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2009年1月16日(金) 19:15 |
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自治会が独自のハザードマップ作り
香川県内の市や町では、東南海・南海地震を想定した防災ハザードマップ作りを進めています。しかし、高松市中心部の自治会では、より詳しい情報が必要と、大学と連携して独自のマップ作りを始めました。
住民が防災マップ作りを進めているのは、高松市中心部の二番丁小学校区です。幸町と扇町の自治会が中心に取り組んでいます。 取り組みは、香川大学工学部と共同で昨年から始めました。住民と学生らが、大学独自の基準をもとに塀や建物の強度を割り出し、地区ごとに避難所までの経路を色で示すものです。緑が最も安全で、塀や家屋の倒壊の危険性が高い道は赤で示されます。 この地区は昔ながらの狭い路地が多く、地震によって通れなくなることも考えられます。 香川県内では17の市と町すべてで、震度予想などを示した防災マップが作られています。しかし、香川大学工学部では、地区ごとのマップを住民自らが作るべきと考えています。 マップには、高潮の被害を防ぐため、土地の高低も明記される予定です。 香川大学では、他の地区へも独自のマップ作りを呼びかけることにしています。
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