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社会

JR函館線ニアミス 原因は信号誤配線 2年前交換、点検でも見落とす(01/16 17:17、01/17 00:12更新)

 JR函館線の江部乙駅−滝川駅間で十五日、普通列車が前方の貨物列車の約二百五十メートル手前で停止したトラブルで、JR北海道は十六日、記者会見を行い、現場の信号機の配線にミスがあり、赤信号が点灯しなかったことが原因と発表した。この信号機は二年前に交換されており、この際に誤って配線した可能性が高いという。当時の点検記録では特に異常はなく、同社は検査方法にも問題があったとみて調べている。

 同社はこの信号機を交換し、道内の約二千九百カ所の信号の緊急点検を行ったが、異常はなかった。

 同社によると、普通列車がブレーキをかける前に黄色だった信号機を確認したところ、内部に四つある端子板のうち、二つの端子板で配線の誤りを発見。信号機は黄色のままで、赤が点灯できない状態だった。

 信号機本体は二〇〇七年一月下旬、外注の民間業者が交換しJRが点検を行ったが、記録上は異常がなかった。その後も年一回の定期点検を行っていたが、点検項目には赤信号の点灯の確認は入っておらず、二年間も信号の異常が続いていたとみられる。JRは今回のように二つの列車が接近する事態はまれなため、異常をつかめなかったとみている。

 トラブルが起きた当時、JRの指令センターでは信号の異常を確認できず、普通列車の男性運転士(23)が貨物列車の約四百メートル手前で障害物らしきものがあるのを発見して時速四十キロから十キロに減速し、直後に貨物列車と確認、ブレーキで衝突を回避していた。

 また、トラブルの発表は発生から約八時間も後だった。幅口堅二工務部長は「お客さまの信頼を損ね、申し訳ない」と陳謝した。

 一方、国土交通省運輸安全委員会の鉄道事故調査官二人は十六日午後、現地入りした。

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