株式会社エニグモ(本社:東京都渋谷区、代表:須田将啓/田中禎人)は23日、ユーザー間の貸し借りによる携帯向け物品シェアサービス「シェアモ(ShareMo)」を始めた。ユーザー登録/サービス利用は無料。ユーザーの実費負担は配送利用時の着払い配送料のみ。
シェアモは、リサイクル(Recycle)/リユース(Reuse)/リデュース(Reduce)をモットーに登録ユーザー間で物品をシェアできるサービス。ユーザーにはアクション(出品や貸し借り行為)によって専用ポイント「R」が付与され、より良い物品のシェアや引き取り(2000R消費)、被災者支援などの寄付に利用できる。ポイントを獲得するタイミングは、出品物に借り手が付いた時に出品者に1000R、借り手に100R付与。次の借り手が現れると出品物は流通し、その際に出品者へ100R、それまでの借り手に100R、新しい借り手に100Rが与えられる仕組み。
なお、出品する際に出品者は、借りる期限(10日/30日/50日/90日/120日)やシェアクラスを設定。期限が来たら“フリー”として、再びシェア市場に出す(期限前にフリーにすることも可能)。ユーザーは保有しているポイントによってランクが決まり、シェアできる商品が異なる。 実際の物品受け渡しは、当人同士のみ閲覧できるサイト上にて郵便番号/住所/名前を確認し、着払い配送もしくは手渡しにておこなう。
シェアモの開発着手の時期/コンセプトについて同社は、「企画着手は2007年5月、システム開発着手は2007年10月。捨てられている新品のビニール傘をもったいないと感じたことが着想の原点です。この傘のように、まだ使えるもったいないモノを、所有物から共有物に変えることで、使いたい人が使いたい時にだけ利用できるような合理的で環境にも優しい社会ができるはずと考え、シェアリングサービスというコンセプトに辿り着きました」と述べた。
主な収入はサイト掲載の広告モデルや人気商品を優先的に借りられる有料サービスのほか、一部の機能の有料化やサンプリング・プロモーションなども検討している。 また今後は物品だけでなく、サービスや情報など幅広いジャンルにおいてもシェアサービスを拡充する予定。1年で10万人の会員獲得を目指す。
シェアモ(携帯向けURL)
http://shmo.jp/
シェアモ(PC向けURL)
http://www.shmo.jp/
株式会社エニグモ
http://www.enigmo.co.jp/
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