も上限が1000円で他の高速道路とは別料金で徴収されますが、乗り継きの前後で二重徴収はありません。国の第2次補正予算が成立した後、2年間実施されます。本州四国連絡橋は去年10月の政府・与党のとりまとめでは、1500円を想定していましたが、四国各県や岡山からの値下げ要望を受け入れる形になりました。
|
|
|
津山コンビニ強盗の容疑者 3件の強盗自供
|
▲▼ |
去年12月、津山市のコンビニで発生した強盗傷害事件で逮捕された男が別の3件の強盗事件について犯行を認めていることが分かりました。美作市北山の無職、柳田正義容疑者(27)は去年12月、津山市沼のローソン津山柳通り店に押し入り、店員にケガを負わせたとして強盗傷害の疑いで警察に逮捕されました。津山市内の書店では去年4月、刃物を持った男に現金5万円が奪われたほか、美作市内のコンビニでも4月と5月にあわせて現金15万円が奪われるなど3件の強盗事件が発生しています。刃物を使う手口や犯人の特徴が柳田容疑者と似ていることなどから警察が追及したところ犯行を認めているということです。警察は裏付け捜査を進め、立件する方針です。
|
|
|
三菱自動車水島が1130人の人員削減
|
▲▼ |
景気の悪化から車の販売が落ち込んでいる三菱自動車は、倉敷市にある水島製作所の契約社員などのうち約8割にあたる1130人を来月末までに削減することを明らかにしました。三菱自動車によりますと、国内生産の6割近くをまかなう水島製作所では、先月末までに削減した約470人に加え、来月末までに660人を削減することを決めました。水島製作所では約1400人の期間社員と派遣社員が働いていて、約8割にあたる1130人が削減されることになります。3月の人員計画については来月発表することにしていますが、削減幅はさらに大きくなる可能性が高いということです。三菱自動車では削減された従業員のうち希望者には社員寮の空き部屋を提供するなどの対応をとることにしています。
|
|
|
景気・雇用問題で自民党が県に要望
|
▲▼ |
急激な景気の後退を受けて、自民党岡山県連は16日、緊急の経済・雇用対策として中小企業への融資枠の拡大や公共事業の実施などを岡山県の石井知事に要望しました。要望では、中小企業への融資枠の拡大や国の2次補正予算で予定している事業の前倒し、道路や橋の維持修繕を中心とした県単独の公共事業の実施を求めています。石井知事は15日、緊急の景気・雇用対策として数十億円規模の補正予算案を発表しましたが、要望に対して「なお一層、事業規模を拡大するよう努力したい」と答えました。自民党岡山県連では今後も県と連携しながら対応していきたいと話しています。
|
|
|
福祉・介護人材緊急確保対策本部
|
▲▼ |
解雇された人の受け皿として注目されているのが人材不足が続く福祉の分野です。再就職してもらおうと、岡山県や関係団体が緊急の対策会議を開きました。福祉の現場は、厳しい労働実態に対し、収入が見合わないなどの理由から慢性的な人材不足となっています。福祉分野で仕事のあっ旋を行う県の福祉人材センターに先月、寄せられた求人は220人でしたが就職した人はわずか6人でした。会議では、解雇された非正規労働者に福祉分野で働いてもらうためにはどうすれば良いかが話し合われ、出席者からは、「資格が無くても正規雇用の可能性があるということをアピールした方が良い」などの意見が出されました。県では解雇された非正規労働者を対象に、特別養護老人ホームで職場体験ができる事業案を近くまとめることにしています。
|
|
|
大学入試センター入試 準備進む
|
▲▼ |
全国一斉に行われる大学入試センター試験を16日に控え、試験会場となっている岡山・香川の大学では準備が進められています。センター試験は岡山県では13の会場で8063人が、香川県では4つの会場で4905人が受験する予定です。このうち岡山県で最も多い3370人が出願している岡山大学津島キャンパスでは、職員が黒板に受験時間を書きこんだり、机に受験番号を貼り付けたりして受験生を迎える体制が整えられました。一方、16日の本番を前に試験会場の下見に訪れた受験生たちは、自分が受験する教室の位置などを慎重に確認していました。センター試験は16日午前9時半に公民の試験から始まり、17日まで行われます。
|
|
|
岡山県全域に食中毒警報
|
▲▽ |
岡山県内でノロウイルスによる食中毒が6件発生しているとして岡山県は16日、食中毒警報を出しました。岡山県内では先月15日から1ヵ月で玉野市のホテルや倉敷市の結婚式場などノロウイルスが原因の食中毒が6件発生し、あわせて203人が下痢やおう吐の症状を訴えています。県では16日から1週間、ホテルや仕出し店などの飲食店に対し、食中毒を予防するよう指導を強化します。指導内容は手洗い、消毒の徹底や使い捨て手袋の着用、食材をしっかり加熱することなどです。食中毒が相次いでいる理由について県生活衛生課は今年流行しているノロウイルスが自覚症状が出にくいタイプのもので、気づかないうちに感染が拡大している可能性があると話しています。
|
 |