15日午後2時36分ごろ、滝川市のJR函館線江部乙-滝川駅間の上り線で旭川発岩見沢行き普通列車の運転士が前方に貨物列車が止まっているのを発見、急ブレーキをかけて約250メートル手前で急停止した。けが人はなかった。国土交通省運輸安全委員会は重大事故につながる恐れがあったとして、16日に鉄道事故調査官を派遣する。
JR北海道などによると、前方に列車が停止している場合信号機は赤になるが、当時は時速45キロ以下で走行するよう示す黄色が点灯していた。信号機にトラブルがあったとみて調べている。【金子淳】
毎日新聞 2009年1月16日 北海道朝刊