広島放送局

2009年1月17日 10時13分更新

ガザ攻撃反対のキャンドル


イスラエル軍によるパレスチナのガザ地区への軍事作戦に抗議するため、16日、広島市の原爆ドームの前では、市民などがろうそくの火でメッセージを作り、戦闘の停止を訴えました。

この取り組みは、先月から始まったイスラエル軍によるパレスチナのガザ地区への軍事作戦で多くの死者が出ていることを受けて、平和運動をしている市民グループなどが行いました。
16日夜、原爆ドームの前には、市民グループの呼びかけでおよそ200人が集まり、500個のろうそくをともして「FREE、GAZA、ころさないで」というメッセージを作りました。
そして、参加者がメッセージの周りを取り囲んで平和を祈って歌をうたったあと、戦闘の停止を求めて「殺りくをやめガザの人たちを救って下さい」と宣言を読み上げました。
ろうそくをともしたメッセージは、縦が3メートル、横が9メートルほどの大きさで、参加した人たちは原爆ドームの前に浮かび上がった平和の訴えをカメラに収めていました。
呉市から参加した46歳の男性は、「多くの子どもが犠牲になっているというニュースを聞き、何か出来ないかと思って参加しました。一刻も早く戦闘をやめて欲しい」と話していました。