ユリアの日記

大変ご無沙汰しています。ユリアです。日記を再開します。
8月中旬に電話回線を交換して、インターネットにつなげるようにしました。
途中、5月の日記で、文の一部を書き変えて欲しいという要望が
弁護士さんを通じて出たりと、いろいろありましたが
ありのままを書いているつもりなので、一度発表したものは、書き換えるつもりはありません。
これも皆さんが読んでくださっている証と思い、感謝しています。


e-mail: every@southernx.ne.jp
長い間ご迷惑をおかけしました。メールが開通しました。

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2005年
1月
 なんとか 無事に新しい年を 今年も迎えることが出来ました。
 これも 支援してくださる皆様のおかげです。今年は 私方の喪中につき、お世話になった皆様方への
 ご挨拶は 勝手ながら控えさせていただきました。が、たくさんの年賀状に応援のメッセージに心より
 感謝しています。
 2005年は 私にとってもスウイートホームにとっても 厳しい経済状況はしばらく続きそうですが、
 昨年末より少しずつではありますが、明るい方向へ向かうことが出来ると信じてしっかりと 前に歩いて
 いけそうです。まだ、私には やらなくてはいけないことが いっぱいあります。
 体を壊さないようにがんばりますので、ご迷惑をおかけしている方々には あと少しだけ時間を下さい
 ますようお願い致します。

   日記を更新します、
 年末より 入所していた女の子の症状が急変してしまい、私はまた 眠れぬ日々がやってきました。
 彼女の中に 「境界例人格障害」が現れてきたのです。といっても特別に対応がかわったわけではありま
 せんが、神経をかなりつかっている倦怠感で自分自身が壊れていくような気持ちとの戦いがはじまったん
 です。彼女の言葉は 日に日に 罵倒にかわり時折、私にむかってくる力はものすごくて こんな私でさ
 えも 口では勝てなくなってしまったんですよ。
 私の家族はもちろん、限界になってきていました。

 1月17日、彼女を 地元の警察に協力していただき、強制入院になりました。
 それから まだ、一度も面会していません。彼女のこれからの 人生のために 今、彼女自身も戦ってい
 るようです。主治医から スウイートホームしか帰るところがないと彼女が言ってると聞いて 彼女の
 退院後の受け入れを正直、悩んでいます。
彼女は 2月で25歳になりますが、沖縄県で1例しかなかった染色体異常の病気のせいで
  16年間も閉鎖された個室の中で生きてきたわけだから、私に出来ることは
 ほんとに 4才からのシナリオの書き直しのお手伝いだと思っています。大変なことは 重々わかってい
 るつもりですが、地域支援にまでは 到達しそうにないです。でも 私は 彼女から教わった心もありま
 す。そう、彼女が私に「そうやって おかしいからってまた 見捨てるんだよね。ずっとひとりだった
 気持ちなんてわからないよね、ユリアさんみたいな人には。とにかくここに いたいの。私のことを
 見捨てるなら、ユリアさんが出て行けばいい。」と年末から1日に100回以上、言われつづけていた言
 葉です。この気持ちは 真実だと思います。今度の退院は、今までとは確実に違うことを解ってくれれば
 最愛です。私の日記を読んでくださったみなさんへ お願いです。彼女こと「ちーちゃん」あてにお手紙
 ください。待っています。とりあえず 私は 帰ってきたときにために 備えて気持ちを少しやすませて
 いるつもりです。だけど スウイートホームの子供達や動物たちは 毎日元気に走り回っていますよ。
 私も 2月より 歌手でありカラオケ教室の先生でもある 金城弘さんのアシスタントとして 教室が
 終わってからのお店も手伝っています。歌が大好きな私にとっては 年齢に関係なく 楽しそうにうれし
 そうに元気に歌っている方々に新たなパワーをもらっています。
 沖縄に遊びにきた歳は 是非是非、那覇市東町のオールマイテイに遊びにきてください。
 待っています。

           ひとって なんだろうね
          ひとりぼっちなんて いっぱい続くもんじゃないと思うよ
          だって
          この世には たったひとりきりで 生まれてくるなんて
          ぜったいに ひとだから ありえない

                      ひとだって 動物だって 生きてるも心をもってるもの
          なかでも 
          ひとはとくべつなんだから
          だって
          言葉をはなせるんだから  ひとりきりはありえない
          ひとだから みんなもってる感情は あるよ
          もしも ハンデイをいっぱいもって 生まれてきたとしても
          それは
          けして 悪いことではないと思う
          ひとだから
          完璧なんて ありえない

                     私も ずっと ひとりきりだと思ってきた
          けど まちがいだったことに きずいたから
          言える  ひとのひとりだから