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イスラエルvsガザの戦いについて質問です

johnny_joker_uwmt_0_000さん

イスラエルvsガザの戦いについて質問です

イスラエルとガザが戦っているのはなぜなんでしょうか?
これは紛争っていうんでしょうか?

イスラエルがユダヤ教でガザがイスラム教だと聞いたんですが
もともとは同じ国ですよね?
それにガザはイスラエルに比べて小さいですし、弱いですよね

それと、今この戦いでどのぐらいの死者が出ていますか?

あなたのこの戦いについての意見を教えてください

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daichicrazyさん

きわめて誤解をふくんだ質問なので説明からはじめます。

「ガザ(あるいはパレスチナ)=イスラーム」で、「イスラエル=ユダヤ」という宗教対立の構図をイメージしておられますが、誤解です。
まず、ガザもパレスチナも「関東」と同じように単なる地域概念で、民族でも宗教でもありません。
さらに、「パレスチナ」とは今のイスラエル国を含んだ地中海岸の地域一帯をさします。
(日本のメディアはガザ地区とヨルダン川西岸がパレスチナと勝手に理解していますが、両地区ができたのは1993年のことであり、それ以前の歴史を無視することは考えものです。)

また、ガザ地区の住民は多くが「アラブ人」ですが、「アラブ」は民族であり、宗教ではありません!
アラビア語を母語とすればアラブなのですから、当然キリスト教徒やユダヤ教徒もいます
日本人=仏教徒のような誤解はやめましょう

それに、イスラエル国内にも相当のアラブ人ユダヤ教徒がいます。
厄介なのが、ユダヤ教では、ユダヤ教徒だけで民族が形成されると考えているため、「ユダヤ人=ユダヤ教徒」なのは正しいです。
しかし、実際はイスラエル領住民の1割以上が非ユダヤ教徒です。

従って、パレスチナ・イスラエル紛争は宗教対立ではありません。

ハマースはイスラーム主義を前面に打ち出していますが、これは宗教を用いて大衆を動員するためで、実際はかなり現実主義的な政治や外交を行っています
ちなみに、ライバルのファタハは世俗主義・アラブ民族主義です。
イスラエルの政治家も、自身が敬虔であることを示して国民の支持を得ようとします。

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  • 編集日時:2009/1/15 23:09:07
  • 回答日時:2009/1/15 22:57:25

kaorukaoru325さん

国連がもっと強行に介入すべきでしょう 双方千人超すのでは 紛争ですね 戦争も 似た様なものですが 本格的な争いにまでは 発展してないから 戦争となれば ガザは消滅でしよう

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p69pcya5aさん

中東の国イスラエルが、ガザ地区というところを攻撃して、大勢の人たちが亡くなっています。
イスラエルは、中東というところにある国です。
中東というのは、ヨーロッパから見て中くらいに遠い東、という意味。ユダヤ人と呼ばれる人たちが暮らしています。

そのイスラエルの西側、地中海に面しているのがガザ地区です。
東西10キロ南北30キロの狭い地域に、イスラム教を信じるアラブ人が150万人も暮らしています。
ヨルダン川西岸地区というところにも、アラブ人が住んでいます

イスラエルは去年の12月から、ガザ地区を攻撃しています。どうしてこんなことになったのか。

まず、中東の歴史をふりかえってみます。

2000年以上前、ここにはユダヤ人の国がありました。でも、国が滅ぼされてユダヤ人は世界各地に逃れました。

ユダヤ人がいなくなったあと、ここにはアラブ人が住むようになり、この土地はパレスチナと呼ばれるようになりました。
国を失ったユダヤ人は、世界各地でいじめられ差別されました。

そこで60年前、ユダヤの人たちは「自分たちがいじめられるのは国がないからだ。ふるさとに国を作ろう」と呼びかけて、ここに自分たちの国を作りました。それがイスラエルです。
でも、そこにはアラブ人が住んでいます。イスラエルとの間で何度も戦争になりましたが、イスラエルが勝ったので、大勢のアラブ人が住む場所を奪われました。

こうして、住む場所を失ったアラブ人は、パレスチナ人と呼ばれるようになりました。

イスラエルとパレスチナ人との争いは、その後も止みません。
そこで、両方のリーダーが何度も話し合いを行って、ガザ地区とヨルダン川西岸地区を、パレスチナ人が住む場所にして、将来、パレスチナ人の国にしようということを約束しました。

ところがその後も、両方の対立はなかなかやみません。
そんな中「イスラエルは絶対認めない」という、パレスチナ人のグループが力を持ってきました。それがハマスです。

ハマスというのは、アラビア語で“情熱”という意味。イスラエルに対して、爆弾テロを繰り返してきました
だからイスラエルにとっては、絶対に許せないグループなのです

ハマスは、パレスチナ人にとっては、イスラエルと戦ってくれる頼りになるグループ。パレスチナ人のために学校や病院をつくったり、貧しい人を助けたりする活動もするので、とても人気があります。
そのハマスは2年前、ガザ地区を支配して、自分たちの政治を進めるようになりました。そこで、ハマスを認めないイスラエルは、ガザ地区に通じる道路を封鎖して、人やモノが通れないようにしました。
食糧や薬が届かなくなりガザ地区の人たちの生活は苦しくなるばかりです。

そして去年12月、ハマスがロケット弾でイスラエルを攻撃したことをきっかけに、イスラエルがガザ地区の攻撃を始めました。

イスラエルは、たくさんの武器を持っています。
初めは空からの攻撃でしたが、今週からは戦車などを使って、地上からの攻撃もはじまりました。
イスラエルは、ハマスを攻撃しているといっていますが、狭い地域にたくさんの人が暮らすガザ地区です。一般の人が巻き込まれないわけがありません。
ガザで死亡した人は、これまでに700人をこえました。このうち200人以上が子供だそうです。
「ハマスもよくないけど、イスラエルはやりすぎだ」という批判が、世界中で高まっています。

どうしてイスラエルは、今ハマスを攻撃したのでしょう。

理由のひとつに、アメリカとの関係があるといわれています。

アメリカのブッシュ大統領は、これまでずっとイスラエルの味方をしてきました。
今回の攻撃についても、イスラエルを批判しようとはしていません。

でも、1月20日にはアメリカの大統領がオバマさんに代わります。オバマさんは、パレスチナの問題を話し合いで解決しようとするのではないか、と言われています。
そこでイスラエルは、ブッシュさんが大統領のうちに、ハマスを攻めて力を弱めておこう、と考えているのではないかといわれているのです。

こうしているうちにも、犠牲者がどんどん増えています。ケガをしたパレスチナの子どもたちの映像や、写真を見るのはもうたくさんです。

国連の安全保障理事会は8日、イスラエルとハマスの両方に戦いを、すぐにやめるよう決議しました。
でもアメリカは、この決議を棄権しました

一刻も早く戦いを終わらせるために日本も含めて世界が協力する必要があるのです。

現在(15日)1000人以上の死者が出てます。

どんな理由やれきしがあっても武器を持って殺した時点でどちらも悪い。

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