糸満市不発弾爆発事故の現場を視察する仲井真弘多知事(左)=16日午後、糸満市小波蔵
仲井真弘多知事は16日、糸満市不発弾爆発事故で同市小波蔵の事故現場を視察し、糸満署や市の職員から事故状況や水道工事の経緯などの説明を受けた。知事は視察後、記者団に対し「沖縄では、民間、公共工事であれ、国が全部(磁気探査を)やるべきだ。国が徹底して取り組んでほしい」と一部でしか実施されていない民間事業も含め、事前の磁気探査の徹底について必要性を強調した。
知事は、爆発現場で糸満市の国吉真光建設部長から説明を受け、「すごい衝撃だったのだろう」と印象を語り、爆発後の陥没状況や破片の飛散距離などについて細かく尋ねた。
被害者への補償について知事は「国家賠償の責任の有無は、延々と続く。当時(1974年の那覇市小禄の爆発事故)の賠償、補償関係を踏まえて、対応を検討したい」と述べた。
併せて、窓ガラス約100枚が破損した特別養護老人ホーム「沖縄偕生園」も視察し、被害状況の報告を受けた。知事は「大変でしたね。県もやれることはやるので、元気を出してください」と入所者を励ました。
磁気探査の民間からの申請は現在、県防災危機管理課が受け付け、優先順位を付けて補助している。
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