本文へジャンプ

ナビゲーション

転職・アルバイト

ヘルプ

ここから本文

バッグや靴に生まれ変わる豚

働く現場シリーズ THE職業選択の自由 〜世の中、仕事は一つじゃない〜

タンナー

バッグや靴に生まれ変わる豚

革製品はオシャレの必須アイテム。でも動物の「皮」を「革素材」にするには、まず加工する必要があります。とはいえ、いったいどんな作業をするのでしょう? 東京・墨田区の荒川沿いに工場を構える山口産業株式会社を訪ねました。

  • 原材料となる豚皮は関東近県の市場などから一日約600枚納入されます。

    原材料となる豚皮は関東近県の市場などから一日約600枚納入されます。

    出迎えてくれたのは山口さん。「私たちがつくっているピッグスキンは、国内で唯一原皮を100%自給自足できる革。全国の生産量の約8割が、ここ東京・墨田区にある10社ほどで製造されているんですよ」

    少数精鋭の環境で、自分の力を存分に発揮!メーカー系(化学・素材・医薬品他)のお仕事を探す

  • “なめす”は英語でtan。そのため業者をタンナーと呼んでいます。

    “なめす”は英語でtan。そのため業者をタンナーと呼んでいます。

    入荷した豚の皮を、まずはカシの木でできた直径4メートルの回転ドラムの中へ。「毛を溶かし、脂を取ってから、皮が腐らないように“なめし”という作業を行います。植物の樹皮から採れたタンニンを使う方法と、薬品のクロームを使う方法があるんですよ」

  • なめし工程は約1週間。染色、乾燥させて革素材になるまで約2週間かかります。

    なめし工程は約1週間。染色、乾燥させて革素材になるまで約2週間かかります。

    なめされた革は、厚みをそろえるシェービングという作業を経て染色ドラムで染色。スプーン1杯程度の染料で染まる薄い色から、数キログラムが必要となる濃い色までさまざま。「季節や天候により微妙にサジ加減を変え、お客さまが希望される色を出せるようになるまでに10年はかかります」。うーん、豚皮の道は一日してならずですねぇ。

タンナー 東京・下町発! パリコレも注目する革素材 next page→

職業選択の自由トップへもどる▲

今年こそ年収アップ! 「365日キャリア計画」診断

このページ上に表示される記事内容、あるいはリンク先の記事内容はMSNおよびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。

本文ここまで

コピーライト

  • (C) 2009 株式会社リクルート All rights reserved

コピーライト

  • (C) 2009 エン・ジャパン株式会社 All rights reserved

コピーライト

  • (C) 2009 株式会社インテリジェンス All rights reserved

コピーライト

  • (C) 2009 株式会社毎日コミュニケーションズ All rights reserved

コピーライト

  • (C) 2009 株式会社キャリアデザインセンター All rights reserved

コピーライト・使用条件・プライバシー・迷惑メール対策

お問い合わせ・ご意見・ヘルプ