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都、一般会計3.8%減 09年度予算原案、都債1100億円増

 東京都は16日、2009年度の予算原案を発表した。一般会計の総額は08年度当初比で3.8%減の6兆5980億円で、5年ぶりの減額となる。過去最大の税収減が影響した。税収減を補うため借金である都債の発行額を約1100億円増やす。また雇用創出のため10年度の正規職員の採用を5割弱増やし、860人とすることも明らかにした。

 予算総額は減少するが、景気の下支えなどのため、政策経費(一般歳出)は2.9%増やす。雇用・経済関係予算は28%増。制度融資の拡充のほか、市町村と共同で日雇いで50万人分の雇用をつくる。

 09年度の都債の発行予定額は、08年度当初に比べると4割増え約3700億円になる。一方で返済も進めるため、年度末の残高は500億円減り、6兆2600億円になる見通し。貯金に当たる基金を2800億円取り崩す。年度末の基金残高は1兆3800億円を見込む。(16日 22:01)

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