東京・江東区女性殺害事件第2回公判 星島被告「絶対に死刑だと思います」と叫ぶ
東京・江東区で女性会社員が殺害された事件の裁判で、14日も惨劇の詳細が明らかにされた。星島貴徳被告(34)が突然、「絶対に死刑だと思います!」と叫ぶ場面もあった。
星島被告は、被告人質問で東城 瑠理香さん(当時23)について聞かれ、「自分が逮捕される証拠。邪魔な存在、消さなければいけない存在だと思いました」と答えた。
2日連続で行われた被告人質問で、猟奇的な犯行の核心部分が、星島被告の口から語られた。
星島被告は「叫ばれたり、抵抗されたり、そういったことが恐ろしかった。悟られる前に包丁で刺した」と話した。
検察側から「その時、あなたは何を考えていたのですか?」と質問されると、星島被告は「早く死んでください...。早く死んでくれるように...、それだけを考えていました」と答えた。
大型モニターで現場の再現写真を映しての被告人質問。
星島被告は、遺体をバラバラにした様子を淡々と証言し、あまりの生々しさに、遺族らがおえつとともに退席する場面もあった。
その時、星島被告が突然、「絶対に死刑だと思います!」と叫んだ。
すると検察側は「そんなことは聞いていない。質問に答えなさい」と制止した。
不規則発言を検察官に制止され、落ち着きを取り戻した星島被告は、「なぜ、瑠理香さん宅の包丁を殺害に使ったのか?」という質問には、「自分の道具を使いたくなかった。殺してバラバラにして、元の生活に戻ろうと思っていました」と答えている。
次回公判は、19日に行われる。
(01/14 23:58)